就活はどうやって進めればいい?スケジュールと内定獲得に必要な対策

このページのまとめ

  • 2021年卒の就活は、3年生の3月から企業エントリーがスタートする
  • 4年生の6月から面接選考が開始し、10月に内定式が行われる
  • 会社説明会後にESを提出するのが一般的な就活選考の流れ
  • 自分に合った企業を見つけるには、自己分析と企業研究が必要
  • 就活の方向性を定めたいならOB、OG訪問を行おう

2021年卒の場合、就活はいつ頃から本格化するのでしょうか?
このコラムでは、一般的な就活スケジュールとエントリーに向けてやっておきたい就活準備をご紹介。具体的な選考の流れと、段階ごとに必要な対策をお教えします。
就活を成功させるには、選考スケジュールを把握し、早い段階から準備を始めることが大切です。

2021年卒の就活スケジュール

まずは、2021年卒の就活スケジュールがどうなっているのか確認していきましょう。

3年生の3月~5月

3月1日に採用情報の公開が始まり、企業へのエントリーが解禁されます。そのため、就活が本格化するのは、3年生の3月からというのが一般的な認識です。
その後、3月から5月にかけて会社説明会やエントリーシート(ES)の提出締め切りがあります。複数の企業が集まる合同説明会もこの時期に開催されるでしょう。

3年生の6月

3年生の6月からは、いよいよ筆記試験や面接選考がスタート。
応募企業の数によっては1日複数回の面接が入る日もあり、就活生にとって忙しい時期となります。
6月中に内定を取る人も多いでしょう。

3年生の10月

多くの企業では、10月1日に内定者を集めた内定式を行います。10月になると就活スケジュールは一区切りつく印象ですが、秋・冬採用を狙って就活を続ける学生もまだいます。


ご紹介したのが一般的な就活スケジュールですが、企業によっては独自のスケジュールで選考活動を行う場合があります。
自分の志望する企業の選考スケジュールは余裕をもって確認し、エントリーに乗り遅れないように準備しましょう。
業界によっても選考時期には差があるため、早めに興味のある業界や企業を見定め、就職活動の計画を立てておくことが大切です。

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選考の流れと対策を知ろう

ここからは、選考の流れと段階ごとの対策を知っていきましょう。

1.エントリーする

エントリーとは、興味のある企業に自分の情報を登録すること。エントリーを行うと、説明会や選考スケジュールなどの情報を受け取れるようになります。エントリーは就活サイトや企業の新卒採用ページなどから行いましょう。

ある程度の数をエントリーしよう

エントリーはできるだけ幅広い企業で行うのがポイントです。例えば、「第3希望までしかエントリーしない」というやり方だと、選考に落ちたときに持ち駒がなくなってしまいます。
また、就活中に志望業界や企業の方向性が変わったときに、受けたい企業のエントリーがすでに締め切られていることも考えられます。
就活初期はなるべく多くの企業をチェックし、ある程度までエントリー数を増やすのが良いでしょう。

2.会社説明会に参加する

企業ごとに開催される会社説明会では、事業内容や各部署の業務などが説明されます。先輩社員との座談会や質問コーナーが設けられることもあり、志望企業について知るチャンス。
説明会後にグループディスカッションやエントリーシートの記入があるなど、会社説明会が選考過程に含まれていることもあります。志望度が高い企業の説明会にはなるべく参加しましょう。

会社説明会のマナー

会社説明会は面接ではありませんが、説明会中の態度が人事担当者に見られている可能性は十分あります。面接と同じように服装を整え、すれ違う社員にはきちんと挨拶をしましょう。
書類は両手で受け渡しする、携帯電話の電源を切る、質問する前に氏名を名乗るといった基本のマナーを意識してください。

会社説明会で得た情報を整理しよう

3~5月にかけては多くの会社説明会に参加してたくさんの情報を得ることになります。説明会で得た情報や発見、感想は企業ごとにノートにまとめ、後から振り返れるようにしましょう。
就活用のノートを作っておけば、企業同士の比較研究や面接対策に役立ちます。

3.エントリーシートを提出する

エントリーシート(ES)は書類選考に使われる提出書類。フォーマットは企業が独自に作成することが多く、志望動機や自己PRなどが定番の項目です。

履歴書との違い

ESが採用選考でのみ使われる書類である一方、履歴書は従業員のデータとして入社後も会社に保管され続けます。
履歴書とES両方の提出を求められた場合は、ESの内容を充実させ、履歴書の志望動機や自己PR欄にはその要約を書いても構いません。
履歴書のみ提出の場合は、履歴書の内容で書類選考が行われるので、履歴書を充実させましょう。

ESを書く際のポイント

ESの設問は企業ごとに異なりますが、どの回答も「結論→理由→まとめ(結論の再提示)」の順で書くように意識しましょう。結論から書き出すことで、読み手は何が語られるかを想像でき、内容を理解しやすくなります。
自己PRや志望動機は必ず裏づけとなるエピソードを盛り込み、説得力を持たせてください。ただし、1つの回答に複数のエピソードを盛り込むと、要点がぶれる恐れがあるので注意が必要。伝えたいポイントは1つに絞った方が、人柄や強みが伝わりやすくなります。

4.筆記試験・Webテストを受ける

企業によっては選考過程に筆記試験やWebテストが含まれます。よくあるのは、企業が独自に作成した一般常識問題や小論文のほか、SPIや玉手箱などの適性検査です。
適性検査には、マークシートや自宅でのWebテスト、専用会場でのPCを使ったテストなど、いくつかの受検形式があります。

対策のポイント

一般常識や適性検査は対策本が出ているので、あらかじめ練習しておくのがおすすめ。問題集を一通り解き、苦手分野を繰り返し復習しましょう。
また、パソコンで受検する適性検査は、1問ごとに時間制限があって解答にスピード感が求められます。制限時間を決める、タイマーで計りながら解答するなど、時間を意識した対策をすると良いでしょう。

5.面接を受ける

就活の面接は、学生1人と面接官1人もしくは複数で行う個人面接と、学生複数と面接官1人もしくは複数で行う集団面接があります。
また、複数の学生をチームにして議論させるグループディスカッションもよく見られる選考方法の1つです。

面接の回数

面接の回数は企業によって異なりますが、大体2~3回をイメージすると良いでしょう。選考の初期段階では、集団面接やグループディスカッションが多くなります。

面接の対策ポイント

面接は事前の準備が鍵となります。よくある質問を調べ、事前に回答を考えておきましょう。ESと同様に回答は結論から話し、その後詳しい理由やエピソードに触れていきます。
面接で多いのが、質問に対してちぐはぐな回答をしてしまうミス。面接中は緊張のために、聞かれていないことを答えてしまう人がいます。面接官の質問の意図を汲み取り、自然に会話するよう心がけましょう。
集団面接では、他の学生の話を聞くときの態度が見られます。自分だけ長々と回答すると、「周りの人に配慮していない」と思われるので要注意。周囲への気配りも評価されていると考えましょう。

6.内々定が決定する

最終面接に合格すると、内々定が決定します。

内々定と内定の違い

「内定」は、学生が企業から採用通知を書面で受け取り、承諾の旨を書面で提出して労働契約が成立した状態のこと。
一方の「内々定」は、まだ正式な労働契約が結ばれていない状態のこと。経団連が定めた正式な内定日(10月1日)以前に、「10月になったら内定を出す」という意味合いで行われる採用通知と捉えられます。

返事を待ってもらえる期間

採用通知がきたら返事をしますが、他社の選考中で今すぐに決められないこともあるでしょう。その場合、大抵の企業では返事を一定期間待ってもらえます。
内定保留ができるか相談し、返事ができる期限を伝えましょう。保留可能な期間は企業によって異なりますが、目安は1週間程度。あまり返事が遅いと、「入社意欲がない」と思われ内定取り消しになるリスクもあるので注意してください。

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自己分析と企業研究の具体的なやり方

自分に合った企業を見つけて内定を得るには、エントリー前の下準備が大切です。
自分への理解を深めると同時に、世の中にどんな業界や企業があるかを知ることで、適性に合った仕事を見つけやすくなります。
また、自己分析で自分の傾向や強みを把握しておくと、面接のアピールにも役立つでしょう。

自己分析のやり方

自己分析のやり方で一般的なのは、今までの経験を振り返り、1つひとつのエピソードを掘り下げていく方法です。
中学・高校・大学に分けて印象に残るエピソードを書き出し、以下の視点を参考にそれぞれのエピソードを掘り下げてみましょう。

・取り組みの内容
・取り組もうと思った動機
・ぶつかった課題
・課題を解決するために努力、工夫したこと
・取り組みから学んだこと

掘り下げが終わったら、複数のエピソードの共通点を探しましょう。共通する行動や考え方から、自分の性格や価値観、強み・弱みが見えてくるはず。
過去の経験を事細かに振り返ると、自分でも気づかなかった長所が見つかる可能性もあります。

業界・企業研究のやり方

志望業界が定まっていないない人は、まずは業界研究から始めましょう。視野を広げて自分に合った仕事を探すには、知らない業界にも目を向けることが大切です。
最初は業界地図などの書籍を使って、世の中にある業界を調べるのがおすすめ。業界ごとの特徴や、業界を構成する企業を知っていきましょう。

志望する業界が絞り込めたら、次は企業研究を行います。以下のような項目について調べ、自分の希望条件を満たす企業か見極めましょう。企業研究は志望動機を考える際にも役立ちます。

・企業理念
・代表取締役
・設立年度
・資本金
・本社、事業拠点
・事業内容
・業績
・成長性
・業界内での位置づけと競争力
・制度(人事制度や福利厚生、休暇など)
・採用情報(採用人数、初任給、募集職種など)

企業に関する情報は、企業の公式Webサイトや会社説明会、新聞・ニュース、OB・OG訪問、新卒向けの就職エージェントなどで得られます。
企業が提供する商品やサービスが身近なものであれば、利用してみて品質や他社製品との違いを分析するのもおすすめ。競合他社の商品・サービスと比較すると、その企業ならではの特徴を把握できます。

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自己分析とは何のためにする?やり方や準備するもの

OB・OG訪問で情報収集しよう

OB・OG訪問とは、自分が所属する大学の先輩を訪ねて、勤め先企業の仕事内容や社風について話を聞くこと。人事担当者には聞きづらい質問ができたり、会社の雰囲気をつかめたりというメリットがあります。就職に必須の過程ではありませんが、社会人と話したり、職場の雰囲気を理解したりすることで、就活の方向性が定まるでしょう。
面接選考が本格化する6月以前はOB・OG訪問を行う最後のチャンス。就活の方向性が定まらない人は、先輩に話を聞いてみましょう。

先輩と連絡をとる方法

OB・OG訪問ができる先輩を見つけるには、大学のOG・OBリストを調べて連絡を取ったり、ゼミやサークルの先輩にお願いしたりします。
探し方がよく分からない人は、大学の就職課(キャリアセンター)に行けば相談に乗ってもらえるでしょう。

一般的な就活スケジュールと、必要な対策について理解できたでしょうか?
「就活に出遅れている」と感じる人は、今日からできることを始めて内定を勝ち取りましょう。

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