就活は何から始める?やること11選とスケジュール・時期別の対策を解説

このページのまとめ

  • 就活を何から始めるか迷っている人は、自己分析・業界・企業研究から始めよう
  • 就活を効率よく進めるには、全体の流れとスケジュールの把握が重要
  • 就活で何をすればよいか分からなくて不安な人は、就活エージェントに頼るのがおすすめ

就活は何から始める?やること11選とスケジュール・時期別の対策を解説のイメージ

人によってゴールが異なる就活は、未経験だからこそ何から始めるべきか迷うものです。やるべきことが無数にある気がして、途方に暮れる人もいるでしょう。

この記事では、就活を何から始めてよいか分からない人に向けて、納得いく企業から内定をもらうためにやるべき11のことをまとめました。就活のスケジュールと時期別の対策、卒業年度別のやるべきことも解説しています。

就活の進め方がわからない人はぜひ参考にしてください。

就活の効率の良い進め方について知りたい方は、「就活は何から始める?基本の進め方や効率良く終わらせるためのコツが分かる!」も参考にしてください。

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目 次

就活は何から始めればよい?まずは全体像を把握しよう

就活はやることが無数にあるように感じるかもしれませんが、以下の3つを押さえておけば全体像は把握できます。

・内定までの一般的なスケジュールや流れを理解する
・自己理解に励む
・業界や企業の理解に励む

就職活動は、企業と就活生がマッチングする機会です。

・企業:自社で長期間活躍してくれそうな人材を求める
・就活生:自分の強みや特性を理解して、企業に適した人材であることをアピールする

就職活動の原則を理解すれば、相手のことを深く知るのはもちろん、自分自身のことを正しく理解することが大切だとわかるでしょう。
判断に迷いがなくなれば就職活動を効率よく進められるため、就活を何から始めたらよいか分からなくて悩んでいる人は、自己分析と業界・企業研究に注力することをおすすめします。

就活の進め方に関する不安がある人は「就活の方法を詳しく解説!不安になったときの解消法もご紹介」をご覧ください。

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就活の始め方がわからない方へキャリアドバイザーからのアドバイス

自己理解につながる自己分析を就活の最初にやるべき理由は、自分に合った企業からの内定をもらうための第一歩だから。

内定は、第一印象やこれまでの経験、仕事や物事に対する考え方といった企業が求めるものと自分が持っているものが合致したうえで、企業に伝わったときに獲得できます。

つまり、そもそも「自分の特徴が分からない」「自分の強みやアピールポイントがよく分からない」という状況で就活を進めても、自分に合う企業も分からず選考に進めたとしても合致点がないため好印象にはつながりにくいといえます。

就活の最初に自己分析を行わないまま、「知っているから」「なんとなく良さそうだから」といった理由でやみくもに応募先を決めていては、企業が求めるものと自分の強みやアピールポイントがずれてしまい、良い結果にはつながりません。

結果として就活が長引いてしまう恐れもあるでしょう。

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就活で何から始めるかわからない人がまずやるべき6つのこと

就活の右も左もわからない人が最初に取り組むべきことを、6つにまとめました。それぞれの内容を実践して、就活の第一歩を踏み出しましょう。

1.就活時期と流れの把握

まずは就活の時期と流れを把握することが欠かせません。
就職活動の大まかな流れを把握しておけば、「いつまでに」「何をすべきか」について、逆算してスケジュールを立てられます。

就職活動が本格化するのは大学3年生の3月以降ですが、一般的には以下の流れで選考を受けることになります。

・3月:エントリー開始、説明会の参加
・4~5月:エントリーシート提出等
・6月~:選考開始
・10月:内定式

就職活動をスムーズに進めるには事前準備が大切です。スケジュールが明確になれば、期限を決めて準備すべき細かな事柄もはっきりするでしょう。後述する内容を実践する前提として、就活の流れを理解しておくことは非常に重要です。

2.自己分析

満足いく就職活動をするためにも、自己分析を丁寧に時間をかけて行いましょう。

・企業選びの軸を決めるため
・自分の適性を見極めるため
・企業に合わせた志望動機や自己PRを作成するため

自分の特徴や性格を知らなければ業界や企業の絞り込みも難しく、各種選考過程においてもブレない軸を持って受け答えできないでしょう。
自己分析は時間がかかる作業なので、選考が本格化する前に済ませておくのがおすすめです。

自己分析のやり方

自己分析をするにあたって、まずは今までの人生を振り返り、以下のことをピックアップしてみましょう。

・学生生活やアルバイトなど、これまで力を入れてきたこと
・その経験の原動力となった思いは何か
・どのように頑張ったのか
・その経験で何を学び、身につけたか

印象に残っている経験を一つずつ深掘りすることで、自分の強みは何か、企業でどのように活かせるかなどの理解も深まります。経験ごとに内容を深掘りすると、それぞれを自己PRやガクチカで利用できるため、応募書類の作成や面接においても自信を持って回答できるようになるでしょう。

自己分析の注意点

自己分析は強みや弱みが企業側からどのように見られるのかが重要であるため、客観的な視点を大切にしてください。

ノートなどにまとめるだけでなく、実践した自己分析の結果に対して、第三者からフィードバックをもらうとよいでしょう。身近な人はもちろん、周りの人に頼って、客観的な視野も交えて自己分析を進めましょう。

なかでも、おすすめは就活エージェントの利用です。就活における自己分析は何をすればよいか迷いがちで、不安を抱えたまま進めてしまう就活生が多い傾向にあります。キャリアアドバイザーがリードしながら自己分析をサポートしてくれるので、就活エージェントに頼ってみるとよいでしょう。

自己分析の方法を具体的に知りたい方は「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」をご覧ください。

3.業界研究

自己分析と同時並行または順番に、業界研究も進めましょう。就職活動は自己理解と企業理解が欠かせず、企業を理解する前提として業界に関する情報を収集する
ことが大切です。

業界研究をする際のポイントをまとめました。

・興味関心のある業界だけでなく、幅広く研究する
・業界の現状だけでなく、未来はどうなりそうかも見据える
・業界間の結びつきや関連性などをもとに調べる範囲を広げる
・各業界において同じ項目の情報をピックアップして整理する

幅広く業界を見ておくことで、自身の可能性を狭めるリスクを回避できます。また、イメージ先行で業界を絞り込むと、入社後のミスマッチが起きる場合もあるため注意が必要です。

思いも寄らない業界に自身の適性があるかもしれないので、まずは国内にどのような業界があるか知るところから始めましょう。

4.企業研究

業界研究を通じて興味の方向性が見えてきたら、その業界に所属する企業について情報収集することも大切です。

企業研究を入念に行うほど、自身のどのような点をアピールすべきかわかり、入社後のイメージも湧きやすくなります。企業研究を進める際は、以下の項目をピックアップしましょう。

・業界内のポジション
・企業の基本情報
・職種
・勤務条件
・求める人物像

企業研究をする際は、情報の質に注意してください。インターネットやSNS、掲示板などから間違った情報を頼りに応募書類を記載したり面接で回答したりすると、マイナスな印象を与える可能性があります。

公式サイト以外の情報は鵜呑みにせず、後述する説明会やOB・OG訪問に参加するなどして、自分の足で情報を稼ぐことも大切です。企業研究の進め方は「企業研究のやり方と就活に活かすコツを解説!効率的な進め方とは?」で詳しく解説しています。

5.就活サイトへの登録

就活を始めるには、就活サイトへの登録が欠かせません。企業の個別説明会やインターンシップの開催などの情報は、就活サイトを通じて開示されることが多く、面接や各種選考の準備をするには登録が必須です。

就活サイトには、さまざまな業界を網羅した総合型や、一つの業界に絞った特化型があります。情報をまんべんなく手に入れるためにも、複数の就活サイトを併用するのがおすすめです。

合同説明会やセミナーに参加してみよう

「就活を何から始めればよいかわからない」などと悩んでいる人は、大手就活サイトが主催する合同説明会やセミナーに参加してみましょう。新卒採用を予定している企業が一堂に介しており、各社の説明を1日にまとめて聞いて回れます。

また、就活の始め方をテーマにしたセミナーが開催されることも多いため、情報収集するにはピッタリです。まずは肌で体感してみる意味でも、就活サイトへの登録とあわせて、説明会やセミナーの開催の有無を調べて積極的に参加してみましょう。

6.就活アイテムの準備

就職活動を進めるには、リクルートスーツやカバンなどのアイテムの準備も欠かせません。就活を何から始めればよいかわからない人は、就活アイテムを先に揃えておきましょう。

・リクルートスーツ
・シャツ・ブラウスやネクタイ、靴などの小物類
・履歴書
・応募書類に添付する証明写真

面接や各種選考がスタートする前に、就活アイテムは準備しておいてください。

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就活の全体像を踏まえて順番にやるべき5つのこと 

就活の準備として最初に取り組むべき6項目を踏まえて、さらにやっておきたいことを5つ紹介します。順番に実践していけば、就活が本格化しても自信を持って取り組めるでしょう。

1.インターンシップへの応募と参加

インターンシップへの応募と参加は、納得のいく就活をするためには必須といえます。インターンシップに参加することで得られるメリットをまとめました。

・企業への理解がグッと深まる
・実際の職場で実務を経験できる
・別ルートで選考につながる場合もある
・事前に業務を経験することで、企業や業務への適性を判断できる

半日や1日のインターンシップは説明会の延長のような内容ですが、1週間以上のインターンシップであれば、実際の業務も経験できるはずです。あまり興味の湧かない企業だとしても、インターンシップに参加することで、働くこと自体に具体的なイメージを掴めます。

夏のインターンシップは大学3年生の5月頃から、秋冬のインターンシップは9月頃から応募がスタートする傾向です。就活サイトに登録したら、さまざまな企業の情報を確認してインターンシップに応募・参加しましょう。

2.OB・OG訪問の実施

企業理解を深めるためにも、OB・OG訪問も積極的に行うことをおすすめします。OB・OG訪問をすることで、企業のWebサイトには載っていないさまざまな情報を得られるでしょう。

・働く前後のイメージギャップを聞ける
・実際に働いた感想ややりがいを聞ける
・当時の就活でこだわったポイントを聞ける
・選考対策や面接のアドバイスをもらえる

OB・OG訪問の具体的な進め方としては、大学のキャリアセンターの連絡先リストから先輩を探したり、ゼミやサークルなどの先輩に依頼する方法が一般的です。

OB・OG訪問の際は、事前に質問を考えておくと聞き漏らしがなく、貴重な時間を有意義に活用できるでしょう。OB・OG訪問で用意する質問は、「就活のOB訪問で使える質問集!先輩に聞いておきたいのはこれだ」で詳しく解説しています。

3.履歴書やエントリーシートの準備

自己分析と業界・企業研究が一通り済んだら、履歴書やエントリーシートの準備もしておきましょう。自己と企業の理解ができていれば、応募書類でほぼ必ず聞かれる定番質問にあらかじめ回答できるはずです。

もちろん、企業によって求める人物像は異なるため、同じ内容で提出できるわけではありません。しかし、自分の根幹をなすような性格や特徴、エピソードなどは、パターン分けしてまとめられるはずです。

就活が本格化する前にひな型を準備しておくと、面接や各種選考で慌ただしくなった場合にも落ち着いて対応できるでしょう。

4.筆記試験対策

就活が本格化する前に、筆記試験やWebテスト対策も済ませておくことをおすすめします。採用選考のファーストステップとして筆記やWebのテストが用意されているため、面接に進むためには試験対策が欠かせません。

参考書を1冊購入して、問題を繰り返し解いておけば傾向は掴めるはずです。就活が本格化する大学3年の3月までに、筆記試験対策も済ませておきましょう。

Webテスト対策に関する詳細は「就活のWebテスト対策はどうする?主な種類や勉強法を知っておこう!」をご覧ください。

5.面接対策

就活の準備として自己分析と企業研究に次いで力を入れるべきなのが、面接対策。
書類選考を通過して、企業の採用担当者や部長クラス・役員などから直接質問される面接は、誰もが緊張して思うように回答できないことがほとんどです。

・友人同士で面接官役を交代しながら対策する
・自分が回答する様子を動画撮影して見直す
・大学のキャリアセンターに面接対策を依頼する
・就活エージェントに面接対策を依頼する

面接対策の方法はさまざまあるため、自身に合うスタイルで面接に向けた準備をしましょう。
就活が本格化すると時間を確保しづらいため、大学3年生の3月までに面接対策を済ませておくのがベスト。面接対策の時間を確保できなかった場合は、すきま時間を見つけてセルフで対策を進めましょう。

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一般的な企業の就活スケジュール

一般的な企業の就活スケジュールを具体的に解説します。就活を何から始めるべきか理解したうえで、いつ、どのようなイベントがあるのかを押さえましょう。

3年生の5月〜6月:夏のインターンシップに応募

就活の前哨戦として必ず押さえておきたいのが、夏のインターンシップです。

開催時期のおよそ2〜3ヶ月前に応募が始まる傾向にあります。興味の有無を問わず、各社のインターンシップ情報は、大学3年生に進級して少し落ち着いた頃からチェックしておくとよいでしょう。

インターンシップが採用に直結する場合もあり、応募の際は別途エントリーシートの提出を求められることが多いため、事前にある程度自己分析できているとスムーズに応募書類を作成できます。

7月〜9月:夏のインターンシップに参加

大学3年生の夏休み期間中にインターンシップに参加するのが一般的です。

企業に一定期間足を運び、実務を経験したり、ワークショップ形式でグループワークをしたりなど、開催方式や期間はさまざまです。3日程度の場合もあれば、2週間・1ヶ月ほどの長期インターンシップもあります。

インターンシップ参加によって得られた経験を踏まえて、自身の適性を判断・検討しましょう。

10月〜2月:秋冬のインターンシップ応募・参加

大学3年生の10月〜2月の間は、秋冬のインターンシップが開催される期間です。夏季インターンシップのように長期間で開催されず、3〜5日程度のプログラムを組むことが多い傾向にあります。

同じ業界の異なる企業のインターンシップに参加したり、異なる業界に目を向けたりするなど、自身の目的に合わせて希望先を検討しましょう。

秋のインターンシップ応募は8月頃から始まるため、継続的な情報収集が欠かせません。

3年生の3月1日:就活の本格スタート

大学3年生の3月を迎えると、企業の採用情報が正式に解禁され、エントリーができるようになります。

国が定めた統一的な指針に沿って採用活動をしている企業の場合は3月から本格スタートしますが、企業によっては前倒しで選考を進める場合もあるため注意が必要です。3年生の春頃から進めた自己分析や企業研究などを経て、志望企業にアプローチを始めるのがこの時期です。

外資系・ベンチャー企業は選考が前倒しされている

外資系企業やベンチャー企業は全体的にかなり前倒しで選考が進みます。外資系企業の場合、夏季インターンシップの開催はほかの企業と変わりません。

しかし、夏季インターンシップが終了した後に説明会や本選考をスタートさせる場合があります。早いと大学3年生の年内に内々定が出され、全体的には3年生の3月には内々定が出揃う傾向です。
外資系企業の場合、一般的な企業の就活が本格化する前に選考活動が終了するため、特に前倒しで準備する必要があります。

なお、上記スケジュールはテレビ局やマスコミ系も同様の傾向があります。これらの業界・企業を志望する人は、大学2年生の冬頃から準備をしておいたほうが安心できるでしょう。

また、ベンチャー企業の場合、3年生の12〜2月頃にかけて説明会が行われ、本選考がスタートする傾向です。本選考のスタートが早ければ、外資系企業と同様、3年生の3月に内々定が出ます。実態として、3〜6月に本選考が活発に行われ、一般的な企業よりも前倒しで内々定が出るパターンが一般的です。

一方、6月以降も選考を続けるベンチャー企業もあるため、一般的な企業に比べて、3ヶ月ほど前倒しで選考がスタートするイメージと考えておきましょう。ベンチャー企業の特徴などは「就活生に人気!ベンチャー企業に向いている人とは?」をご覧ください。

3年生の3月~4年生の5月:応募書類の提出・書類選考

就活が本格化すると、企業説明会への参加やエントリーシート(ES)の提出・Webテストの受験などが相次ぎます。

一気に慌ただしくなりますが、大学4年生を迎えるまでに就活準備を進めておくと、選考をスムーズに進められるでしょう。

6月:選考開始

4年生の6月から面接が行われ始めます。同時に、内々定を獲得する学生も増えていきます。
学生によっては複数社から内々定を獲得している場合もありますが、周りと比較せず、自分が納得できる企業から内定をもらうことを目標に、就活をコツコツ続ける意識が大切です。

10月:内定式の実施

4年生の10月以降に内定式が実施され、正式に採用が決まります。一般的には4年生の10月で就活は一区切りになりますが、内定獲得に時間がかかる人の場合、納得いくまで就活を続ける流れです。

企業によっては通年採用や秋採用を実施しており、その企業から内定を獲得するために就活を続ける人もいるでしょう。

就活のスケジュールをもっと詳しく知りたい方は「大学生の就職活動はいつから始まる?スケジュールや選考の準備を解説」をご覧ください。

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就活を始めた時期は?いつから準備をしているか解説

就活の一般的なスケジュールは紹介したとおりですが、実際に就活を経験した先輩がどのような動き方をしているか気になる人もいるでしょう。

内閣府が調査した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果報告書(概要版)(20p)」によると、業界や企業に関する分析を開始した時期に関するアンケート結果は以下のとおりでした。

業界や企業に関する分析を開始した時期のグラフのイメージ

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果報告書(概要版)(20p)

大学3年の9月以前に業界・企業研究をスタートさせた学生の割合は、累計して45.7%でした。以後、毎月10%程度の人が就活の準備を始めていることが分かります。

また、卒業・修了の前年度の9月以前に就活準備を始めている大学生の割合は、年々増加しています。夏のインターンシップへの参加・応募を視野に入れると、納得感のある回答といえるでしょう。

参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査

内々定を獲得する時期は?就活攻略の鍵は前倒しの準備

学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果報告書(概要版)(35p)」では、学生が内々定を獲得した時期に関しても調査しており、その結果は以下のとおりでした。

学生が内々定を獲得した時期のグラフのイメージ

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果報告書(概要版)(35p)

一般的に就活が本格化するとされている、大学3年生の3月時点で内々定を獲得している人は累計33.5%で、3人に1人が大学4年生に進級した時点で内々定を獲得しているようです。

また、大学4年生の4月がピークで、22.5%の学生が内々定を獲得していることもわかります。
選考開始とされる6月時点では全体の約90%が内々定を獲得しているのが実情で、就活対策は前倒しで進める必要性が高いことを示す結果でした。

参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査

就活でやっておけばよかったことは?上位3つを解説

マイナビ2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)」によると、年内にやっておけばよかった、もっと時間をかければよかったと思う就活準備の内容は以下のとおりでした。

もっと時間をかければよかったと思う就活準備の内容のグラフのイメージ

引用元:マイナビ「マイナビ2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)

最も多い回答が自己分析で、次いで業界研究、エントリーシート対策という結果でした。
「年内」という質問にもあるように、比較的時間の余裕があるタイミングだからこそ、自己分析や業界研究を入念に行い、就活の軸を定めておきたかったという後悔が見て取れます。

就活の軸の見つけ方を詳しく知りたい方は「就活の軸とは?探し方のコツや具体的を例文付きで解説」をご覧ください。

参照元
マイナビ
23卒就活生が「もっとやっておけばよかった」と思うことランキング、1位は?

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就活のやることリストを時期別に解説

就活対策の基本は自己分析と業界・企業研究ですが、ここまで紹介した内容は順番に対策すればよい場合もあれば、同時並行や順番を前後させたほうがよいケースもあります。

以下、時期別のやることリストとして、いつまでに何を準備すべきか具体的に解説します。自身の状況に照らし合わせて、対策の優先順位をつけましょう。

大学3年生の春(4~6月)

就活が本格化するのは大学3年生の冬以降ですが、3年生に進級するタイミングを境に以下の準備を進めておくと、かなり余裕を持って就活を進められます。

・自己分析
・業界・企業研究
・就活の軸の決定
・就活アイテムの用意
・夏季インターンシップに応募

ほかにも、大学内で開催される就活ガイダンスや、総合型の就活サイトなどが主催するイベントに参加しておくと、就活ノウハウが身につくのでおすすめです。

大学3年生の夏(7~8月)

大学3年生の夏には、以下の対策を進めておきましょう。

・OB・OG訪問をする
・夏季インターンシップに参加する
・秋季インターンシップに応募
・自己分析と業界・企業研究を継続する
・志望企業の過去の選考スケジュール確認

春に行った自己分析や業界・企業研究を踏まえ、OB・OG訪問やインターンシップを通じて企業への理解を深めるのがポイントです。比較的時間に余裕のある夏休み期間に、自己と企業理解を深めましょう。

夏季インターンシップの詳細は、「夏休みのインターン、募集時期や内容、参加するメリットは?」をご覧ください。

大学3年生の秋(9〜11月)

大学3年生の秋には、以下の準備を進めて冬に備えるのがおすすめです。

・夏季インターンシップの振り返り
・秋季インターンシップの参加
・冬季インターンシップの応募
・合同説明会などの参加

夏季インターンシップに参加した人は、振り返りをしながら就活の軸を見直してみましょう。実際に働くことで、仕事に対する価値観や業界・企業の見え方も変わるはずです。

気づきを言語化しつつ、視野を広げるためにインターンシップに参加したり、合同説明会に参加したりして、さまざまな企業を知る機会を作りましょう。

大学3年生の冬(12〜2月)

大学3年生の冬は、就活が本格化する前に状況を整理する大切な時期です。大学3年生の冬にすべきことをまとめました。

・冬季インターンシップの参加と振り返り
・自己分析のさらなる深掘り
・履歴書やESの準備
・Webテスト・筆記試験対策
・面接対策

一年近くかけて就活の準備を進めるなかで、心境や志望業界の変化などもあるでしょう。就活が本格化する前に今一度整理して、万全な状態で3月を迎えてください。

なお、企業によっては選考がスタートしています。定期的に情報収集して、エントリー期間を逃さないようにしましょう。

大学3年生の3月以降

就活が本格的にスタートしたら、スケジュール管理を徹底してください。何社も同時にエントリーするのが一般的で、選考が重なる機会も増えます。そのため、想像以上に忙しい日々を迎えることになるでしょう。

また、アルバイトや卒論などを両立させないといけない就活生も多いはずです。取り組む内容に優先順位をつけて、なるべく就活に時間を充てる工夫をしましょう。

就活が本格化したら、スケジュール管理を徹底したうえで、面接対策と企業研究は継続してください。面接まで進める企業が何社かあれば、実践形式で対応力もつくでしょう。

選考が始まれば、あとは自分の理想や就活の軸を曲げずに行動するだけです。納得いく企業から内定をもらえるよう、トライアンドエラーを繰り返しながら選考に臨みましょう。

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2023年11月時点で始める就活の第一歩を卒業年別で解説

人によっては、就活の準備を何もしていない人がいるかもしれません。「さすがにやばいから何とかしないと」などと焦っている人に向けて、ここでは、2023年11月時点における就活準備の第一歩を卒業年別で解説します。

2024年卒の学生が始める就活の第一歩

2024年卒業の人は、2023年11月時点で大学4年生に相当します。このタイミングで就活を始める場合は、とにかくエントリーできる企業を探すことから始めましょう。

企業によっては通年採用や秋冬採用を実施しており、内定式が終了した後に辞退した学生の欠員を補充したい需要もあります。
まずは選考まで進める企業を探しつつ、急ピッチで自己分析を進めましょう。応募書類を書きながら自己分析をするつもりで、とにかく実践形式で経験を積むのがおすすめです。

すきま時間をフル活用して面接対策を進め、限られたチャンスをものにできるよう、短期集中で内定獲得まで駆け抜けましょう。就活への取り組み方に関しては「就活で大切なのは、「めげないこと」。粘り強く続けて見つけた自分に合う仕事とは?」も参考にしてください。

2025年卒の学生が始める就活の第一歩

2025年卒業の人は、2023年11月時点で大学3年生に相当し、冬のインターンシップの応募が締め切られる前後かもしれません。

実際の仕事がどのようなものか少しでも経験したほうが今後に活きるため、自己分析よりも企業研究と業界研究を進めながら、冬季インターンシップに参加できないか調べてみましょう。

冬季インターンシップへの参加準備をしつつ、自己分析に時間をかけて、就活の軸を定めることが大切です。年内までに企業選びの方向性や志望業界が固まっていれば、就活が本格化しても滞りなく対応できるでしょう。

2026年卒の学生が始める就活の第一歩

2026年卒業の人は、2023年11月時点で大学2年生に相当し、就活の準備にはまだゆとりがあります。

業界研究を通じてどのような仕事があるか調べることから始めつつ、志望企業があれば過去の選考スケジュールを先にチェックしておきましょう。

長期インターンシップを開催する場合は、参加できないかスケジュールを調整するのもおすすめです。前倒しで行動した場合、後述する外資系企業への就職も視野に入れられるため、本記事で解説したやることリストを順番に実践していきましょう。

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就活に余裕を持たせるためにやっておきたいこと

就活に余裕を持って取り組むためにやっておきたいことを3つ紹介します。どれも些細なコツですが、実践できる人は取り入れてみましょう。

卒業単位は3年生の間に取得することを目指す

就活が本格化すると想像以上に忙しくなるため、卒業するための単位は3年生の間に取得することをおすすめします。

実態として、就活の準備は大学3年生からスタートするものも多いため、授業の単位は早めに取得して損することはありません。卒業までに必要な単位は早めに理解したうえで、計画的に学業に励みましょう。

就活が本格化する前に活動資金を貯める

就活期間中に集中するためにも、活動資金を早めに貯めておくことも大切です。

・就活アイテムの準備
・各種参考書の購入費用
・移動の交通費や宿泊費
・証明写真の撮影費用
・通信費

就活アイテムを一式揃えるのに最も費用が嵩み、説明会や選考参加のために上京する場合は、往復交通費や宿泊費がかかるケースもあるでしょう。

慣れない就活をするなかでアルバイトを続けるのは精神的にも大変なため、活動資金は早めに貯めておくと安心して就活に臨めます。

アルバイト先と勤務時間や条件を調整する

可能であれば、就職活動が本格化する期間中はアルバイトをしない、または勤務時間・条件を限定できるように調整することをおすすめします。

就活期間中は面接が急に入ったり、説明会の日程が追加されたりなど、イレギュラーなケースは多いです。体力的にハードなうえ、アルバイトと面接の日程がブッキングして迷惑をかけることを避けるためにも、就職活動を優先させたほうがよいでしょう。

もちろん、個人の状況次第ではありますが、うまくスケジュール管理する方法を見つけたうえで、後悔しないように就活を進めましょう。

就活の大変さに関しては「就活が大変な原因って?大変な時期を乗り越える方法を解説」で詳しく解説しています。

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就活を何から始めるか分からなくて不安なときの対処法

就活を何から始めてよいか分からなくて不安なときにできることを解説します。以下で紹介する4つを参考にして、就活に対する不安を和らげましょう。

友人と就活状況を確認してみる

同じく就活をしている同学年の友人と状況を確認するのは、不安を取り除く最もおすすめな方法です。

・現在どのような対策をしているか
・できていないことがあるか
・やったほうがよいと思っていることはあるか
・おすすめのサービスやイベントはあるか

探りを入れるように進捗状況などを聞いてみることで、新たな発見が見つかることも。同じ境遇で努力する身近な存在から就活の進め方や進み具合を確認して、自身の状況を客観的に評価しましょう。

就活を終えた大学の先輩に相談する

同い年の友人ではなく、就活を終えた大学やサークルの先輩に相談するのもおすすめです。同学年の友人に確認すると自分の現況と直接比較することになるため、場合によっては落ち込む原因になりかねません。

内定を獲得して残りの大学生活を過ごす先輩なら、直近の体験を交えて親身になって相談に乗ってくれるでしょう。
相談する際は、自分が希望する業界に内定が決まった先輩に頼ると、より具体的で実践的なアドバイスをもらえるはずです。

大学のキャリアセンターに相談する

大学のキャリアセンターも積極的に利用してみてください。

・大学で培った今までのノウハウ
・直近の就活市場への理解
・さまざまな学生の相談に乗っている実績

キャリアセンターは自身のことを深く知らない立場だからこそ、相談しやすい側面もあるでしょう。

ただし、キャリアセンターは時期によって繁忙度が異なるため、その場で相談に乗ってもらえることもあれば、事前予約が必要な場合もあります。状況に合わせて相談してみてください。

就活エージェントに相談する

就活エージェントなら、就活のプロとして多くの学生をサポートしてきた実績があります。

もちろん、キャリアアドバイザー自身の豊富な知識と経験から、学生の状況に合わせた適切な対策・行動に関するアドバイスをもらえるでしょう。就活の流れや企業・業界の動きも熟知している就活エージェントなら、就活に関するあらゆる悩みを解決できるはずです。

就活の悩みを相談する相手に関しては、「就活相談先のおすすめ15選!相手を見極めるポイントや注意点も解説」でも詳しく解説しています。

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就活を何から始めればよいかわからなくて悩むあなたへ

就活のゴールは人それぞれであり、そもそも未経験なので漠然とした不安を抱えるのは当然です。就活を何から始めればよいか分からず時間だけが過ぎて、焦りが募っている人もいるでしょう。

就活の進め方が分からなくて困っている人は、プロの力を借りるのがおすすめです。就活エージェントのキャリアチケットは、専任の就活アドバイザーがキャリアの相談や自己分析の深掘り、ESの添削、面接対策、あなたにあった企業の紹介などをマンツーマンで行っています。

就活を何から始めればよいか分からなくて悩んでいる人は、ぜひキャリアチケットを利用してみてください。

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キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。