このページのまとめ
- インターンシップの申し込み時期は、開催日の1~2ヶ月前が一般的
- インターンシップは、「企業のWebサイト」「就活情報サイト」などから申し込む
- インターンシップに申し込む際は、エントリーシートなどの準備が必要
「インターンシップの申し込みはどのようにするのか」と悩んでいる就活生も多いでしょう。インターンシップに参加するためには、単に申し込むだけでなく、選考を通過しなければならないケースも珍しくありません。
この記事では、インターンシップに申し込む時期や具体的な方法、注意点などを解説します。申し込みの際に送るメールの書き方もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
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- インターンシップの申し込み前に知っておきたいこと
- インターンシップには短期と長期がある
- 学生の7割以上がインターンシップに参加
- 大学3年の夏から冬にかけて参加する学生が多い
- 申し込みは開始日の2週間前から1ヶ月前までが目安
- インターンシップの申し込み方法6選
- 1.企業のWebサイト
- 2.就活情報サイト
- 3.OB・OGの紹介
- 4.大学のキャリアセンター
- 5.大学教授の紹介
- 6.以前にインターンシップに参加した企業からの案内
- インターンシップに申し込む7つのメリット
- 1.企業とのミスマッチを防げる
- 2.スキルアップにつながる
- 3.経験をアピールできる
- 4.人脈が増える
- 5.仕事の理解が深まる
- 6.本選考の練習になる
- 7.内定につながる場合がある
- インターンシップの申し込み前に必要な準備
- 業界・企業選び
- プログラム内容の把握
- 履歴書やエントリーシート
- 事前課題
- 企業に対する理解
- インターンシップに申し込み後の流れ
- 説明会への参加
- 選考への参加
- インターンシップに申し込むときの4つの注意点
- 1.学業への支障がないか確認する
- 2.申し込みがギリギリにならないようにする
- 3.キャンセルはできるだけ避ける
- 4.インターンのスケジュール被りに気をつける
- インターンシップの申し込みメールに記載する内容
- インターンシップの希望が伝わる件名
- 宛名と署名
- 挨拶と自己紹介
- 志望動機
- 締めの文章
- インターンシップに申し込むメールの例文
- インターンシップの申し込みにおけるメール返信のマナー
- インターンシップの申し込み方法でお悩みのあなたへ
インターンシップの申し込み前に知っておきたいこと
インターンシップとは、学生が企業の仕事を体験できたり、職場見学や説明会を受けたりできる機会のことです。多くの企業が、ミスマッチ防止や自社を知ってもらう目的でインターンシップを実施しています。
インターンシップの種類や開催時期、申し込みの数などを解説するので、参加を検討する際の参考にしてください。
インターンシップには短期と長期がある
インターンシップの期間には、短期と長期があります。必要な準備やプログラムの内容などが変わってくるので、違いを知っておきましょう。
短期インターンシップとは
短期インターンシップは、1日から1週間程度の期間で行われるインターンシップです。1日だけのプログラムもあれば、2、3日行うもの、1週間ほどなど企業によってさまざまあります。
短期インターンシップの特徴は、企業や業務内容の理解を中心に行われる点です。たとえば、1dayのインターンシップは会社説明会のように、会社や業務についてセミナー形式で学ぶプログラムです。
数日間のプログラムになると、課題解決のためのディスカッションや、実際の仕事を体験できるプログラムが増えます。ただし、業務について深く学ぶというよりは、どのようなものなのか体験することがメインになるでしょう。
時期については、夏休みや冬休みに開催されるケースが一般的です。短期インターンシップについては「短期インターンに参加するメリットは?長期インターンとの違いや就活に活かす方法を解説」の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
長期インターンシップとは
長期インターンシップは、1ヶ月から1年以上など長期にわたって行うインターンシップです。短期インターンシップよりも、企業内で重要な業務を任せられる傾向にあります。
長期インターンシップは短期インターンシップと比べて、より実践的な内容を学べる点がメリットです。ただし、長期にわたっての開催となるので、学業やアルバイト、サークルなどと並行して行えるかどうかを考える必要があります。
夏休みや冬休みなど、長期休みの時期を中心にインターンシップを探すのもよいでしょう。長期インターンシップについては、「無給とはここが違う!有給インターンシップ参加のメリット」の記事も参考にしてください。
学生の7割以上がインターンシップに参加
インターンシップに参加する学生の数は増加傾向です。2022年には経済産業省・文部科学省・厚生労働省が「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」を改正するなど、多くの企業が採用活動においてインターンシップに力を入れています。
実際に、内閣府による「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(28p)」では、7割以上の学生がインターンシップに「参加したことがある」という結果でした。
引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(28p)」
2018年度以降において、「複数回参加したことがある」と回答した割合は2022年度が最も高くなっています。なお、同調査によると、すべての参加回数のうち、半日または1日のインターンシップへの参加回数が占める割合が約8割でした。
多くの学生が、比較的参加しやすい短期インターンシップをうまく活用して、企業理解を深めているのがわかります。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
大学3年の夏から冬にかけて参加する学生が多い
インターンシップは、大学生の夏休みや冬休みに合わせて実施されるケースがほとんどです。特に、休みの期間が長くまとまった時間がとりやすい夏休みには、長期インターンを実施する企業が多く、プログラムの種類も豊富になります。
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(29p)」によると、大学3年の「7〜9月」にインターンシップへ参加している学生が5割以上、「10〜12月」「1〜3月」は全体の約4〜5割を占める結果でした。
引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(29p)」
就活を始めたら早めにスケジュールを確認し、夏休みや冬休みをうまく利用してインターンシップに参加できないかを検討しましょう。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
申し込みは開始日の2週間前から1ヶ月前までが目安
インターンシップの申し込み時期は、開始日の2週間前から1ヶ月前までが目安になります。締め切り直前に提出書類が間に合わず焦ることがないように、余裕を持って申し込みの準備をしましょう。
夏休みに実施されるインターンシップの申し込み時期は、6月から7月ごろが一般的です。また、冬休みのインターンシップは、年末から年明けにかけて申し込みを受け付けています。
長期のインターンシップの場合は、開催時期が決まっておらず、一年を通して募集している企業も珍しくありません。参加を希望する学生は、志望先企業のインターンシップ実施予定をこまめに確認して準備しましょう。
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インターンシップの申し込み方法6選
ここでは、インターンシップの申し込み方法を解説します。企業のWebサイトや就活情報サイト以外でも申し込みできる場合があるので、ぜひ参考にしてください。
1.企業のWebサイト
インターンシップは、企業のWebサイトから申し込みが可能です。インターンシップを実施している企業の多くは、自社のWebサイトに情報を掲載しています。時期によって掲載状況は変わるため、志望先企業のWebサイトをこまめに確認しましょう。
企業のWebサイトにインターンシップの採用情報があれば、応募フォームを記入したりメールを送ったりして直接申し込みできます。最近では、企業の公式SNSでインターンシップの参加者を募集しているケースもあるため、あわせて確認してみてください。
2.就活情報サイト
インターンシップに申し込む一般的な方法として、就活情報サイトの利用が挙げられます。就活情報サイトならインターンシップを募集している企業を一覧で確認できるため、幅広い企業を比較して検討したい学生におすすめです。
理系の学生向けにインターンシップの情報を紹介しているサイトのほか、中小企業に特化しているサイトなど、就活情報サイトによって特色が異なります。インターンシップ先を探すときは、自分に合ったサイトを見極めて利用しましょう。
3.OB・OGの紹介
OBやOGからの紹介を受けて、インターンシップに申し込むことも可能です。インターンシップに参加したいと思ったら、OBやOGを紹介してもらえないか大学で相談してみるのもよいかもしれません。
OB・OG訪問では、インターンシップをはじめ就活に関するアドバイスを受けられるメリットもあります。場合によっては、人事担当者につないでもらえる可能性もあるので、積極的に活用しましょう。OB・OG訪問の方法については、「OB・OG訪問のやり方を解説!質問例とお礼メールの書き方もご紹介」も参考にしてください。
4.大学のキャリアセンター
大学のキャリアセンターを通じて、インターンシップに申し込むことも可能です。大学と企業が協力して独自のプログラムを用意したり、海外のインターンシップに派遣したりしている場合もあるので、自分の大学でどのような取組みがあるか確認しましょう。
大学のキャリアセンターを通じて申し込めば、大学ならではのプログラムにエントリーできるだけでなく、インターンシップに関する疑問や不安を気軽に相談できて安心です。
5.大学教授の紹介
大学教授の紹介で申し込みできるインターンシップもあります。授業の一環としてインターンシップが行われている場合は、参加しながら単位を取得することも可能です。
ただし、単位認定に関しては条件が決まっているケースが多いので、単位取得できるインターンシップかどうかを事前に確認しておく必要があります。
6.以前にインターンシップに参加した企業からの案内
一度インターンシップに参加していると、同じ企業から募集の案内が届くケースも珍しくありません。同じ企業のインターンシップに複数回参加すれば、志望度の高さをアピールできます。
就活情報サイトなどではマイページに連絡が来ている場合もあるため、こまめに確認しましょう。
インターンシップに申し込む流れについては、「インターンシップの準備には何が必要?当日までに必要な準備や持ち物を解説」も参考にしてください。
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インターンシップに申し込む7つのメリット
インターンシップは、企業側だけでなく学生にとってもさまざまなメリットがあります。以下でインターンシップに申し込むメリットを解説するので、ぜひ積極的に参加を検討してください。
1.企業とのミスマッチを防げる
インターンシップに参加すると、企業とのミスマッチを防げるメリットがあります。インターンシップは業界や職種はもちろん、企業の雰囲気を体感できる貴重な機会です。
志望業界がまだ決まっていない場合は、複数のインターンシップに参加することで、自分に合う業種や職種を見つけるのに役立ちます。
2.スキルアップにつながる
スキルアップにつながる点も、インターンシップに参加するメリットの一つです。特に、短期インターンシップよりも長期インターンシップのほうが企業内で十分な時間を過ごせる分、より実務的なスキルを身につけられます。
インターンシップで実際の仕事を経験しておくことで、即戦力として期待され、選考における評価が高まるでしょう。就活で有利になるだけでなく、入社後のパフォーマンスにおいても、ほかの学生よりも一歩リードできるかもしれません。
3.経験をアピールできる
インターンシップの経験は、就活におけるアピールポイントとして使えます。実務経験による知識を持っていれば、面接官が入社後の活躍をイメージしやすくなるでしょう。
インターンシップに参加した企業の選考はもちろん、同業他社でも経験をアピールできます。また、プログラムを通して何を身につけたか明確に言語化できれば、他業種の選考にも活かせるでしょう。
4.人脈が増える
長期インターンシップの場合は、人脈形成にもつながるメリットがあります。インターンシップ先の社員と関係を築いておくと、入社後も職場になじみやすくなるでしょう。
また、同じインターンシップに参加しているほかの就活生と仲良くなれるケースもあります。就活の情報交換ができる学外の友人を作りたい学生にとって、インターンシップへの参加は新しい人脈を作る貴重な機会になるでしょう。
5.仕事の理解が深まる
インターンシップに参加すると、仕事の理解が深まるメリットがあります。インターンシップは、想像していた企業イメージと現実のギャップに気づける貴重な機会です。
企業のWebサイトや説明会では得られない仕事の体験は、自分にとっての適切な環境を見つけるうえで重要な判断材料になるでしょう。インターンシップへの参加を通じて仕事内容のイメージを具体化できれば、入社後に後悔するリスクを減らせます。
6.本選考の練習になる
インターンシップの選考に臨むことで、就活における選考の練習になるでしょう。インターンシップに関しても、下記のように本選考と同様の選考プロセスを採用している企業も珍しくありません。
・Webテスト
・エントリーシート
・面接
・グループディスカッション
人気の企業では、インターンシップの選考も内定に向けた本選考と同じくらい通過が難しいといわれています。選考で実力を発揮するためには、場慣れして準備しておくのも大切です。選考プロセスをひと通り経験しておくと、次回以降の選考にも落ち着いて参加できるでしょう。
インターンシップの選考プロセスについては、「インターン選考の方法|対策や参加時期・本選考への影響についても解説」も参考にしてください。
7.内定につながる場合がある
内定につながる可能性がある点も、インターンシップに参加するメリットの一つです。一部の企業では、インターンシップに参加した学生に直接内定を出すケースもあります。そのため、インターンシップ中の活躍次第では、早々に企業からの内定をつかみ取れるかもしれません。
内定につながるインターンシップは、就活情報サイトにも掲載されています。志望度が高い企業については、内定直結型のインターンシップがあるかどうか確かめておくとよいでしょう。また、内定には直結しなくても、選考が一部免除される場合もあります。インターンシップに参加することで就活が有利になるケースも多いので、事前に確認しておきましょう。
内定に直結するインターンについては、「内定直結インターンとは?参加するメリットや選考突破のコツを徹底解説」で詳しく解説しています。
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インターンシップの申し込み前に必要な準備
インターンシップに申し込む際は、事前の準備が必要です。どのような準備が必要か申し込み前に確認しておいてください。
業界・企業選び
インターンシップに申し込む前に、まず参加する業界や企業を選ぶ必要があります。なお、自己分析をしておくと参加する業界や企業を選びやすくなるでしょう。
インターンシップは仕事の理解を深める場でもあります。少しでも興味・関心のある業界や企業なら、あまり悩まずまずは1社でも申し込んでみるのがおすすめです。実際に参加してみて、興味が増すようであれば複数企業へ申し込むようにしましょう。
プログラム内容の把握
インターンシップに申し込むときは、プログラム内容の詳細を把握しておくことが大切です。どのような仕事を経験できるか把握しておくと、インターンシップに参加する目的や自分のするべきことが明確になります。
プログラム内容によっては特定のスキルや知識が役立つ可能性もあるため、事前にできる限りの準備をしておくと活躍の幅を広げられるでしょう。
履歴書やエントリーシート
企業によっては、インターンシップの参加前に履歴書やエントリーシートの提出を求められる場合もあります。申し込み前に提出するのか当日持参すればよいのか、事前に提出方法を確認して書類を準備してください。
自己PRや志望動機は、履歴書やエントリーシートに書く必要があるほか、面接などでいつ聞かれても答えられるように準備しておくことが必要です。
事前課題
一部のインターンシップでは、事前課題が用意されているケースがあります。事前課題を提出しなければ、企業からの評価が下がるだけでなく、インターンシップへの参加を認められないケースも珍しくありません。
事前課題を怠ると、インターンシップ先の企業やほかの参加学生など、周囲にも迷惑がかかるので注意が必要です。事前課題に関しては、インターンシップの申し込み時にアナウンスされる場合が多いので、必ず確認をして準備しましょう。
企業に対する理解
インターンシップにエントリーするときは、申し込み前に企業理解を深めることも必要です。応募先企業について、下記の情報を中心に把握しましょう。
・事業内容
・企業理念
・商品やサービス
何も知らない状態で参加する場合と比べて、インターンシップ期間中に得られる知識や情報量が増えるはずです。なお、インターンシップでは質疑応答の場面もあるため、企業研究で気になった内容については事前に質問を準備しましょう。
インターン選考におけるエントリーシートの書き方については、「インターンシップのエントリーシートには何を書く?項目や回答のコツを解説」も参考にしてください。
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インターンシップに申し込み後の流れ
ここでは、インターンシップに申し込み後の流れを解説します。参加するためには選考を通過しなければならないインターンシップも多いため、油断せずに取り組むことが大切です。
説明会への参加
インターンシップ申し込み後に、企業が説明会を開催する場合があります。たとえ説明会への参加が任意の場合であっても、できる限り積極的に参加するのがおすすめです。
説明会への参加を通じて、具体的なプログラム内容をはじめ、企業文化や価値観などをより詳しく理解できるでしょう。
また、説明会では企業の代表者や社員と直接交流する機会が設けられる場合もあります。有益な情報が得られるだけでなく、場合によっては、説明会でインターンシップの参加動機や適性を直接アピールできるでしょう。
選考への参加
一部のインターンシップには、選考プロセスが設けられています。この場合、選考に通過しなければ、申し込みをしてもインターンシップに参加できません。グループディスカッションや筆記テストなど、選考プロセスは企業によってさまざまですが、事前に準備しておくことで通過率を高められます。
グループディスカッション
エントリーシートなどの書類選考に通過した後は、グループディスカッションが実施されるケースが多いので、事前の準備が必要です。
グループディスカッションでは、周りと協力して課題解決する姿勢が求められます。ただし、消極的になるのではなく、自分の意見をきちんと周囲に伝える意識をもって臨むことが大切です。
Webテストや筆記テスト
インターンシップの申し込み後、Webテストや筆記テストを受ける場合もあります。テストの種類や受験方法は企業によって異なるため、確認して準備が必要です。
一般的なWebテストであれば、市販の参考書や問題集もあります。Webテストや筆記テストの実施がわかったら、事前に勉強して準備しましょう。
面接
インターンシップ選考の最後には、面接が行われる場合もあります。面接では、エントリーシートの内容を深掘りする質問が中心です。選考に通過するためには、以下のような質問の「なぜ」に対する理由を明確に伝える必要があります。
・なぜインターンシップに参加しようと思ったのか
・なぜこの業界なのか
・なぜ当社のプログラムなのか
どのような質問が聞かれるかを想定し、簡潔に答えられるように準備しておきましょう。インターン選考における面接対策については、「インターンの面接、準備はできてる?事前対策で質問を攻略」も参考にしてください。
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インターンシップに申し込むときの4つの注意点
インターンシップに申し込む際は、スケジュールや申し込みの時期に気をつけましょう。注意点を4つ紹介するので参考にしてください。
1.学業への支障がないか確認する
インターンシップのスケジュールが、学業に支障がないか確認しましょう。「試験の時期とインターンシップが重なった」「インターンシップに参加したせいで出席日数が足りなかった」などの事態を避けるためです。
長期のインターンシップだとスケジュール的に難しい場合は、短期のインターンシップを選ぶなど工夫しましょう。エントリーをする段階で、学業への影響を考えてプログラムを選んでください。
2.申し込みがギリギリにならないようにする
エントリーがギリギリにならないように、余裕をもって申し込むようにしましょう。人気のある企業やプログラムは、先着順で締め切られるケースも多いからです。
また、エントリーに余裕を持っていると、参加に向けた準備もしやすくなります。企業によってはエントリーシートの提出や面接などの選考もあるため、事前の準備は欠かせません。必要な準備をしっかりとするためにも、エントリー時期には余裕を持たせておきましょう。
3.キャンセルはできるだけ避ける
インターンシップにエントリーしたあと、キャンセルはできるだけ避けてください。キャンセルを行うことで、自分の印象を悪くしてしまう恐れがあるからです。
やむを得ない理由でキャンセルする場合は、電話やメールなどで必ず連絡を入れましょう。何も言わずに無断キャンセルをするのはマナー違反です。
インターンシップのキャンセルを行う際の方法やマナーについては、「インターンを辞退しても不利にならない?メールでの連絡方法や注意点を解説」の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
4.インターンのスケジュール被りに気をつける
インターンシップ同士のスケジュールかぶりにも気をつけましょう。参加できない日が出てこないように、事前にスケジュールを確認してください。
インターンシップのなかには、数ヶ月や1週間などにわたって行うプログラムもあります。日程を間違えて、どちらかのインターンシップをキャンセルしなければならない事態も起こるので、しっかりと確認するようにしましょう。
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インターンシップの申し込みメールに記載する内容
インターンシップはメールで申し込みをする場合もあります。メールのマナーが守れていると印象がよくなるため、書き方のポイントを確認しましょう。
ここでは、インターンシップの申し込みメールに記載すべき内容について解説します。
インターンシップの希望が伝わる件名
申し込みメールを書くときは、インターンシップの参加希望が伝わる件名にしましょう。企業の担当者には日々多くのメールが届くため、件名で判別できなければ、ほかのメールに埋もれるリスクが高まります。
具体的には「インターンシップ申し込みのお願い・△△大学・氏名」といった件名にするとよいでしょう。就活でメールを書くときの件名については、「就活メールの件名の書き方を解説!【例文付き】」も参考にしてください。
宛名と署名
メールの本文には、まず宛名を書くのが基本です。「△△株式会社人事課△△様」のように宛名を書きましょう。この際、企業名や役職、名前は省略せずに書いてください。
署名とは、自分の氏名を書くことです。自分の氏名に関しても、大学名や学部、フルネームを記載しましょう。署名は、本文の最後に忘れずに記載するようにしてください。
挨拶と自己紹介
インターンシップの申し込みメールを書くときは、宛名の次に挨拶を述べましょう。企業に送る一般的なメールと同じように書けば問題ありません。
具体的には、「お世話になります。△△大学△△学部の△△と申します」と記載してください。インターンシップの応募で連絡した旨を合わせて書いておくと好印象につながります。
志望動機
申し込みメールには、志望動機も書いておくのがおすすめです。志望動機を書いておくとインターンシップに参加したい熱意が伝わります。
ただし、メールの本文に書く志望動機は長くなり過ぎないように注意が必要です。エントリーシートと同じ文章量を書いてしまうと、相手は読むのが面倒に感じられるでしょう。応募したきっかけや意気込みを数行程度でアピールしておくと、印象アップにつながります。
締めの文章
申し込みメールの締めの文章では、インターンシップへの採用をお願いしましょう。「ご検討くださいますよう、よろしくお願い申し上げます」のように、簡単な文章で問題ありません。最後に一文を添えるだけで、申し込みメールの文章全体が締まった印象になります。
インターンシップの申し込みメールの書き方については、「インターンの申し込み方法は?応募メールの書き方を例文付きで解説」も参考にしてください。
インターンシップに申し込むメールの例文
件名:インターンシップの参加申し込み(△△大学△△学部△△学科△△△△)
株式会社△△
人事部△△課
△△様
突然のご連絡失礼いたします。
△△大学△△学部△年の△△△△と申します。
この度は、貴社の夏期インターンシップについて知り、ぜひ参加させていただきたくメールいたしました。
私には、「人々の生活に役立つモノづくりに携わりたい」という目標があります。
貴社の独自技術は、業界内で高く評価されているだけでなく、街を走る自動車の軽量化に非常に大きく貢献しており、人々の生活に欠かせないものだと感じております。
貴社のインターンシップでは、設計だけでなくプログラミングにも携われると聞いております。
私は大学でCADの基礎知識を身につけました。
貴社のインターンシップを通して最先端の技術と実践的な知識を学びたいと考えております。
是非ともインターン採用をご検討くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。
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△△大学△△学部△△学科
△△△△
電話:000-0000-0000
mail:×××××@×××××.com
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インターンシップの申し込みにおけるメール返信のマナー
インターンシップに申し込み後、応募先の企業とメールのやりとりが続くケースも珍しくありません。
インターンシップの応募先からメールを受け取ったら、「メールを受信したこと」「内容を理解したこと」を伝えるために返信するのが基本です。
企業からのメールに返信する際は、下記の点に注意しましょう。
・受信したメールには基本的に返信する
・24時間以内の返信を心がける
・件名をむやみに変えず「Re:」で返す
・全員返信で返信する
メールを返信する際のマナーが、インターンシップの参加や選考に影響する可能性は少ないかもしれません。しかし、最低限のビジネスマナーを身につけておくと、相手にストレスを与えずメールのやりとりができます。
就活メールの返信時に気をつけるべきことは、「就活メールの返信マナーは?遅れた場合の対応や送信時の注意点を解説」も参考にしてください。
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インターンシップに参加したいけれど「申し込み方法がわからない」と不安に感じている就活生も多いのではないでしょうか。インターンシップに参加するには、企業のWebサイトや就活情報サイトなどから申し込むのが一般的です。
インターンシップの参加にあたって、選考プロセスを用意している企業も少なくありません。インターンシップの選考を通過できるか不安な場合は、就活エージェントへの相談もおすすめです。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。