【20卒 就活体験談 #6】面接は緊張しなかった。事前の準備が心の支えに

キャリアチケットのサポートを受けて就活を成功させた、2020年卒の学生に聞く「就活体験談」。どのように就活を行ったのか、苦労した点や就活を進めるうえでのポイントなどを聞いてみました。

今回お話を伺ったのは、「食品業界に興味があったのに、仕事のイメージが湧かず、なぜイメージが湧かないのかもわからなかった」というSさん。就職活動を通してその思いがどのように解消され、満足のいく就職活動になったのか伺いました。

 

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「料理が好き」という気持ちで食品業界を目指す

――就活はいつ頃から始めましたか?

大学4年の3月にインターンの選考を受けたものの、結局インターンには参加しなかったので、本格的に始めたのは修士1年の3月ですね。周りの友達が動き出していたので、焦りを感じて始めました。

――就活を始めた頃の就活状況について教えてください。

当時は就活について右も左もわからない状況でひたすらエントリーしていました。なかなか選考がうまくいかず、うまくいかない理由もわかっていなかったので、就活が永遠に終わらないような気がしていたんです。大学院の研究もあったので、あまり就活に時間をかけられず、日々期限に追われているような感覚で…。

業界や職種としては、食品業界の研究職や生産管理職を考えていましたが、具体的に仕事のイメージはついていなかったので、本当に自分に合っているかわかりませんでしたね。

――なぜ食品業界に興味があったのでしょうか?

料理が好きなので食品業界が良いかなと思っていました。ルーを使わずスパイスのみでカレーを作ったり、お菓子を作って友達に配ったりすることが趣味で。

大学院で生物系の研究をしているので研究職に興味を持っていましたが、食品開発や品質管理などを実際に自分ができるか不安も感じていました。

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食品業界からIT業界へ。考え方を変えることで視野が広がった

――就活エージェントを利用しようと思ったきっかけはありますか?

就活がしんどくなってきて、ネットで就活について調べていたときに、たまたま広告を見てエージェントというサービスを知りました。誰かに相談したいと思っていたのですが、友達にはライバル意識があり、お互い牽制しあって相談できなくて。

エージェントは就活に詳しくて頼りになるイメージがあり、「何かしらヒントが得られたら良いな」とキャリアチケットともう1社に登録しました。キャリアチケットはやり取りをLINEでしてくださるので、研究で時間がとれない自分にとって、とてもありがたかったです。

――登録後はどのように就活を進めていったのでしょうか?

最初は別のエージェントサービスのカウンセリングに行ったんですが、アドバイザーさんと一緒に自己分析をする中で、自分にはSEが向いてそうだと勧められたんです。業界や職種について詳しく説明されるというよりかは、「IT業界の魅力や、SEの仕事内容、なぜ自分に合っていそうなのか考えてみてください」と言われて。IT業界やSEの仕事について調べていくうちに、自分の性格に合っているなと思うようになったんです。

――食品業界からIT業界、ガラッと変わりましたが、どんなところが自分に合っていると思ったのでしょうか?

僕はずっと塾の講師のアルバイトを続けてきたんですが、自分の知識で学生をサポートするという仕事が好きで、やりがいを感じるなと自己分析を通して気づいて。

SEの仕事内容を調べてみると、ずっとパソコンに向き合っていう仕事だと思っていましたが、専門的な知識やスキルを使ってお客様の問題を解決する仕事で、塾講師のアルバイトと共通点があったんです。知識を使ってサポートをすることにやりがいを感じる自分に向いているのではと思い、SEも視野に入れて就活しようと考えました。

IT業界に興味を持つまでは食品業界を目指していましたが、仕事のイメージがつかないままに受けていたのでもやもやしていて。そのときはわからなかったのですが、自分は「料理が好き」という理由だけで食品業界を選び、食品業界で何をやりたいのか、というところまで考えられていなかったなと気が付きました。

自己分析や業界研究を通して自分がやりたい仕事が明確になり、SEになりたいという気持ちが強くなったため、キャリアチケットでもSEで受けられる3社紹介していただきました。

――内定先の選考はどのように進みましたか?

説明会とグループワーク、筆記試験が含まれた1dayインターンの後に、人事の方との最終面接でした。

1dayインターンのグループワークはゲーム形式で、チームメイトと楽しみながら会社について考えることができました。「楽しくなければ仕事じゃない」というスローガンを掲げている会社なのですが、選考も良い意味で選考らしくなかったので、この会社でなら楽しく働けそうだなと感じましたね。

最終面接は人事の方と1対1で緊張しましたが、アドバイザーさんに面接対策をしていただいていたので、自分の話したいことをしっかり話すことができました。

――どのような対策をしたのですか?

まず、以前キャリアチケットを使って内定先に就職していた方がいたので、過去に聞かれた質問を参考にアドバイザーさんと一緒に回答を考えていきました。何気なく話していた塾講師の経験や、研究の話をまとめて志望動機や自己PRに落とし込んでくれたので、すごく助かりました。ほかにも「面接で話すときは結論から伝え、論理立てて話したほうが良い」と、自分の自己PRなどを使って実践的なアドバイスをもらえたのも良かったです。

キャリアチケットを利用したことで、選考フローはもちろん、どのような人が求められていて、面接ではどのような点が見られているなどを事前に知ることができたのは、とても心強かったですね。

――内定の連絡を聞いたときはいかがでしたか?

本当にほっとしましたね。大学3年生の頃に大学院に進むか就職するか悩んだときもありましたし、1人で就活を始めたときもずっと悶々として。でも、キャリアチケットに登録してからは選考もトントン拍子に進み、1か月で内定が出たので、プロに頼るとこんなにすんなりと決まるのだなと驚きました。1人で就活をしていた頃は本当に苦労したので、キャリアチケットを利用して良かったと心から思いますし、後輩たちにも勧めたいです。

 

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次のステージに行くために、研究を最後までやり抜きたい

――4月から社会人ですが、どのように働いていきたいか抱負を教えてください。

早くお金を稼いで自立したいですね。僕は2年浪人してますし、大学院にも通っているので、普通に大学を出て就職した人たちとは4年の差があります。その差を埋めるためにもしっかり働いて、お金を稼ぎたいです。そして、入社して5年後くらいには後輩の育成ができるくらいのスキルを身に付けたいですね。

――残りの大学生活はどのように過ごしますか?

まずは研究をやりきることですね。キャリアチケットのおかげで就活を短期間で終わらせることができたので、残りの時間は研究に費やしたいです。自分がやりきったと思えるような修士論文ができるよう、妥協せずに頑張ります!

あとは、就職後を考えてプログラミングの勉強もしたいですね。内定先から課題が出るそうなので、その課題を通して勉強を始めたいと考えています。実は内定先の会社で働いている友達がいて、友達から取っておいたほうがいい資格をいくつか教えてもらったので、資格取得をモチベ―ジョンにして、スキルを身につけていきたいです。
 

 

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キャリアチケットについて

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