就活開始は今からじゃ遅い?スタートに遅れた人が今すぐやるべき対策を解説

このページのまとめ

  • 「就活は今からじゃ遅い?」と感じたら、すぐに動き出すのが大事
  • 就活に出遅れたと感じたら、まずは就活スケジュールをチェックする
  • 出遅れからでも就活を成功させるには、行動数を増やすのが大切

就活開始は今からじゃ遅い?スタートに遅れた人が今すぐやるべき対策を解説のイメージ

「就活は今からじゃ遅い?」「卒業までに内定獲得できる?」などと不安を抱える学生もいるでしょう。周囲が就活を行っている姿を見ると、自分は大丈夫か不安になりますよね。

スタートが遅いと感じたら、すぐに動き出すのが大事。自己分析や業界研究など、できることから始めましょう。この記事では、就活のスタートが遅いと感じた場合の対策を解説しています。志望企業の内定獲得ができるように、ぜひ参考にしてください。

就活でまずやるべきことについて相談する

   
目 次

就活は今からじゃ遅い?一般的なスタート時期を解説

就活は今からじゃ遅い?と感じる場合は、今すぐ動き出しましょう。スタート時期が遅れるほど、就活にかける時間が少なくなり、内定獲得が遠のきます。

ここでは、一般的な就職活動のスタート時期を解説するので、参考にしてください。

就活を大学3年の秋から始めても遅いわけではない

就職活動を大学3年生の秋ごろから始める場合、まだ遅くはありません。内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(p3)」によると、大学3年生の9月以前に企業説明会やセミナーに参加した学生は、約20%でした。秋ごろであれば、まだ就職活動を始めている学生は少ない状況です。
 

学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)の引用画像

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(p3)」

就職活動の一斉解禁が大学3年生の3月であることを考えても、まだ余裕がある状況だといえます。

就活を大学3年の12月から始めても遅いわけではない

就職活動を大学3年生の12月から始める場合でも、まだ遅くはありません。同調査によると、大学3年生の12月時点で企業説明会やセミナーなどへ参加している学生は、約40%でした。まだ半数以上の学生は、説明会などに参加していません。

​​​​学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)の引用画像

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(p3)」

もちろん、12月ごろには自己分析や業界研究などの就活準備を行っている学生もいます。しかし、「もう遅すぎるから内定が獲得できない!」とまで焦る必要はない時期です。

就活を始める時期に悩む学生には、「就活準備はいつから?2025卒や状況別のスケジュールとやることを解説」の記事がおすすめ。就活スケジュールを確認しながら、自分がいつ動き出すかを考えてみてください。

参照元
内閣府
「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(p3)

就活でまずやるべきことについて相談する

   

就活は今からじゃ遅い?と悩むあなたにキャリアアドバイザーのアドバイス

就活のスタートに出遅れてしまっても、巻き返すのは難しくありません。応募できる企業の選択肢は少なくなっている可能性が高いですが、通年で採用を行っている企業や、採用時期を他社とずらしている企業も多くあるからです。

まずは、その時期に採用活動が盛んな業界や職種と、それらの業界・職種の説明会から内定までのスケジュールを把握し、そのスケジュールに合わせてエントリーと選考対策を進めましょう。

企業によって、選考が1日で完結するものもあれば、選考の間が1ヶ月以上空く場合もあります。そのため、スケジュールを事前に把握して、それに合わせた対策を立てることが重要なのです。

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就活は今からじゃ遅い?と悩む人がすぐに取り組むべきこと

就活を今から始めるのは遅いと悩む場合は、就職活動のスケジュールを確認しましょう。内定までの時期を逆算して、準備に取り組む必要があります。

ここでは、内定獲得に向けて、今すぐ実践したい準備を解説するので参考にしてください。

就活スケジュールを確認する

まずは就活スケジュールを確認し、状況を把握しましょう。自分が周囲と比べて遅いのかどうか、確かめるのが大切です。一般的な就活スケジュールは、次のような形になります。

・大学3年次6月~:就活の準備インターンシップ参加など
・大学3年次3月~:企業へのエントリー開始
・大学4年次6月~:企業による選考スタート
・大学4年次10月:内定式

2025年度卒業の就活についても、例年通りのスケジュールで進むと発表されています。大学3年生の3月には一斉エントリーが解禁されるので、間に合うように準備を進めておくのがおすすめです。

参照元
厚生労働省
大学等卒業・修了予定者の就職・採用活動時期について

自己分析を行う

自己分析を行い、就活に向けて自分の強みや価値観などを明確にしておきましょう。会社選びや選考でのアピールに必要になります。

たとえば、自分の価値観や考え方が明確になれば、どのような基準で会社を選ぶかが決まります。「こんな職種がいい」「人と関わる仕事がいい」のように、会社選びの軸を見つけられるでしょう。

また、書類選考や面接でアピールするためには、自分の強みやスキルを知っておかなければなりません。自分についての理解を深めるために、自己分析はすぐに行ってください。

自己分析の方法については、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事で詳しく解説しています。

就活サイトに登録する

就活サイトに登録し、会社の情報を効率的に入手できるようにしましょう。多くの企業情報を1つのサイトで入手できるだけではなく、会社へのエントリーも実施できます。

就活サイトには、総合的な就活サービスを提供する大手の就活サイトもあれば、特定の業界のみを扱う特化型、会社からのオファーが来るスカウト型など形態はさまざまです。

登録する就活サイトの数に決まりはないので、複数登録しておくのがおすすめです。会社によっては、特定の就活サイトにしか情報がない場合もあるので覚えておきましょう。

合同説明会に参加する

合同説明会に参加すれば、1度の説明会で複数企業の話を聞けるのでおすすめです。志望業界や会社が決まっていない場合に参加し、情報収集を行いましょう。

企業説明会も効果的ですが、1度に1つの会社の話しか聞けません。就活を効率的に進めるためには、まずは合同説明会に参加し、興味を持った会社の説明会に個別に参加するといいでしょう。

合同説明会については、「合説ってどんなもの?参加するメリットと有益に過ごすコツ」の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

就活エージェントに相談する

就活エージェントに相談し、プロのアドバイスを受けながら就職活動を行いましょう。自己分析や面接などの選考対策はもちろん、企業の紹介をしてもらえる就活エージェントもあります。

就活のスタートが遅いと感じたら、効率的に動かなければなりません。しかし、就職活動を初めて行う学生が、スムーズに行動し、内定を獲得するのは難しいといえます。

就活エージェントを利用すれば、就職活動全体のサポートを受けられるのがポイント。たとえ就職活動を始めた時期が遅かったとしても、選考に間に合うようにスムーズに行動できます。

キャリアチケットでも就活サポートを実施しているので、就職活動に不安を抱える学生はぜひ相談してください。

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就活に出遅れたときのリスク

就活に出遅れてしまうと、応募可能な会社が少なくなり、気持ちの余裕もなくなっていきます。就活の失敗を避けるためにも、出遅れた場合にどのようなリスクがあるか知っておきましょう。

応募できる企業が少なくなる

就職活動を始める時期が遅くなると、応募できる会社の数が減ってしまいます。すでに予定した人数が集まり、採用活動を終える会社が増えるからです。

企業によっては、就活解禁と同時に募集を始め、5月ごろにはすでにエントリーを終えているケースも。また、インターンシップ参加者に選考を行い、早期内定を渡しているケースやインターンに参加しなければ、選考に参加できないケースもあります。

秋採用や通年採用を行う会社もありますが、就活解禁時と比べると選択肢が減るのはデメリットです。自分が志望している会社に応募するためには、早めの動き出しが必要になります。

秋採用については、「秋採用で内定を獲得する5つのポイントとは?企業の探し方や注意点も解説」の記事で解説しているので参考にしてください。就活に出遅れたと思っている学生は、確認しておきましょう。

気持ちに余裕がなくなる

就活に出遅れると、企業数が減ったり、周囲が内定を獲得していたりするため気持ちの余裕がなくなります。焦ってしまうことで、うまく就活を進められない学生も出てくるでしょう。

たとえば、焦っているせいで面接で空回り、うまくアピールできないケースもあります。また、選考対策が不十分なまま行動してしまい、失敗してしまうこともあるでしょう。

卒業まで時間が迫り、就職活動がうまくいっていないと、メンタル面は苦しくなります。余裕をもって就職活動を行えるようにしておきましょう。

準備が間に合わなくなる

就活に出遅れると、就活準備をする時間がなくなります。準備ができていないまま行動しても、うまくいかないので気を付けましょう。

たとえば、会社選びの時間が少ないと、ミスマッチの原因になります。自分に合わない企業や、強みを活かせない企業にエントリーしても、なかなか採用されません。

また、書類選考や面接対策の時間がなく、アピールできない場合もあります。周囲の学生が準備をしているなか、自分だけ準備をしなくても選考を突破できるほど就活は甘くありません。

面接対策については、「一次面接で落ちるのはやばい?選考突破できない原因と対策10選を解説」の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてください。

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就活を今から始める人が成功させるコツ

今から就活を始める場合でも、効率的に行動ができれば、内定獲得は目指せます。また、周囲のサポートも受けるようにすると、安心して動けるのでおすすめです。

ここでは、今から就職活動を行う人が実践したい、5つのコツを紹介します。

効率的に就活を進める

今から就職活動を始めるのであれば、効率的に動くことを意識しましょう。特に、情報収集を素早く行い、就職活動をどのように進めるのか方針を決めるのが大切です。

時間をかければかけるほど、採用を終える企業が増え、選択肢がなくなります。就活サイトで多くの企業情報を一斉に集め、エントリーできる企業は早めにエントリーするなど効率的に動きましょう。

行動数を増やす

就活スタートが遅くなってしまったら、行動数を増やしましょう。ほかの学生よりも多く動くことで、内定が近づきます。

たとえば、「1社でも多く情報を集める」「1文字でも多くエントリーシートを書く」のようなことで問題ありません。行動数が少ないとチャンスも少なく、内定までつながらないことを意識してください。

応募する企業数を増やす

応募する企業数についても、増やすようにしてください。就活は採用よりも不採用になる企業数の方が多いからです。

エントリーする企業数が少ないと、落ちてしまった場合に選考を受けられる企業がなくなります。一からエントリーするころには、応募できる企業がないかもしれません。

また、企業数だけでなく早くから職種や業界の幅も広げておいた方がよいでしょう。ITやコンサルなど早い段階で選考が終わってしまう企業も多いからです。

先に選択肢をたくさん用意し、そこから絞っていくことが大切といえます。

就活でエントリーする平均は、20社前後といわれています。詳しくは、「エントリー数の平均はどのくらい?適切な数を知っておこう」の記事も参考にしてください。

周囲のサポートを受ける

友人や家族、就活エージェントなどのサポートも受けるようにしましょう。自分一人で就活を行うよりも、効果的に、効率的に就活を進められます。

たとえば、自己分析だけではなく、他己分析を依頼してみましょう。また、エントリーシートの添削を依頼したり、模擬面接を行って面接官役を任せたりするのもおすすめです。

キャリアチケットでも、選考対策を実施しているので、ぜひ相談してください。

面接などの選考対策を徹底する

書類選考や面接対策なども徹底して行いましょう。就活に出遅れている場合は、少ないチャンスをものにしなければなりません。

また、選考が終わるたびに振り返りを行い、改善点を探しましょう。反省しないまま選考に臨んでも同じ失敗をしてしまいます。

エントリーシート対策については、「エントリーシートとは?選考を突破する書き方のコツを例文付きで解説」の記事を参考にしてください。

面接対策については、「面接対策は万全?就活に必要不可欠な準備とマナー」の記事がおすすめです。

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就活は今からじゃ遅い?と悩む人におすすめの企業の特徴

就活時期の遅れが気になる学生には、ベンチャー企業や通年採用を行う企業がおすすめです。ほかの企業と比べて、異なる時期に採用活動を行う傾向にあります。

ここでは、今からじゃ遅い?と悩む方に向けて、おすすめの企業を紹介するので参考にしてください。

ベンチャー企業

ベンチャー企業は事業拡大のための人手を通年で募集している場合があります。そのため、時期に左右されずに選考に進むことができる可能性が高いです。

また、ベンチャー企業は社員数が少ないため、多くの社員の方と会話をしながらじっくり検討することができます。

遅れが気になるけれど、じっくり検討したい方にはベンチャー企業はおすすめです。

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(p15)」

就活スタートの時期が遅れてしまっても、募集している場合があるのでチェックしてみましょう。ベンチャー企業については、「ベンチャー企業とは?スタートアップや中小企業の特徴も解説!」も参考にしてください。

認知度の低い優良企業

一般の人にはあまり知られていない、優良企業も狙い目です。たとえば、消費者に対して商品を販売しないBtoB企業は、就活生もあまり知らない企業になります。

知名度が低くても、業界トップシェアであったり、大手企業が取引先だったりすることも。自分の知らない隠れた優良企業もあるので、ぜひ探してみてください。

通年採用や二次募集をしている企業

通年採用や二次募集にも応募してみましょう。通年採用を行う企業であれば、時期に関係なく選考が行われています。

また、人気企業や有名企業であっても、二次募集を行っていることも。一次募集が終わった秋ごろから二次募集を行う場合があります。

大手企業の子会社

大手企業の子会社が、知名度が足りず募集人員を満たせないまま採用活動を続けていることもあります。大手企業と比べると知名度が低く、学生が集まりにくいためです。

子会社であっても大手企業に属するため、雇用の安定や福利厚生の充実を期待できる点がメリット。倍率は大手企業と比べると低くなりやすいことからも、おすすめの会社になります。

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就活は今からじゃ遅い?と不安なあなたへ

就活を今から始めても、内定がもらえるのか不安に感じる学生もいるでしょう。周囲の学生が選考を突破したり、内定を獲得したりするのを見ると、不安になるかもしれません。

しかし、就活の時期が少し遅れても、挽回は可能です。面接対策を徹底したり、スタートが遅くても応募できる企業がわかればスムーズに就活を進めることができます。

どうしても就活を今から始めるのが不安な人は、就活のプロである就活エージェントを利用するのがおすすめ。なかでもキャリアチケットは、あなたの価値観にあった企業から内定をもらえるようにサポートする就活エージェントです。

ES添削や面接対策はもちろん、「どんな業界や企業に行けば入社後活躍できそうか」といった自己分析、業界・企業研究もアドバイスしています。

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