インターン全落ちの理由とは?次の選考で合格を手に入れるためのポイント

このページのまとめ

  • インターンに全落ちするのは適性のなさやアピールポイントのあいまいさが原因
  • インターンの全落ちを避けるには面接でのマナーを抑えわかりやすく話すことが大切
  • サマーインターンに参加できなくても、大きな問題はない

インターン全落ちの理由とは?次の選考では合格を手に入れるための解説のイメージ

インターンに全落ちした就活生は、就活そのものへのやる気を失ってしまうことも多々あります。気にしないよう心掛けても、「自分はどこにも就職できないのではないだろうか」「求められるような人材になれるのか」と、心配がやまないでしょう。

しかしコツさえおさえれば、インターンの選考は通過できるようになります。この記事では、なぜインターンの選考に落ちたかを明らかにし、次にインターンの面接を受けるときにはどうすればいいか、具体的な内容を解説します。

インターン選考について相談したい

   
目 次

サマーインターンに全落ちてもまだまだ希望はある!

サマーインターンに全落ちしたとしても、諦めてはいけません。参加できなかった時間を活用して選考に向けた準備をすれば、インターンに参加した学生よりも早い段階で就活を始めることができるでしょう。

また、インターンに参加しても、大きなミスや適性の不一致が起これば、本選考で落とされてしまう可能性があります。逆にインターンの経験がない学生は、企業からの先入観なしに本選考に挑めるため、努力次第では好印象を残すこともできるでしょう。

インターン参加のメリットについては、「採用直結ではないインターン!参加するメリットはある?」の記事で解説しています。

インターン選考について相談したい

 

インターンに参加できなくても就活で不利になる可能性は低い

参加できた場合は有利になるといわれているインターンですが、参加できなかったとしても不利になることはないでしょう。

そもそもインターンと選考では目的が違う

インターンシップは選考ではなく、あくまでも就業経験の場です。企業や業界によっては有望な学生を見つける目的もあるようですが、基本的には企業や業界についての理解を深めるのが目的。

企業や業界、実際の業務について深く理解し、ミスマッチを減らすことを目的に開催されているため、参加できなかったとしても選考に大きく影響がないことがほとんどです。

インターンのほうが選考より倍率が高いケースもある

インターンのほうが選考より気軽に参加できること、参加人数に制限が設けられていることから、選考よりインターンを突破するほうが難しくなるケースも起きているようです。

インターンへの参加が選考に影響を及ぼすのであれば、採用される人数はかなり少なくなることに。しかし、企業によるものの新卒採用の人数はインターンより大幅に多いため、選考に直接的な影響は出ないと考えられるでしょう。

インターンと選考については、「インターンに落ちたら本選考に影響する?対策のコツとは」をご一読ください。

インターン選考について相談したい

 

インターン選考で全落ちした原因

インターンを皮切りに、内定へ少しでも近づきたいと考えていた就活生にとって、インターン選考全落ちは非常にショックな出来事です。今後の就活を前向きに進めるには、選考に通らなかった原因をしっかりと検証してみる必要があるでしょう。以下にインターン採用に至らなかった理由についてまとめましたので、ご覧ください。

アピールポイントに具体性がない

インターンの選考に通過するには、面接官に「この学生に来てもらいたい」と印象づけることが大切です。そのためにはより具体的な志望動機が必要。アピールポイントが薄いと「うちでなくても大丈夫そうだな」と採用を見送られることになりかねません。

なぜこの企業でないといけないのか明確な理由を含めた志望動機をまとめ、さらにこの企業でどのように自分の能力を活かせるか自己PRを盛り込むと良いでしょう。

企業研究不足

企業研究が足りていないと、自分のアピールポイントや強みがその企業で活用できる理由を伝えられません。また、志望動機も薄くなってしまうため「志望度が高くないのだろう」と思われ、選考に落ちてしまいます。企業がどんな理念を持ち、どのような事業を展開して、どのような社風の中で働いているのかなどをリサーチしましょう。

具体的には採用ページを見たり、パンフレットを読んだりするほか、OBOG訪問もおすすめです。実際にその企業で働いている人に話を聞くと、他の就活生は得られない生の情報を獲得することができます。また、OBOG訪問をしたことを面接で話せば、やる気を感じてもらえる点も大きなメリットです。

企業を選り好みしている

大企業や有名企業ばかりを選んでいるのも失敗の原因。大手や有名企業は知名度が高く事業内容を知っていることが多いため、自然と志望者が増える傾向。数えきれないほどの応募者がいるため、狭き門となってしまうのです。その傾向はインターンでも変わりません。

ESの完成度が低い

インターンの選考ではESが大きな影響を与えます。他の就活生に比べてESの内容が見劣りしてしまうと、選考は通りません。よりクオリティの高いESを書くためには、まず結論から書くことが大切です。

「私は▲▲という理由で、貴社のインターンに参加を希望します」と、一文目で明確にしましょう。その後、具体的なエピソードとともに理由を肉付けします。「なぜ他の企業ではなくその企業のインターンでないとダメなのか」を伝えましょう。

読みやすさにも注意が必要です。PCで作成する場合、漢字の誤変換に要注意です。誤字脱字があると「こんなミスをするなんて、志望度が低いのだろう」と思われてしまいます。校正ツールなどを利用して間違いがないか確認してから提出してください。手書きの場合は、丁寧に書くよう心掛けます。また、略称や専門用語は使わず誰にとっても理解しやすい文章にしましょう。

ESの書き方についてもっと詳しく知りたい方は、「ESが通らない12の理由と9つの改善ポイントを就活のプロが徹底解説」をご覧ください。

Webテストの点数が達していない

インターン選考でWebテストを設ける企業も多いです。この点数が低いと、自動的に落とされることがあります。ESを読んでもらったり面接で話を聞いてもらったりする前に選考から漏れることになるため、事前の準備をしっかりしておきましょう。

Webテストには、SPIやGAB、GFT、CABなど様々な種類があるため、自分がインターンを受ける企業ではどのWebテストを採用しているのかリサーチし、ポイントを絞って対策することが重要。

また、受験に慣れていないと緊張してしまったりケアレスミスをしてしまったりする確率が高いため、何度か受けておくことをおすすめします。自宅で受ける場合は、インターネット環境などがきちんと整っているか確認してから受験しましょう。

適性のミスマッチ

インターンの選考で適性検査を受けた場合、能力は問題なくとも適性があっていないために落ちるというケースがあります。適性検査に正解はないものの、企業によって求める人材像は異なります。選考を受ける企業がどのような人物像を求めているか、しっかり事前にリサーチしてください。

インターン選考について相談したい

 

インターンの選考で合格するための面接のコツ

インターン選考で面接を設けている企業もあるため、書類だけでなく面接での対応にも意識を向けましょう。面接は本選考でも必ず実施されるため、早い段階からコツやポイントを押さえておくことが大切です。もっと深く知りたい方は、「面接は事前準備が大切!対策方法とマナーを確認しよう」もご一読ください。

基本的なマナーをおさえる

面接で上手く行かなければ、基本的なマナーを振り返りましょう。遅刻は絶対に避け、遅くとも5分前には会場に到着してください。面接室に入る前に身だしなみを整え、姿勢よく正しい敬語で話しましょう。また、相手の話を遮らないよう気を付けます。

結論から話す

ESは結論から書くことが重要だと解説しましたが、面接でも同様です。面接官からの質問には、まず結論を述べましょう。例えば「なぜ弊社のインターンを志望しましたか?」という質問には、「私は▲▲という理由で、御社のインターンへの参加を志望します」と答えます。「私は▲▲をきっかけに御社のインターンを知り……」といったように背景から話すと、相手は話がどこにたどり着くのかわからず理解しにくくなります。

聞き取りやすい話し方をする

面接で緊張すると小声になったり早口で話したりしまいがちですが、これはもっとも聞き取りにくい話し方です。面接中は普段より大きな声で、ゆっくり喋るよう心がけてください。声を出すときにのどからではなくお腹から出すように意識し、口を大きく開くことがおすすめです。

インターン選考について相談したい

 

サマーインターンで全落ちしたら原因を振り返ることが大切

サマーインターンに参加できなかった場合は、なぜ受からなかったのだと落ち込んでしまうのではなく、落ちてしまった原因を振り返ることが大切。

原因が分からなければ同じミスを繰り返し、本選考でも良くない結果になる可能性が高まります。

また、気持ちを切り替えて秋冬インターンに目を向けてみましょう。インターンは夏だけでなく秋冬にも実施されています。サマーの参加が叶わなかった方は、時期をずらして挑戦してみるのが良いでしょう。

秋以降のインターンに応募する場合は、同じ業界にこだわらず別の業界も見てみましょう。視野を広げることで応募する企業数を増やし、通過する可能性をアップさせます、また、インターンを通じて様々な業界を見ておくことで、就活が本格化した時に選考をしたいと思える企業を増やすことができます。 

もう一つ重要なのは、本選考のためにすぐに準備を始めることです。サマーインターンに参加できなかった人はできるだけ多くの選考を受け、面接の経験を重ねていきましょう。
サマーインターンの時点では、企業は学生に対して業界や事業に関する詳しい知識を求めませんし、失敗があったとしてもあまり問題にはなりません。しかし、本番の選考では、面接官は共に働きたいと思える人材を見極めるために、あなたがどのような努力をしてきて、どんな能力を会社で生かすのかを厳しく問います。

そのような選考に挑むには、応募企業に関する知識を得るため業界研究、企業研究に励むことが大切です。時事問題や経済動向など幅広い知識を身に着けておくのも良いでしょう。

友だちに相談してみるのも一手です。就活仲間がいれば情報を交換し、どの企業でどんなインターンが行われているか、どんな選考を受けるかなど聞いてみてください。就活が上手くいっている友達であれば、面接で何に気を付けているのか、ESはどんな風に書いているのかなど質問してみましょう。また、一緒に遊びに行くことで全落ちして落ち込んだ気分をリフレッシュさせられます。 

インターンの対策について詳しく知りたい方は、「インターン選考には種類がある?ポイントや本選考への影響などを解説!」をご一読ください。

インターン選考について相談したい

 

インターンに全落ちしてお悩みのあなたへ

インターンに全落ちすると、「自分は就活が上手くいかないのではないか」と不安になるものです。そんな時は、ぜひキャリアチケットをご利用ください。就活のノウハウを持ったエージェントが、エントリーシートの添削や面接練習などを通じてサポートします。

また、本当に受けるべきインターンはどの企業のものか選ぶ際にも支援します。インターンに全落ちしてしまった方はもちろん、これからインターンの選考を受ける就活生の方も、ぜひ下記のボタンから登録しキャリアチケットにご相談ください。

インターン選考について相談したい

 

キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。