サマーインターンの日程はいつから?スケジュールや選考突破のコツを解説

このページのまとめ

  • サマーインターンは7〜9月の大学生の夏休みに実施される
  • エントリー締め切りは5〜6月の企業が多い
  • サマーインターンは定員が決まっている場合もあるため、早めに応募することが重要

サマーインターンの日程はいつから?スケジュールや選考突破のコツを解説のイメージ

「サマーインターンの日程はどうなっているのだろう」「サマーインターンの募集はいつからだろう」と疑問を持っている就活生も多いのではないでしょうか。

この記事では、サマーインターンの日程や参加時のポイント、選考突破のコツなどを解説します。

サマーインターンは早ければ3月後半に情報が解禁され、7〜9月に開催されます。希望する企業のサマーインターンに参加できるように、準備を進めておきましょう。

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目 次

サマーインターンの募集はいつから?基本的な日程を解説

サマーインターンとは、夏場に行われる短期インターンシップです。一般的には1日から2週間程度で行われるケースが多く、1日だと業務説明、3日から2週間程度の場合はプロジェクト型で実施されます。

まずはサマーインターンの日程や準備を始めるタイミングについて解説します。

一般的なサマーインターンの日程

サマーインターンは、7月から9月の夏休み期間に実施される傾向があります。具体的には、以下のような日程で進むのが一般的です。

3月後半から4月:情報解禁

3月後半から4月にかけて、サマーインターンに関する情報が出回り始めます。また、インターン参加者の募集開始を行う企業も増えるタイミングです。

就活サイトや大学のキャリアセンターなどを活用して、サマーインターン関連の情報を収集しましょう。

5月から6月前半:募集・エントリー開始

サマーインターンを行う日系企業の情報が解禁され、本格的にエントリーが始まります。6月には募集を締め切る企業も多いため、早めに応募するのが賢明です。

なお、サマーインターンのエントリーには、ES(エントリーシート)の提出やSPIなど筆記試験の受験が求められるケースも多いため、忘れずに準備しておきましょう。

6月後半から7月:選考開始

6月後半ごろから、サマーインターンの選考が開始されます。グループディスカッションや面接が行われるため、念入りに対策しておきましょう。

また、サマーインターンの日程が確定され始めるのも6月後半から7月です。志望度の高い企業のインターンに参加できるよう、しっかり日程調整しておきましょう。

7月後半から9月前半:インターン参加

7月後半からは、サマーインターンが始まります。スケジュール管理や体調管理を行い、万全の状態で参加しましょう。

サマーインターン参加に向けた準備を始めるタイミング

サマーインターン参加に向けて、情報が出回り始める4月中旬に動き出すのがベストです。

遅くても5月中旬には準備を始めなければ遅れてしまいます。なかには、3月からセミナーなどに参加して、情報収集と選考対策を始めている就活生もいます。

サマーインターンの準備は、早ければ早いほど有利です。特に、参加するために選考が必要な企業に応募する場合、早めの情報収集と対策に着手しましょう。

サマーインターンに関する基礎知識を深めたい人は「夏に行われるインターンシップ「サマーインターン」とは」もあわせてご覧ください。

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サマーインターンには何社応募すべき?参加状況を解説

サマーインターンに参加する際、何社応募するべきなのか悩んでいる学生も多いのではないでしょうか。

就活生のサマーインターンへの参加状況を、内閣府が公開している情報を用いて解説するので、参加企業の数を決める際の参考にしてください。

サマーインターンへの参加状況

内閣府が公表している「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(7p)」によると、2022年度では大学3年生の54.3%が7〜9月開催のサマーインターンに参加しています。

学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)の引用画像

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(7p)」

上記のデータから、7〜9月に開催されるサマーインターンに参加する学生が年間で最も多く、次いで秋季・冬季インターンの参加者が多いことが分かります。

また過去4年のデータに注目すると、選考スケジュールの早期化に伴い、4〜6月のインターンシップ参加者数が増加傾向にあるようです。

インターンシップ参加時期の早期化に対応しつつ、サマーインターンへのエントリーに備えるためにも、応募書類の準備や選考対策は早めに済ませておきましょう。

参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査

サマーインターンは2社以上参加するのがベター

サマーインターンは少なくとも2社以上参加しておくのがおすすめです。

内閣府が公表している「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(6p)」によると、2022年度では62.9%の就活生が「インターンシップに複数回参加した」と回答しています。

学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)の引用画像

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(6p)」

上記のデータにはサマーインターン以外の参加数も含まれているため、必ずしもサマーインターンに複数回参加しなければならないわけではありません。

ただし、学業との兼ね合いや就活の本格化など、さまざまな要因で秋・冬季インターンシップへの参加が難しいケースもあります。

その点、サマーインターンは夏休みという長期休暇を活用できるため、複数のプログラムに参加しやすいのが特徴です。

また、就活を始めた段階では、業界や企業の比較が重要になります。2社以上参加しておくと、業界や企業を比較でき、その後の就活に役立つでしょう。

多くの業界や企業のサマーインターンに参加しておけばその分、学びも増えます。就職先の選択肢を広げるためにも、できるだけ多くのサマーインターンに参加するように心がけましょう。

自分に合ったインターンの選び方は、「業界から?職種から?インターン先の選び方と探す方法」で解説しています。

参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査

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就活スケジュールからみた業界別サマーインターンの日程例

志望する企業におけるサマーインターンの日程や応募期間を知りたい人に向けて、開催時期の目安を紹介します。

各業界の就活スケジュールからサマーインターンの開催日程例を分析したので、いつから準備を始めるべきか迷っている就活生は、ぜひご確認ください。

ただし、同業界でも企業によって、就活スケジュールやサマーインターンの開催日程は異なるため、事前の情報収集は必須です。あくまでも目安として参考にしましょう。

基本的な大学生の就活スケジュールや企業別の例を知りたい人は「大学生の就活スケジュールを徹底解説!24・25・26年卒の動向もご紹介」もあわせてご確認ください。

コンサル業界

コンサル業界におけるサマーインターンの開催日程は、7月末〜9月頃が目安であり、5月末〜7月初旬あたりに応募締切を設定している企業が多い傾向にあります。

コンサル業界の就活スケジュールは、一般的な企業よりも動き出しが早いといえます。外資系はもちろん、日系のコンサルティングファームでも大学3年次の冬頃に本選考を始める企業は少なくありません。

また、外資系コンサルティングファームの場合、採用直結型のサマーインターンを実施しているケースも多く、大学3年次7月〜9月頃の早期から就活が本格化します。

したがって、コンサル業界への就職を目指すなら、大学3年次の初夏頃までに応募書類の作成や選考対策を済ませておく必要があります。

就活スケジュールはタイトになりやすいですが、インターンの選考を通過できれば、早期内定にも期待できるのがメリットです。

コンサル業界の企業一覧や就活情報について詳しく知りたい人は「コンサルティング業界の新卒採用、就活情報」をご確認ください。

IT業界

IT業界におけるサマーインターンの開催日程は、6月〜9月頃が目安です。

応募締切の目安は、4月〜8月頃と幅広い傾向があります。いくつかのプログラムやタームに分けて実施している企業も多いため、参加したい内容の期日を早めに確認しておきましょう。

なお、ベンチャー企業が多いIT業界は、一般的な就活スケジュールよりも早期から選考を始める傾向にあります。

一般企業の多くは、大学3年次の3月あたりからエントリー受付を開始します。一方、IT業界の場合、大学3年次の10月から冬頃にかけてエントリーを受け付ける企業も少なくありません。

エントリーの時期が早い分、サマーインターンの開催日程も若干早く、プログラム終了から本選考までの期間も短くなる傾向があるので、なるべく早めに就活準備を済ませておくことが重要です。

IT業界の企業一覧や就活情報について詳しく知りたい人は「IT・通信・インターネット業界の新卒採用、就活情報」をご確認ください。

広告業界

広告業界におけるサマーインターンの開催日程は、7月〜9月頃が目安であり、6月〜8月あたりに応募締切を設定している企業が多い傾向にあります。

ただし、応募期間が3月末〜5月中頃までであったり、5月頃にサマーインターンを開催したりなど、変則的な日程の企業もあるため、早めの情報収集を心がけましょう。

広告業界の就活スケジュールは、一般的な日程よりも早いのが特徴です。大学3年次の2月頃から本選考が始まり、大学4年次の4月〜6月頃には内々定を出す企業も少なくありません。

また、採用直結型のインターンシップを実施している企業もあるため、応募開始時期に間に合うよう、早めの就活準備を済ませておきましょう。

広告業界の企業一覧や就活情報について詳しく知りたい人は「マスコミ・広告・デザイン業界の新卒採用、就活情報」をご確認ください。

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サマーインターンの探し方・参加方法

サマーインターンに参加するまでの流れも知っておくことが重要です。インターンシップの探し方や必要な準備など、具体的な参加方法を解説するので、ぜひ参考にしてください。

自己分析を行う

サマーインターンに参加する前に、自己分析を行いましょう。自己分析によって、自分の特性・将来的なビジョンが整理できるため、就活の軸が定まります。

就活の軸が決まれば、参加するインターンも選びやすくなります。「まずは情報収集としてさまざまな業界のインターンに参加したい」「志望業界が自分に合っているか判断したい」など、目的も決まりやすいです。

自己分析のやり方を知りたい人は「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」もあわせてご確認ください。

応募する企業を探す

自己分析によって就活の軸が決まったら、応募する企業を探しましょう。サマーインターンを実施している企業の探し方としては、おもに以下のような方法が挙げられます。

・気になっている企業のWebサイトやSNSをチェックする
・インターンの情報を掲載している就活サイトを閲覧する
・大学のキャリアセンターを活用する
・OB、OGや知人などから紹介してもらう

なお、サマーインターンの応募先を探す際は、事前に業界・企業研究を行い、興味がある企業の情報を集めておくべきです。

漠然とした理由でインターンシップに参加しても、有意義な体験にはなりづらいため、業界や職種に関する情報をリサーチしたうえで応募する企業を選択しましょう。

業界・企業研究の効率的なやり方やコツを知りたい人は「業界研究の効果的なやり方を解説!会社説明会やセミナーには行くべき?」「企業研究のやり方と就活に活かすコツを解説!効率的な進め方とは?」もあわせてご確認ください。

希望する企業のサマーインターンに申し込む

応募する企業の目星が付いたら、就活サイトや企業のWebサイトからエントリーを進めてください。

近年ではコロナ禍もあり、遠方でも参加できるオンラインインターンが増えています。対面だけでなく、オンラインのプログラムにも積極的に参加しましょう。

なお、インターンへの申し込み方法や応募の流れについては「インターンシップの申し込み方法6選!応募の流れやメールの送り方も解説」でも解説しています。

サマーインターンの選考を受ける

サマーインターンに参加するためには、選考に受からなければならない企業もあります。合格するために、選考対策を行いましょう。

サマーインターンの選考では、面接やWebテスト、グループディスカッションへの対策が必要です。

また、サマーインターンは倍率が高いことから、選考突破も難しくなりやすいため注意しましょう。

サマーインターンに参加する

選考に受かれば、サマーインターンに参加できます。ただし、具体的な目標や目的が明確でない状態で、なんとなく参加するのはおすすめしません。

サマーインターンを有意義な時間にするためにも、参加前に目的や学びたいことを整理し、自分のなかで目標を設定しておきましょう。

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サマーインターンの代表的なプログラム3選

サマーインターンで行われる代表的な3つのプログラムを紹介します。サマーインターンをより有意義な体験にするために、プログラムの内容を予習しておきましょう。

新規事業に関するプレゼンテーション

インターン開催企業が行う新規事業を考え、プレゼンを行うプログラムです。参加者同士でグループを作り、プレゼンを行ってフィードバックをもらう流れが一般的です。

また、企業が持っている実際の課題を教えてもらい、その課題に対して新規事業をプレゼンするケースもあります。

業務の体験

実際の業務を体験したり、見学したりできるプログラムです。企業説明会や就活セミナーの形式に近い形式になります。1dayのインターンに多く、企業理解を深める目的で実施されています。

1dayタイプのサマーインターンは、参加しやすく、さまざまな業界や企業を知りたい場合におすすめです。部署見学や工場見学もあるため、活用してみましょう。

企業の課題解決に関するディスカッション

企業が抱えている課題を解決するために、ディスカッションを行うプログラムです。実践的な内容が多く、スキルアップにつながりやすいという特徴があります。

サマーインターンを通して成長したい、インターンならではの経験を得たい学生は参加してみましょう。

インターンの種類やプログラム内容に関しては「インターンシップの内容は1dayと長期で違う?種類と参加メリットを解説」も参考にしてください。

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サマーインターンに参加する3つのメリット

サマーインターンはほかの時期に比べて規模が大きく、参加するメリットも多いのが特徴です。

サマーインターンへの参加意欲を高めるためにも、具体的にどのようなメリットがあるかを知っておきましょう。

面接などの選考に参加できる

サマーインターンに応募すると、面接などの選考に参加できます。就活が本格化する前に選考を経験しておけば、本選考時の失敗を防げるかもしれません。

実際、選考に慣れていないことが原因で失敗する学生は大勢います。また、志望度の高い企業の選考が最初に来てしまい、実力を発揮できないまま不採用というケースも珍しくありません。

その点、サマーインターンの選考を受けておけば、本番を想定して準備・対策ができます。一度でも選考に参加しておけば、雰囲気に慣れやすくなるため、多少緊張がほぐれた状態で本選考にチャレンジできるでしょう。

インターンで行われる選考に関しては「インターン参加は有利になる?本選考に与える影響とは」で紹介しています。

業界研究や企業研究が早めに行える

サマーインターンに向けて準備するため、業界・企業研究が早めに行える点もメリットです。

早期から業界・企業研究を済ませておけば、就活の軸が決まるため、今後の就職活動を明確な指針を持った状態で進められます。また、志望動機やエントリーシートが書きやすくなる点も大きなメリットです。

サマーインターンに参加していない学生と比べて、準備を早めに済ませられるため、一歩リードした状態で就活を進められるでしょう。

多くのインターンに参加しやすい

サマーインターンは夏休みに行われるため、多くの企業のインターンに参加できる点もメリットです。ほかの時期と比較して、スケジュールを調整しやすいため、興味のある業界・企業のインターンシップに参加しやすくなります。

また、オータムインターンやウィンターインターンに比べて、実施する企業が多い点もポイントです。種類も豊富にあるため、参加したいプログラムを選びやすいメリットがあります。

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サマーインターンに参加する2つのデメリット

就活生にとって参加するメリットが大きいサマーインターンですが、少なからずデメリットも存在します。

場合によっては、サマーインターンへの参加を後悔してしまう可能性もあるため、デメリットについてもあらかじめ把握しておきましょう。

学業やほかの活動が疎かになりやすい

サマーインターンへの参加によって、学業やアルバイト、部活動などの時間が捻出しづらくなります。

特に、選考が絡むインターンシップに参加する場合、応募書類の準備はもちろん、面接や筆記試験の対策などもしなければなりません。就活に割かなければならない時間が一気に増えるため、ほかの活動が疎かになりやすいです。

例えば、就活に向けて資格の勉強をしたくてもなかなか進まなかったり、学生時代のうちに留学を経験したかったのに諦めなければならなかったりなど、可能性や選択肢を狭めてしまうケースもあります。

サマーインターンは就活を有利に進めるために役立つのは事実ですが、必ずしも参加しなければならないわけではありません。自分の理想とする将来像に向けて、何を優先すべきかをよく考えたうえで、サマーインターンに時間を使うべきか判断しましょう。

選考の結果次第で内定を逃す可能性もある

サマーインターンで結果を出せないと本選考に進めない、つまり本選考前に内定獲得の機会を失ってしまう可能性があります。

多くの企業ではサマーインターンの選考に落ちたとしても、本選考へエントリーできますが、一部例外の企業もあるようです。そのような企業の場合、サマーインターンの選考に受からなかった時点で同年度の内定獲得は不可能になってしまいます。

また、サマーインターンに参加できてもプログラム内で低評価を下されてしまうと、本選考にエントリーできないケースがあるようです。

特に、応募倍率が高い企業の場合、企業は採用コストを減らすために、二重に選考しなくても済むような形式を取り入れている傾向があります。

そのため、応募する企業の採用情報や本選考の募集要項など、徹底的に情報を調べ上げ、本当に現段階でエントリーすべきなのかを冷静に判断しましょう。

選考に落ちたら再エントリーできない企業に応募する場合、どうしても準備や選考対策が間に合わないならサマーインターンへの参加を見送るのも一つの手段です。

インターンが本選考に与える影響について詳しく知りたい人は「インターン選考の方法|対策や参加時期・本選考への影響についても解説」もあわせてご確認ください。

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サマーインターンに参加する際のポイント6選

サマーインターン参加に向けて、意識したいポイントを解説します。ただ参加するだけではなく、目的や学びたいことを明確にしたうえで、成長につながるサマーインターンに取り組みましょう。

参加する目標を決める

サマーインターンに参加する際は、目標の設定が重要です。目標があることで、モチベーションが上がったり、成長につながりやすくなったりと有意義なインターンシップになる可能性が高まります。

例えば、「多くの社員と話す」「毎日振り返りを行う」など、実現できる範囲の簡単な目標で問題ありません。サマーインターンで学びたい内容や身につけたいスキル、自分の成長させたい部分など、具体的な目標を立てたうえでインターンのプログラムに取り組みましょう。

目標や目的の決め方は「インターンシップへは目的を持って参加するべき?」も参考にしてください。

積極的に質問する

サマーインターンでは、自分から積極的に質問をしてみるのも大切です。社員の人や人事担当者に直接質問できる貴重な機会なので、気になる点があるなら遠慮せず尋ねましょう。

自分の疑問を整理し、質問することで成長につながるだけでなく、担当者に意欲的な印象や志望度の高さをアピールできます。

参加後は振り返りを行う

サマーインターン参加後は、できるだけ早めに振り返りを行いましょう。

具体的には、インターンで体験した内容を鮮明に覚えているうちにノートに書き出したり、スマホにメモしたりして、学びや気付きをアウトプットしてください。

インターンで貴重な体験をしても記憶だけでは忘れてしまうため、振り返りによって自分が得た学びや成長した点などを改めて確認しましょう。その作業によって、体験を実践的な学びへと昇華できます。

参加しただけで満足しないよう、できればインターンの当日中に内容を振り返っておきましょう。

エントリーシートなどの書類提出に慣れておく

サマーインターンでは、エントリーシートや事前課題の提出が求められることもあります。書き方が分からないと、応募がギリギリになってしまうので注意が必要です。

そのため、エントリーシートなどの提出書類には慣れておきましょう。書類作成に慣れておくと、スムーズに応募できます。

なお、サマーインターンのエントリーシートでは、次のような内容がよく質問されます。

・企業の業界に興味を持った理由
・サマーインターンに参加したい理由
・インターンを通じて学びたいこと
・学生生活で頑張ったこと
・自己PR

聞かれやすい内容を知っておき、回答を準備しておくとスムーズでしょう。参加するインターンの数だけ書類は必要になるため、素早く準備できるようにしておくことが重要です。

選考通過につながるエントリーシートの書き方を知りたい人は「選考通過するエントリーシートのコツ!内定につながる書き方を一から解説」もあわせてご確認ください。

ビジネスマナーを身につけておく

サマーインターンでは、応募先企業で働く社員の人と接する機会も多いため、最低限のビジネスマナーは身につけておくべきです。

もしかしたら将来一緒に働くことになるかもしれない人たちなので、失礼がないよう、丁寧な言葉遣いや清潔感のある服装を心がけましょう。

社会人としての心構えやビジネスマナーについては「社会人としての心構えとは?必要なマナーや面接での答え方」もご確認ください。

社員との積極的なコミュニケーションを意識する

サマーインターンは、在学中に自分が目指している業界・企業のビジネスパーソンと接点を持てる貴重な機会です。

大学内ではなかなか手に入らない就活情報や入社後1年目の苦労話など、有益な学びを得られるチャンスなので、社員の方々との積極的なコミュニケーションを心がけましょう。

また、実務体験型のインターンシップに参加する場合、コミュニケーションの一環として勤怠連絡を徹底すべきです。

たとえインターン生でも、遅刻や欠勤によって業務に支障が発生する可能性はあります。結果的にほかの社員の方に迷惑をかけてしまうケースもあるため、学生ではなく社会人として責任感のある行動を意識しましょう。

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サマーインターン参加時の注意点3選

サマーインターン参加時、失敗しないための注意点について解説します。

初めてインターンシップに参加する場合は、見落としがちなポイントなのでしっかり確認しておきましょう。

人気の企業は募集がすぐに終わってしまう

人気の企業はすぐに募集が埋まるため注意しなければなりません。企業によっては、エントリーに定員を設けている場合もあるため、早めの申し込みが重要です。

特に、3日から1週間程度のサマーインターンは人気になりやすいため、情報が公開されたらすぐに申し込みましょう。

インターンの情報を見落とさないためにも、企業のWebサイトや就活サイトなどでこまめに情報収集しておくことが重要です。

参加までに厳しい選考がある

サマーインターン参加までに厳しい選考があることを理解しておきましょう。人気のインターンは倍率が100倍を超える場合もあるため注意が必要です。

企業もより優秀な学生を獲得したいため、選考は厳しくなります。エントリーシートの内容を充実させることはもちろん、面接対策やグループディスカッション対策も忘れずに行いましょう。

インターンの選考に受かるために「インターンの面接に受からない理由は?原因と効果的な対策を確認しよう」も参考にしてください。

開催場所や移動手段を調べておく

サマーインターンに参加するにあたって、開催場所や移動手段など、当日のアクセス情報も調べておきましょう。選考に受かっても、当日遅刻してしまうと評価が下がってしまいます。

また、スケジュールミスを起こさないためにも、場所と時間の確認は必須です。移動が間に合うかなども確かめて、スケジュールを決めておきましょう。

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サマーインターンの日程がかぶる場合の対処法

複数のサマーインターンに応募していると、日程調整が必要な場合もあります。もし、日程がかぶってしまっても、落ち着いて対応しましょう。

サマーインターンの場合、「8月1日から8月10日の間で3日間」のような形で学生が自分で日程を決めるケースもあります。自分で日程を決める場合は、余裕をもってスケジュールを調整しましょう。

また、遠方のサマーインターンに参加する場合は、移動も考慮しなければなりません。

もし、サマーインターンの日程がかぶってしまった場合は、「辞退する」または「別日程での参加を打診する」の選択があります。辞退する場合は、早めに電話で連絡しましょう。

メールで辞退する場合は、以下のような項目を記載してください。

・大学名
・氏名
・参加日程
・辞退の旨とその理由
・辞退に対する謝罪

別日程を確認する場合も、電話で連絡するのが望ましいです。メールの場合は、辞退と同様な内容を記載して送ります。

インターンシップの日程がかぶった際の連絡方法や対処法は「インターンシップがかぶったらどうする?対処法や辞退の際の注意点を解説」も参考にしてください。

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内定につながるサマーインターンに参加したい学生へ

「就職の軸が決まっていない」「インターンの選び方が分からない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。サマーインターンに参加する準備ができていない場合は、就活エージェントに相談してみましょう。

キャリアチケットは、新卒専門エージェントとして、毎年多くの就活生をサポートしています。

企業の採用活動を知り尽くしたキャリアアドバイザーからサマーインターンに関する情報を共有してもらえるだけでなく、自己分析や業界・企業研究など、就活準備に関するお悩みもマンツーマンで相談可能です。

さらに、カウンセリングを通して適性や強みを判断し、就活生一人ひとりに合った企業の紹介も行っています。

サマーインターンの情報収集や準備を効率的に進めたい、就活のプロからアドバイスがほしい人は、ぜひキャリアチケットに相談してください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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