インターンシップの準備には何が必要?当日までに必要な準備や持ち物を解説

このページのまとめ

  • インターンの準備では、参加するプログラムの内容を確認するのが大事
  • インターン参加前日の準備では、持ち物や会場を確認しておく
  • インターン参加に向けて、ビジネスマナーの準備も重要

インターンシップの準備には何が必要?当日までに必要な準備や持ち物を解説のイメージ

「インターンではどんな準備が必要?」「何を対策したらいい?」などと気になる就活生も多いでしょう。有意義なインターンにするためには、事前準備に力を入れておくのが欠かせません。

この記事では、インターンで必要な準備や持ち物について解説します。オンラインインターンに参加する際の準備についても紹介しているので、合わせて参考にしてください。

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目 次

インターンの準備は何をする?参加する前に必要な準備を解説

インターンシップに参加する前には、自己分析や選考対策などの準備が大切です。準備を万全にしておくと、有意義なインターンになるでしょう。

自己分析を行う

インターンに参加する前に、自己分析を行うのが大切です。自分の考えを整理したり、強みを明確にしたりしておきましょう。

インターンに参加する場合でも、選考が行われる場合があります。エントリーシートを提出し、面接に参加するには、自己分析で自分についての理解を深めておくことが欠かせません。

自己分析の方法については、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事で解説しているので、参考にしてください。

インターンに参加する目的を考える

なぜインターンに参加するのか、目的を考えましょう。目的や学びたいことが決まっていないと、参加するインターンを選べません。

また、目的を明確にしておくと、有意義なインターンになりやすいのもポイントです。目的を達成するために、意識的に動こうと努力します。何も考えずに参加するのではなく、「何を学びたいのか」「何を実現したいか」を考えてみてください。

開催されているインターンを探す

どのようなインターンが開催されているか探してみましょう。就活サイトやインターン専用サイトに掲載されているので、チェックしてください。大学のキャリアセンターで紹介してもらえるケースもあります。

インターンのプログラムを確認する

企業ごとにプログラムの内容は違うので、確認しておきましょう。実施期間も変わるので、自分に合うものを選んでください。

たとえば、企業についての説明がメインのインターンもあれば、実際の業務を体験できるインターンもあります。また、期間は長期のものもあれば、短期や1dayのものもあります。

プログラムの内容を確認しておかないと、自分の目的が達成できなくなるかもしれません。必ず内容を確認してからエントリーしましょう。

インターンの期間については、「短期と長期どっちが良い?インターン期間による魅力とは」の記事で詳しく解説しているので、こちらも参考にしてください。

エントリーシートを作る

エントリーシートの提出が必要な場合は、作成するようにしましょう。提出内容によって、インターンに参加できるかどうかが決まります。

インターンのエントリーシートでは、次のような内容がよく質問されます。

・インターンへの参加理由
・インターンで学びたいこと
・自己PR
・学生時代に力を入れたこと
・ゼミで取り組んでいる内容

エントリーシートの書き方については、「インターンに参加したい!エントリーシートはどう書く?」の記事を参考にしてください。

選考対策を実施する

グループディスカッションや面接など、選考参加が必要なインターンもあります。突破できるように、選考対策を進めて準備しておきましょう。

グループディスカッション対策については、「グループディスカッションとは?進め方や評価されるポイントを解説!」の記事で解説しています。

面接対策については、「面接対策は万全?就活に必要不可欠な準備とマナー」の記事を参考にしてください。

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インターンへの参加が決まった際に必要な準備

インターンへの参加が決まれば、企業研究や自己紹介などの準備をしておきましょう。ここでは、参加までに実施したい3つの準備を解説します。

企業研究を行う

まずは企業研究を行い、参加する企業について調べておきましょう。参加前から企業を調べておけば、インターンではより深く企業について理解できます。

企業研究を行う際は、企業のWebサイトやIR情報をチェックするのがおすすめ。IR情報は投資家向けに開示している情報であり、業績なども詳しく説明されています。

企業研究については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事も参考にしてください。

自己紹介を考える

インターンでは自己紹介をする場合があるので、準備しておきましょう。「大学などの所属」「氏名」「意気込み」など、基本的な内容で問題ありません。

自己紹介は短くまとめ、1分前後で伝えられるくらいがベストです。自己紹介の作り方は、「自己紹介の書き方のコツは?好印象を与えるポイントと6つの例文を紹介」の記事で紹介しています。

インターン時の質問を考える

インターン当日に質問する内容も考えておきましょう。企業や業務内容に対する理解を深められます。

企業研究を行う際に、わからないことや気になることも出てくるでしょう。事前にまとめて整理しておくと、空いた時間に質問できるのでおすすめです。

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インターン参加前日までに準備するもの

インターン参加前日までに、持ち物や会場を確認しておきましょう。具体的に何を確認するかについて解説します。

持ち物を確認しておく

インターン参加に向けて、必要な持ち物を確認しましょう。次のような持ち物が必要です。

・インターンの受付票
・学生証
・筆記用具
・ノート
・クリアファイル
・スマートフォン
・腕時計
・スケジュール帳
・印鑑
・通帳(給与が発生するインターンの場合)

インターンでは交通費が支給される場合、受取を示す印鑑が必要になります。また、給与が発生するインターンの場合には、振込先を伝えられるように通帳などを持っておくといいでしょう。

インターンの持ち物については、「インターン参加時に忘れてはいけない必要な持ち物とは?」の記事でも紹介しているので参考にしてください。

当日の会場を確認する

インターンの会場や開始時間についても確認しておきましょう。遅刻をしないように、余裕をもって出かけるようにしてください。

インターン開始前には、参加者の確認や受付などで時間がかかる場合もあります。開始時間の15分前には到着しておくと、慌てずに済むでしょう。

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インターン参加に向けて必要なビジネスマナーの準備

インターンに参加する前に、ビジネスマナーも勉強しておきましょう。学生であっても、社会人の意識を持って参加するのが重要になります。

ここでは、インターンまでに勉強しておきたいビジネスマナーについて解説するので、チェックしておきましょう。

身だしなみ

第一印象をよくできるように、身だしなみに気を配りましょう。スーツのシワや汚れに気を付けてください。

また、髪型やひげを整えておくことも重要です。身だしなみについては、「家を出る前に確認したい、第一印象で損をしないための就活マナー」の記事を参考にしてください。

あいさつ

あいさつも自分の印象に影響するので、できるようにしておきましょう。「大きな声で」「ハッキリと」が基本です。

インターンに参加する場合は、次のようなあいさつができるように準備しておいてください。

・おはようございます
・よろしくお願いいたします
・お疲れさまです
・お世話になります
・ただ今戻りました
・お先に失礼します

インターンで使えるあいさつは、「【例文あり】インターンの挨拶で好印象!マナーや自己紹介作成のポイント」の記事も参考にしてください。

言葉遣い

謙譲語や尊敬語など、言葉遣いも覚えておきましょう。誤った言葉遣いをしてしまうと、自分の評価を下げてしまいます。

よく指摘される言葉遣いが「了解です」と答えるケースです。「了解です」は失礼にあたるとされ、「かしこまりました」がビジネスでは適しています。

そのほかにも、「わかりました」「ごめんなさい」「ご苦労様です」などもふさわしくない言葉です。「正しい言葉遣いをチェック!就活で注意したい話し方も解説」の記事でも紹介しているので、こちらも合わせて確認してください。

電話対応

電話対応の方法も、事前に勉強しておきましょう。インターンについて質問がある場合、企業の担当者と電話で話すケースもあります。また、業務体験で電話に出ることもあるでしょう。

電話対応で失敗しやすいのが、「もしもし」と言ってしまうことです。電話に出る際は、「はい。△△です」と名乗るようにしましょう。会社の代表として電話に出る場合は、「お電話ありがとうございます。株式会社△△です」のように対応します。

電話対応については、「就活の電話はどう話す?基本的なマナーや苦手を克服する方法について解説」の記事で詳しく説明しているので参考にしてください。

報連相

報連相とは、「報告」「連絡」「相談」の3つを指す言葉です。社会人で必要な能力なので、今のうちから身につけておきましょう。

報連相ができるようになると、仕事をスムーズに進められます。また、トラブルが起きた場合でも、問題に対して早期に対応できるのもポイントです。

周囲が社会人で言いにくい部分もあるとは思いますが、困ったことやわからないことがあれば、すぐに連絡や相談をするようにしてください。

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オンライン(Web)インターンシップで準備するもの

オンラインインターンシップに参加する場合は、通信環境などの準備が必要です。ここでは、オンラインでも問題なく参加するための準備を解説します。

通信環境を整える

インターネット回線など、通信環境を確認しておきましょう。電波が悪かったり、途中でインターネットがつながらなかったりしてしまうと、インターンシップに影響が出てしまいます。

事前にインターネットをつないでおき、動作環境に問題がないか確認しておきましょう。通信速度についても、ビデオ通話が問題なくできるかチェックしてください。

スピーカーやマイクを確認しておく

スピーカーやマイクなど、周辺機器の動作も確認しておきましょう。インターンシップが始まってから設定を行うと、迷惑をかけてしまいます。

壊れていた場合に備えて、開始日の数日前には確認してください。スピーカーなどは注文してもすぐに届かない場合もあるので、余裕を持った準備が必要です。

自分の顔が映るように設定しておく

ビデオ通話を起動し、自分の顔が映るように設定しておきましょう。初期設定のままにしておくと、顔が映らず、誰かわからない場合もあります。

また、部屋の明るさも調整しておきましょう。顔は映っていても、暗すぎて見えないケースがあるからです。誰かすぐにわかるように、事前にセッティングしてください。

部屋がきれいに映るようにする

部屋もきれいに映るように、片づけておきましょう。背景に映る部屋が汚いと、印象が悪くなります。

すぐに片づけができない場合は、壁を背景にするのがおすすめ。ビデオの位置を変えることで、対応も可能です。

担当者の連絡先を確認しておく

インターンシップ当日にトラブルが起きる場合もあるので、担当者の連絡先を確認しておきましょう。オンラインの場合、その場で指示を仰ぐことができません。

たとえば、「インターネットにつながらない」「カメラが起動しない」などのトラブルが想定できます。トラブルが起きても、担当者にすぐ連絡し、事情を説明すれば問題ありません。

トラブルが起きて担当者に連絡する際は、電話の方がおすすめです。電話であれば、状況を素早く伝えられます。電話のマナーについては、「基本を押さえて好印象!就活中の正しい電話マナー」の記事を参考にしてください。

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インターンの準備を万全にして内定を獲得したいあなたへ

「インターンシップの準備は何をすればいい?」と気になる就活生もいるでしょう。実力を発揮するためには、事前準備が重要です。必要なポイントを抑えて、余裕をもって準備しておきましょう。

インターンの準備に不安がある場合は、就活エージェントへの相談がおすすめ。新卒に特化した就活サービス、キャリアチケットに相談してください。

キャリアチケットでは就活のプロである専任のアドバイザーが対応します。インターンシップに対する疑問や不安など、なんでも気軽に相談可能です。

また、「どのインターンシップがいいかわからない」「インターンシップの探し方がわからない」などの質問もOK。就活全体をサポートする就活エージェントなので、ぜひお気軽にご連絡ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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