東ソー株式会社の新卒採用、就活情報

本社

山口県

業種

  • 化学・素材・繊維
  • 企業情報

事業内容~就職希望企業を理解する~

化学業界大手、東ソー株式会社の事業領域は以下の3つです。

◆クロル・アルカリ事業
さまざまな原料を生産する事業で、生産物は大きく分けて「化学品」「ウレタン」「セメント」の3つ。特に化学品の生産は同社の基幹事業です。生産するのは、苛性ソーダ、塩素、水素で、紙・パルプや化学繊維、各種塩化物、石英素材など、さまざまな素材の原料となります。アジア最大級の電解設備を活かした大規模な生産は、同社ならではの強みと言えるでしょう。

◆石油化学事業
オレフィンとポリマーの生産事業です。オレフィンはナフサクラッカーの生産能力の強化に伴い、石化事業に加えて、ビニル・イソシアネート・チェーン事業にまで拡大。エチレンベースで年産49.3万トンと、 国内トップシェアに位置しています。ポリマー事業は独自性のある製品が特徴で、ポリエチレンと機能性ポリマーの領域を融合しながら開発を進めています。

◆機能商品事業
同事業は有機化成品と、バイオサイエンスに分かれています。有機化成品事業では、エチレンアミン、環境薬剤、臭素・難燃剤を軸に展開。中でも、多用途なエチレンジアミンにおいては、アジアNo.1の生産能力を有しています。バイオサイエンス事業は、液体クロマトグラフ、カラムを扱う「計測分野」とグリコヘモグロビン分析、遺伝子検査を軸とした「診断分野」の2つ。ニーズの高まりから、グローバル展開にも積極的です。

企業紹介~就職希望企業の方向性を知る~

東ソー株式会社のコンセプトは「その探求心が未来を拓く。」というもの。あらゆる産業を支える化学事業の発展が、社会の成長に貢献するという考え方を基本に、社員一人ひとりが同社の研究開発を支えています。
そんな同社の経営戦略は以下の2つです。

・コモディティ、スペシャリティの両軸をバランス良く強化
・重点3分野「ライフサイエンス」「電子材料」「環境・エネルギー」の研究開発を加速

事業の中でも、クロル・アルカリ、石油化学といった基礎素材を扱う、堅調なニーズのコモディティ分野。経営基盤の強化に加えて、高い競争力を持つ設備・基礎原料を自社製品へ供給することで企業価値の向上を目指しています。
一方、市場から機能性の高さが評価されているスペシャリティ分野では、外部要因に影響されにくい事業構築を目指す方針。成長事業への拡大投資、R&D・M&Aによる領域の拡充を積極的に進めていくようです。
また、重点分野の研究開発を加速するために、産学連携の強化、研究ファンド投資による技術収集力の強化を推進。事業領域の拡大とハイレベルな技術の獲得によって、さらなる成長を目指しています。

組織・風土~新卒入社後をイメージする~

アイデアと意欲次第で、自由にチャレンジできる風土は、同社の研究開発を支える礎と言えます。市場における圧倒的な優位性を確保し、競争力のある製品を生み出すためには、新しい発想が必要不可欠という方針から、一人ひとりに与えられる裁量は大きいようです。
また、長い歳月を必要とする研究開発に必要なのが、継続する執念と底力。長期間に渡ってモチベーションを維持できるよう、支えて見守る組織体制が確立されている点も、同社の強みと言えるでしょう。

人材育成の基盤となる研修制度も充実していて、階層別研修やスキルアップ研修などの基本的なものに加えて、グローバル人材育成に関連したプログラムも多彩。短期留学、語学の通信教育など、海外展開に積極的な同社らしい制度内容です。

会社概要~就活の基礎情報を把握する~

会社名 東ソー株式会社
資本金 55,173百万円
従業員数 12921人
売上高 822,857百万円
代表者 山本 寿宣
設立日 1935年2月11日
本社所在地 山口県周南市開成町4560番地
URL https://www.tosoh.co.jp/
本社電話番号 03−5427−5103
平均年齢 39.9歳
平均年収 7,720千円
上場市場 東証1部
上場年月日 1949年5月1日

※掲載内容は2019年04月現在のものです。