化学メーカーの仕事内容とは?

このページのまとめ

  • 化学メーカーは、大きく分けて総合化学メーカー、誘導品メーカー、電子材料メーカーがある
  • 化学メーカーが作っている製品は、染料や顔料、化学肥料、合成繊維、電子部品など幅広い
  • 市場規模は製造品出荷額等が約27兆円、従業員数が約35.8万人で比較的大きい業界とされている
  • 研究職や開発職、品質管理職などはもちろん、企画や営業という他の業界にもある職種が存在する
  • 化学メーカーは常に社会で必要とされているものを作り出しているので、安定性がある

化学メーカーは、具体的にどのような仕事をしているのでしょうか?
このコラムでは、化学メーカーの仕事内容やどのような製品を作っているのか、市場における規模、就活を成功させるためのポイントなどについてまとめました。
ぜひ就活の参考にしてください。

 

化学メーカーの事業内容とは?

化学メーカーは、主に最終製品の材料となる中間財を作っている会社です。
最終製品とは、電化製品や自動車、日用品などの消費者に渡るのものを指しています。
中間財とは、最終製品になる前の段階である素材や製品のことです。
中間財を生産する際に化学反応を伴うため、化学メーカーといわれています。

 

化学メーカーにはどのような種類の会社がある?

化学メーカーは大きく3種類に分類されます。

総合化学メーカー

基礎原料から、最終製品までの生産を一貫して行う企業を指している場合が多いようです。
化学品から医薬品までジャンルは幅広く、名の知れた大企業も多々あります。

誘導品メーカー

誘導品メーカーは、主に基礎原料を使用して中間財を生産しています。
ある分野に特化した中間財の制作や、付加価値のある中間財の開発に注力している会社が多いです。

電子材料メーカー

電子材料メーカーは、半導体用材料やディスプレイ関連材料を取り扱っています。
現在はもちろんのこと、将来においても必要不可欠な企業になるでしょう。

 

化学メーカーが作る製品

化学メーカーが作っている製品には以下のようなものがあります。

・染料、顔料
・化学肥料
・合成繊維
・電子部品
・プラスチック、合成ゴム
・医薬品、化粧品

例として、食品用のラップフィルムがどのように出来るかをご紹介します。

・石油を精製する際に出るナフサという原料を分解してエチレンを作る
・エチレンを化学変化させて塩化ビニリデンにする
・塩化ビニリデンを重合させてポリ塩化ビニリデンを生成する
・ポリ塩化ビニリデンを加熱させて溶かす
・溶かしたものを膨らませてフィルム状に巻き取る
・巻き取られたフィルムをサイズに合わせて巻き直す

このような工程を経て、食品用のラップフィルムが作られています。

 

化学メーカーにおける市場規模について

化学メーカーの市場規模をまとめました。

まず業界規模(製造品出荷額等)についてですが、約27兆円という結果が出ています。
この金額は全製造業の約9%にあたる金額です。
また、従業員数は約35.8万人となっており、比較的規模の大きな業界となっています。

参照元:経済産業省 - 平成29年工業統計調査 産業別統計 http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/kougyo/result-2/h29/kakuho/sangyo/index.html

 

具体的な仕事内容は?

化学メーカーは製品を作るだけが仕事ではありません。
製品を作る上で重要になる、様々な職種をご紹介します。

研究職

会社の得意分野における研究だけでなく、新素材の研究や新機能製品の開発、基盤技術の構築なども担当します。
成果が出るまでに長い時間を必要とされるケースが多く、根気強さが必要になるでしょう。
また、チームで研究を行うことが多いため、コミュニケーションスキルが必須となります。
常に最先端の化学技術に触れられる職種のため、手に職を付けたいと考えている方にとってピッタリな仕事でしょう。

開発職

研究によって得られた成果を生産に繋げるために、技術やプロセスの構築を担っています。
商品開発において担当者と連携を取ったり、お客様に製品情報のヒアリングを行ったり、マーケットのニーズを把握したり、仕事は多岐に渡る職種です。
そのため、機敏な行動力と柔軟なコミュニケーション能力が求められるでしょう。
製品開発において最も大切な仕事であるため、やりがいを感じながら働くことができます。

生産技術職

生産技術職では、調達した原料を加工して製品にする役割を担当。
高品質な製品を作るだけでなく、製造コストの管理やコストの削減も行っています。
コスト削減においては、数億円単位で会社貢献に携わることができるケースもあるでしょう。

調達・購買職

調達部品の発注や納品対応はもちろんのこと、仕入先や供給元、納品業者などのサプライヤー選定を担っています。
サプライヤーとは品質や価格交渉も行っているため、コミュニケーションスキルが必須となってくるでしょう。
また、海外の関連部門や企業とのやり取りをする場合は、ビジネスレベルでの語学力を必要とされることもあります。

品質管理職

仕事内容は、製品の製造管理や品質管理、社内における関係部門との連携、国内外取引先の対応など多岐に渡ります。
また、企業によっては規制当局や監査への対応を任されているケースも。
変化に富んだ仕事のため、やりがいを感じながら働くことができるでしょう。

上記の他にも企画や営業というように、化学メーカーだけではない他の業界に存在している職種もあります。

 

化学メーカーの魅力や就活を成功させるためのポイントについて

化学メーカーは、常に社会で必要とされているものを作り出しているという魅力があります。
ほとんどの企業がBtoBなので華やかさはありませんが、安定性を感じながら働くことができるでしょう。
会社も小企業から大企業まで幅広く、事業内容やどのような製品を扱っているかは会社によって異なります。
他の企業や競合他社との差異などをしっかり確認しておくことが、就活を成功させるためのポイントになるでしょう。
また、職種によっては、理系の出身ではなくても仕事に就ける可能性があります。
会社がどのような人材を求めているかを把握した上で就活に挑みましょう。

就活に不安を感じている方はキャリアチケットへの相談がオススメ。
キャリアチケットは、新卒の方を対象とした就職支援サービスです。
エントリーシートの書き方や面接対策、将来を見据えた仕事選びにおけるコツ、あなたの強みが分かる独自のカウンセリングなどを行っています。
対策後の選考通過率が1.39倍という実績を元に、就職活動に精通したプロのアドバイザーが内定獲得までをサポートするので安心。
時期に応じて、本選考を疑似体験できるグループワークや企業の人事と直接話せる体験ができるイベントも開催しています。
興味を持った方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください!

キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。

20社内定した学生の就活ノートがもらえる!