大学生の就活はいつからいつまで?始めるタイミングや必要な準備を解説

このページのまとめ

  • 就活がいつからいつまでか迷ったら基本的なスケジュールを知ろう
  • 就活は大学3年生の7月から大学4年生の10月ごろまで行うのが一般的
  • 就活を成功させるためには早めのスタートと面接などの経験数が大事

大学生の就活はいつからいつまで?始めるタイミングや必要な準備を解説のイメージ

「就活はいつからいつまで実施するの?」「どのタイミングで始めればいい?」と考える就活生も多いでしょう。
この記事では、大学生の就活がいつからいつまで行われるかのスケジュールを解説しています。大学生の就活は、大学3年生の7月から大学4年生の10月ごろまで行うケースが一般的。就活成功に向けて必要な準備やポイントも紹介しているので、スケジュールとともに参考にしてください。

何から就活を始めるべきか相談したい

   
目 次

就活はいつからいつまで?基本的なスケジュールを解説

大学生の就活は、大学3年生の7月ごろから始まり、大学4年生の10月には内定式に参加して終えるのが一般的です。基本的な就活スケジュールを知り、どのように動くといいのか把握しておきましょう。

大学3年生の7月~3月:インターンシップへの参加

大学3年生の7月ごろになると、サマーインターンが始まります。就活生は、この段階から就活を始める傾向があるので覚えておきましょう。

インターンシップは、秋のオータムインターン、冬のウィンターインターンなども開催されています。志望企業がどのタイミングでインターンシップを行っているか確認しておきましょう。

大学3年生の3月以降:合同説明会や企業説明会への参加

大学3年生の3月になると、合同説明会や企業説明会に参加するタイミングです。就活サイトも解禁され、プレエントリーも始まります。

合同説明会や企業説明会には積極的に参加し、興味のある業界や企業を増やしましょう。志望企業が決まるまでは合同説明会で多くの企業の話を聞くのがポイントです。

また、少しでも興味のある企業の説明会には参加しましょう。説明会に参加しなければ、選考に参加できない企業もあるので注意してください。

合同説明会については、「合説ってどんなもの?参加するメリットと有益に過ごすコツ」で解説しています。

企業説明会については、「企業説明会への参加方法は?参加のメリットやマナーを解説」で解説しているので参考にしてください。

大学4年生の4月以降:エントリーシートや履歴書の提出

大学4年生の4月以降は、エントリーシートや履歴書を提出する期間です。企業によって提出のタイミングは違うので、必ず確認しておきましょう。経団連に加入していない企業の場合、4月よりも早い段階で提出を受け付けている場合があります。

エントリーシートや履歴書も選考に影響するため、対策を行うようにしましょう。セミナーに参加して、添削をしてもらうのもおすすめです。

エントリーシートの書き方については、「これだけ読めば、エントリーシートの書き方が全て分かる!」で解説しています。

履歴書については「履歴書の内容をまるごと全部解説!詳しい書き方や注意事項も」で解説しているので、あわせて参考にしてください。

大学4年生の6月以降:筆記試験や面接などの選考開始

大学4年生の6月以降では、筆記試験や面接などの選考が開始されます。発言内容だけではなく、身だしなみやマナーなども注意しましょう。

選考では、1対1の面接以外にも、集団面接やグループディスカッションなどがあります。それぞれ対策方法が違うので、準備するようにしてください。

面接対策については、「面接対策は万全?就活に必要不可欠な準備とマナー」で解説しています。

グループディスカッションについては、「グループディスカッションとは?基本知識から落ちやすい就活生の特徴まで」を参考にしてください。

大学4年生の10月以降:内定の発表

大学4年生になると、内定の発表や内定式が行われます。それまでは、あくまでも内々定として扱われるので覚えておきましょう。

「内定はもらったけれども卒業できない」のように、学業をおろそかにしないように注意してください。

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就活いつからいつまで?についてのキャリアアドバイザーのアドバイス

就活を早めに始めて、夏のインターンに参加するメリットには以下のようなメリットがあります。

夏インターン参加者限定の早期選考に進める場合がある

最近は、「インターンに参加していないと本選考にエントリーできない」という企業も増えているため注意が必要です。早期選考の案内がなかったとしても、早くからその企業に興味を持っていることの証明になるため志望度が伝わりやすいです。

業界や職種に対する理解を深めることで、本選考時や入社後のミスマッチを防げる

ミスマッチによって、選考でのお見送りが続いてしまったり早期離職に繋がったりするケースは多いです。イメージではなく、リアルを知ったうえで選考に進むか/入社するかを判断できるようになります。

自己分析が進む

インターンへの参加そのものが、「自分はこれがモチベーションになるんだな」「逆にこういう仕事は合わないんだな」という自己分析の一環になります。

本選考に向けたESや面接の練習/慣れ

採用/不採用がかかった本選考の前に、ESを書いたり面接を受けたりする練習になります。企業によっては、面接官や社員の方からのフィードバックがもらえることもあるようです。

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就活がいつからいつまでかは人によって認識が異なる

前述のとおり就活にはおおまかなスケジュールはありますが、明確に「いつから始まっていつに終わる」とは決まっていません。

人によって、就活のスタート・ゴールの時期は認識が異なることも覚えておきましょう。

就活のスタートに該当するタイミング

就活のスタートとして捉えられるのは、以下のタイミングです。

・大学3年に進級したら
・インターンシップが始まったら
・情報が解禁されたら
・説明会に参加したら

大学3年になると同時に就活を意識する人もいれば、具体的な活動が始まってから就活のスタートと捉える人もいます。

就活のゴールに該当するタイミング

就活のゴールとして捉えられるのは、以下のタイミングです。

・内々定をもらったら
・内定をもらったら
・内定式を終えたら

就活のゴールは、「内定」が目安になります。ただし、内定の確約状態といえる内々定という人もいれば、労働契約を結ぶ内定、内定者が確定して一堂に会する内定式と、捉え方は人それぞれ。

なかには、内定式を終えても入社式までは就活は終わらない、と考える人もいるでしょう。多くの方が就活のゴールと捉える内定については、「就職には内定が必要!内々定との違いや通知のタイミングは?」で解説しています。

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就活スタートまでに始められる準備

就活が本格的にスタートするまでに、自己分析や企業研究などの準備をしておきましょう。学年に関係なく実施できる3つの準備を解説するので、参考にしてください。

自己分析

自己分析とは、自分の過去を振り返り、強みや考え方などを整理する作業です。自己PRや志望動機
作成にも欠かせません。

自己分析は、インターンシップ参加までに実施しておきましょう。インターンシップでも、自己PRやインターンシップへの志望動機が必要になるからです。あらかじめ準備を進めておくと、就活をスムーズに始められます。

自己分析の進め方については、「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」を参考にしてください。

業界研究

業界研究とは、自分に合う仕事を探すために、どのような業界があるかについて調べる作業です。知らない業界や初めて聞く業界についても調べておきましょう。

業界研究を行うメリットは、ミスマッチを防ぎやすくなる点です。自分の強みや特徴を活かせる業界を志望できるようになります。

企業研究

企業研究とは、志望企業の仕事内容や職種、方針などを調べる作業です。企業研究により、自分に合う企業を探せます。

また、企業研究は、評価される志望動機を作成するためにも欠かせません。同業他社との比較を行い、違いを志望動機に反映するのも、志望動機作成のコツになります。

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就活を成功させるためのポイント

就活を成功させるためには、早めに就活を始めたり、インターンシップに参加したりするのが大切です。ここでは、就活成功にむけて3つのポイントを解説するので、参考にしてください。

早めに就活を始める

就活を成功させるためには、動き出しを早めにしましょう。インターンシップが始まる少し前の、大学3年生の5月から6月ごろには動き出すのをおすすめします。

企業が採用活動をスタートするのは、大学3年生の3月ごろです。しかし、そのタイミングで動き出すと、自己分析や業界分析の時間が足りず、ほかの就活生に遅れを取ってしまいます。

就活を成功させるためには、早めに動き出し、自己分析や企業研究に時間を費やすのがポイントです。

インターンシップに参加する

インターンシップに参加し、企業理解を深めるようにしましょう。夏休みに開催される、サマーインターンへの参加がおすすめです。

インターンシップには、1週間から1ヶ月以上の長期のものもあれば、1日で終わる短期のものもあります。開催内容が違うため、目的に応じて参加を決めてください。

インターンシップについては、「インターンシップとは何か?特徴や選び方などをご紹介!」で詳しく解説しています。

エントリー数を増やしチャレンジする

就活を成功させるためには、エントリー数を増やし、チャレンジし続けるのが重要です。気になる企業には、積極的にエントリーしましょう。

就活では、エントリーシートの書き方や、面接に慣れるのが重要です。経験を積むには、エントリー数を増やし、数を重ねることが欠かせません。

エントリー数が少ないと、落ちてしまった場合の選択肢がなくなり、精神的に追い込まれてしまいます。慌ててエントリーした結果、準備不足で再度受からないケースも考えられるので、エントリー数を意識して就活を行いましょう。

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就活はいつからいつまで行えばいいか気になるあなたへ

就活はいつから始まり、いつまで行えばいいか気になる人もいるでしょう。スタートするタイミングが遅れないか、ほかの就活生が就活を終えているのに自分だけ続けていないか、不安なるものです。

就活に不安を抱える方に向けて、就活エージェントのキャリアチケットがサポートします。いつから就活を始めればいいかなど、就活についての悩みを相談してください。

就活の進め方はもちろん、自己分析の指導や面接対策なども実施しています。効率よく就活を進めて成功できるように、ぜひキャリアチケットに登録してみましょう。

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就活のスケジュールに関するよくある質問

就活のスケジュールに関するよくある質問に回答します。

Q.大学生の就活はいつからいつまで?

A.大学生の就活は、大学3年生の7月ごろに始まり、大学4年生の10月ごろまでに終えるケースが一般的です。基本的なスケジュールは、次のような流れになります。

・大学3年生の7月~3月:インターンシップへの参加
・大学3年生の3月以降:合同説明会や企業説明会への参加
・大学4年生の4月以降:エントリーシートや履歴書の提出
・大学4年生の6月以降:筆記試験や面接などの選考開始
・大学4年生の10月以降:内定の発表

ただし、自己分析や業界研究のように、時期に関係なく実施できる就活もあります。早めに動いても損はないので、前もって準備を進めておくといいでしょう。

Q.もうすぐ就活だけど何もしていないのはやばい?

A.就活を直前に控えて、何もしていない場合は、すぐに動き出しましょう。自己分析や企業研究など、必要な対策を行ってください。

これから就活を始める場合には、「就活は何から始めたらいいの?余裕をもって就活するためにやるべきことを時期別に解説」を参考に進めましょう。

また、もうすぐ就活が始まる場合は、効率的に準備を進めるのが重要です。就活エージェントに相談し、進め方を教えてもらうようにしてください。キャリアチケットでも、就活のアドバイスを送っています。

Q.大学3年生はいつから就活を始めればいい?

A.大学3年生の場合、5月・6月ごろに就活を始めるのがおすすめです。7月にはサマーインターンが始まるので、インターンに向けて準備をしておきましょう。

就活サイトが解禁される大学3年生の3月から始めた場合、周囲と比べて遅れてしまう恐れもあります。余裕をもって就活をできるように、早めの準備を心がけてください。

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