このページのまとめ
- 就活の二次募集とは、一次募集の追加で行われる新卒採用のこと
- 就活の二次募集も一次募集同様に対策が必要
- 就活の二次募集では、一次募集で落ちた企業の再チャレンジは難しい
「就活の二次募集で内定を獲得したい」「一次募集と何が違うの?」と考えている就活生も多いでしょう。一次募集で就活がうまくいかなかった場合でも、二次募集のチャンスがあります。一次募集の反省を踏まえて、再チャレンジするのが重要です。
この記事では、就活の二次募集で内定を獲得するためのポイントや、企業の探し方を解説します。「そもそも二次募集って何?」と思う方向けに解説もしているため、参考にしてください。
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- 就活における二次募集とは追加で行われる新卒採用
- 就活の二次募集が行われる時期は9月以降
- 内定獲得までには1ヶ月から2ヶ月必要
- 就活の二次募集は一次募集で落ちた場合は内定が難しい
- 就活の二次募集の特徴
- 一次募集よりも競争率は低い
- 一次募集よりも採用枠は少ない
- 有名企業や大手企業は二次募集の倍率も高い
- 企業が就活で二次募集を行う理由
- 採用に欠員が出てしまった
- 採用人数が多くて埋まりきっていない
- スポーツや留学経験のある学生を採用したい
- 就活の二次募集を行っている企業の探し方
- 大学で行われる説明会に参加する
- 就活サイトから探す
- 逆求人サイトを使う
- 就活エージェントに登録する
- 就活の二次募集で内定を獲得するためのポイント
- 業界や職種の選択肢を広げる
- 就活がうまくいっていない理由を分析する
- 企業分析を入念に行う
- 企業が求める能力や経験をアピールする
- なぜ二次募集に応募したか明確に伝える
- 就活の二次募集で内定を獲得したいあなたへ
- 就活の二次募集に関するよくある質問
- Q.就活の二次募集は一次募集よりも不利になる?
- Q.就活の二次募集で一度落ちた企業を受けてもいい?
- Q.就活の二次募集に受かるためのポイントは?
就活における二次募集とは追加で行われる新卒採用
就活での二次募集とは、一次募集のあとに追加で行われる新卒採用です。一次募集で内定が獲得できなかった場合でも、もう一度チャレンジする機会があります。
日本の就活は新卒一括採用を行っていますが、すべての企業が一次募集だけで採用枠を満たせるとは限りません。募集が少なかったり、内定辞退があったりするからです。そのため、一次募集だけではなく、二次募集を行い、予定の採用人数を満たそうと動く企業があります。
就活の二次募集が行われる時期は9月以降
就活の二次募集が行われる時期は、9月以降が一般的です。9月から12月ごろまで行われることから、秋採用とも呼ばれます。
9月以降になる理由は、一次募集の内定が8月ころには決まり、採用人数を満たせなかった企業が二次募集に動き出すからです。ただし、一次募集の選考が早く終わった企業などは、7月ごろから二次募集を始めるケースもあるため、気になる企業の募集状況は欠かさずにチェックしましょう。
秋採用については、「9月から就活しても内定は獲得できる!秋採用の流れと就職成功のポイントを解説」でも解説しています。
二次募集の内定獲得までには1ヶ月から2ヶ月必要
二次募集の場合、内定獲得には1ヶ月から2ヶ月ほどかかります。採用に時間をかけすぎると他社で採用されてしまうため、一次募集よりかは早くに選考が終わるケースが一般的です。
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就活の二次募集でもう一度挑戦しても内定は難しい
「一次募集で落ちてしまった企業に、二次募集で再挑戦できる?」と考える就活生もいるでしょう。
しかし、一次募集で落ちてしまった場合、二次募集で内定獲得できる確率は低いといえます。内定が獲得できなかったのは企業のニーズに合わなかったからであり、募集・応募時期は影響がないことがほとんどです。
また、企業によっては「一次募集で選考に落ちた場合は再度エントリーできない」と定められている場合もあります。一次募集で落ちてしまった企業の場合、縁がなかったと諦めた方がいいでしょう。
一次募集で内定を獲得するためには、就活対策が重要です。就活対策については、「就活を楽に終わらせる8つのコツ!早めの対策が難易度を左右する」で解説しているため、参考にしてください。
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就活の二次募集の特徴
就活生が気になりやすい点が、二次募集が不利になるかどうかです。実際のところ、二次募集だから不利になるわけではありません。
ここでは、二次募集の特徴を解説するので参考にしてください。
一次募集よりも競争率は低い
二次募集の場合、一次募集よりも競争率は低くなります。一次募集で内定を獲得した学生は、選考に参加しないからです。
一次募集よりも採用枠は少ない
一次募集で満たせなかった採用枠の募集が行われる二次募集では、一次募集よりも採用枠は少なくなります。企業によっては、1枠や2枠のように、限られているケースも。
また、企業の選択肢も一次募集よりも少ない点に注意してください。二次募集をそもそも行わない企業もあるため、志望企業が二次募集をしているとは限りません。
有名企業や大手企業は二次募集の倍率も高い
有名企業や大手企業の場合、二次募集の倍率も高くなります。少ない採用枠に多くの就活生が集まるからです。場合によっては、一次募集よりも倍率が高くなることもあるでしょう。
また、一次募集で内定をもらっていても、満足いかずに再度就活を始めた就活生が有名企業などに応募するケースもあります。
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企業が就活で二次募集を行う理由
企業が二次募集を行う理由は採用人数が足りないだけではなく、一次募集で取りこぼした学生を採用したいなどと考えている場合もあります。
採用に欠員が出てしまった
企業が二次募集を行う理由に多いのが、内定辞退などで採用に欠員が出たケースです。
また、急に退職者が出てしまい、その枠を新卒採用で埋めようと考える場合もあります。その場合、部署限定で募集するケースもあるため、募集要項や仕事内容、必要なスキルなどは確認しておきましょう。
採用人数が多くて埋まりきっていない
そもそもの採用人数が多く、一次募集で予定まで埋まりきっていない企業もあります。枠が多いと内定がもらいやすくなるため、就活生にとってはチャンスでしょう。
スポーツや留学経験のある学生を採用したい
スポーツや留学経験のある学生を採用したい場合、二次募集を活用する企業もあります。留学していたり、部活動で大会に出ていたりする学生は、一次募集の時期に就活を行うのが難しいからです。もし、留学や部活で就活が難しかった学生は、二次募集にチャレンジしてみてください。
留学経験をアピールするコツは、「自己PRで留学について効果的に話すには」で解説しています。
部活を頑張っている学生は、「どうするのが効果的?自己PRで部活経験をアピールする方法」も参考に就活を行ってみましょう。
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就活の二次募集を行っている企業の探し方
二次募集で内定を獲得するためには、どの企業が募集しているかを見つけなければなりません。ここでは、就活で二次募集を行っている企業の探し方を紹介するため、参考にしてください。
大学で行われる説明会に参加する
二次募集を行う企業を探すために、大学で行われる説明会に参加しましょう。一次募集のあとも、説明会は開催されています。
大学で行われる説明会に参加するメリットは、開催している大学の学生を採用したいと考える企業が参加している点です。説明会では選考の案内をしているケースも多いため、積極的にエントリーしてください。
就活サイトから探す
就活サイトでも、二次募集を行う企業を見つけられます。大手企業から中小企業まで、幅広い企業を見つけられるでしょう。条件検索で「二次募集」と調べると効率的に検索できます。
逆求人サイトを使う
就活サイトだけではなく、逆求人サイトにも登録してみましょう。逆求人サイトは、登録しておくと企業側からスカウトがくるサイトです。プロフィールを見て、興味を持った企業が選考の案内を送ってくれます。
逆求人サイトでスカウトをくれるのは、あなたに興味を示している企業。プロフィールなどを見て連絡がもらえるため、内定につながりやすいでしょう。ほかの方法と併用して使うと、効率的に就活を実施できます。
逆求人サイトについて詳しく知りたい場合は、「視野を広げるために逆求人サイトを利用|元地方就活生に聞く就活体験談【第3回】」の就活体験談も参考にしてください。
就活エージェントに登録する
就活エージェントに登録すると、あなたにあった企業を紹介してもらいやすくなります。就活サイトだけでは企業を見つけるのが難しいため、うまく活用しましょう。
就活エージェントのメリットは、就活へのアドバイスももらえる点です。一次募集でうまくいかなかった部分のアドバイスをもらい、内定獲得を目指しましょう。
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就活の二次募集で内定を獲得するためのポイント
就活の二次募集で内定を獲得するために、意識したいポイントを解説します。納得いく就活にするためにも、ぜひ参考にしてください。
業界や職種の選択肢を広げる
範囲が狭すぎたせいで、就活がうまくいかなかった可能性もあるので、一次募集よりも業界や職種の選択肢を広げてみましょう。
たとえば、大手企業しか受けていなかった人は、ベンチャー企業や中小企業もみてみましょう。また、採用枠が少ない職種を受けていた場合は、採用枠が多い企業にエントリーするのもおすすめです。選択肢を狭くせず、より広い視野で就活を進めてください。
就活がうまくいっていない理由を分析する
なぜ就活がうまくいっていないのか、理由を分析しましょう。理由がわからない場合、また同じ失敗をしてしまう可能性は高いです。
たとえば、書類選考が通らないのであれば、履歴書やエントリーシート中心に対策が必要。面接で落ちてしまう場合は、面接対策が必要でしょう。
二次募集では、一次募集の反省をふまえて就活に取り組むのが重要です。どのような部分に原因があるのか、振り返ってみましょう。
企業分析を入念に行う
内定獲得に向けて、企業分析を入念に行いましょう。企業が求める人材が理解できているか、自分の強みが企業の業務にあっているかなど、確かめるようにしてください。
企業分析の方法は、「企業分析を行う方法とは?やり方とポイントを詳しく解説!!」で詳しく解説しています。
企業が求める能力や経験をアピールする
企業分析を行うだけではなく、企業が求める能力や経験をアピールしなければなりません。自分のアピール内容が、志望企業の求める人物像に適しているか考えましょう。
特に、どの企業でも同じ志望動機にしていないか、同じ自己PRにしていないかなど注意してください。企業が求める人物像を理解し、求める人物像に沿ったアピールを行うと評価されます。
なぜ二次募集に応募したか明確に伝える
なぜ二次募集に応募したか、明確に伝えられるように準備しましょう。二次募集では「なぜ二次募集で応募したのですか」は、よく聞かれる項目になります。
理由に関しては、明確なものがあればどのような内容でも問題ありません。就活がうまくいかなかった場合でも、「一次募集では就活への取り組みが甘くて失敗しました。二次募集では失敗した原因を振り返り、後悔しないように一から就活をやり直しています」と答えれば、前向きに頑張っている印象を与えられます。
そのほかにも、「留学していた」「部活の大会があった」など理由はさまざまです。どのような理由でも、しっかりと伝えられるように準備しておきましょう。
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就活の二次募集で内定を獲得したいあなたへ
「一次募集は上手くいかなかったけど、二次募集では内定がほしい」と考える就活生もいるでしょう。そんなあなたにはキャリアチケットがおすすめ。
キャリアチケットは、内定獲得をサポートする就活エージェントです。二次募集に向けて努力する就活生もサポートしています。書類選考や面接対策はもちろん、自己分析や業界研究についてもアドバイス可能です。
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就活の二次募集に関するよくある質問
就活の二次募集に関する、よくある質問に回答します。二次募集にチャレンジしようと考えている就活生は、参考にしてください。
Q.就活の二次募集は一次募集よりも不利になる?
A.二次募集の場合でも、一次募集よりも不利にはなりません。ただし、内定が獲得しやすいわけでもないため、注意してください。二次募集でも油断せず、就活の準備を万全にしましょう。
就活を一からやり直したいと思う場合には、「就活をやり直したい方向け!決断したらやるべきことを紹介」も参考にしてください。
Q.就活の二次募集で一度落ちた企業を受けてもいい?
A.二次募集では、一度落ちた企業を受けられない場合もあります。企業の募集要項に、「一度落ちた場合はエントリー不可」などと記載していないか確認しましょう。
また、エントリー可能な企業でも、一度落ちた企業に受かるのは難しいといえます。縁がなかったと思い、別の企業にエントリーした方がいいでしょう。
Q.就活の二次募集に受かるためのポイントは?
A.就活の二次募集で受かるためには、まず一次募集でうまくいかなかった原因を考えてください。原因に応じて、準備をもう一度やり直すのが大切です。
もし、自分ではうまくいかなかった原因がわからない場合、就活エージェントに相談してみましょう。客観的なアドバイスをもらえれば、内定獲得に向けて再スタートしやすくなります。
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