【例文あり】インターンの挨拶で好印象!マナーや自己紹介作成のポイント

このページのまとめ

  • インターン初日の挨拶では、表情や声のトーン、お辞儀、相手の目を見ることに気を配る
  • 自己紹介では、氏名と大学名に加え、自分の経験やアピールしたいことを話す
  • お礼の挨拶は電話でなくメールで行ない、ビジネスマナーに則って送信する

【例文あり】インターンの挨拶で好印象!マナーや自己紹介作成のポイントのイメージ

インターンの挨拶は、相手の目を見て積極的に笑顔で行い、好印象を目指しましょう。また、初日の挨拶で行う自己紹介は、1分程度で練習しておくと、当日に慌てにくくなります。

この記事では、インターンの挨拶マナーや受付マナー、自己紹介作成のポイントを例文付きで徹底解説します。事前挨拶やお礼のメールについても紹介したので、インターン参加を控えている方は参考にしてください。

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目 次

インターンの挨拶で好印象が狙える!

インターンをはじめ企業に訪問する際は、元気よく挨拶することで好印象が狙えます。第一印象は、今後の関わりに大きく影響するためです。

ボソボソと暗く挨拶をしたり、挨拶をしなかったりした人の印象は、多くの人がよい印象を持ちません。一緒に仕事をする相手に、頼りなさや不安を感じるでしょう。

インターンシップは、1dayで終わるものもあれば、数か月間続くものも。礼儀正しく親しみやすい印象を与えるために、挨拶のマナーを知ることが大切です。

インターンシップについては、「インターンシップとは何か?特徴や選び方などをご紹介!」でも詳しく解説しているので参考にしてください。

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インターンの挨拶におけるマナー

第一声である挨拶は、あなたの第一印象を左右すると言っても過言ではありません。挨拶をするときは、以下のポイントに気をつけましょう。

明るく笑顔でハキハキと発声する

まず大切なのは、明るい表情。同じ「おはようございます」という挨拶でも、笑顔かそうでないかでは印象が違います。

表情に加えて、声のトーンも重要です。インターン参加時は、いつもより1段階明るく元気な声で挨拶することを心がけましょう。

丁寧で社会人らしい言葉遣いを意識する

インターンの挨拶では、丁寧で社会人らしい言葉遣いを意識しましょう。インターンシップは、卒業前に社会人を経験できる場ですが、学生気分での参加は推奨できません。

尊敬語や謙譲語、丁寧語を使い分けると、礼儀正しいコミュニケーションが取れます。基本の挨拶や言葉遣いを徹底し、社会人としての準備を心がけてください。

正しい言葉遣いについては、「正しい言葉遣いをチェック!就活で注意したい話し方も解説」も参考にしてください。

自分から挨拶をして積極的な姿勢を見せる

インターンでは、自分から挨拶をし、積極的な姿勢をみせましょう。通りすがった人に挨拶するべきなのか分からず、目も合わせずに無視するインターン生もいるかもしれません。

集団で挨拶をする際は、順番が決まってない限り、最初に手を上げることをおすすめします。積極的な姿勢は、社員からの好印象を狙えるでしょう。

社会人は挨拶やビジネスマナーも大切です。集団での挨拶や社内ですれ違う場面では、積極的に挨拶をしましょう。

うつむかずに相手の目を見る

さらに、相手の顔を見て話すことも気をつけたいポイントのひとつ。話している間ずっと目を見つづけている必要はありませんが、挨拶の一言目では必ず相手の目を見ておくようにしたいものです。

状況に合わせたお辞儀をする

インターンの挨拶では、状況に合わせてお辞儀を活用しましょう。

お辞儀をする際は、まず相手の顔を見てから、背筋を伸ばしたまま腰から曲げていきます。頭を下げるときは素早く、上げるときはゆっくりにするのが丁寧に見せるポイント。頭を上げた後は、もう一度相手の顔を見ましょう。

お辞儀の角度は大きく分けて以下の3種類です。

・会釈:すれ違うときなどの軽いお辞儀
・敬礼:最も良く使われる30°程度のお辞儀
・最敬礼:お詫びや深い感謝を示すお辞儀

場面によって使い分けてみましょう。

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インターンで使える!一言挨拶の例

ビジネスシーンで使われる挨拶には、以下のようなものがあります。

インターンの挨拶に応用してみてください。

・出勤したら「おはようございます」
・帰社したら「ただ今戻りました」
・社員とすれ違うときは「お疲れ様です」
・先に帰るときは「お先に失礼します」
・最終日は「お世話になりました」

いずれも、相手が挨拶するのを待つのではなく、自分が先に声を出すことを心がけましょう。

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インターンシップの事前挨拶メールのポイント

インターンシップが始まる前に、事前挨拶メールを送ると好印象を狙える場合があります。ここからは、メールを送るポイントや内容を例文付きで解説します。

採用に直結する可能性があるインターンでは好印象

長期インターンや複数回開催されるインターンに参加する場合は、営業時間の昼間を避け、事前挨拶メールを送るといいでしょう。採用の判断基準になりうるインターンでは、社員や担当者に好印象を与えることが大切です。

会社説明会の役割が大きい大企業の1dayインターンは、参加者も多いため、事前挨拶メールを送る必要はないでしょう。大企業の担当者は、全ての参加者の把握は困難です。

中小企業のインターンシップは、参加者が限られているため、1dayであっても事前挨拶を行うと効果的といえます。挨拶メールを送ったインターン生とそうでないインターン生では、印象が異なります。複数人いる就活生との差をつけるためにも、インターンの前日に事前挨拶メールを送りましょう。

メール文に自己紹介や意気込みを入れる

インターンの事前挨拶メールには、以下の内容をいれましょう。

・件名:名前と簡潔な内容
・本文:挨拶や自己紹介、意気込み、あれば質問

内容は簡潔に記載し、忙しい担当者でも読みやすいようなメールを心がけてください。長い自己紹介は必要ありません。最後に署名を入れ、連絡が取れるようにします。

就活におけるメールのマナーについては、「例文つき!就活メールのマナーを解説」も参考にしてください。

【例文】インターン前日の事前挨拶メール

インターン前日の事前挨拶メールの例文は、以下の通りです。例文を活用してインターン先へ挨拶メールを送りましょう。

【件名】インターンシップ参加のご挨拶_田中太郎

【本文】
○○(会社名の正式名称)インターンシップ担当者様

お世話になっております。
明日からインターンシップに参加する○○大学○○学科の田中太郎と申します。

この度は、インターンシップ参加の機会を頂き、誠にありがとうございます。
インターンでは貴社の社内業務でスキルを磨き、○○に対する学びの姿勢を持って参加させて頂きます。

明日からのインターンでは、どうぞよろしくお願いいたします。

---------------------------------------------
田中太郎(たなか たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-××××-××××
メール:tarou.tanaka@××.com
---------------------------------------------

 

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インターンの挨拶で話す自己紹介のポイント

自己紹介で大切なのは、挨拶と同様、表情と声のトーン、そして相手の目を見て話すこと。凝った自己紹介文を作るよりも、こういった基本的なポイントに気を配る方がよりよい印象を与えることができるでしょう。

内容はアピールポイントや意気込みなど

まずは氏名と大学名、学部や学科などを紹介。その後は、アピールしたいことやインターンに対する意気込みなどを話します。

サークル活動や部活、ゼミ、研究題材などの中から、自分がどんな人間かわかるような内容を選びましょう。また、「このインターンで○○を学びたい」という意気込みを話せば、企業に対するアピールになります。

ほかには、出身地や趣味などにも触れると話のきっかけになるでしょう。名前の読み方が難しい人は解説を加えるのもおすすめです。

また、企業に対して好感を持たせることだけではなく、他の参加者に対して打ち解けやすい雰囲気を作ることも重要。グループワークを行なうインターンに参加する場合、自己紹介で人柄やスキルを把握してもらうことが、よいチームワークを築くことにもつながります。

長さは1分程度が基本

自己紹介の長さは1分程度が基本。まずは1分で話す練習をしてみましょう。そのほかには15秒や2分などの指定も見られるので、1分から短くするパターンと長くするパターンを考えておきます。

特に指定がない場合は1分がベストですが、周りの人が話す長さに合わせて調整すると、協調性のアピールにもなるでしょう。インターンの挨拶で行われる挨拶は、ある程度準備しておくことをおすすめします。

有意義なインターンにするための準備については、「有意義なインターンとは?必要な準備とマナーを解説」も参考にしてください。

【例文】インターン初日の挨拶と自己紹介

インターン初日の挨拶と自己紹介の例文を紹介します。

はじめまして。本日からインターンに参加させて頂く○○大学○○学部3年の田中太郎と申します。出身は○○県です。

○○学部○○を専攻し、ゼミで○○に関する研究をしています。趣味は読書と音楽鑑賞、特技はプログラミングです。

今回のインターンシップでは、御社の業務内容から社会人としての教養を身に付け、自分の方向性を定めたいと考えています。○○への関心があるため、知見を深めたいです。

業界への理解を深めるとともに、商品開発に興味があるため、ご教示いただけると幸いです。

短い間ですが、精一杯頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。

 

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インターン後にお礼の挨拶をする際のポイント

インターンが終わった後には、メールで挨拶をするとよいでしょう。

電話よりもメールでお礼をする

インターンを実施するには準備期間が必要な上に、コストもかかります。貴重な時間をいただいたという感謝の気持ちを込めてお礼をしましょう。電話は相手の都合もあるので、メールでお礼するのが基本です。

お礼を伝えるメールのマナーについては、「メールの返信でお礼を伝えるには?マナーのある書き方をご紹介」も参考にしてください。

インターン終了から3日以内に送る

メールを送る際には、以下のような点に気をつけましょう。

・インターン終了から3日以内に送信する
・件名はひと目で内容がわかるものを
・本文にはインターンを通して学んだことや社員へのお礼、本選考への意欲などを書く
・宛名や署名、送信時間など、ビジネスメールのマナーを守る

【例文】最終日におけるお礼状メール

最終日におけるお礼状メールの例文を紹介します。例文を活用し、お礼の挨拶で好印象に繋げましょう。

件名:○月○日インターンのお礼(○○大学・就活花子)

○○株式会社
○○部
○○様

お世話になっております。
○月○日のインターンシップに参加しました、○○大学の就活花子と申します。

この度は、インターンシップでたくさんのご指導をいただき誠にありがとうございました。
以前から興味があった通信業界について理解が深まり、企画立案を通して貴社の担う大きな役割を実感できました。

また、○○様にはグループワークで近年の利用者の傾向や顧客目線での考え方などの具体的なアドバイスをいただきました。
チームの議論が行き詰まったときも、発想転換の方法を教えていただいたことで前に進むことができました。

今後も、インターンシップでの経験を活かして日々の活動に励んでいく所存です。
また、貴社の本選考もぜひ受けさせていただきたいと考えていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ご多忙の中ご指導いただきましてありがとうございました。
末筆ながら、貴社のなお一層のご繁栄と、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

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就活 花子 / SHUKATSU HANAKO
〒000-0000
東京都○○区○○ ××-××-××
TEL : ×××-××××-××××
Mail : hanako-shukatsu@×××.jp
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インターンでしっかりマナーを守ると、企業に好印象を与えることができます。その印象があれば、本選考で企業と接したときにも「インターンで好感の持てる学生だったな」と思ってもらえるのではないでしょうか。

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インターンの挨拶は身だしなみも大切

最初によい印象を与えるためには、挨拶と同じくらいに身だしなみにも注意が必要です。
清潔感がある服装でインターンに参加しましょう。

インターンにふさわしい服装と髪型

アイロンがかかったスーツとシャツを着て、きちんと磨いた靴を履きます。頭髪は黒に近い暗めの色で、シンプルなヘアスタイルにしましょう。

カバンはA4の書類が入るビジネスバッグが最適。女性はナチュラルメイクを心がけ、派手すぎる化粧やノーメイクは避けることが大切です。

インターンの身だしなみに関しては、「インターン中のバッグや服装、何が正解?」も参考にしてください。

到着前にもう一度チェックを!

到着前にもう一度チェックを!家で身支度をしてきても、移動した後には再確認が必要です。髪が乱れていたり、スーツがヨレていたりしたら、その場で整えておきましょう。

男性はネクタイが曲がっていないかチェック。女性は、メイクの崩れやストッキングの破れがないかも見ておきます。

大きな鏡で見ると気づきやすいので、駅やコンビニのトイレなどに立ち寄るのがおすすめ。企業のビルのトイレは社員も利用する可能性があるので、事前の身だしなみチェックに使うのは適切ではありません。万全な準備ができるよう、時間に余裕を持って出発しておくことが大切です。

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インターン初日の受付でのマナー

いよいよインターン当日。受付ではどんなことに気をつけたらよいのでしょうか。

受付時間に間に合うように到着する

インターンでは、開場時刻や受付時間があらかじめ決められていることがあります。開始時刻の20~30分前ということが多いので、その時間内に到着するようにしましょう。

しかし、開始時刻になっていなくても、ぎりぎりに到着してしまうとすでに受付を締め切っていることがあります。万が一遅れそうな場合は、わかった段階で電話連絡をしておきましょう。また、受付時間の指定がない場合は、15分前までの到着がおすすめです。

インターン当日の到着時間については、「就活生の疑問・インターン会場には何分前に着けばいいの?」も参考にしてください。

受付は対面だけでなく内線電話の場合もある

受付での対応方法は?到着したら受け付けを済ませますが、ここでの対応に戸惑うという学生もいるのではないでしょうか。

【対面】受付に人がいる場合

窓口に人がいる企業では、受付担当者に用件を伝えます。内容は、大学名や氏名、「インターンに参加するために来社した」という旨。

「こんにちは。○○大学の○○と申します。本日○時からのインターンシップに伺いました。」と、ハキハキと話しましょう。

【内線電話】受付で内線電話をかける場合

受付に人を置かず、内線電話で来社したことを伝える企業もあります。事前に「来社したら内線○番にご連絡ください」と言われていることもあるでしょう。

相手が出た後の文言は、人がいる場合と同じで問題ありません。電話口で「お待ちください」と言われたらその場で待機。「お入りください」と言われたら速やかに入室しましょう。

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インターンの挨拶で好印象を狙って内定獲得を目指したいあなたへ

インターンシップは、礼儀正しく挨拶をし、好印象を狙いましょう。採用の判断基準になるインターンも多く存在します。身だしなみや言葉遣いに気を付け、積極的な挨拶を心がけてください。

特に、はじめてインターンに参加する場合、不安になる就活生も多いでしょう。「印象に残る挨拶がしたい」「ビジネスマナーに自信がない」という方には、就職エージェントサービスのキャリアチケットがおすすめです。

就職支援はもとより、インターンについての疑問についてもお答えしています。丁寧な就活サポートを無料で受けたい方は、マンツーマンで相談できるキャリアチケットをぜひご利用ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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