自己PRに悩む人のためのコツを紹介!参考例も

このページのまとめ

  • 自己PRとなる強みは面接の冒頭で述べる
  • 具体例は成果に基づいた数字などを交えると◎
  • 強みを企業でどう活かすか、なぜその企業なのかを伝える
  • 履歴書に記載する場合は読みやすさと分量に注意

就職活動において避けては通れない「自己PR」。「何をどうアピールすればいいのか分からない」と悩む就活生の方も多いことでしょう。けれど実際には、就活の中における自己PRには分かりやすいコツがあるのです。上手な自己PRの方法について紹介していきましょう。
 

自己PRの基本的な構成

自己PRは「今まで何をやってきたか」「自分に何ができるか」「今後、会社にどう(貢献)していきたいか」を明記することが基本の構造となっています。それを踏まえた上で、基本的な構成について見てきましょう。

冒頭で結論を伝える

まず最初に、「私の強みは◯◯です」といったように、冒頭で結論を述べましょう。そうすることで採用担当は「この人が何を伝えようとしているのか」ということが理解できます。

具体的な例を挙げる

続いて、明示した強みについての経験を述べます。このとき、「毎日の努力が実って結果に結びついた」といったような抽象的な表現は避けましょう。「1日に◯時間取り組むことで、◯日で成果を挙げた。また、◯ヶ月間続けたことで、1日の作業時間が◯分短縮された」といったように、数字や単位をまぜて具体的に説明すると良いです。

企業にどう貢献できるか

さらに、その強みを志望する職種にどう活かせるかを説明します。このとき、例えば留学で得た語学力が強みだった場合、「海外事業への展開に貢献したい」といったように、自分の強みと活かせる事柄がきちんと結びついていることがポイントです。

なぜその企業を選んだのか

多数の競合がある中、なぜその企業を選んだのか、という理由を伝えることも忘れずに伝えましょう。自分だけの印象的なエピソードがあると良いかもしれません。

▼関連記事
アピール要素はまとまってる?自己PRの基本と例文
 

 

応募書類と面接での自己PRのポイント

次に、自己PRを「履歴書」でする場合、「面接」でする場合、それぞれ気をつけたい点についてお話しましょう。

履歴書は丁寧さ、読みやすさを重視

履歴書の場合、手書きでの提出を求められる傾向にあります。字を丁寧に書くことを意識しましょう。当然ですが誤字脱字はNGです。間違えたときは修正テープなどを使わずに、書き直すことをおすすめします。

文字量にも注意が必要です。与えられた記述スペースに対して極端に文章が短かかったり、分量が多すぎて文字が小さかったりなどは、印象が悪くなりかねません。文字の大きさや余白を意識しながら、8割は埋めるようにしましょう。

また、段落ごとに改行し簡潔に分かりやすく述べることを意識してください。まずは下書きをしてから、言いたいことを伝わる文章になっているかを確認すると良いでしょう。

面接の前に練習をしておくこと

面接での自己PRについては、事前に練習しておくことをおすすめします。用意した文章を口にすることで、言いにくい言葉や聞き取りづらい言い回しが見つかることもあります。

また、いざ面接官を前にすると緊張してしまう人がほとんどです。発声に慣れておく意味も込めて、一度は声に出して読んでおきましょう。本番では、自信を持ってハキハキと聞き取りやすい声で話すことが大切です。

自己PRで長所をアピールする場合の注意点

自己PRは基本的に自分の長所をアピールします。企業は自己PRで「この人物には何が出来るか」という能力を知りたいので、「頑張ったけれどうまくいかなかった」という失敗例は参考になりません。「失敗から学んでさらにステップアップした」という場合以外は、成功体験を例に上げるようにしましょう。

ではここから、長所を上手に伝えるコツをお話ししていきます。

長所は1つに絞る

まず、長所は1つに絞りましょう。「自分の良いところは◯◯」と焦点を定めることで、伝えたいことにブレが生じなくなります。このとき、「自分はこうだ」という主観的な長所が思いつかない人は、「人からよくこう言われる」といった客観的な視点から決めると良いでしょう。

応募企業で活かせるもの選ぶ

自己PRでは何よりも、企業が求めるスキルを意識した内容にすることが大切です。協調性を求める職種で個人主義をアピールしたり、リーダシップが求められる業界でサポート力をアピールしたりなど、ちぐはぐにならないよう注意が必要です。
志望企業や職種が何を求めているのか、事前にしっかりとリサーチすることを心がけましょう。

長所が活かされたエピソードを盛り込む

その上で、長所を裏付けする具体的なエピソードを盛り込みます。このとき、先に述べた長所がきちんと活かされた出来事であるか、よく注意してください。「責任感」をアピールするつもりが「協調性」の話になってしまっている、などならないように気をつけましょう。

自己PRに適切なアピールか否か

特に気をつけたい点は、長所や強みとして挙げた点が「人柄」のことになっていないかどうかです。

先に述べたように企業は「能力」を持って会社に相応しいか否かを判断しています。「ポジティブ」や「笑顔」といった長所は、人として素敵な点ではありますが、仕事に活かす部分としてはイメージが沸きにくく、アピールとして弱く感じます。

それよりも「計画性がある」「行動力が強み」などのような、仕事の仕方や売上の向上にイメージが結びつきやすい長所をピックアップしましょう。またこのとき、「協調性」「責任感」「忍耐力」などといった言葉だけだと抽象的にも感じられます。
「協調性のあるコミュニケーションが得意」「責任感を持って最後までやりとげる」「忍耐力があり粘り強く取り組める」と言ったように、具体的な表現にするとより良いかもしれません。

▼関連記事
自己PRで協調性を適切にアピールするには?
 

 

参考例文を紹介

最後に、以上を踏まえた上での例文を紹介します。業界は生命保険会社、職種は営業を志望する人の自己PRです。

自己PR例

--------------
私の強みは、相手の話をきちんと聞けることです。私は大学一年生の頃から、ショッピングセンターのレディースファッションショップでアルバイトをしています。

接客をするときに一番大切にしていることは、「お客様のお話をよく聞くこと」です。些細な雑談であっても、きちんと耳を傾けているとお客様の背景が見えてきます。するとそこから、今お客様が求めているものは何か、どんなものを必要としているか、などといったことが浮き彫りになります。そうして商品を提案し、購入してくださったお客様とは、信頼関係が生まれます。接客後、お店のリピーターとなってくれる方々が多く、それが自信に繋がりました。

また、お客様との会話を膨らますことができるようにと、ファッション業界だけでなく、エンタメや経済やなどのジャンルにもアンテナを張って過ごしています。さらに、ショップの売れ筋商品について知識を深め、きちんとお客様のニーズに応えるため、毎日の売上データと在庫数のチェックを心がけていました。こういった経験を、貴社の営業で活かしたいと考えています。

私の祖父が他界した際に、貴社の保険担当者から一通の手紙をいただきました。その手紙は、担当の方の勧めで祖父がしたためたものでした。生前は口下手で気難しく感じることが多い祖父でしたが、手紙は家族への思いやりに溢れており、家族みなで涙したことを覚えています。祖父の本当の心を知ることが出来たのは、貴社のおかげです。

私もこの担当者の方のように、お客様一人ひとりに寄り添った仕事がしたいと強く感じ、貴社を志望いたしました。
-------------

ここまで説明した通り、冒頭で「相手の話をきちんと聞く」という強みを伝えます。その後、アパレルショップでその強みがどう活きたのかを説明し、企業への貢献アピールへと繋げましょう。最後に「なぜこの企業がいいのか」という部分を、自分の思い出とともに伝えると◎です。

あくまでも一例ですが、構成参考にしていただけたら幸いです。


自己PRについて紹介してきましたが、いかがでしょうか。キャリアチケットでは履歴書の添削のお手伝いもしています。「まだ自信がない」「もっと良くしたい」と考えている方は、ぜひこの機会にご利用ください。

キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。

20社内定した学生の就活ノートがもらえる! LINE友だち登録をする