このページのまとめ
- 大学生の就職活動は「どうすればいいか分からない」という悩みから始まるのが自然
- 就職活動は3年生から開始し、まずは情報収集と就活サイトへの登録を行おう
- 就職活動でどうすればいいか悩んだら、キャリアセンターやエージェントへの相談がおすすめ
「就職活動をどうすればいいか分からない」「やりたい仕事が見つからない」と悩む就活生もいるでしょう。しかし、多くの学生にとって就職活動は初めての経験であり、やり方が分からないのは当然の悩みです。
この記事では、就職活動でどうすればいいか分からない人がやるべきことや、やりたい仕事が見つからない場合の対処法を解説します。就職活動の進め方に悩む大学生の方は、ぜひ参考にしてください。
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- 就職に向けてどうすればいいか分からなくても大丈夫!
- 「どうすればいいか分からない」から始まるのが自然
- まずは就職活動に向けて情報収集と準備を始めよう
- 就職活動は3年生から!基本の就活スケジュールを解説
- 大学3年生の6月まで:自己分析や企業研究・業界研究
- 大学3年生の7~9月:夏インターンシップ
- 大学3年生の10~2月:秋冬インターンシップ
- 大学3年生の3月~:企業による広報活動開始
- 大学4年生の6月~:採用選考活動開始
- 大学4年生の10月~:内定
- 就職活動ってどうすればいい?基本となる10の流れ
- 1.就活サイトに登録する
- 2.自己分析を始める
- 3.業界研究を行う
- 4.企業研究を行う
- 5.インターンシップへの参加やOB・OG訪問を行う
- 6.合同説明会や企業説明会に参加する
- 7.エントリーシートを作る
- 8.筆記試験・Webテストの対策をする
- 9.グループディスカッションの対策をする
- 10.面接対策を行う
- 就活でやりがちな5つのNG行動5選
- 1.大手企業や有名企業ばかり受けている
- 2.自己分析をせず手当たり次第に応募する
- 3.自分のイメージだけで企業や業界を判断する
- 4.ES作成や面接でテンプレートを使い回す
- 5.誰にも相談せず就活の悩みを一人で抱え込む
- 就職活動を行うにあたり必要な準備
- 企業説明会や面接に必要なものを揃える
- 基本的なビジネスマナーを覚える
- 電話・メールのマナーを覚える
- 就職先はどうすればいいか分からないときの対処法5選
- 1.就活の軸を考える
- 2.やりたくない仕事は何かを考える
- 3.大学のキャリアセンターに相談する
- 4.スカウトサービスに登録する
- 5.就職エージェントに相談する
- 就職をどうすればいいか悩むあなたへ
- 就職活動をどうすればいいか分からないときによくある質問
- Q.就職活動は何から始めたらいい?
就職に向けてどうすればいいか分からなくても大丈夫!
就職活動を始める時期が近くなったり、実際に開始時期を迎えて「どうすればいいの?」と不安を感じる方は多いでしょう。初めて就職活動を行うにあたって、やり方が分からないのは当然です。
就職活動を成功させるためには、情報収集と準備がカギとなります。最初の一歩を踏み出すことで、不安は次第に解消されていくので、焦らず一つずつ行動を始めましょう。
「どうすればいいか分からない」から始まるのが自然
就職活動は、大学生活で初めて経験するイベントです。初めての経験に対して「どうすればいいの?」と迷うのは自然なことであり、周りの就活生も同じように手探り状態からスタートしています。「自分にはどんな仕事が向いているのか」「そもそも何をすればいいのか」と悩むプロセスも含め、自分と社会との接点を探ること自体が就職活動だともいえるでしょう。
そのため、「何から手を付ければいいのか分からない」という初期の戸惑いは、真剣に自分の将来と向き合おうとしている証拠でもあります。周りの友人が進んでいるように見えても焦る必要はなく、自分のペースで一つずつ課題をクリアしていく姿勢が大切です。
まずは就職活動に向けて情報収集と準備を始めよう
就職活動でスムーズにスタートを切るための第一歩は、情報収集と準備です。闇雲に動くのではなく、まずは就活の全体像を把握することから始めましょう。
具体的には、以下のような方法で情報収集や準備を行います。
| 情報収集 | ・就活サイトに登録し、業界や企業の情報を得る ・大学のキャリアセンターで就活の進め方を聞く ・友人や先輩の体験談を聞いてみる |
|---|---|
| 準備 | ・自己分析を行い、自分の興味や価値観を整理する ・就職活動の全体像を把握し、いつまでに何をすべきかを整理する |
これらを行うことで、「何からやればいいか分からない」という漠然とした不安が、「今はこれをやるべきだ」という具体的な目標に変わり、行動につながるでしょう。
就活の始め方やコツは「就活は何から始める?スケジュールやスムーズに取り組むコツを紹介」の記事で解説しているので、ぜひご一読ください。
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就職活動は3年生から!基本の就活スケジュールを解説
多くの学生は大学3年生から就職活動をスタートさせます。いつ、どのような活動があるのかを知っておくと、効率的に準備を進められるでしょう。
ここでは、新卒学生を対象とした大まかな採用スケジュールを紹介します。
大学3年生の6月まで:自己分析や企業研究・業界研究
大学3年生の春から初夏にかけては、自分の強みや価値観を言語化する自己分析と、世の中にある企業や業界について知るための研究を行う時期です。この段階で自分の興味関心を広く探っておくことで、企業探しの軸や就活の軸を固められます。
「何をどう分析すればいいか分からない」という状態であっても、まずは過去の経験を振り返り、モチベーションが上がる瞬間を書き出してみてください。また、多種多様な業界のビジネスモデルを広く浅く調べ、そのなかから興味関心のある分野を深く研究することで、夏インターンシップの応募先企業の候補を絞り込みやすくなるでしょう。
大学3年生の7~9月:夏インターンシップ
就職みらい研究所の「【2026年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査】インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムへの参加状況(9月時点)」によると、インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムへの参加時期は、大学3年生の6~8月ごろに大きく増えています。なかでも、初めて参加した時期は大学3年時の8月が最も高い結果となっていました。これは、多くの企業が夏インターンシップをこの時期に開催するためです。

引用:就職みらい研究所「【2026年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査】インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムへの参加状況(9月時点)」
インターンシップの募集は開催時期の1~2ヶ月前から行われるのが一般的です。そのため、夏インターンシップに参加する場合は、遅くとも5~6月ごろまでには情報収集や準備をしておく必要があるでしょう。
夏インターンシップへの参加は早期選考につながったり、本選考で優遇されたりするメリットがあるため、積極的に参加することをおすすめします。夏インターンシップについての詳細は「サマーインターンとは何をする?参加する意味やメリットを解説」の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
参照元
就職みらい研究所
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
大学3年生の10~2月:秋冬インターンシップ
夏インターンシップに続いて行われるのが「秋冬インターンシップ」です。この時期は、夏に参加できなかった企業や、興味が固まってきた業界をさらに深掘りする絶好の機会といえます。
この期間に企業とのつながりを深めておくことは、本選考に向けての大きなメリットとなるでしょう。自己分析やWebテスト対策など、本選考に向けての準備と並行して進めることが重要です。
大学3年生の3月~:企業による広報活動開始
内閣官房の「2027年(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」によると、企業による広報活動は卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降に解禁されます。就活サイトでも同様に企業の採用情報が解禁され始め、合同説明会や企業説明会が本格的に開催される時期です。
この時期から、多くの学生がエントリーシートの作成や、筆記試験・Webテストの受験対策などに取り組み始めます。この流れに遅れないよう、3月になる前に自己分析や業界研究を済ませておくことが大切です。
参照元
内閣官房
2027年(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請
大学4年生の6月~:採用選考活動開始
大学4年生の6月は、多くの企業で面接やグループディスカッションなどの採用選考活動が正式に始まる時期です。これまでの自己分析や企業研究、面接対策の成果を発揮する大切な段階となります。
選考が始まると、複数の企業の面接が重なり忙しい日々が続きます。体調管理を行いながら、これまでの準備の成果を発揮できるように臨みましょう。
大学4年生の10月~:内定
大学4年生の10月頃になると、選考を通過した新卒学生に対して、企業から正式な内定通知が出されます。春から夏にかけての厳しい選考を乗り越え、この時期には大半の学生が就職先を決定して就職活動を終える傾向にあるでしょう。就職みらい研究所の「就職プロセス調査(2026年卒)
『2026年3月度(卒業時点)内定状況』」によると、10月1日時点における就職活動実施率は7.1%にまで減少しています。

引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2026年卒)『2026年3月度(卒業時点)内定状況』」
しかし、10月以降も秋採用や冬採用を継続している企業は少なくないため、もしこの時期に内定がなくても「どうすればいいか」とパニックになる必要はありません。大学のキャリアセンターや就職エージェントなどを活用しながら粘り強く就職活動を続ければ、自分に合った企業との縁を掴める可能性は十分にあります。
通年採用については「就活生が通年採用を受けるメリットは?通年採用を導入する企業の特徴も解説」の記事で解説しています。気になる方はぜひご覧ください。
参照元
就職みらい研究所
就職プロセス調査(2026年卒)「2026年3月度(卒業時点) 内定状況」
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就職活動ってどうすればいい?基本となる10の流れ
「就職活動ってどうすればいい?」と悩んだとき、最初に取り組むべきことは「就活サイトへの登録」「自己分析」「インターンシップの情報収集」の3つです。まずはこの初期段階の準備に集中し、自分自身についてと世の中にある企業や仕事の全体像を掴めれば、その後の企業研究や選考対策がぐっとスムーズになります。
ここでは、これから就職活動を始める大学生が押さえておくべき基本的な流れを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.就活サイトに登録する
就活をどうすればいいか悩んだら、まず就活サイトに登録してみましょう。就活サイトとは、エントリーできる企業の情報が集まっているサイトのことです。
基本的に、企業説明会に申し込んだり選考にエントリーしたりするためには、就活サイトを使用します。企業の情報も調べられるので、就活を始める段階で登録しておきましょう。
また、就活サイトのなかには企業の情報だけでなく、就活の進め方や役立つ情報を掲載している場合もあります。迷ったときは参考にしながら、就活を進めてみてください。
就活に役立つサイトは「スムーズな就職活動のために!就活におすすめのサイト情報~その1~」の記事でご紹介しています。こちらも併せてご一読ください。
2.自己分析を始める
自己分析とは、自分の過去を振り返り、「強み」「特徴」「長所と短所」「価値観」などを明らかにすることです。企業探しの方向性を考えたり魅力的な自己PRを作ったりするためには、自己分析が欠かせません。
自己分析が不十分だと、アピールに失敗してしまったり、就活途中にどうすればいいか迷ってしまったりなどの問題が発生しやすくなります。うまくいかない場合は周りに相談しながら進めましょう。
自己分析の方法は「自己分析とは?就活での目的や簡単なやり方9選を解説」の記事でご紹介しています。こちらも併せてご参照ください。
3.業界研究を行う
世の中にどのようなビジネスが存在するのかを把握するために、業界研究を行うことも重要なステップです。自分の知っている限られた業界だけで就職先を絞り込んでしまうと、本当に自分の適性に合った仕事を見逃してしまう可能性があります。就職四季報や業界地図などの書籍を読んだり、経済ニュースに目を通したりすることで、各業界の市場規模や将来性、ビジネスモデルの仕組みを広く浅く理解できるでしょう。
業界研究は、就職活動の不安を減らすために大切な作業です。一度に多くの業界について調べようとすると大変なため、まずは気になる業界を1つ決めて調べてみてください。
4.企業研究を行う
志望する業界がある程度定まったら、次はその業界内で各企業がどのような立ち位置にあり、どのような強みを持っているのかを深掘りする企業研究へと進みます。同業他社との違いを明確に理解していないと、面接で「なぜうちの会社なのか」と問われた際に的確に答えられないからです。
また、企業研究をすることで、業界のなかでのその企業の立ち位置や同業他社との違いが分かり、自分に合う企業を見つけやすくなります。企業の公式ホームページだけでなく、IR情報や採用パンフレット、業界地図などを読み込み、経営理念や今後の事業展開について詳しく調べましょう。具体的な仕事内容や社風をイメージすることで、企業と自分とのマッチング度を測りやすくなります。
5.インターンシップへの参加やOB・OG訪問を行う
インターネット上の情報だけでは分からないリアルな社風を知るためには、インターンシップへの参加やOB・OG訪問が非常に効果的です。実際に働いている社員の生の声を聞き、職場の雰囲気を肌で感じることで、入社後のミスマッチを未然に防ぐことにつながります。
OB・OG訪問の際は、大学のキャリアセンターや卒業生名簿を活用して、先輩に直接アポを取ってみましょう。近年ではOB訪問専用アプリを使い、他大学の先輩や興味のある業界の社会人へ直接アプローチする手法も主流です。
OB・OG訪問をする際の流れや質問例などについては「OB・OG訪問とは?意味からメリット・流れ・質問例まで就活生向けに解説」の記事で解説しているので、ぜひご一読ください。
6.合同説明会や企業説明会に参加する
合同説明会や企業説明会に参加し、企業について詳しく知ることもおすすめです。企業から話を聞くことで理解が深まり、どのような業界や職種を目指すかも決まってくるでしょう。
合同説明会とは、多くの企業が1つの会場に集まり、説明会を行うイベントです。各企業のブースに分かれて、15分程度で簡単な企業説明を行います。
企業説明会は、企業が独自で行う説明会のこと。業務内容や働き方、選考の進め方などの情報を得られます。実際に働く社員の方に、気になることを質問できる点がメリットです。企業によっては、説明会に参加しないと選考に応募できない場合もあるので気を付けましょう。
キャリアアドバイザーからのアドバイス
合同説明会は目的をもって参加することで、業界研究と自己分析を同時に深められる非常に有意義な場となります。まだ就職の方向性が定まっておらず迷っている場合は、OB・OGからリアルな話を聞きやすい大学主催の合同説明会から参加してみるのがおすすめです。当日はあえて名前も事業内容も知らない企業のブースを中心に回ることで、効率的に視野を広げられるでしょう。
合同説明会の大きなメリットは、社会人から仕事に対する価値観を直接聞ける点にあります。現場の社員に志望動機や入社の決め手などを質問し、その回答に対して自分がどう感じたかを整理してみてください。他人の価値観に触れることで自分の軸も浮き彫りになり、「これからどうすればいいか」という迷いを晴らすことにつながっていくでしょう。
詳しくは「【21卒 就活お悩み相談室 #7】合説って行く意味ありますか?」でご紹介しているので、ぜひご一読ください。
7.エントリーシートを作る
エントリーする企業が決まったら、エントリーシートを作りましょう。エントリーシートは、自己PRや志望動機、学生時代に頑張ったことなどを記載する書類です。履歴書とは違い、企業ごとに質問内容が異なります。
エントリーシートに書いた内容は選考に大きく影響するため、内容が伝わりやすいように工夫することが重要です。完成したエントリーシートは家族や友人などに読んでもらい、誤字脱字・内容が分かりやすいかなどをチェックしましょう。
8.筆記試験・Webテストの対策をする
多くの企業が選考の初期段階で導入しているのが、SPIや玉手箱などの筆記試験・Webテストです。基礎的な学力や論理的思考力、性格の傾向を測るためのものであり、事前の対策をしていないとここで足切りに遭ってしまうリスクがあります。
テストの点数が足りず面接に進めないという事態を避けるために、早い段階から対策本を繰り返し解いて出題形式に慣れておくことが重要です。毎日少しずつでも計算問題や言語問題に触れ、スピードと正確性を高めていく努力が求められます。
9.グループディスカッションの対策をする
企業によっては、グループディスカッションを選考に取り入れている場合もあります。グループディスカッションとは、4~6人程度の少人数で、与えられた議題について話し合う選考です。準備をしていないと、何も話せずに終わってしまう場合もあるため気を付けましょう。
グループディスカッションが行われるのは、エントリーシートや面接では判断しにくいコミュニケーション能力を見るためです。周囲と協力して進められるか、積極的に発言できるかなどが評価の対象となります。グループディスカッション対策を行うセミナーもあるため、選考までに参加するのもおすすめです。
10.面接対策を行う
選考を突破するためには面接対策も重要です。面接ではよく聞かれる質問があるため、回答を想定しておくのがポイント。たとえば、「自己PR」「志望動機」「長所や短所」などがよく聞かれる質問です。
また、本番で緊張しないように模擬面接も行いましょう。模擬面接は本番と同じような緊張感で行うことが理想なので、大学のキャリアセンターや就活エージェントに依頼するのがおすすめです。面接マナーや態度なども併せてチェックしてもらうようにしてください。
就職以外の選択肢も考えたいという方には、「就活したくないのは甘え?就職以外の道やモチベーションを上げる方法を紹介」の記事をご覧ください。新卒就活がおすすめされる理由や就職しない場合の注意点を解説しています。
キャリアアドバイザーからのアドバイス
面接対策で「どうすればいいか分からない」と悩んだら、話し方のテクニックよりも先に話す内容を磨くことが合格への近道です。就職の選考で落ちてしまう人の多くは、自分が仕事を通じて実現したい就活の軸と、自己PRや志望動機の内容がズレてしまっている傾向にあります。
まずは自己分析をやり直し、「何のために働くのか」という根本的な目的を明確に言語化してみてください。そのうえで、過去の経験エピソードと志望動機が、就活の軸にしっかり紐付いているかを確認することが重要です。すべての話に一貫性をもたせることで面接官への説得力が増し、選考の通過率も自然と高まっていくと考えられます。
面接対策に関する詳しいアドバイスは「【就活お悩み相談室 #3】面接対策、何をすればいいのかわかりません」でご紹介しているので、ぜひご一読ください。
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就活でやりがちな5つのNG行動
就職活動中は、焦りや情報不足からつい周りの意見に流され、誤ったアプローチを続けてしまうケースも少なくありません。「就職活動がうまくいっていない」「どうすればいいか分からない」と悩んでいるときは、自分が無意識のうちにNG行動をとっていないか振り返ることが重要です。
ここでは、大学生が陥りやすい就活でのNG行動について解説するので、現在の就活状況や心当たりがないかをチェックしてみてください。
1.大手企業や有名企業ばかり受けている
大手企業や有名企業にのみに絞ってエントリーするのは、内定獲得のハードルを極端に上げてしまうリスクの高い行動です。誰もが知る大手や有名企業には全国から優秀な学生が殺到するため、競争率も選考難易度も跳ね上がります。
また、大手や有名企業を受けたい理由が「親を安心させたい」「周りに自慢したい」といった志望動機になってしまうと、自分の本来の適性を見失いがちになることも。就職活動では、世間の知名度にとらわれず本当にやりたいことを見極め、BtoB企業や隠れ優良企業にも目を向ける視野の広さが必要です。
2.自己分析をせず手当たり次第に応募する
自己分析をせず手当たり次第に応募することも、就職活動で避けるべきNG行動の一つです。行動量だけで就職活動を乗り切ろうとしても、自己分析ができていなければ企業選びの軸がブレてしまい、説得力のある志望動機は作れません。その結果、「なぜうちの会社なのか」という問いに対して表面的な回答しかできず、選考の初期段階でつまずく確率が高まるでしょう。
むやみにエントリー数を増やすよりも、まずは立ち止まって自己分析を深め、自分に合う環境の条件を言語化する方が効果的です。ターゲットを絞り込んでから1社ずつ質の高い準備を行うことが、内定への近道となります。
3.自分のイメージだけで企業や業界を判断する
インターネット上の口コミや「この仕事はきつそう」といった世間のイメージには、個人の主観や偏った意見が混ざっていることが多々あります。先入観や断片的な情報だけで志望先を絞り込むのは、自分に合った企業との出会いを逃しかねないNG行動です。
画面上の情報だけで結論を出すのではなく、実際に会社説明会へ足を運んだりOB・OG訪問をしたりして、自分の目で一次情報を確かめる姿勢が重要。現場の社員の生の声を聞くことで、ネガティブなイメージが払拭されることもあります。
4.ES作成や面接でテンプレートを使い回す
エントリーシートや面接の回答において、インターネット上にあるテンプレートや別の選考で使った文章を使い回すのは、採用担当者にマイナスの印象を与える可能性が高いでしょう。毎年膨大な数の学生を評価している面接官の目には、どこかで読んだような無難な定型文はすぐに見抜かれてしまいます。
企業側が知りたいのは、美しい文章の構成力ではなく、あなた自身のリアルな経験や人柄、そして困難をどう乗り越えたかという独自のプロセスです。綺麗な言葉で取り繕うとするよりも、少し不器用であっても自分の言葉で具体的なエピソードを語る方が、熱意として相手の心に響くでしょう。
5.誰にも相談せず就活の悩みを一人で抱え込む
就職活動で行き詰まったとき、誰にも頼らず一人で悩みを抱え込み続けるのは、精神衛生上良くありません。客観的な視点をもてないまま間違った自己流の対策を繰り返してしまうと、不採用が続いたときに「自分はダメなんだ」と負のスパイラルに陥りやすくなります。
悩みや不安は、言葉にして第三者に話すだけでも心が軽くなったり、思考が整理されたりすることが多いものです。家族や友人はもちろん、大学のキャリアセンターや就職エージェントといったプロに頼りながら、長期戦を乗り切る工夫を取り入れてみてください。
就活でよくあるお悩みと対処法については、「就活でよくある悩み20選!不安を溜め込まないための心構えや解消法を紹介」の記事でご紹介しています。こちらも併せてご一読ください。
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就職活動を行うにあたり必要な準備
就職活動をスムーズに進めるためには、選考対策だけでなく就活そのものに必要な準備も欠かせません。自信をもって選考に臨むためにも、以下で紹介する準備を早めに済ませておきましょう。
企業説明会や面接に必要なものを揃える
就職活動を始める際は、企業説明会や面接に必要なアイテムを事前に揃えておきましょう。就職活動で必要になる主なアイテムを下記にまとめました。
| 準備しておきたい基本アイテム | ・スーツ一式(靴、小物含む) ・A4サイズ対応のビジネスバッグ ・腕時計 ・ハンカチ、ティッシュ ・筆記用具、メモ帳 ・クリアファイル ・印鑑 ・証明写真 ・就活用のメールアドレス |
|---|---|
| 持っておくと便利なアイテム | ・手鏡、化粧直しセット、くし ・折り畳み傘 ・スケジュール管理ツール ・地図アプリ、乗換案内アプリ ・モバイルバッテリー |
| オンラインでの説明会や面接に役立つアイテム | ・PCやタブレット端末などの機器 ・ネット接続環境 ・マイクつきのイヤホン、ヘッドセット |
これらのアイテムは、面接や説明会に参加する際に必要です。説明会や面接直前になって「準備が足りなくてどうすればいいか」と慌てることのないよう、余裕をもって早めに買い揃えておきましょう。
近年では説明会や面接をオンラインで行う企業も増えているため、PCやタブレット端末、マイク付きのイヤホンなどもあるとスムーズです。オンライン面接のマナーや注意点を解説している「【就活】オンライン面接だからこそ気をつけたいマナーや当日の注意点を解説」の記事も、ぜひご一読ください。
就職活動にかかる費用の平均額は8万2,277円
2025年7月に発表された、就職みらい研究所の「【2026年卒 就職活動TOPIC】」によると、就職活動にかかった費用の平均額は8万2,277円でした。なお、就職活動にかかった費用の内訳とそれぞれの平均額は以下のとおりです。(公務員試験対策費を除く)
| 交通費 | 被服費 | 宿泊費 | 飲食費 | 書籍費 | スキルアップ費用 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2万5,899円 | 3万1,690円 | 2万4,856円 | 7,266円 | 4,106円 | 2万8,345円 |
参照:就職みらい研究所「【2026年卒 就職活動TOPIC】」
遠方から都市部の選考に参加する場合、交通費や宿泊費はより高額になるでしょう。直前になって資金不足で動けなくなる事態を防ぐためにも、早い段階から計画的に資金を貯めておく工夫が必要です。オンライン面接を採用している企業の場合は積極的に活用し、上手に費用を抑えながら就職活動を進めていきましょう。
参照元
就職みらい研究所
【2026年卒 就職活動TOPIC】就職活動費用は平均8万2,277円。前年に比べ約2,000円減少
基本的なビジネスマナーを覚える
現時点でまだ大学生であっても、就職活動で企業とやり取りする際は基本的なビジネスマナーが求められます。言葉遣いや身だしなみといったマナーを守れているかどうかは、選考を受けるうえで重要な評価ポイントです。基本的なビジネスマナーを事前に学んでおき、自信をもって就職活動に臨めるようにしましょう。
言葉遣いのマナー
企業の人事担当者や面接官と話す際は、適切な敬語を使うことを意識してください。多少の間違いであれば許容される可能性もありますが、「ら抜き言葉」を避ける、尊敬語・謙譲語・丁寧語を正しく使い分けるといった基本を身に付けましょう。
たとえば、「了解しました」ではなく「承知いたしました」を使う、一人称は「わたし」「わたくし」と使うなど、社会人らしい言葉遣いを意識することが大切です。
身だしなみのマナー
就職活動における身だしなみは、清潔感が重要です。スーツの着こなし方や髪型、爪の手入れ、靴磨きなど、細部にまで気を配りましょう。
主なポイントは、しわのないスーツ、派手すぎないネクタイやメイク、きちんと整えられた髪です。企業に好印象を与えるためにも、面接や企業説明会の前には鏡でチェックする習慣をつけてください。
電話・メールのマナーを覚える
企業との連絡手段として頻繁に使用する電話やメールにおいても、ビジネスマナーは存在します。これらを正しく理解していないと、知らないうちに採用担当者に失礼な対応をとってしまい、評価を下げてしまう恐れがあるでしょう。
裏を返せば、連絡の作法をしっかりと身につけておくことで、「すでに社会人としてのマナーが備わっている」と好印象をもってもらえるチャンスでもあります。企業とのやり取りもスムーズになり、担当者に安心感を与えられるようになるでしょう。
電話のマナー
企業へ電話をかける際は、できるだけ相手の業務や休憩の妨げにならないタイミングを選ぶのが鉄則です。具体的には、始業直後や昼休憩の時間帯、退勤前を避けるようにしましょう。
電話がつながったら、まずは大学名と氏名をはっきりと名乗り、担当者への取り次ぎをお願いします。担当者に代わってもらったら、要件を簡潔に伝えましょう。
また、就職活動中は企業からいつ電話がかかってきてもおかしくないため、「見知らぬ番号だからどうすればいいか分からず無視する」といった対応は避けるべきです。静かな場所に移動してメモを手元に用意し、明るい声で応対できるよう心構えをしておきましょう。
就活における電話のかけ方やマナーについては、「就活での電話のかけ方は?基本的なマナーや場面別の会話例を紹介」の記事で詳しく解説しています。
メールのマナー
ビジネスメールでは、まず件名を見ただけで誰からのどのような要件の連絡が来たのか一目で分かるようにすることが重要です。たとえば、「件名:内定のお礼 ●●大学●●(氏名)」と件名に明記し、本文の冒頭には企業名と担当者名、末尾には自身の署名(大学名、氏名、連絡先)を記載します。
メールの本文でも簡潔で分かりやすい文章を心掛け、送信前には誤字脱字がないか必ずチェックを行いましょう。また、企業からの連絡に対しては、原則として24時間以内に返信するのがマナーです。
好印象につながるメールの書き方や返信方法については、「就活メールで好感度アップ!好印象につながる書き方や返信方法を例文とともに解説」の記事をご参照ください。
かんたん1分!無料登録無い内定から脱却したい
就職先はどうすればいいか分からないときの対処法5選
やりたい仕事が見つからず、就職活動でどうすればいいか分からない場合は、就活の軸を考えるところから始めましょう。ここでは、やりたい仕事が見つからない場合の対処法を紹介するので、参考にしてみてください。
1.就活の軸を考える
やりたい仕事が見つからない場合、就活の軸を考えてみましょう。就活の軸とは、仕事や企業を探すうえで譲れない自分なりの基準のことです。
たとえば、「人と直接コミュニケーションをとる仕事がいい」のように、仕事内容を軸にする人もいます。また、「地元で働きたい」のように条件面を軸にする人もいるでしょう。
就活の軸が明確になれば、業界や企業を探しやすくなります。また、「思っていた企業と違った」「自分のやりたいことではない」といったミスマッチも減らせるので、安心して志望企業を探せるようになるでしょう。
就活の軸の決め方は「就活の軸の例文29選!志望先・価値観別の回答例と伝え方のコツを紹介」の記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。
2.やりたくない仕事は何かを考える
やりたい仕事が見つからないときは、反対に「やりたくない仕事や業務」をはっきりさせるのも有効です。たとえば、「残業が多い仕事は避けたいなら、ワークライフバランスを重視している企業を選ぶ」といったイメージです。
「やりたくないこと」を基準に企業の条件を絞ることで、やりたいことがまだはっきりしていない人でも、「この仕事だったらできそう」という選択肢を見つけやすくなります。
3.大学のキャリアセンターに相談する
就職先について一人で決められないときは、所属する大学のキャリアセンターに足を運び、職員に悩みを打ち明けてみるのがおすすめです。キャリアセンターには長年にわたり学生を支援してきた実績があり、大学ごとの就職傾向や過去の先輩たちの面接データなど、そこでしか得られない有益な情報も蓄積されています。
キャリアセンターでは対話を通じて学生の悩みや希望条件などを引き出し、客観的な視点からアドバイスしてもらえるため、一人で悩む時間を短縮できるでしょう。
4.スカウトサービスに登録する
やりたい仕事が見つからない場合、スカウトサービスに登録するのもおすすめ。スカウトサービスとは、プロフィールを登録することで企業から選考参加や面談のスカウトが来るサービスのことです。
企業からスカウトをもらうことにより、今までは興味のなかった業界や企業について深く知るチャンスが広がります。新しく知った企業に興味をもち、志望度が高まることもあるでしょう。
5.就職エージェントに相談する
自分に合った企業をスピーディーかつ効率的に見つけたいのであれば、就職エージェントに相談してみましょう。就職エージェントは、プロのキャリアアドバイザーが就職活動をマンツーマンでサポートしてくれる民間のサービスで、ナビサイトには掲載されていない優良な非公開求人を多数保有しています。さらに、自己分析の深掘りやエントリーシートの添削、面接対策といった実践的なサポートを受けられるのも大きな魅力です。
面接のスケジュール調整や選考対策も個別に対応してもらえるため、情報収集や企業選びにかかる負担を劇的に減らし、効率よく内定を目指すことができる心強いサービスといえるでしょう。
就職エージェントについてより詳しく知りたい方は、「就活エージェントとは?自分に合ったサービスの選び方と活用法を解説」の記事をご参照ください。
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就職をどうすればいいか悩むあなたへ
周囲が次々と進路を決めていくなかで、自分だけやりたいことも見つからず取り残されているように感じると、焦りばかりが募るかもしれません。しかし、ファーストキャリアの選択で悩むのは、あなたが自分の人生に対してそれだけ真剣に向き合っている証でもあります。
焦って合わない企業に応募してしまうよりも、一度立ち止まって納得のいく答えを探す時間のほうが、将来のあなたにとってプラスになるはずです。うまくいかないときは一人で抱え込まずプロの支援サービスを頼りながら、自分のペースで一歩ずつ前へ進んでいってください。
就職活動の悩みを解決できないときは、キャリアチケット就職エージェントに相談してみませんか?キャリアチケット就職エージェントでは、キャリアアドバイザーによる就活の進め方や自己分析の方法についてアドバイス、応募書類の添削、面接対策など、就活全般のサポートが可能です。
「何から始めたらいいか分からない」「自分に合う仕事ってなに?」といった不安を感じている方も、スムーズに就活が進められるでしょう。もちろんサービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
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就職活動をどうすればいいか分からないときによくある質問
就職活動でどうすればいいか分からないときに、よくある質問に回答します。何をしていいか分からず悩んだ際には、参考にしてください。
Q.就職活動は何から始めたらいい?
A.就職活動は、まず情報収集と自己分析から始めましょう。就職活動の全体像やさまざまな情報を得るために、まずは就活サイトに登録することをおすすめします。
また、自己分析で「自分が何をしたいか」「何が得意か」を明確にし、業界研究や企業研究で世の中の仕事について知ることが大切です。これらの工程が、後のエントリーシート作成や面接対策の土台となります。
Q.就職活動を始めるべきタイミングはいつ?
A.就職活動の準備を始めるのは、大学3年生の春から動き出すのがおすすめのタイミングといえます。この時期から夏のインターンシップに向けた準備を始めることで、余裕をもって自己分析や業界研究を進められるためです。
「就職活動を始めたいけれど、いつからどうすればいいか分からない」と迷っているなら、思い立ったその日をスタートラインに設定してみましょう。まずはナビサイトを開いてみるだけでも良いので、できるだけ早い段階で情報収集の初動を起こすことが、満足のいく就職先選びにつながるでしょう。
Q.大学3年で就活を何もしてないのはやばい?
A.大学3年生の秋や冬になっても全く手をつけていない場合、早期化の波からは少し出遅れているといえるでしょう。しかし、今から行動を起こせば決して手遅れというわけではなく、十分に挽回は可能です。過去の遅れを後悔するよりも、今の状況を率直に受け止め、今日からすぐに具体的な準備を始めるスピード感が求められます。自力での情報収集に不安がある場合は、プロの就職支援サービスなどをフル活用して、効率的に遅れを取り戻すための戦略を立てるのが賢明な判断と考えられます。
Q.「私服OK」「服装自由」の適切な服装は?
A.就活における「私服」とは、完全にカジュアルな服装ではなく、「オフィスカジュアル」を指すのが基本です。企業説明会や面接で「私服OK」や「服装自由」とされた場合でも、TPOをわきまえた清潔感のある服装が求められます。
具体的には、ジャケットに襟付きのシャツ(またはブラウス)、落ち着いた色のパンツやスカートといった、仕事の場にふさわしいオフィスカジュアルを意識しましょう。迷う場合は、スーツで行っても問題ありません。
ただし、アパレルやデザイン系などのクリエイティブな企業・職種の場合は、服装の自由度を通じて学生の個性やTPOに合わせた表現力を確認しようとしているケースも。受ける企業の社風や業界の特性を事前にリサーチし、堅過ぎずラフ過ぎない、自分らしさを適度にアピールできる装いを工夫することがポイントです。
Q.就活のやり方が分からない大学生は誰に相談したらいい?
A.就活のやり方が分からない場合は、大学のキャリアセンターや民間の就職エージェントなど、就職支援を専門とするプロに相談するのが安全な方法です。数多くの学生をサポートしてきた実績に基づく、的確で客観的なアドバイスを受けられるでしょう。また、身近な存在として、すでに就職活動を終えた大学の先輩に体験談を聞いてみるのもおすすめです。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。