住友理工株式会社の新卒採用、就活情報
本社
愛知県
業種
自動車用防振ゴム大手の住友理工株式会社は、下記4つの領域で製品開発を行っています。
◆自動車
自動車用部品の開発・生産を行う事業で、米州・欧州・アジアなど世界23カ国に拠点を展開。製品の中でも、路面やエンジンによる振動を抑制・制御する「防振ゴム」やハンドルのスムーズな動きに関わる「パワーステアリングホース」は国内外でトップクラスのシェアです。
◆インフラ・住環境
建設機械、プラントなどに必要な「各種産業用ホース」、災害から高速道路の高架や橋などのインフラ網を守る「橋梁用ゴム支承」、鉄道車両の振動を軽減する「鉄道車両用防振ゴム」の開発事業です。産業や社会インフラ整備に欠かせない事業と言えるでしょう。
◆エレクトロニクス
プリンターや複写機など、事務機器に必要な精密部品を中心に開発を行う事業です。中でも、感光ドラムを均一に帯電させる「帯電ロール」の開発・製品化を世界で初めて成し遂げました。そのほか、インキや被刷体を問わない「フレキソ印刷」に必要なフレキソ版も開発。「水で現像できる」という点が環境や安全性の面で高い評価を受けています。
◆ヘルスケア
同社の技術を、医療・介護の現場に必要な製品に活かした開発事業です。中でも、独自開発のゴム製体圧検知センサー「スマートラバー(SR)センサ」を製品化した「SRソフトビジョン」は、ベッドや車椅子による介護やリハビリ支援に活用されています。
事業方針の基盤は、住友家初代の住友政友が遺した「文殊院旨意書(もんじゅいんしいがき)」。商売上の心得を簡潔に記したもので、その中でも軸となる内容を2点は「営業の要旨」として現在も引き継がれています。現代訳にしたものは下記のとおりです。
・第一条 住友の事業は、何よりも信用・信頼を大切にすることを基本にすべき
・第二条 社会の変化に迅速・的確に対応し利潤を追求すべきであり、既存の事業に安住することなく、常に事業の興廃を図る積極進取の精神が重要である。
一方で、「浮利」すなわち一時的な目先の利益や道義にもとる不当な利益を追求してはいけない
上記の事業方針を守りながら「安全・環境・コンプライアンスー品質(S.E.C.-Q.)」に配慮した活動を着実に進めていく、という強い意志を企業として持っています。
また、同社が打ち立てているスローガンは「Global Excellent Manufacturing Company」。人・社会・地球の安全・快適・環境に貢献する企業として、さらに成長していきたいという願いが込められているようです。
今後は、自動車業界が電気自動車(EV)へ急激にシフトしていることを受け、同社の基幹事業である自動車部品の開発事業をより強化する戦略。一般産業用部品といった成長分野での製品開発も推進するようです。
風通しが良く、社員同士の距離が近い点は同社ならでは。職種や部署といった枠組みを越えて、気軽にコミュニケーションが取れるのは、業務上でも大きな魅力です。
加えて、「自分の意見を持っているか」を重視する社風によって、納得できる答えの導き出し方が身についたという社員の声もあります。手を挙げればチャレンジできる風土も根付いているため、社歴やポジションに関係なく提案がしやすいのも嬉しいポイントと言えるでしょう。
また、同社では「人材は、企業の成長・発展の原動力であり、人材なくして事業の発展はありえない」という考えの下、安心・安全に働ける環境を整えています。
育児支援制度や各種休暇制度などプライベートと両立できるような制度のほか、社員の意欲に合わせた教育制度も充実。社員の階層ごとにフィットする研修やグローバル展開に積極的な同社らしい語学研修など、キャリアプランニングをサポートする取り組みがなされています。
会社名 | 住友理工株式会社 |
資本金 | 12,145百万円 |
従業員数 | 26100人 |
売上高 | 462,885百万円 |
代表者 | 松井 徹 |
設立日 | 1929年12月20日 |
本社所在地 | 愛知県小牧市東3丁目1番地 |
URL | https://www.sumitomoriko.co.jp/ |
本社電話番号 | 052−571−0200 |
平均年齢 | 40.1歳 |
平均年収 | 7,160千円 |
上場市場 | 東証1部,名証1部 |
上場年月日 | 1949年7月1日 |
※掲載内容は2019年04月現在のものです。