【20卒 就活体験談 #4】志望業界での就活が低迷…。働きたいと思えた会社との出会い

キャリアチケットのサポートを受けて就活を成功させた2020年卒の学生に、どのように就活を行ったのかを聞く「就活体験談」。

今回は、人材業界を志望し就活を進めていたIさんにお話を伺いました。「コミュニケーションに自信があるし、面接もなんとかなる」と思っている人でも、いざ面接をやってみると苦戦してしまうこともあるでしょう。まさにそんな経験をしたIさんは、「他の人に自分を客観視してもらうことで、強みや弱みを掘り出してほしい」という思いから、キャリアチケットに登録したそうです。では、アドバイザーと共にどのように就活を進めていったのでしょうか?

 

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就活スタート!先輩を道しるべに「人材業界」を目指す

ーー就職活動を始めた時期を教えてください。

大学3年生の6月頃です。最初に先輩が内定した会社のインターンに参加し、そのあともいくつか参加しましたね。志望していた人材業界の選考は早くて、11月~12月頃から選考が徐々に始まりました。

ーー早い段階から人材業界を志望されていたんですね。興味を持つきっかけは何だったんでしょうか?

人材業界で働いている先輩から仕事について話を聞いていて、「楽しそうだな」と思ったのが興味を持ったきっかけです。「いろいろな人のために働くことができる仕事」というところ魅力を感じ、人材業界をメインに就活を進めていて。

また、人材業界の中でも、「顧客と求職者の両方の幸せをマッチングできたらな」という思いがあったので、求職者にお会いして企業紹介するような営業の仕事をしたいと考えていたんです。

ーー就活はどのように進めていったのでしょう?

僕は人とコミュニケーションをとることが得意なので、就活もきっとなんとかなるだろうという気持ちがあって、当初は5社程度しか受けていなかったんです。でも、いざ選考を受けてみると面接に苦戦して…。今思えば、自己分析が足りず、自分の考えをうまく伝えることができなかったので、落とされてしまっていたんだと思います。
 

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キャリアチケットとの出合いで定まった就活軸

ーーキャリアチケットに登録したのはいつですか?

4年の4月半ば頃です。面接がなかなかうまくいかず、選考に進めなくて…。「自分は自分のことを客観的に見られていないんじゃないか?」「強みとか弱みとか、自分ではわかっていないことを誰かに掘り出してほしい。その上で、自分にはどんな仕事が合うのかをプロに相談したい」と思うようになりました。それで、インターネットでエージェントサービスを探していく中で、キャリアチケットを見つけて登録したんです。

ーー最初のカウンセリングではどんな話をしましたか?

今までの就活の様子を話して、強み・弱みといったそれまでの自己分析で足りなかったところを深く掘り下げていき、就活の進め方についてアドバイスしてもらいました。

それまで「人のため」というのを就活の軸にしていたんですけど、アドバイザーの方から、「なんで、『人のため』に仕事がしたいの?」と聞かれたときに、明確に答えられなくて。軸が曖昧だったことで、面接でも筋の通った回答ができず、落ちてしまっていたんだなと、アドバイザーの方とお話しする中で気づくことができて、まずは軸を固めようという話になりました。

ーーどのように就活の軸を固めていったのでしょう?

まず、これまで頑張ってきたことから洗い出すことにしました。

僕はバスケサークルで代表をしていたのですが、それまで、人をまとめる立場についたこなくて。人数の多いサークルを、メンバーとコミュニケーションをとりながらまとめていくという経験したことのない苦労を乗り越えて、自信を付けることができました。そこから、社会に出ても、挑戦することで自分の成長を感じられるような環境がいいのではないかという話になり、「若いうちから色々な仕事を経験できて、スキルを身に付けながら成長できる」ということを軸に置きました。

人とコミュニケーションを取るのは得意だし、自信につながった部分でもあるので、職種は自分の希望通り営業職で、かつ、今まで見てきた人材業界に絞らずに就活の軸にかなう会社を紹介してもらうことになりました。

ーーアドバイザーの印象はいかがでしたか?
カウンセリング前は「どんな人なんだろう?」とドキドキしましたが、お会いしてみると明るい方で気さくに話しかけていただきました。今までの就活の悩みを全部吐き出せましたし、ふわふわしていた就活の軸も、相談したことでしっかり決めることができて良かったです。

ーーアドバイザーと選考に向けて対策はしましたか?

いくつか企業を紹介していただき、面接の前には模擬面接をしてもらいました。面接の経験もあまりないですし、「どのような質問が来るんだろう」とか「どんな雰囲気なんだろう」とか、何もわからない状態だったので緊張していたのですが、「こんな感じなのか」と感覚を掴むことができました。

対策を担当してくれた方が、本番さながらに深掘りするような質問をしてくださって、「全然答えられていない、このままではいけない」とハッとさせられて。それを機に、より一層自己分析を進めることができましたし、「できるだけ結論から話すといいよ」とアドバイスをもらったことで、思っていることをどのように話せば相手に伝わりやすいのかを考えられるようにもなりました。

本番の面接では緊張はしましたけど、練習の成果もあってしっかり伝えたい内容を話すことができたと思います。

ーー選考はいかがでしたか?

内定をいただいている企業の一次面接のとき、実はあまり集中できず、自分のことをうまく話せなかったんです。学生2人に対して面接官が1人という形で行ったのですが、もう1人学生がいると気を使うというか、緊張してしまって話しにくくて…。あまり言いたいことも伝えられなかったので、結果的には通過したのですが、最初は「これは落ちたんじゃないかな」と思っていました。

アドバイザーさんからは「緊張のせいか、アピール内容がうまく伝わらなかったみたいだよ」と企業の方からの評価内容を教えてもらえて。次の面接では、企業側がより詳しく自分の人柄を見るから、踏み込んだことを聞かれるし、きちんと答えられるように準備しよう、という話がありました。

ーーフィードバックを受けて、その後の選考はいかがでしたか?

二次面接は、1対1での部長さんとの面接でした。その方はすごく話しやすくて、他に学生もいなかったので、一次に比べたら自分の思いもきちんと伝えることができたと思います。これは大丈夫だろうと、自分の中でも手応えがありましたし、無事内定をいただくことができました。

選考中はアドバイザーさんからのフィードバックによって「次の面接ではこうしよう」と対策することができたので、有意義な時間だったなと思います。企業側の評価は1人で就活をしていたら聞くことができないですし、エージェントを利用していたからこそ、一次の反省を二次につなげることができたと思うので良かったです。
 

 

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成長を実感できる会社の内定を手に

ーーWebコンサルティングを行う企業に内定されたとお聞きしました。

就活を始めたての頃は人材業界以外の業界にほとんど目を向けていなかったのですが、アドバイザーさんと話す中で、「自分の適性は他の業界にもあるのではないか」と、選択肢が広がりました。業界を絞らず考えた結果、会社の環境や雰囲気、働いている人たちの人柄に魅力を感じ、自分に合っているな、と思えたのが内定先の会社です。

僕は営業として採用していただいたのですが、就活の軸に置いていた「若いうちにさまざまな経験を積むこと」「スキルを身に付けながら成長すること」をかなえることができそうな会社ですし、入社後も営業スキルを吸収し、高めていきたいと思います。インセンティブ制度があり、自分の努力次第で給与もかなり変わってくると思うので、そういったところでも成長を感じられる環境だと思います。

ーーどんな社会人になりたいですか?

業績や数字といった見えるところで会社に貢献するのがとりあえずの目標です。あと、内定をいただいた企業は、早いうちからチームのリーダーに抜擢されることもあると聞いていて。いつか自分もそんなふうになれるように、積極的にコミュニケーションを取ったり、仕事を通してたくさんのことを吸収していきたいです。

 

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