このページのまとめ
- インターンシップが内定に直結するかどうかは、プログラムのタイプによって異なる
- インターン内定率は約2割であり、商社や外資などつながりやすい業界が存在する
- インターンから内定につなげるには、目的意識と成果へのこだわりが欠かせない
インターンシップに参加すれば内定に直結するのか、気になっている就活生もいるでしょう。企業によっては内定直結型や早期選考型などの優遇ルートを用意している一方、参加しても内定に関係ないケースもあるため、すべてのインターンシップが内定に直結するとは限りません。
この記事では、インターンと内定の関係を解説します。また、内定につなげるポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
かんたん1分!無料登録インターン活用法を教えてもらう
- 「インターンシップ=内定直結」とは限らない
- インターンシップの4つのタイプと選考との関連性
- 選考や内定につながる独自の施策を行う企業もある
- 内定や選考につながるインターンシップの種類と特徴
- ジョブ内定型
- 早期選考型
- 本選考優遇型
- リクルーター型
- 長期インターンシップ
- インターンシップが内定や選考につながりやすい業界・企業一覧
- 総合商社
- 外資系
- 金融・BtoB
- IT・ベンチャー
- 広告
- コンサル
- インターンシップから内定につなげる6つのポイント
- 1.自己分析と企業研究で企業との相性を見極めて参加する
- 2.インターンシップに参加する目的を明確にする
- 3.基本のビジネスマナーを身につける
- 4.積極的に周囲と関わる
- 5.成果にこだわる
- 6.フィードバックを素直に受け止めてすぐに活かす
- インターンシップ参加を視野に早期内定獲得したい方へ
- インターンシップに関するよくある質問
- Q.インターンシップに行ったのに本選考で落ちることはある?
- Q.内定直結インターンシップの内定は辞退しても良い?
- Q.インターンシップ参加者の内定獲得率は高いの?
- Q.インターンシップの選考に落ちたら本選考に影響する?
「インターンシップ=内定直結」とは限らない
就活生のなかには、「インターンに参加すれば内定に直結するのでは」と考えている方もいるでしょう。実際に、インターンの参加経験や成果がそのまま内定につながる企業もありますが、すべてのインターンが選考や内定に関係するわけではありません。
参加したインターンがどのくらい選考に関わるかは、インターンの種類によって異なるため、事前のリサーチが大切です。
ここでは、政府の定めるインターンの区分ごとに選考との関連度を整理します。また、選考や内定につながる独自の施策を行う企業について解説するので、チェックしてみてください。
インターンシップの4つのタイプと選考との関連性
厚生労働省の「令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります」によると、文部科学省・厚生労働省・経済産業省の三省合意(2022年6月改正)では、学生のキャリア形成支援に関わる取り組みを4つのタイプに分類しています。
このうち、国が正式な意味で「インターンシップ」と定義しているのはタイプ3・タイプ4のみです。タイプ1・タイプ2は基準を満たさないため、参加経験を採用選考の判断材料にすることは認められていません。
| タイプ | 内容 | 選考との関連度 |
|---|---|---|
| 【タイプ1】オープン・カンパニー | 業界・企業への理解を深める説明会・イベント |
選考には直接関係しない |
| 【タイプ2】キャリア教育 | 大学の授業や企業による教育プログラム |
選考には直接関係しない |
| 【タイプ3】汎用的能力・専門活用型インターンシップ | 5日間以上(専門活用型は2週間以上)の就業体験 |
評価を本選考・早期選考に活用可能 |
| 【タイプ4】高度専門型インターンシップ | 高度な専門性を要する実務体験(試行中) |
評価を本選考・早期選考に活用可能 |
つまり、「インターンシップ」と名前がついていても、タイプ1・タイプ2に当たるプログラムでの評価は、原則として企業側の採用選考の判断材料に使われないことになっています。「インターンに参加したのに、選考で有利にならなかった」「早期選考に呼ばれるなどのダイレクトな優遇が得られなかった」という経験がある人は、参加したプログラムがタイプ1やタイプ2だった可能性があるでしょう。
一方で、タイプ3・4に当たる5日間以上の実務体験型インターンでは、ルールで定められた採用選考の解禁時期(卒業前年度の3月1日以降)になってから、企業が参加中の評価を採用選考の判断材料として用いることが正式に認められています。
インターンの意味については、「インターンシップとは?参加する意味や目的、応募方法を徹底解説!」も参考にしてください。
参照元
厚生労働省
インターンシップについて
選考や内定につながる独自の施策を行う企業もある
政府のインターンの分類以外に、独自の基準で選考や内定に結びつくインターンシップを行う企業も少なくありません。なぜなら、先述したインターンの区分はあくまでも要請であり、強制力はないためです。
そのため、特に外資系企業やIT企業などでは、独自の長期インターンシップや内定直結型インターンシップを実施しています。実際のデータを確認してみましょう。
選考を兼ねてインターンを実施する企業は約5割
インターンシップの主な目的は学生の企業理解を深めることですが、最近では、実質的な選考を兼ねている企業も少なくありません。そのため、より多くの選択肢を確保し、内定のチャンスを増やすためには、インターンシップへの参加は極めて重要なステップだといえます。
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(令和7年12月12日)」によると、学生が参加した「インターンシップと呼称されるもの」において、実質的な選考を含んでいた割合は58.6%でした。実態として多くのインターンシップが、実質的な選考につながっているケースがあることがうかがえます。

引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書 9.参加した「インターンシップと呼称されるもの」における実質的な選考の有無(p.14)」
また、「インターンシップと呼称されるもの」の参加後に、参加者を対象としたアプローチを受けたかという問いに対しては、73.5%の学生が「早期選考の案内を受けた」と回答。さらに、インターンシップから早期に内々定をもらった学生は18.8%います。

引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書 9.参加した「インターンシップと呼称されるもの」における実質的な選考の有無(p.14)」
インターンシップへの参加が必ずしも内定につながる保証はありませんが、このように、参加者に対して積極的にアプローチしている企業も少なくありません。そのため、インターンシップに参加すると、より就活を有利に進められるでしょう。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
4割の学生がインターンに参加した企業に入社している
インターンシップは、就活生にとって興味のある業種について、具体的な業務を体験できる貴重な機会です。実際に、多くの就活生がインターンシップでの経験を活かして、就職先を決めています。
公益社団法人 全国求人情報協会の「2023年卒学生の就職活動の実態に関する調査 ⑱インターンシップ・1day仕事体験の参加状況 (p.49)」によると、インターンシップに参加後、就職先が決定した大学生のうち、約4割が実際にインターンシップに参加した企業に入社を予定しているという結果でした。
インターンシップへの参加が、どれほど内定に影響するかは一概にはいえません。しかし、こうしてインターンシップに参加した企業へ入社を決める学生が多いのは、経験を通して得られたことが大きいからだと考えられます。
インターンシップに参加すると、内定に近づくチャンスが増えるだけでなく、就活における企業選びにも役立つでしょう。
参照元
公益社団法人 全国求人情報協会
2023年卒学生の就職活動の実態に関する調査
まずはあなたのモヤモヤを相談してみましょう
「キャリアチケット就職エージェント」は、量より質の就活を叶える無料の就活支援サービスです。経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性に寄り添い、自己分析から企業紹介、面接対策まで一貫して伴走します。
就活の進め方に迷う時期から内定獲得まで、就活に関わるどんな悩みも丁寧に寄り添い、あなたの就活をバックアップします。
こんなお悩みはありませんか?
- 何から手をつければいいか分からない
- 選考で落とされる理由が分からない
- 自分にピンとくる会社が見つからない
就活は、正解が見えない中で決断の連続です。「何から始めればいいかわからない」「本当にこの会社でいいのか」「自分の強みは何なのか」と、一人で抱え込んでしまうのは無理もありません。
キャリアチケット就職エージェントは、そんなあなたの試行錯誤に寄り添い、最後まで伴走します。孤独になりがちな就活を、プロと一緒に「納得感のある就活」へ変えてみませんか?
かんたん1分で登録
内定や選考につながるインターンシップの種類と特徴
ひと口にインターンシップといっても、その目的や選考への影響度は企業によって大きく異なります。インターンシップそれぞれの特徴を押さえて参加しなければ、思ったような成果が得られないかもしれません。
内定や選考につながりやすいインターンは、内定直結度や選考へのアプローチ方法によって主に「ジョブ内定型」「早期選考型」「本選考優遇型」「リクルーター型」「長期インターンシップ」の5つのタイプに分類されます。以下でそれぞれの特徴を解説するので、インターンシップ選びの参考にしてみてください。

ジョブ内定型
「ジョブ」とは、本選考のフローに直結している就業体験プログラムのことです。外資系企業で広く実施されています。インターンシップともよく似ていますが、「ジョブ」はその位置づけや目的がより明確であるのが特徴です。
選考への影響が曖昧なインターンシップに比べて、「ジョブ」は数日間の実践的な就業体験期間を通じて、明確な成果やパフォーマンスが求められるでしょう。評価されるハードルは高いですが、成果を上げれば内定に直結するというメリットがあります。
早期選考型
早期選考型とは、インターンシップの参加者、もしくは、そのなかでも特に優秀と判断された学生に対して通常の選考よりも早く面接する選考方式のことです。
一般的には、インターンシップ参加直後の早い時期に面接の打診があり、その選考を通過すれば内定または内々定となります。先述の調査ではインターンに参加した学生の半数以上が5月以前に行われた早期選考に参加しており、チャンスも多いといえるでしょう。
本選考優遇型
本選考優遇型とは、インターンシップの期間中に評価してもらえたスキルや能力、成果などが、本選考の評価に直接反映されるケースです。ほかにも、一次選考が免除されるなど、選考フローの一部が短縮される場合もあります。
また、インターンシップで優秀な成果を収めると、食事会や交流会などに招待されることもあるようです。こうした場で社員と直接コミュニケーションをとり、自己アピールできる機会が設けられている点も大きな特徴といえます。社員から情報を引き出し、企業研究や選考対策に活かすことで、結果的に内定獲得に近づけるでしょう。
リクルーター型
リクルーター型とは、インターンシップに参加後、「リクルーター」と呼ばれる社員と定期的に交流できる選考ルートです。カフェやオフィスのオープンスペースなど、比較的リラックスできる場で自然な会話の流れから、志望動機やアピールポイントを話します。
アピールできる機会が増える反面、リラックスできる環境に甘えてビジネスマナーを怠ったり、ただの交流で終わってしまったりして、内定につなげられない学生も少なくありません。リクルーターがついたときは、すでに選考が始まっているという意識をもって対応しましょう。
長期インターンシップ
長期インターンシップは、3カ月以上の長い期間実施されるインターンシップで、給料が支払われることも多いのが特徴です。1dayのインターンシップと異なり、実際の業務を経験します。日々の仕事ぶりを通して能力や頑張り、人柄などを総合的にみたうえで、企業に必要な人材かを判断してもらえるのが特徴です。
必ず内定に直結するわけではありませんが、短期インターンシップよりも、そのまま採用される可能性が高まるでしょう。内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書」によると、「半日・1日」のインターンに参加した企業から内々定を受けた学生は24.4%であるのに対し、「5日以上」のインターンでは39.9%。インターンシップの期間が長いほど内々定につながりやすい傾向が出ています。

引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書 8.「インターンシップと呼称されるもの」に参加した効果(p.13)」
もしその企業に就職しない場合でも、長期インターンシップでの経験はほかの企業の選考で評価されやすいでしょう。
インターン選考については、「インターン選考とは?基本的な情報や突破に向けて対策を解説!」の記事で解説しているのでチェックしてみてください。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
こんなお悩みはありませんか?
- 何から手をつければいいか分からない
- 選考で落とされる理由が分からない
- 自分にピンとくる会社が見つからない
自分に合った仕事ってなんだろうと不安になりますよね。強みや適性に合わない仕事を選んでしまうと、せっかく就職しても早期退職のリスクがあります。そこで活用したいのが、「適職診断」です。
まずは所要時間1分でできる診断に取り組んでみませんか?自分の特性とそれに合う企業を客観的に把握できれば、企業探しや自己分析をよりスムーズに進めることができるでしょう。
- 自分に向いてる仕事がわからない
- 自分の長所がわからない
- 時間をかけずに自己分析をしたい
かんたん6問で診断
インターンシップが内定や選考につながりやすい業界・企業一覧
インターンシップへの参加がどれほど採用に影響するかは、各企業の採用基準によるところが大きいといえますが、業界ごとの傾向もあるようです。
ここでは、インターンシップへの参加や期間中のパフォーマンスを重視し、内定につながりやすい業界について解説します。
総合商社
総合商社は、インターンシップの参加経験が就活で重視される業界の一つです。「給与が高い」「福利厚生が充実している」といった理由から、人気が高く、本選考の応募者も多いといわれます。
総合商社のなかには、多くの応募者のなかから一人ひとりの志望度の高さを見極めるために、インターンシップに参加したかどうかを判断基準の一つにしている企業も珍しくありません。また、インターンシップ期間中に優秀であると認められた学生には、特別ルートの早期選考が用意され、早期の内定・内々定につながるケースもあるようです。
外資系
外資系企業は、職務や配属先を明確にして採用する「ジョブ型採用」が多い傾向にあります。即戦力としての専門性や適性が厳しく求められるため、実務での適性を見極めるインターンシップが実質的な最終選考の場となるケースが少なくありません。結果として、インターンへの参加選考の段階から、履歴書やESに記載するアピールポイントや志望動機も重視されます。
多くの外資系企業は、インターンシップを通じてエントリーシートに書かれたスキルや経験が本物であるかを見極めるだけでなく、自社で活躍し、貢献できる人材かどうかをシビアに判断しているでしょう。
金融・BtoB
金融業界やBtoB企業は、インターンシップの参加が特に重視される業界・企業です。これらの業界・企業には、一般消費者の目に触れる機会が少ないサービスや商品を展開していることが多く、業務内容があまり知られていないという特徴があります。
そのため、「業界知識がなく、応募のハードルが高い」と感じている就活生も少なくありません。企業側も、インターンシップを通して、まずは業界の知識を深めてもらう狙いがあるでしょう。さらに、そこで出会った優秀な学生にはリクルーターをつけて、早期に人材を確保する動きも活発化しています。
IT・ベンチャー
多くのIT企業やベンチャー企業が、短期か長期にかかわらず積極的にインターンシップを実施しています。短期のインターンシップの多くは業界や企業、業務内容への理解を深めることを目的としていますが、長期の場合は試用期間のような位置づけで実施されているケースも珍しくありません。
特にITやベンチャー企業では、インターンを通じて参加者の資質や成長性を見極め、優秀な人材を早期に確保するスタイルが浸透しています。ベンチャー企業の長期インターンについては、「ベンチャー企業の長期インターンに参加する魅力とは」も参考にしてください。
広告
インターンシップへの参加が重視される業界として、広告業界も挙げられます。広告業界は、取り扱うサービスや商品の性質上、常に独創性やトレンドを捉えた提案が求められるのが特徴です。
多様なアプローチから最適な提案を生み出すため、業界全体として「協調性に長けた人」や「クリエイティビティに富んだ人」など、多彩な人材を求める傾向があるでしょう。したがって企業側は、グループワークなどの協働作業を通じて、応募者のリアルな行動特性や個性を多角的に見極めようとします。これこそが、広告業界においてインターンシップが重要視される大きな理由です。
コンサル
コンサルティング業界も、インターンシップへの参加が内定に直結しやすい業界の一つです。採用人数が比較的少なく、ポテンシャルのある学生を早期に見極めて囲い込みたいという企業側の狙いがあります。
短期間のインターンシップでも、ケース面接やグループワークを通じて論理的思考力や課題解決力を厳しく評価される傾向があるため、事前の対策が欠かせません。
インターンシップの目的や重要性は業界や企業によって大きく異なります。なお、同じ業界内でも、企業が変わればその目的も変わるでしょう。インターンシップに応募するときは、企業研究をしっかりして、志望先企業の傾向をつかむようにしてください。
かんたん1分!無料登録インターン活用法を教えてもらう
インターンシップから内定につなげる6つのポイント
インターンシップを通じて、内定を得たいと考えている就活生は一定数います。
実際に、キャリアチケットが28卒を対象に実施した「28卒の就職活動に関する実態調査【前編】」によると、インターンシップを選ぶ際に重視するポイントとして、34.6%の学生が「本選考の優遇が期待できること」と回答しています。このように、インターンを早期内定獲得への足がかりとして捉えている学生は少なくありません。

ここでは、インターンシップから内定につなげるためのポイントを6つ解説します。インターンシップを機に、一歩リードして内定を勝ち取りたい方は、参考にしてみてください。
参照元
キャリアチケット
28卒の就職活動に関する実態調査【前編】
1.自己分析と企業研究で企業との相性を見極めて参加する
インターンシップでの経験を内定につなげるためには、自己分析や業界・企業研究を通じて、自分と企業の相性を見極めておくことが大切です。自分に合う企業を見定めたうえで、万全の準備をして選考に臨みましょう。
企業によっては、選考の一環としてインターンシップを実施しているケースも多いため、エントリー時の選考から自己PRや志望動機の完成度を高めておく必要があります。
また、業界の基本的な流れや企業の歴史、主要な製品やサービス、競合他社について知識を深めておけば、実際の業務中に意見を求められたときに、自分の考えを発言しやすくなります。業界・企業研究により深みをもたせるためには、ただ情報を調べるだけでなく、「業績が伸びている背景にはどのような理由があるのか」「新商品でなぜこの改良が必要だったのか」など、自分なりの視点をもつようにしましょう。
知っているだけではなく、自ら考えて意見を出せるところまでアピールできれば、インターンシップでも好印象を与えられるはずです。業界研究の具体的なやり方については、「業界研究、おすすめの方法は?これから就活を始める人へ」も参考にしてください。
2.インターンシップに参加する目的を明確にする
インターンシップに参加する目的を明確にすることも、内定獲得につなげるためには欠かせません。就活生にとって、インターンシップは企業で働く初めての経験になります。「なぜインターンシップに参加したいと思ったのか」「インターンシップで何を得たいのか」を自己分析し、自分なりの目的を明確にしておくことが大切です。
たとえば、業界の理解やスキルの習得、その企業で働くことへの関心を深めることなど、目的を明確にすることでモチベーションも高まり、参加中の成果にもつながるでしょう。目的意識を高くもって臨むことで、ただ参加しただけで終わらせず、そのあとの就活に活きる貴重な経験にできます。
3.基本のビジネスマナーを身につける
インターンシップに参加して内定獲得を目指すためには、基本のビジネスマナーを身につけておく必要があります。身だしなみや服装をはじめとするビジネスマナーは、社会人としての第一印象を左右する重要な要素です。
インターンシップは、業務内容を体験する場であって、ビジネスマナーを身につけるためのものではありません。インターンシップによっては、社員と同様に資料を作成したりメールのやりとりをしたりするケースもあります。そうした実務の場面では、基本的なマナーが身についている前提で評価されるため、事前の準備が欠かせません。
参加前に基本的なビジネスマナーを身につけておくことで、マナーに余計な気を取られることなく、インターンシップ本来の目的である「必要なスキルや能力の習得」に集中し、より効果的な学びを得られるでしょう。
基本的なビジネスマナーは、一朝一夕で身につくものではありません。そのため、インターンシップが始まる前から日常生活のなかで意識的に取り組み、計画的に準備することが大切です。就活の基本的な流れを確認したい方は、「就活とは?いつから何をやる?基本の流れと今からできる準備を解説!」の記事をご参照ください。
4.積極的に周囲と関わる
周囲と積極的に関わる姿勢も、インターンシップから内定につなげるためのポイントです。挨拶や自己紹介を積極的にしたり、コミュニケーションを大切にしたりする姿勢は、周囲に好印象を与えます。
インターンシップで優秀な学生と認められるには、ただ目立てば良いというわけではありません。組織で働くうえでは、自分本位なアピールよりも、一緒に働く人たちと協力して成果を出す協調性が求められます。そのため、主体的に行動しつつも、周囲の意見に耳を傾け、チームワークを重んじる姿勢を意識してください。
分からないことがあったときでも、周囲を頼ってアドバイスを求められれば、そのぶん学びや成長の機会も増え、結果として評価にもつながるでしょう。
5.成果にこだわる
インターンシップで内定につながる評価を得るためには、成果にこだわる姿勢も大切です。インターンシップはあくまで職業体験ですが、一部の長期プログラムなどでは、成果が直接選考に影響するケースも珍しくありません。
与えられたタスクに対して、学びの機会として受け身でいるよりも、成果にこだわって真剣に取り組むほうが信頼を築きやすいでしょう。誠実さと責任感をもって業務に取り組み、自分なりに最大限の成果を上げることで、「当事者意識をもって主体的にやり遂げる力がある」「入社後も早い段階から即戦力として活躍してくれそうだ」と評価され、内定獲得につながるはずです。
6.フィードバックを素直に受け止めてすぐに活かす
インターンシップを通じて内定を得るには、フィードバックを素直に受け止めてすぐに活かすことを心掛けましょう。企業はインターンシップを通じて、学生のスキルだけでなく「入社後に自走して成長できる素直さや伸び代」を評価しているからです。
インターンシップは、短期間で成長できる貴重なチャンスを得られる場。指摘されたことをその日のうちに修正してアウトプットに反映させるなど、教わった内容を即座に実践できる人のほうが、周囲から成長を期待されやすいといえるでしょう。
また、せっかくの助言を行動に移せずにいると、周囲に「アドバイスしても変わらない」といった印象を与えるだけでなく、次第に声をかけてもらえる機会も減り、自己成長のチャンスを逃してしまいます。インターンシップ中に自分の将来性をアピールするためにも、フィードバックをもらったら素直に受け止めてすぐ活かすようにしてください。
インターンシップをはじめ、就活イベントを内定につなげる方法が知りたい方は、「就活イベントを内定につなげるには?種類や開催時期・事前準備を紹介」の記事を参考にしてみてください。
かんたん1分!無料登録インターン活用法を教えてもらう
インターンシップ参加を視野に早期内定獲得したい方へ
インターンシップは、就活を有利に進めて早期内定を勝ち取るための重要なステップです。すべてのインターンシップが内定や選考につながるわけではありませんが、インターンシップに参加すれば、就活を有利に進めるきっかけをつかめる可能性は十分にあります。
しかし、企業によってはインターンシップには厳しい選考があることも多く、事前の準備が欠かせません。「インターンシップに参加して早期内定につなげたい」という方は、キャリアチケット就職エージェントにご相談ください。キャリアチケット就職エージェントでは、専属のキャリアアドバイザーがつき、企業ごとの選考対策をアドバイスします。
また、丁寧なヒアリングをもとに、あなたにぴったりな求人や企業も紹介可能なので、ミスマッチを防ぎつつ、効率良く就活を進められるでしょう。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
かんたん1分!無料登録インターン活用法を教えてもらう
インターンシップに関するよくある質問
ここでは、インターンシップに関する質問をQ&A形式で回答します。
インターンシップに行ったのに本選考で落ちることはある?
インターンシップに参加したからといって、必ず本選考に通過できるとは限りません。特にオープンカンパニーやキャリア教育に参加した場合は、選考への直接的な影響がないケースがほとんどです。
一方、実務体験型のインターンで参加者を評価する企業であっても、インターン中の評価は本選考の判断基準の一つに過ぎない場合もあります。インターン経由の選考で結果が出なかったとしても、そこで得た自己分析や企業研究の経験は、他社の選考でも十分に活かすことが可能です。落ち込み過ぎず、次の対策につなげましょう。
内定直結インターンシップの内定は辞退しても良い?
内定直結インターンを経て得た内定であっても、辞退すること自体に問題はありません。就活の早い時期に得た内定は、そのあとの企業研究や自己分析を通じて志望度が変わることも珍しくないためです。
ただし、内定を保留・辞退する際は、できるだけ早く企業に連絡し、感謝の気持ちを伝えたうえで、誠実に対応することが大切です。連絡が遅れると、企業の採用計画に影響を与えてしまう可能性があります。
なお、就活の早期段階で出るものは、厳密には「内々定」と呼ばれるのが一般的です。就活における内定の意味や内々定との違いは、「【新卒】内定とは?内々定・採用との違いや獲得から入社までの流れを解説」の記事で解説しているのでチェックしてみてください。
インターンシップ参加者の内定獲得率は高いの?
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書 9.参加した「インターンシップと呼称されるもの」における実質的な選考の有無(p.14)」によると、実質的な選考を含むインターンシップに参加した学生のうち、18.8%がインターンシップを通じて内々定を得ています。
必ず内定を獲得できるわけではないものの、インターンシップへの参加が早期選考へのルートや特別選考枠につながるケースがあるのも事実。インターン未参加の場合に比べて、有利に就活を進められる可能性が高いと考えられるでしょう。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
インターンシップの選考に落ちたら本選考に影響する?
インターンシップの選考に落ちたこと自体が、同じ企業の本選考に不利に働くと明言している企業は基本的にはありません。多くの企業では、インターンシップと本選考を別の機会として扱っているためです。
ただし、インターンシップ選考時のエントリシートや面接の評価データが本選考まで残る企業は存在します。評価が残っている場合、前回と同じ課題や問題点を抱えたまま本選考に挑むと、「進歩がない」と判断されてしまいかねません。そのため、落ちた原因を放置したまま本選考に挑むのは避けるべきです。
落ちてしまった経験を「自分のアピール内容を見直すチャンス」と捉え、自己分析や面接対策をアップデートしておきましょう。客観的なアドバイスが欲しい場合は、大学のキャリアセンターや就職エージェントなど、第三者に相談しながら対策を見直すのもおすすめです。
かんたん1分!無料登録インターン活用法を教えてもらう

本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。