就活スケジュールはいつからスタート?25・26卒の見通しや注意点を紹介

このページのまとめ

  • 一般的な就活スケジュールは大学3年3月から
  • 選考に大きな影響があるインターン参加のため、大学3年春には準備を始めよう
  • 2025卒以降の就活市場は好調、しっかり準備して志望企業の内定を勝ち取ろう

就活スケジュールはいつからスタート?25・26卒の見通しや注意点を紹介のイメージ

就活を始めようとしたとき、「就活スケジュールって、何月になにがあるの?」「就活はいつから始めればいいの?」という疑問を持った人も多いのではないでしょうか。

就活に関する情報が多く出回っている分、就活の全体像が分からなくなってしまっている就活生もいるでしょう。

この記事では、一般的な就活スケジュールに加え、就活生が実際にこなしている就活スケジュール、基本的な就活対策などをまとめて紹介します。

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目 次

就活スケジュールのスタートは大学3年の3月!

就活において、多くの企業は3月に採用情報を解禁します。そのため、就活の本格的なスタートは大学3年生の3月という認識が一般的です。

だからといって、3年生の3月まで何もしなくていいわけではありません。本格的に就活がスタートするまでに、自己分析や企業・業界分析といった就活準備を進めておく必要があります。他にも企業に提出するエントリーシートや履歴書の作成や面接、適性検査対策なども進めなければならないため、できるだけ早めに取りかかるのが賢明です。

また、2025年卒以降の就活生は、インターンシップも忘れてはいけません。大学3年の夏頃にはインターンシップが始まるため、ここに向けた準備も必要です。

これまで、内定に直結する形のインターンシップは禁止されていましたが、25卒以降は内定に直結するインターンシップの開催が正式に認められることになりました。

今までも、事実上の選考としてインターンシップを行ってきた企業は少なくありませんでした。しかし、正式に内定直結のインターンシップが認められたことで、これまで以上にインターンシップでの採用活動が強まる可能性があります。

人気企業のインターンシップは、本選考と同じESや面接などの選考プロセスがある場合があります。このため、遅くとも大学3年の6月頃までには準備が必要です。

一般的に大学3年3月から採用情報を解禁するのは、経団連に加盟している大手企業が中心です。そのため、すべての企業がこのスケジュール通りに採用活動を行なっているわけではありません。中には、独自のスケジュールで採用活動を行う下記のような企業・業界もあります。

・経団連未加入の上場企業
・メガベンチャー企業
・外資系企業
・一部、マスコミ系企業 

上記の企業・業界は優秀な人材をいち早く獲得するために、一般的な選考スケジュールより、早めに採用活動を実施しています。中には半年以上、早く選考を始める企業もあるため、志望する場合は1・2年時から準備対策を進めておきましょう。

企業ごとの就活スケジュールや就活の動向について知りたい方は「就活はいつから始めるべき?23卒・24卒・25卒のスケジュールを解説」も合わせてご確認ください。

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就活スケジュールの勝負はいつから?大学3年春から動こう

第一志望への内定を左右する就活スケジュールの勝負時は、大学3年生の春です。
前述したように、25卒からは内定直結型のインターンシップの開催が正式に認められたため、さらに就活の早期化が進む可能性があるでしょう。

人気企業や有名企業も、インターンシップで優秀な学生に対して早めにアプローチをかける可能性があり、今まで以上に早い段階で就活準備を始めている就活生が増えるかもしれません。

倍率の高い企業の選考に参加しようとしている人は、できるだけ早く就活対策に取り組むようにしましょう。

就活をいつから始めるべきなのかについて、より詳しくチェックしたい方は「就活準備はいつから?2025卒や状況別のスケジュールとやることを解説」も参考にしてください。

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一般的な就活スケジュールや選考の流れ

どのようなスケジュールで就活を進めたらよいかわからない学生のために、一般的な就活スケジュールや選考の流れを解説します。

大学3年の6月~2月:自己分析や企業研究

大学3年生の6月から夏季インターンが開催されるため、この時期から就活を意識し始める学生も増えてきます。インターンへのエントリー開始時に慌てたり、どの企業を志望するか迷ったりしないよう、事前に自己分析や業界研究、企業研究などの就活準備を済ませておきましょう。

インターンシップ

インターンではセミナーや就業体験を通して、応募先企業や業界への理解を深められます。企業・業界研究だけでは伝わらない職場の雰囲気や、実際の業務を体験できるのは、就活生にとって非常に大きなメリットといえるでしょう。

なお、一言でインターンシップといっても、開催期間や時期によって以下のような種類に分かれます。

・セミナーや説明会が中心の「短期インターン」
・3ヶ月〜半年以上かけて就業体験を行う「長期インターン」
・夏休み期間である7〜9月頃に実施される「サマーインターン」
・冬休み期間である12〜2月頃に実施される「ウィンターインターン」

自身の就活スケジュールや学業や私生活との兼ね合いを考えて、最適なインターンシップへ参加しましょう。

インターンシップの流れや参加メリットについて詳しく知りたい方は「インターンシップへ申し込みするには何から始める?」も合わせてご確認ください。

OB・OG訪問

余裕があれば、OB・OG訪問を行なっておくと、業界・企業・仕事への理解が深まります。会社説明会や企業のHPでは得られない、働く社員のやりがい、苦労といったリアルな声や企業の実態をリサーチしておくと入社後のミスマッチを防げます。

また、社員だけでなく内定者に選考のアドバイスを聞くのもおすすめです。

就活準備の進め方やコツについて詳しく知りたい方は「就活成功のコツを知りたい!エントリー前の準備から面接・筆記対策まで」も合わせてご確認ください。

大学3年の3月~大学4年5月:エントリー開始

大学3年3月は、各企業が採用情報を解禁する時期です。エントリーの開始や会社説明会の開催など、就活が本格化するこの時期までに万全の体制を整えておきましょう。

エントリー

エントリーとは、選考に参加する意思表示です。一般的には、企業のWebサイトや就活サイトに登録し、氏名や大学名、メールアドレスといった基本情報を入力します。

また、エントリーによって、説明会の予約や企業から詳細な選考情報を得られるケースもあるため、早めにアプローチしましょう。

エントリーの詳細や失敗しないポイントについて詳しく知りたいときは、「就活の「エントリー」とは?就活のプロが失敗しない4つのポイントを解説」も合わせてご確認ください。

会社説明会

会社説明会とは、企業の担当者が学生に対して事業内容や業務内容といった企業の概要、選考情報などを説明するイベントです。

なお、多くの企業では説明会への参加が本選考に進む条件となっています。説明会当日にエントリーシートの記入や筆記試験、グループディスカッションが実施されるケースもあるため、事前に情報を仕入れ、対策しておきましょう。

会社説明会の参加方法や種類について詳しく知りたい方は「就活の会社説明会とは?開催される種類や参加方法を解説」も合わせてご確認ください。

ES提出

企業の選考に進む場合、多くの企業でエントリーシート(ES)の提出が求められます。履歴書のみ提出するケースもありますが、企業独自の質問項目を設けたESの提出を求める企業が一般的です。

採用担当者に好印象を与えるESを完成させるには、自己分析や企業研究が必須となるため、事前に済ませておきましょう。

ES提出の時期や書き方のポイントについて詳しく知りたい方は「就活のES提出の時期はいつ?書き方のポイントや注意点もご紹介」も合わせてご確認ください。

大学4年の6月~9月:本選考の時期

大学4年の6月以降、大手企業を中心に多くの企業が選考を開始します。また、面接や筆記試験、適性検査などが実施されるのもこの時期です。

面接

いわゆる採用面接と呼ばれるもので、一般的には以下のような形式に分かれます。

・1対1の個人面接
・社員1人に対して数名の学生で行うグループ面接
・複数の学生がテーマに沿って討論するグループディスカッション

基本的には1次面接の次に2次面接、最終面接と続きますが、内定までの流れは企業によって異なります。

面接の流れやよく聞かれる質問について詳しく知りたい方は「就活面接の流れとは?よく聞かれる質問や失敗しない方法について解説!」も合わせてご確認ください。

適性検査

適性検査とは就活生の能力や性格を測るもので「SPI」や「玉手箱」といった種類があります。試験方法は自宅のパソコンで行える「Webテスト型」と指定の会場で行う「テストセンター型」のどちらかが一般的です。

適性検査の種類や正しい対策法について詳しく知りたい方は「就活の適性検査、その種類と正しい対策法とは?」も合わせてご確認ください。

内々定

企業から正式な内定が出るのは、大学4年10月1日以降ですが、それ以前に「内々定」という形で採用意思を伝えられるのが一般的です。多くの場合、内々定は本格的な書面ではなく、電話やメールなどで通知されます。

10月以降に企業から「内定通知」が送付され、それに対して学生側が「内定承諾書」を出せば、晴れて内定成立です。

内定・内々定の詳細やもらった後の流れについて詳しく知りたい方は「内定とは?内々定との違いやもらった後の流れ、辞退について」も合わせてご確認ください。

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2025年卒の就活スケジュール

2025年卒業予定(2024年度卒)の大学生(2023年12月現在、大学3年生または大学院1年生、短大1年生)の基本的な就活スケジュールは以下のとおりです。

・2024年3月1日〜広報活動開始
・2024年6月1日〜採用選考活動開始
・2024年10月1日〜正式な内定日

2023年12月現在では、すでにインターンシップなど事前の採用活動が一段落し、多くの就活生が本選考に向けた準備をスタートさせています。

記事を読んでいる時点でまだ就活に向けた準備を始めていない人は、すぐにでも始めるようにしましょう。

大学3年の3月から就活を進める場合のスケジュールについて知りたい方は「【24卒】就活は3月からでも間に合う?スケジュールと今やるべきことを解説!」も合わせてご確認ください。

参照元
内閣官房
2024 年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方

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2026年卒の就活スケジュール

2026年卒業予定(2025年度卒)の大学生(2023年12月現在、大学2年生)の基本的な就活スケジュールも、基本的には25卒と同様の流れで進められます。

・2025年3月1日〜広報活動開始
・2025年6月1日〜採用選考活動開始
・2025年10月1日〜正式な内定日

2023年12月現在、26年卒の大学生は就活準備期間です。24年の夏以降には、早期内定の可能性もあるインターンシップがスタートするため、今のうちに自己分析や業界研究などの対策を進めておきましょう。

新卒就活の一般的なスケジュールや就活対策について詳しく知りたい方は「大学生の就職活動はいつから始まる?スケジュールや選考の準備を解説」を参考にしてください。

参照元
内閣官房
2025 年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方

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就活スケジュール攻略の鍵はインターン

ここまでも繰り返し述べてきたように、25卒以降の就活スケジュール攻略の鍵は、インターンシップです。

これまでの就活では、建前上インターンシップでの実績や評価を、選考につなげることは認められていませんでした。もちろん、インターンシップ時点での内定も取り決め違反です。

しかし、25卒以降の就活では、内定や選考に直結する形でのインターンシップ実施が公式に認められることになりました。就活生に人気の企業や大企業は、すでにインターンシップに取り組んでいるところも多く、これまで以上に就活におけるインターンシップの重要性が高くなりそうです。

内定直結のインターンシップの公認と同時に、これまでは企業が独自に行っていたインターンシップが4類型に分類されました。

ここからは、新たなインターンシップの類型について解説していきます。

オープン・カンパニー

オープン・カンパニー(タイプ1)のインターンシップは、学生に企業の雰囲気を感じ取ってもらうことが目的です。原則1日で、実際の仕事を体験するようなプログラムはありません。学業との両立のため、開催時間やオンライン開催などの学生への配慮が求められます。

インターンシップと分類されていますが、イメージはこれまで行われてきた企業説明会に近いと思ってもいいでしょう。

キャリア教育

キャリア教育(タイプ2)型インターンシップは、学生のキャリア形成を支援するための教育的な取り組みです。企業が行うものだけではなく、大学が主導する企業との連携プログラムなどもこの分類に含まれます。

企業が主催する場合は、タイプ1と同じく、学業両立のため時間帯や開催方法などの工夫が求められます。

汎用的能力・専門活用型インターンシップ

汎用型能力・専門活用型インターンシップ(タイプ3)は、実際の職場環境で学生が専門的知識やスキルを実践的に活用することを目的としたインターンシップです。

タイプ1、2と大きく異なる点はその期間で、汎用的能力活用型では5日間以上、専門能力活用型では2週間以上が推奨されています。

実際に仕事内容を体験してもらうことが必須で、日程の半分以上は職場での就業体験を設定しなければいけません。実施時期は「大学3、4年の長期休暇」で、夏休みや冬休み、春休みなどの実施が想定されています。

従来からインターンシップとして行われてきたプログラムの多くが、この類型に分類されるとみられます。

高度専門型インターンシップ

高度専門型インターンシップ(タイプ4)は、特定の専門職に関連する深い知識や技術を学ぶことに重点を置いています。

現時点では、文部科学省と経団連が共同で行っている一部のインターンシップや、大学院と企業が連携して行っている修士課程の学生向けのプログラムが該当するとされており、あまり一般的な類型ではありません。

現在行われているプログラムの成果次第で、今後の運用が判断されることになっています。

ここまでに紹介した、インターンの新たな分類には注意も必要です。
新たな分類のうち情報を選考活動に活かしても良いとされるインターンシップは、汎用的能力・専門活用型インターンシップと、高度専門型インターンシップの2つだけです。

新たな分類はまだ導入から定着までの過渡期であるため、企業の情報発信や就活情報サイト内でも情報が整理されず、インターンシップではないのに「インターンシップ」としてイベントが紹介されてしまう可能性もあります。

特に志望度の高い企業のインターンシップに参加する際は、その内容や分類について事前に確認しておくようにしましょう。

インターンシップの詳細や参加メリットについて詳しく知りたい方は「インターンに行くべき?メリットや就活への影響は?企業の探し方も解説!」も合わせてご確認ください。

参照元
経済産業省
インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方

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インターンの参加はいつから?大学3年夏を目指そう

インターンの開始時期は、3年生の春〜夏が一般的です。学校の夏休みを利用して、サマーインターンに参加する学生も多く、8月頃がピークといわれています。

ただし、インターンの開始時期は企業や業界によって異なるため、注意しなければなりません。たとえば、経団連に加盟している企業の多くは、6月〜2月まで広く実施していますが、外資系や一部マスコミ業界では6月〜10月と開催期間が短い傾向にあります。

選考を有利に進めるチャンスを逃さないよう、志望先企業・業界のインターン開催時期をしっかり確認しておきましょう。

また、インターンのメインターゲットは大学3年生ですが、大学1年生や2年生を受け入れている企業もあります。

大学1、2年生からインターンに参加できればその分、実務を経験できる期間も長くなるため、即戦力としてのスキルアップも狙えます。また、時間に余裕がある分、複数の業界・企業のインターンに参加できるため、じっくりと就職先を吟味できるのも大きなメリットです。

早期からインターンに参加すればするほど、その後の就活はスムーズに進みやすくなるため、積極的に参加を検討しましょう。

インターンの経験を内定につなげるためのポイントを知りたい方は「​​インターンシップは内定に直結する?参加経験を活かす7つのポイントを解説」も参考にしてください。

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就活スケジュール本格化に向けての準備5選

企業の採用情報が解禁され、エントリーも始まる大学3年3月からは本格的に忙しくなります。そのため、その時期までにどれだけ準備できるかが、就活の成否を大きく左右するといっても過言ではありません。

スムーズに内定を獲得するためにも、就活スケジュールが本格化する3月までに済ませておくべき5つの準備について解説します。

自己分析

就活準備はまず「自己分析」から始めるのがセオリーです。自己分析とは、過去の経験や具体的なエピソードを掘り下げ、自分の強みや価値感、得意分野などを見つける作業です。

自己分析の結果から「将来的にどのような人生を送りたいか」「どのような働き方が理想的か」「どんな環境であれば実現できそうか」など、就活において重要視する価値観を明確にしましょう。

また、自己分析は企業選びだけでなく、志望動機・自己PRを考えるのにも必要な作業です。採用担当者にあなたの強みを明確に伝えるためにも、自身の特徴を再確認しておきましょう。

自己分析の具体的なやり方や活用方法が知りたい方は「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」も合わせてご確認ください。

業界・企業研究

業界・企業研究は、志望する業界や企業への理解を深める作業です。また、世の中にある職業や業界、企業の種類や特徴を知り、自身の可能性を広げる目的でも行われます。

自分に合う仕事を見極めるために、ネットや本で調べたり、先輩や友人に意見をもらったりして、興味のある業界や企業を徹底的にリサーチしましょう。業界・企業研究を広く深く実施し、興味がある分野を絞ると、自身に合う企業も探しやすくなります。

また、研究の結果は志望動機を作成する際の材料にもなります。採用担当者から高評価を得られる説得力の高い志望動機を作成するためにも、念入りにリサーチしましょう。

業界研究・企業研究の具体的なやり方やリサーチする項目について知りたい方は「業界研究の効果的なやり方を解説!会社説明会やセミナーには行くべき?」「企業研究のやり方と就活に活かすコツを解説!効率的な進め方とは?」も合わせてご確認ください。

エントリーシート・履歴書の準備

自己分析や業界・企業分析によって志望する企業の目星がついたら、ES・履歴書の作成を進めましょう。なお、ESの代表的な項目としては、以下が挙げられます。

・住所、氏名、電話番号などの基本情報
・学歴、職歴
・志望動機
・自己PR
・学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
・長所、短所

特に、志望動機や自己PRは苦戦する就活生も多い項目なので、できるだけ早めに取りかかりましょう。

また、ESは志望先の企業に合わせた内容で作成しなければならないため、使い回しはNGです。自己分析で見つけたあなたの特性・強みと、企業分析でわかった企業の特徴や求める人物像が重なるポイントを探し、あなたにしか書けない文章を作成しましょう。

評価につながるエントリーシートの書き方を知りたい方は「選考通過するエントリーシートのコツ!内定につながる書き方を一から解説」も合わせてご確認ください。

面接対策

面接で高評価を得るためには、十分な対策が必要です。何事もなく面接を乗り切るためにも、正しい言葉遣いやマナー、好印象な回答をしっかり把握しておきましょう。

なお、面接対策は就活セミナーや大学のキャリアセンターなどで行えます。特に、実際の面接を想定して質疑応答が行われる「模擬面接」は、本番の緊張感に慣れるための重要な対策です。
自分では気づけなかった問題点を知るきっかけにもなるため、何度も繰り返し実施しましょう。

就活セミナーで面接対策を行うメリットや注意点については「面接対策のセミナーとはどんなもの?参加するメリットや注意点を徹底解説」も合わせてご確認ください。

適性検査対策

エントリーが解禁するまでに「SPI」や「玉手箱」といった適性検査への対策も行っておきましょう。

基本的に適性検査では、国語や英語、数学といった分野のテストがあるため、苦手科目を克服しておくべきです。また「苦手な科目が特にない」という場合でも、テストの形式に慣れておくと、試験当日も実力を発揮できます。

特に、Web上で解答する場合、一度解答を入力するとやり直しは不可能なので注意が必要です。正確に入力できるよう、事前に繰り返しトライして慣れておきましょう。

適性検査の種類やそれぞれの特徴について知りたい方は「就活の適性検査とは?検査の種類や特徴、受ける際のポイントをご紹介!」も合わせてご確認ください。

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就活スケジュールを上手に管理する方法

就活をスムーズに進めるためのスケジュール管理方法について解説します。

就活ノート・就活手帳を作成する

就活ノート・就活手帳とは、就活に関するあらゆる情報をまとめて、一元的に管理するためのノート・手帳です。記入する内容は人によって自由ですが、おもに以下のような項目を書き出すとよいでしょう。

・エントリーや書類選考の締め切り日、面接の予定日など、企業の選考スケジュール
・志望業界の将来性や企業情報など業界研究の結果
・志望企業の企業理念や事業内容、求める人材など企業研究の結果
・自分の強みや弱み、価値観など自己分析の結果

就活に関する情報を1冊で管理できる就活ノートを作成すれば、スケジュールの見落としを回避しやすくなります。また、一度紙に書き出すことで思考が整理され、新たな発想も浮かびやすいです。

アプリやツールに疎い方や自分の中で情報を整理したい方には、おすすめのスケジュール管理方法といえるでしょう。

就活ノートの作成方法や必要な項目について詳しく知りたい方は「就活を効率的に進める!就活ノートの作成方法」も合わせてご確認ください。

スケジュール管理アプリを活用する

スマホやPCで就活スケジュールを管理したい場合、アプリを活用しましょう。ほかの機能と連携できたり、就活に特化しているものなどがあったりと、自分にとって使いやすいものを探すのがポイント。

スマホやパソコン、タブレットを使用してスケジュール管理ができるので、急な変更なども対応しやすいでしょう。

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内定に向けて就活スケジュールをスムーズに進めるなら

就活生の中には「予定通りに就活スケジュールが進まない」「エントリー時期が迫っているのに魅力的なESが書けない」「面接対策や適性検査対策がきちんとできているのか心配」といったお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

はじめての就活でスケジュールの進め方や準備のやり方がわからない学生は「就活エージェント」を活用するのもおすすめです。

量より質を重視する新卒就活エージェント「キャリアチケット」では、企業の採用活動を知り尽くしたプロフェッショナルが自己分析や業界・企業研究などの就活準備からES添削、面接対策まであなたの就活をすべて無料でサポートします。

就活スケジュールの遅れを取り戻し、無事内定を獲得したい学生はお気軽にご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。