就職活動で後悔しないために!具体的な流れや進めるコツを解説!

このページのまとめ

  • 就職活動のスケジュールは「大学3年3月に解禁」「大学4年6月に選考開始」が一般的
  • 就職活動は解禁前に自己分析をするなど早めに取り組むことが大切
  • 就職活動中は第三者に相談して自分を客観視する

就職活動で後悔しないために!具体的な流れや進めるコツを解説!のイメージ

就職活動はまだ先と思いつつも、いつから始めるのか、どのように進めるのか知っておきたい方もいるのではないでしょうか。就職活動は大学3年生の3月の解禁が一般的ですが、企業によって採用スケジュールが異なることも。このコラムで一般的な就活スケジュールや具体的な流れ、やるべきことをご紹介します。大学1、2年生から就活の全体感を把握し、早いうちに取り組むことで就活を有利に進めていきましょう。



 

目 次

いつから就職活動をスタートするべき?

いつから就職活動をスタートすれば良いのか、国の方針なども含めて解説していきます。

就職活動は毎年時期が決められている

就職活動は、毎年「大学3年3月解禁」「大学4年6月に選考開始」と決められていて、2024年卒の就活まで従来の就活スケジュールが維持されると決まっています。また、2025年卒の就活スケジュールに関しては検討中となっていますが、現行のスケジュールを変更する必要があるとの強い意見は出ていないようです。(2022年5月時点での情報)。

このスケジュールは日本経済団体連合会(通称:経団連)という組織がつくりましたが、2021年卒からは、国際的な人材獲得競争に勝つために、旧来の新卒一括採用を見直す必要があるという理由から、政府が新たなルール策定を進めています。
しかし、急なルール変更は企業と学生に負担を強いると考え、参照元データによると、2024年卒までは、従来通りのスケジュールが適用される予定です。

参照元
内閣官房ホームページ
就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議 2023年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方



 

就活の開始時期は早いに越したことない

就職活動は自己分析や業界研究といった準備を、大学2年生の3月から始めるのがおすすめ。解禁後は予定が多く、十分な対策時間を取れない恐れがあるからです。
また、すべての企業が「大学3年3月からエントリー受付」「大学4年6月から選考開始」するわけではなく、ベンチャー企業は大学3年9月ごろから、外資系企業は大学3年11月ごろから選考を始めるのが一般的。今後は社会情勢を受けて、採用スケジュールの見直しを進める企業もあるでしょう。
早い方はサマーインターンシップ前から就職活動を始め、何十回も面接を受けて、大学3年生のうちに内定が出ます。このような学生は自分自身や仕事について向き合って考え、「次はこう改善しよう」とアピール方法に磨きをかける傾向があり、何もしていない学生が勝つのは難しいでしょう。失敗しながら改善するにも、時間が必要になります。余裕を持って就職活動解禁を迎えるためにも、とにかく早めの対策を心掛けましょう。

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一般的な就職活動のスケジュール

下記で一般的な就活スケジュールを確認しておきましょう。

・自己分析:大学3年4月以降
・業界、企業、職種研究:大学3年4月以降
・インターンシップ:大学3年6月ごろ~大学4年2月ごろ
・エントリー、ES提出、企業説明会:大学3年3月以降
・筆記試験、面接:大学4年6月以降
・内々定:大学4年6月以降
・内定式:大学4年10月

特に気をつけておくべきなのは、夏に行われるインターンシップです。企業によって締切が異なるうえ、人気企業の場合は「早い段階ですでに募集が定員に達してしまった…」ということも。目的を持ってサマーインターンシップに臨むためにも、早めの準備と企業のスケジュールのチェックを怠らないようにしましょう。

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就職活動でやるべき7つのこと

就職活動は、自己分析から面接対策まで、やるべきタスクが数多くあります。
下記で具体的に紹介していきますので、就職活動を始める前やエントリー前にやるべきこと、全体の流れを確認しておきましょう。

1.念入りな自己分析が重要

就職活動において、自分のやりたいことや、今後挑戦したい仕事など、就活の「軸」が重要視されるため、明確に言語化するためにも、繰り返し念入りな自己分析が必要になります。
自己分析とは、過去の経験を振り返って自分を深く知る作業のことです。自己分析で自らの価値観や強み、弱みを知り、向いている仕事や適性を探ります。
やり方は、小学校時代・中学校時代・高校時代・大学時代という区切りをもとに、自分史を作ると分かりやすいのでおすすめです。それぞれの時期に頑張った経験や挫折した経験など、印象に残っている活動を紙に書き出してください。エピソードを書き出したら、下記の質問を繰り返し、行動原理を深掘りします。

・何を経験したか?
・なぜその活動に取り組んだのか?
・具体的にどんな行動をしたか?
・どんな課題にぶつかったか?
・課題に対してどう行動したか?
・経験から学んだことは?

過去を深掘りすることで、自分の強みや弱み、価値観が見えてきます。あわせて「どのような瞬間にモチベーションが上がるか」が分かると、熱中できる仕事が見えてくるはずです。
「自分がやりがいを感じること」や「できること」をもとに、企業選びの基準を明確にしておきましょう。自己分析は一般的に就職活動の初めに行うものですが、就活に行き詰まったときに改めて行ってみるのもおすすめです。

2.業界研究や企業研究で理解を深めておく

自己分析の結果を踏まえたうえで、目指す業界、属する企業を調べます。下記で業界の研究のやり方、企業研究で必要な情報を確認しておきましょう。

【業界の研究方法】
・業界団体の公式Webサイトを調べる
・業界に関する就活本を読む
・ニュースや新聞で業界の動向をチェックする
・業界研究セミナーに参加する
・合同企業説明会に参加する

【企業研究するべき点】
・代表取締役の氏名、経歴
・企業理念
・社風
・提供する商品、サービス
・ターゲット顧客
・企業の歴史
・今後の成長性、将来性
・競合他社と比べた強み、弱み
・勤務条件

視野を狭めないためにも、知っている業界も知らない企業も、大手や有名企業といった知名度にこだわらず、積極的に幅広く調べましょう。自分と企業の相性を知るためにも、より詳しい事業や社風などを知ることが必要です。

また、企業が消費者にサービスを提供する「BtoC企業」だけでなく、企業が企業にサービスを提供する「BtoB企業」にも注目してみましょう。世の中には優良な「BtoB企業」が数多くあります。
企業研究の手段は、企業の公式Webサイトをチェックしたり、説明会に参加したりするのが一般的です。
社風を知りたいときは、社員の年齢構成や男女比に注目したり、意思決定の仕組みがトップダウン型かボトムアップ型かをチェックしたりするのがポイントです。先輩社員のインタビューから、職場の雰囲気が分かることもあるでしょう。

3.OB・OG訪問やインターンシップで職種も研究する

業界、企業同様に、職種も研究していきますが、興味のある職種に関しては、OB・OG訪問やインターンシップで社員の話を聞いたり、実際に商品やサービスを利用して研究したりすることをおすすめします。他社との違いや強みを明確に知ることができるからです。
また、「営業」「広報」「マーケティング」など、世の中にはさまざまな職種があり、同じ職種でも業界や企業によって仕事内容が異なることも。それぞれの特徴を調べ、具体的な仕事内容や求められる能力を確認しておきましょう。
その際、自己分析で見つけた自分の強みと見比べ、相性をチェックするのがポイントです。「自分の強み」と「職種で必要な能力」がマッチすれば、内定率も高まるでしょう。

4.インターンシップは積極的に参加する

インターンシップとは、学生が企業で就労体験できる制度のこと。インターンシップに参加するメリットは下記のとおりです。

・実務を通して業務内容を理解できる
・仕事で必要とされる能力やスキルが分かる
・自分に向く仕事、向かない仕事か判断できる
・ESの作成や面接など選考体験を積める
・社会人や他校の学生と出会い、就職活動の刺激がもらえる

インターンシップでやりたいことが具体的になれば、企業選びの軸が明確になるので、積極的に参加するようにしましょう。また、実際の仕事を体験することで、自己分析では気づけなかった自分の意外な強みやスキルを発見できるチャンスにもなります。

5.適性検査や筆記試験の対策は代表的なものを押さえる

適性検査は企業によって使用するテストが異なるため、何のテストが使われるか分からないときは、「SPI」「玉手箱」「GAB」といった代表的な検査の対策をすると良いでしょう。
適性検査の大まかな出題ジャンルは「能力検査」と「性格検査」の2つ。一般的に「能力検査」では国語や数学といった基礎的学力を問う問題で、「性格検査」には行動や思考パターンを問う問題が出題されます。適性検査は、面接やESでは分からない学生の資質を知る目的があり、入社後の配属先を決める参考にされることも。

対策としては、応募する企業が行う適性検査を調べ、市販の問題集で練習するのが基本です。本番では制限時間があるので、時間を意識して解答するのがポイントです。苦手分野は繰り返し練習し、解き方のプロセスを学んでおきましょう。数学の基本的な公式はどの適性検査でも役立つので、一通り頭に入れておくことをおすすめします。
性格検査に関しては、特別な対策はしなくてかまいません。自分を偽ると、検査結果と面接での受け答えで矛盾を生じさせる恐れがあります。問題数も多くじっくり考えるのは難しいため、直感的にテンポよく答えましょう。

6.エントリーシートの作成は具体的な表現を心がける

気になる企業が決まったら、いよいよエントリーですが、企業側から提出を求められるES(エントリーシート)は、要点を簡潔に、分かりやすく説明しましょう。特に「結論→根拠」の順で説明すると、採用担当者に伝わりやすくなります。

自己PRを書くときは、「私の長所は○○です」と結論から始めてください。その後、長所を発揮した具体的なエピソードを説明して、説得力を持たせるのがポイントです。エピソードは「自分の意志で行動し、結果を出した経験」を使うのがおすすめ。さらに、「強みを活かして仕事でどう貢献するか」まで説明すれば、企業があなたの働きぶりをイメージしやすくなるでしょう。

また、志望動機を書く場合は、「貴社でなければならない理由」を具体的に説明するのが重要です。企業研究で得た情報を絡め、仕事への熱意を示しましょう。

7.面接対策は繰り返し実践する

面接対策は、繰り返し何度も実践して、少しでも会話に慣れていくことが大切です。本番では、緊張してしまって上手く話せない場合や、元々人前で自分の考えを話すことが苦手な方などはなかなか思い通りにいかず、行き詰まってしまうことがあるからです。

面接の種類

下記で主な面接の種類を解説します。

・個人面接…学生1人に対して行われる面接
・集団面接…複数の学生が同時に受ける面接
・グループディスカッション形式…ほかの学生とチームを組み、与えられたテーマを議論する面接
・プレゼンテーション形式…与えられたテーマに対して、学生側がプレゼンする面接

集団面接やグループディスカッション形式は、選考の初期に行われる傾向にあります。どちらもコミュニケーション能力がチェックされるため、自分が話すだけでなく相手の話を聞くことも意識しましょう。

面接でよく聞かれる質問

面接の対策としては、よくある質問を想定し、回答を考えておくことが基本です。新卒の就職活動では、以下のような質問が頻出します。

・自己紹介をしてください
・自己PRをしてください
・志望動機を教えてください
・学生時代に力を入れたことは何ですか
・大学では何を研究していますか
・長所、短所を教えてください
・弊社は第一志望ですか
・〇年後はどうなっていたいですか
・就職活動の軸は何ですか
・最近の気になるニュースを教えてください

また、面接では挨拶や見た目の清潔感も評価材料になります。ハキハキとした話し方や明るい表情を心がけ、丁寧な言葉遣いを意識しましょう。
そのほか、背筋を伸ばして椅子に座り、面接官の目を見ることも大切です。緊張しやすい人は、「面接官も緊張している」と考えると気持ちが和らぐ場合もあるので、ぜひ実践してみてください。

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就職活動をスムーズに進める6つのポイント

この項目では、就職活動を円滑に進めるためのポイントを6つ紹介します。

1.第三者にアドバイスをもらう

特に自己PRや志望動機は第三者に見てもらい、客観的なアドバイスをもらうと良いでしょう。就職活動では自分を客観視することが大切ですが、「自分は○○な人間だ」と思っていても、人から見れば違う可能性もあります。自分では見えていなかった課題に気づき、改善できる場合があるため、
家族や友人、先輩など信頼できる第三者や、就活エージェント、大学のキャリアセンターといったプロに相談して自分を見つめ直しましょう。

2.幅広い企業にエントリーする

エントリーを増やすことは、経験を増やすことにも繋がり、場数を踏めば徐々に自分のアピールも上手くなるため、視野を広く持って幅広い企業にエントリーしましょう。
特に知名度の高い企業は難易度も高いため、大手志望の方はそのグループ会社に目を向けてみるのもおすすめです。また、エントリー数が多ければ、持ち駒がない状態に陥るリスクも下げられます。

3.不合格の原因を振り返って分析する

不合格になったら、その原因が何にあったのかを振り返りましょう。落ちた原因を「企業側に見る目がなかった」「運が悪かった」で済ませていると、就職活動はうまくいきません。
不合格の原因を改善しなければ、同じ失敗を繰り返して不採用が続く場合もあります。原因を考え抜く力は、仕事をするうえでも大切です。不合格になったときは失敗の原因を振り返り、自分を見直す癖をつけましょう。

4.気持ちを切り替えてモチベーションを維持する

不合格になったり、面接で手応えを感じられなかったりした場合は、ある程度振り返りが済んだら、「次も頑張ろう」と、気持ちを切り替えるようにして、就職活動のモチベーション維持につなげましょう。
自分を見直すことは大切ですが、思い詰め過ぎると「自分はダメな人間だ」と思い込んだり、周囲とと比較したりすると、逆に就活が上手くいかなくなってしまうことも。特に不合格になって落ち込んでいるところで、自分を精神的に追い詰めることは厳禁です。

5.条件で就職活動はしないようにする

年収や知名度といった条件で企業を選んでいると、企業とのミスマッチが起こりやすくなり、もし就職活動が上手く行っても、早期離職につながってしまう恐れもあるので注意しましょう。
企業とのミスマッチを防ぐには、自己分析を入念に行うことが重要です。自分の価値観や適性を明確にし、企業と自分との相性をよく見極めましょう。

6.内定直結型のイベントに参加する

説明会と選考が同日に行われる、「内定直結型」と呼ばれるイベントは、複数の企業が参加しており、気になる企業を効率的に受けられるので、ぜひ参加を検討してみてください。面接練習やグループディスカッションの練習にもなるでしょう。

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本記事の執筆者

梶川沙綺(かじかわさき)

新卒でレバレジーズ株式会社に入社。年間1000名以上の就活生の支援を行い、入社3年目で神戸支社の立ち上げに携わる。現在は本社でサービスの向上にも関わりながらキャリアコンサルタント国家資格取得に向けてスキルアップ奮闘中。

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