このページのまとめ
- インターンに受からない理由は業界・企業研究や面接対策が不十分なことが多い
- インターンに受かることではなく、インターンから何を学ぶかが大切
- インターンに受からないときは企業に直接理由を聞いて次回に活かすのもあり
インターンシップへの参加が当たり前になりつつある近年では、本選考と同じようにインターン選考に受からないことも珍しくありません。
中には、何社も応募したのにも関わらず、全て落ちてしまったという人もいるでしょう。
この記事では、選考に受からない理由の解説とともに、受かるために見直すべきポイントや対策を解説します。インターン選考に受からず思い悩んでいる学生は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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インターンに受からない理由
インターン選考に応募した人の中には、「エントリーシートが通っても、いつも面接で落ちてしまう」という人もいるでしょう。
募集人数枠の少なさからインターンの選考は実際の就職よりも受かりにくいといわれるものの、受からないのには何かしらの理由が存在します。ここでは、選考に受からない学生に多い理由を解説していきます。
志望動機が曖昧
インターンに受からない理由の多くに、志望動機の内容の薄さがあげられます。企業は、意欲のある学生にインターンを受けてほしいと考えています。
そのため、面接やエントリーシートでの志望動機に説得力がなかったり、曖昧な表現を使ったりしていると、企業の印象に残らず面接に受からない可能性が高いでしょう。「なぜこの企業のインターンに参加したいのか」「インターンで何を学びたいのか」を明確にし、かつ独自性のある志望動機が求められます。
企業研究や業界研究が足りない
企業研究や業界研究が十分ではないことも、インターンに受からない大きな理由です。企業・業界研究がしっかりできている人とできていない人では、エントリーシートの内容や面接の受け答えに大きな差が出ます。
その会社のことをしっかり理解して受け答えすることで、意欲や熱意も伝わりやすくなるので、業界・企業研究は怠らないようにしましょう。
また、その企業ならではの特色や専門的な内容についても答えられるようにしておくことが大切です。応募する企業の事業内容や理念、社風、その業界の動向、最新ニュースなど、選考が始まる前に調べておくと「この学生は自社について十分に調べられている」と好印象を持ってもらいやすいでしょう。
大手企業ばかり受けている
インターンの面接に受からない原因として、大手や有名企業ばかり受けていることが挙げられます。大手や有名企業は志望する学生が多いので、ライバルも多くなり競争の倍率も上がります。
優秀な学生も多く応募するため、選考に受かることが難しくなります。自分の興味のある分野の中小企業やベンチャー企業にも目を向けると、インターン面接に受かる可能性が上がるでしょう。
面接対策が不十分
インターンに受からない理由には、面接対策が甘いことも挙げられます。「なぜ参加しようと思ったのか」「なぜこの企業に興味を持ったのか」など、インターンの面接でよく聞かれる質問を事前に把握し、複数の回答を用意しておきましょう。
また、面接の最後に「何か質問はありますか?」と逆質問されることが多くあります。このとき「特にありません」と答えると、意欲が低いと思われてしまう可能性も。逆質問は、インターン参加への熱意や自分のことをアピールする最後のチャンスでもあります。疑問に思うことや、企業に伝えたいことを事前に複数考えておくとよいでしょう。
第一印象が良くない
インターンに受からない理由として、面接での受け答えや態度、身だしなみなどにある場合もあります。
面接の回答内容がすばらしくても、身だしなみや態度に乱れがあると第一印象の悪さにつながり、面接の合否に響くことがあります。服装や髪型、靴などの身だしなみは清潔感を第一に考えて整えましょう。
また、座る姿勢や表情、声のトーンなどでも意識することが重要です。緊張すると声が小さくなったり、しどろもどろになってしまったりする人も多くいます。当日の面接の雰囲気に少しでも慣れるために、面接の模擬練習を繰り返し行っておきましょう。
企業が求める人物像を理解できていない
インターンに受からないときは、企業が求めている人物像を把握できていない可能性があります。インターン先を選ぶときには、その企業と自分の性格や特徴などが合っているかどうかを確認しましょう。
企業としては、インターンでその企業に合った人材を見つけたいと考えています。そのため、エントリーする際は、企業の方針や社風、理念や事業内容などを理解し、共感できる点を見つけて具体的なエピソードと共に伝え、企業にマッチした人材であることをアピールしましょう。
インターンに受からないと悩んでいる人は「インターン全落ちの理由とは?次の選考で合格を手に入れるためのポイント」の記事も参考にしてください。
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インターンに受からないときの気持ちの切り替え方
インターンシップへ参加するために何社も応募したものの受からない状態が続くと、落ち込んでしまう就活生もいるでしょう。しかし、ネガティブになっていると受け答えや表情も暗くなってしまい、さらに受からないという悪循環に陥ってしまうことも。
ここでは、インターンに受からないと悩んでいるときの気持ちを切り替える方法をご紹介しますので、あきらめずに乗り越えましょう。
インターン不合格=人格否定ではないと考える
インターンの選考に落ち続けていると、ネガティブな気持ちになってしまいがちですが、受からないからといって、あなた自身の人格を否定されたわけではありません。
企業は、自社と学生の相性を重視しているので、たとえ落ちてしまっても「ほかに自分にぴったりのインターン先が見つかるはず」とポジティブに考えましょう。
就活のための経験と捉える
インターンの選考で作成するエントリーシートや面接対策などの作業は、すべて今後の就活に活かすことができます。
一斉に採用が始まる就活の時期になると、選考準備や面接対策に追われ、なかなか思うように選考に進めなくなる学生も多くいます。インターンで場数を踏んでいる人は、書類作成のコツや面接対策もすでに経験しているので、効果的かつ効率的に就活を進められることもあるでしょう。
インターンに受からなかったとしても、本選考に向けた練習だったと捉えれば、決してインターンに向けて行った書類作成や面接は無駄ではありません。
インターンに受からない=本選考に落ちるわけではない
複数応募したのに、全くインターンに受からないと落ち込んでいる方も多いでしょう。確かにインターンに参加すれば本選考に有利になる企業もあります。
しかし、「職場体験を通して、社会人としての生活をイメージして欲しい」という考えの企業もあります。あくまでも、最終目標は内定獲得でインターンがゴールではないのです。
インターンに受からなかったとしても、「その業界や企業について詳しく調べられた」「志望動機のたたき台ができた」とポジティブな視点で次に進むことが大切です。
インターンシップを受けるうえでの心構えについて知りたい人は「インターンの倍率って?応募する上での心構えとは」の記事も参考にしてください。
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インターンに受からないときにおすすめの対策
インターンシップの選考に受からない原因が追求できたところで、ここでは、受かるための対策をご紹介します。インターンに受からないと困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
逆質問対策をする
定番面接対策に加え、逆質問の対策もしっかり行いましょう。逆質問はあなたの意欲を確認すると同時に、質問する力も見られています。企業に好印象を与えるためにも、2~3つほど質問を考えておくことをおすすめします。
下記で、インターン面接での逆質問の回答例をあげるので、考えるときの参考にしてみてください。
・御社でのインターンが始まるまでにやっておくべきことはありますか?
・御社の理念に沿って、組織的に取り組んでいることは何でしょうか?
・御社にとって直近での一番の課題はどのようなものでしょうか?
・御社の新規事業である△△は、どのような経緯で始まったのか教えてください。
・どのような特性を持った方が活躍していますか?
・部署によって社員の雰囲気は異なりますか?
インターン面接の逆質問について詳しく知りたい人は「インターンの面接…逆質問にはどう答える?」の記事も参考にしてください。
OB・OG訪問をする
インターンに受からないのは、エントリーシートの内容や面接での回答に原因がある場合が多いです。なかなか面接まで進まない人は、実際に選考に通ったOB・OGに話を聞きにいくことをおすすめします。
実際に働いている人の生の声は、インターネットや説明会では得られない情報も多く、エントリーシートや志望動機の作成に活かすこともできるでしょう。先輩の志望動機やエントリーシートの内容を自分のものと比較し、可能であれば、内容の添削やアドバイスをもらうのがおすすめです。
企業名だけで選ばない
有名企業や大手企業ばかりに応募しているためインターンに受からない場合は、企業名ではなく、体験できる内容で選ぶのがポイントです。
有名企業や大手企業の名前だけで選んでしまうと、「選考に通る」「インターンに参加する」ということがゴールになってしまい、インターンシップ自体から学びを得られない可能性もあります。自分が何を学びたいかを重視し、スキルアップにつながるインターンシップを探しましょう。
コミュニケーション力を磨く
どれだけインターン参加への熱意や意欲を持っていても、それが相手に伝わらなければ意味がありません。特に面接の場合は、エントリーシートの内容をもとに質問される場合も多く、伝え方やアピールの仕方が上手くできないと、「この人はコミュニケーション能力が低い」という印象を与える可能性が高いです。
人と話すことに苦手意識がある人は、面接の模擬練習を入念に行い、自分の立ち振る舞いを見直してみることでコミュニケーション能力の向上を測ってみてください。
インターンに受かるポイントついてもっと知りたい人は「インターンの選考は写真も重要!好印象を与えるコツとは」の記事も参考にしてください。
不合格の理由を聞いてみる
インターンの選考になぜ受からなかったのか、企業に直接聞いてみるのもひとつの手です。必ず教えてくれるとは限りませんが、もし教えてもらえれば、不合格の理由から改善点を明確にできるため、今後の選考に活かすことができます。
メールで不合格の理由について問い合わせる際は、はじめに選考結果の連絡のお礼を添え、「今後の就職活動の参考にさせていただきたく、差し支えなければ、不合格の理由を教えていただくことは可能でしょうか」といったフレーズを参考に文章を作成してみてください。
就活エージェントを利用する
インターンに受からないと悩んでいる学生は、就活エージェントに相談するのもおすすめです。就活エージェントに登録すれば、エントリーシートの添削や面接対策だけでなく、自分とマッチした企業のインターンシッププログラムの紹介なども受けられます。さらに、その後の就活に至るまで総合的にサポートしてくれるのもメリットです。
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インターンに受からないと悩んでいるあなたへ
インターンに受からないと悩み、就活に対する不安を抱えたままの人は、就活エージェントを活用するのもおすすめです。就活のプロに相談することで、やるべきことが見えてくるからです。
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