このページのまとめ
- 多くのインターンは夏に開催されているが、なかには秋に実施している企業もある
- 秋インターンは大学の通常登校日に開催されるため参加しづらい
- 秋インターンは、夏に比べると倍率が低いというメリットがある
- 夏と秋、両方とも参加することで就活路線を是正しやすくなる
- インターンや就活と同じく、卒業単位の修得も大切
インターンの時期といえば、多くの方は夏をイメージするでしょう。確かに、夏に行っている企業が多いのですが、なかには秋にインターンを実施しているところもあります。
では、夏と秋ではどのような違いがあるのでしょうか。本記事では、秋インターンについて、学生における意義や利点に言及しつつ、詳しくご説明します。
秋インターンへの参加を迷っている方の参考になれば幸いです。
秋インターンとは
10~12月頃に開催されるインターンを「秋インターン」もしくは「オータムインターン」といいます。就活生の多くは、夏にインターンへ参加しますが、なかには秋のみ行く、夏と秋どちらも参加するという方もいるようです。
では、秋インターンの実施について、一般的な内容を見ていきましょう。
秋インターンの開催時期
秋インターンの募集は、8月頃から始まります。企業によっては、実施時期の半年~1年前に募集をかけるところもあるため、常日頃から情報をチェックすることが大切です。
申し込み方法
秋インターンへの申し込みは、企業のWebサイトや就活サイトを通じて行います。
まずは、企業のサイトを見ることが先決です。そこで、インターンの申し込み方法が大きく2つに分かれます。
ひとつは、企業のサイトから直接申し込むパターン。もうひとつは、Web上で就活サイトへ移動し、個人登録を済ませた後に申し込むというパターンです。
就活生の中には、就活サイトへ個人情報を登録するのをためらう人もいるでしょう。しかし、企業側が就活サイトを提示し、誘導しているのであれば心配いりません。企業が単に業務の効率化を図るために、就活サイトを利用しているからです。
インターンの選考について
参加人数に制限があるインターンの場合は、何らかの選考が行われます。その方法は企業によって違いますが、先着順や書類、面接、適性検査、筆記試験を用いることが多いようです。
自分が志望する企業がどのような選考方法をとっているか、しっかりとリサーチしたうえで対策を練っていきましょう。
エントリーシートや履歴書
誤字脱字、証明写真の髪型や表情、メイクなどをチェック。
面接対策
服装や髪型、姿勢の見直し、正しい言葉遣い、入室時のマナーなどを習得。
適性検査、筆記試験
可能であれば、OBOGを通して過去問の傾向をリサーチ。
これらについては、対策段階で第三者にチェックしてもらうのも良い方法です。自己満足に陥らず、他者からの評価を謙虚に受け止めることが、選考突破に繋がるでしょう。
秋インターンへの参加メリット
夏インターンは夏季休業中に行われるため、学生にとっては参加しやすいというメリットがあります。一方、秋インターンは通常の登校日に開催されるため、参加しづらいのが現実です。しかし、これが就活生にとってメリットに働くこともあるので、見ていきましょう。
夏より倍率が低い
秋インターンは、夏に比べると選考倍率が低いというメリットがあります。その理由は、参加申し込みをする人が少ないからです。
志望企業の夏インターンに選考漏れした方は、秋インターンの有無を確認してはいかがでしょうか。もし、開催が予定されているのであれば、再チャレンジできるチャンスです。
的確なマッチングがしやすい
企業がインターンを開催する目的の一つに、自社の認知度を向上させる、ということがあげられます。これは、夏インターンにおいて顕著です。
秋インターンでは、学生が自社とマッチングしやすい環境や情報を提供する傾向になります。学生側にとっては、よりリアルな企業情報を得られるので、現実的な相性を図りやすいでしょう。
夏の課題を活かせる
秋インターンへの参加は、夏インターンで感じた反省点や課題を克服するチャンスです。
まず、前提として、秋インターンは、夏に参加していない人だけが参加するものではありません。
夏に参加したものの、何だかしっくりこなかった、もっとやれることがあったのではないか、他の業界や企業も見てみたくなった、という方は、秋インターンを通して就活を見直すのが賢明です。二度目ということもあり、新たな目標、今後の課題、対策方法などが見つけやすいでしょう。
秋インターンで気をつけること
秋インターンへの参加を充実したものにするためには、個々人が気をつけるべきことがいくつかあります。詳しく見ていきましょう。
志望業界について
志望企業が既に決まっている方は問題ありません。しかし、決めかねている方は、興味が持てそうな業界だけでもピックアップしておくことが大切です。
もし、ひとつの業界だけに絞れない…という場合は、1Dayインターンに参加するのが良いでしょう。1Dayインターンでは、主に企業の主事業や雰囲気に触れられます。
1日だけのインターンなので気軽に参加できるうえ、複数企業に応募してもそれほど負担にはならないでしょう。1Dayインターンを通して最終的に志望業界を絞る、というスタンスで臨むと良さそうです。
学業との両立
秋インターンで授業を欠席するときは、担当教授に欠席の理由をきちんと伝えましょう。その場合、インターン参加を公休もしくは授業の振替として処理してくれることもあります。
もし、振替扱いにできない場合は、卒業に必要な単位が不足しないよう、自分の履修単位をしっかりと確認してください。企業から内定がもらえても、留年が決定すると内定取り消しになります。
インターンを終えても、本格的な就活時期に入ると、なかなか大学へ行けなくなるでしょう。
しかし、学生の本分は勉強です。就活をしつつ自身の研究も進めていけるよう、スケジュール管理を綿密に行うよう心がけてください。
就活をしていると、なんとなく行き詰まりを覚えたり、果たしてこの方法は正解なのか…と不安になったりしがちです。
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