このページのまとめ
- 基本的な就活スケジュールでは、ES受付の時期は3月から
- 就活のESは、打ち切りや選考ハードルが上がることを想定して早めに提出しよう
- ESを早い時期に仕上げられるよう、あらかじめ頻出する設問を押さえておこう
- 就活のESに書くアピールポイントやエピソードは1つに絞ろう
- ESを提出する前に、誤字脱字がないかチェックしよう
就活のES提出の時期はいつ頃なのか悩んでいませんか?一般的な就活スケジュールでは、3月からESの受付が始まります。基本的に一次締切と二次締切が設けられていますが、なるべく早めに提出したいところです。このコラムでは、提出の時期や作成のポイントなど、ESに関する疑問にお答えしています。ESについての知識を身につけ、書類選考を勝ち抜きましょう。
ESの受付は3月から開始
一般的な就活スケジュールに沿うと、ESの受付は3月から開始となります。
多くの企業はESの提出期限を一次締切と二次締切に分けていますが、なるべく早めの提出を心がけましょう。一次締切の段階で優秀な人材が集まった場合、その分二次締切の選考通過のハードルが上がるか、募集を打ち切られるリスクがあるからです。
さらに企業によっては「ESの提出が遅い=熱意がない」と見なされる場合もあります。
そのため、志望度が高い企業に応募する際は、一次締切までのES提出を念頭に置いたほうが良いでしょう。
また、すべての企業が一般的な就活スケジュールに従っているわけではないため、志望先の提出期限は事前に確認しておくと安心です。
▼関連記事
締め切りギリギリは損している?ESの提出について
就活のESを効率よく準備する方法
ESをできるだけ早く提出するには、企業側の目に留まるように内容も練っておく必要があります。
ESをすぐに提出できるよう、準備を早めにしておきましょう。
ESで頻出する設問を押さえておく
ESの設問の内容は企業によって異なりますが、以下のように頻出するものもあります。
・志望動機
・自己PR
・趣味・特技
・長所・短所
・学生時代に力を入れたこと
・成功体験
・失敗から立ち直った体験
ESでよく聞かれる項目をWebサイトなどで調べ、ある程度内容を考えておくと効率良く作成できるでしょう。
ただし、使い回しにならないよう、企業ごとに内容を変えられるようにテンプレートにしておくか、1つの質問に対する回答を何通りか用意しておくのが賢明です。
▼関連記事
いつから始めればいいの?就活解禁の時期は?
企業に伝わるESを書くための4つのポイント
ESを企業に伝わる内容に仕上げるための4つのポイントをご紹介します。ESを書く際に参考にしてください。
1.アピールポイントやエピソードは1つに絞る
アピールポイントやエピソードは1つに絞りましょう。
「あれもこれも」と複数のエピソードを詰め込みすぎると、内容が散漫になり伝わりにくくなってしまいます。
ESに書く際は、強く印象に残っていることや、志望先の企業が求める人材にマッチしそうなものをピックアップしましょう。
2.内容は簡潔にまとめる
内容は「結論→根拠→再度結論」という構成で簡潔にまとめましょう。
最初に結論を書いておくことで、話の大枠を把握しやすくなります。その後きっかけとなったエピソードを付け加え、「入社後どのように自分の強みを活かしていきたいか」という結論で終えると、説得力のある内容に仕上がるでしょう。
3.具体的な内容を心がける
ESを読んだ相手に伝わりやすいよう抽象的な表現は避け、具体的な内容を心がけましょう。
たとえば根拠となるエピソードを伝える場合、「私は◯◯のアルバイトで売上アップに貢献しました」ではなく、「私は◯◯のアルバイトでこのようなことを心がけて実行し、◯%の売上アップという結果に繋げました」というように、具体的な数字を説明します。
また、専門的な経験をエピソードにする場合は専門用語を用いず、誰が読んでも分かる内容に仕上げましょう。
4.自分が働いている姿をイメージして書く
ESは自分が働いている姿をイメージして書きましょう。
たとえば「商品やサービスに魅力を感じている」という志望動機の場合、「その商品やサービスの魅力を広めるために何をしたいか・活かせる強みはあるか」という観点が必要になります。
単純に「商品やサービスが好き」だけでは、消費者やファンの一人としてしか印象に残りません。
自分が働くことを想定しながら書くことで、企業側も入社後の活躍をイメージしやすくなるでしょう。
▼関連記事
エントリーシートの書き方を徹底解説!選考に通るESとは
ESを書くときの3つの注意点
ESを書くときは、下記の3つのポイントに注意しましょう。
1.言葉づかいに注意する
就活全般にいえることですが、言葉づかいには十分に注意しましょう。
たとえば、「~みたいな」「それで~」「~って」というような話し言葉は避け、丁寧な言葉で書きます。
また、略語は使用せず正式名称で表記する、「御社」ではなく「貴社」と書くといった点にも気をつけましょう。
2.大きすぎる余白や空欄はNG
意欲を疑われる恐れがあるため、大きすぎる余白や空欄は作らないようにしましょう。
「書くことがない」と決めつけず、1つひとつの項目を埋められるような文章を練っておくのがベターです。
その際は文字を極端に大きく書いたり同じことを何度も繰り返したりしてごまかさず、内容を重視しましょう。
3.手書きの場合は字を丁寧に書く
企業から手書きのESを求められた場合は、字を丁寧に書くのが基本です。
「手書きの字に自信がない」という方も、字がきれいかどうかは気にせず、丁寧さと見やすさを重視してESを書きしょう。
4.誤字脱字がないかチェックする
ESを提出する前に、誤字脱字がないかチェックしましょう。
誤字脱字をそのままにしておくと、「いい加減な人」という印象を与える恐れがあります。
なお、誤字脱字を発見した場合は、修正液や修正テープなどは使用せず、1から書き直しましょう。
万が一のことを考えて、予備の履歴書を用意し、時間に余裕を持って作成すると安心です。