事業内容～就職希望企業を理解する～

日本初の化学肥料を製造した会社として立ち上げられた同社。1887年の創業当初は東京人造肥料会社という社名でしたが、1937年に現在の日産化学工業株式会社に改名されました。
同社では以下の5つの事業が展開されています。

◆化学品事業
基礎素材となるメラミンや工業薬品類、メラミン系高性能減水剤、防凍・防錆剤、コンクリート補修剤などを主に提供。その中でも、メラミンは国内外において高い生産規模を誇っています。
主要製品とされているのはメラミン、高純度薬品、高品位尿素水（アドブルー）、ファインオキソコールなどです。

◆機能性材料事業
主にディスプレイや半導体、無機コロイドの開発を行っています。また、次世代製品となる材料の開発にも注力中です。

◆農業化学品事業
農地用の農薬（除草剤、殺虫剤、殺菌剤など）や、緑地管理用の薬剤、動物用医薬品などの開発・製造・販売事業を展開。地球環境にやさしい製品づくりを目指した活動を行っています。

◆医薬品事業
自社で研究開発を行い創薬する事業を展開。画期的な新薬づくりにチャレンジしています。また、医薬品原薬開発をサポートするための開発研究参加型事業も展開中です。

◆新事業企画
新事業企画部では、同社の中核となる新素材や新事業を生み出すことに注力しています。主に展開しているのは、環境調和材料やライフサイエンス材料、光機能材料などです。

企業紹介～就職希望企業の方向性を知る～

日産化学工業が掲げているのは、「優れた技術と商品・サービスにより、環境との調和を図りながら、社会に貢献する」という企業理念です。
グループ内では以下の3つの価値観を共有しています。

・「すぐれた技術と製品によって社会に貢献する」
・「力をあわせてつねに新分野を開発し繁栄と福祉をはかる」
・「創意と気魄に富み責任感あるものを尊重する」

将来目指しているのは、「人類の生存と発展に貢献する企業グループ」として成長することです。そのために同グループでは、全社員のチームワーク力と市場への適応力の強化に努めています。

長期的な経営計画の一つとして提示しているのは、「独自技術の進化と深化、そして拡充による新分野への進出」という基本戦略。揺るぎない企業体質を築くことにも注力中です。

組織・風土～新卒入社後をイメージする～

日産化学工業がこだわっているのは、企業規模にとらわれずに新しい技術・製品を誕生させることです。
そのために日夜、研究開発に勤しんでいます。

社員一人ひとりに求められているのは、セルフスタート型の人材です。「自分が何をすべきか、自ら考え実行していく」という考えを基に行動できる人を育てるために、技術系で2年、事務系で3年のセルフスタート研修を導入。この研修により、自分が思い描いているものを形にすることを学び、会社の未来を担う立役者の一人として成長することができます。
同社では在籍年数に関係なく、自分のアイデアが採用されることもあり、活躍が期待できる企業と言えるでしょう。

研究開発に勤しむ時間も大切ですが、同じように重要視しているのが私生活の時間です。生産性の高さを維持するためには、ワークライフバランスを整えることが大事であると提唱している同社。バランスを図るために、育児休業の取得やスポーツ・文化系の部活動などにも力を入れて取り組んでいます。楽しく仕事が続けられるようなサポート体制が充実している同社では、大きなやりがいを感じることができるでしょう。

会社概要～就活の基礎情報を把握する～

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