このページのまとめ
- 就活で病院見学に行く際は、病院概要や採用条件などを事前に調べておく
- 衛生面や職場環境など、病院について要点をしぼった質問をするのがベター
- 質疑応答時にスムーズな対応ができるよう、事前に質問内容をまとめておく
- 就活として病院見学に参加しているため、質問内容で自己アピールをしっかり行う
- 病院見学時は、就活生の自覚をもった身だしなみや挨拶などマナーを守る
就活で病院見学をするとき、どんな質問をするべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
当日きちんと対応できるよう、まずは病院概要や応募条件の確認、交通面も調べておくとスムーズです。質問は、就活中であるからこそ自分をしっかりアピールできる内容を考えてみましょう。相手に与える印象も意識してみてください。
このコラムでは、事前準備やポイント、見学マナーなどを順番にご紹介します。
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病院見学に行く前に準備しておくべき3つのこと
病院見学では、実際の施設内を見られるほか、勤務している方々のお話を直接聞けるので情報収集に役立つでしょう。病院見学をスムーズに進めるための準備を3つ解説します。
1.病院概要を確認する
企業研究は、就活をするうえで非常に重要な工程です。希望先の病院が決まったら、まずはしっかりと業界や働き方を調べて理解しましょう。
また、病院によって特徴や注力している部分が異なります。自分の希望と相違しないためにも、目当ての病院の事業内容や理念などは確認しておいた方が良いでしょう。
2.採用条件を把握する
病院側が「どのような人材を求めているのか」は、働くうえで大きなポイントです。自分が望む条件や、やりたいことと合っているかを把握しましょう。また、上記のように企業研究を進めることで、病院側が理想とする人物像が見えるはずです。
3.交通経路を確認する
自宅から病院までの交通経路は、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
また、当日は人身事故や天候によって当初の時間どおりに着かないこともあるので、30分ほど前に現地へ到着すると良いでしょう。事前に、周辺で時間を潰せる場所や立ち寄れるトイレなどを調べておくと便利です。さらに時間がある方は、前もって下見に行くのも良いでしょう。
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病院見学でおさえておきたい3つのポイント
病院見学では、自分に合った職場かどうかをしっかりと見極めることが大切です。不安な気持ちが軽減するよう、見学時におさえておきたい4つのポイントを解説します。
1.勤務人数の状況
どれくらいの人数が働いているかによって、その病院の忙しさや仕事の回し方が分かります。たとえば、限られた人数が病棟内をバタバタと動いていたら、人員が足りておらず忙しい可能性があるでしょう。また、ホワイトボードを見る機会があればぜひチェックしてみてください。1人が受け持つ患者数や検査数など、病棟内の稼働状況が記されている場合があります。
2.院内のの衛生面
ナースステーションをはじめ、患者用トイレや休憩室、リネン倉庫など、見学できる場所はきちんと確認しましょう。また、廃棄物の処分も見ておきたい箇所です。
3.働く環境
ストレスのない職場環境かどうかの確認もしましょう。掃除が行き届いているか、動線が良いか、院内の移動はしやすいかなどがポイントです。実際に病棟内の通路を歩かせてもらうのも良いでしょう。
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質問内容の用意と対策
見学スケジュールには、質疑応答の時間があります。当日慌てないためにも事前に準備をしておくのが良いでしょう。より成果が出るよう、質問をする際の重要な点について解説します。
自分をアピールできる場として活用する
今自分が頑張って取り組んでいることや、自分から考えて行動をしているといったアピールを行うと良いでしょう。たとえば、「何かしておいた方が良いですか?」と聞くことで、これからこの病院で働くための努力を怠らないことが伺えます。
院内の人だけが分かる質問をする
「どのような方が働いていますか?」など、実際に現場で働いている人だけが答えられる質問をすることで、病院側が求めていることや目指しているものが明確になります。また、病院のことを詳しく知りたい、自分も活躍できるようになりたいといった意思が読み取れるので、相手にも前向きな姿勢が伝わりやすいでしょう。
仕事に対する意欲を伝える質問をする
自分が現在頑張っていることや、考えて行動していることを伝えましょう。相手からの指示を待つ受け身の姿勢を取り続けてしまうと、意欲がないのではないかと思われてしまう恐れがあります。積極的な人物だと伝えられるよう心がけてください。
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病院見学で気をつけたい4つのマナー
就活として、失礼のない行動をすることが大事です。中でも、必要最低限はおさえたい4つを解説します。
1.身だしなみを整える
病院見学時には、スーツを着用します。医療機関の見学ですから、髪型やメイクは清潔感を意識しましょう。また、靴はかかとの音が響かないものを選んでください。評価される側として、第一印象は良くしておくのがベターです。
2.挨拶をしっかりとする
病院で働いている方々はもちろん、廊下ですれ違う人にも挨拶をきちんとしましょう。病院見学は面接や試験ではないものの、気を抜いてはいけません。患者さまやそのご家族へも配慮を忘れないようにしましょう
3.説明に耳を傾け、適度な相槌を打つ
教えていただいている身として、要所ではメモをとると良いでしょう。担当者からの説明には、大きく相槌を打つとしっかり話を聞いていることをアピールできます。また、病院側もこちらを見て評価をしていることを意識しましょう。自分の挙動に気をつけて行動することが大切です。
4.見学後にお礼を伝える
個人で申し込みをした場合、見学後にお礼を伝えましょう。連絡手段はメールでも手紙でも問題ありません。見学が終わったらすぐに文章を作成するのがおすすめです。感謝の言葉のほかに、病院の良かったと思う点などを具体的に伝えると良いでしょう。
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