就活を楽に終わらせる8つのコツ!早めの対策が難易度を左右する

このページのまとめ

  • 楽に就活するには、3年の3月から始めるのでは遅い
  • 就活解禁前から本やネットで情報収集すること
  • 楽に就活するには、自己分析や業界研究に早めに取り組むのがポイント
  • 早めの筆記試験対策が選考突破率を上げる
  • OB、OG訪問などで社会人と話すと、業界や企業への理解が深まる
  • 複数の業種のインターンシップに参加するのが楽に就活するコツ
  • 効率的に就活したい人は就職エージェントを使うのも手

「楽に就活したい!」と思う人は多いでしょう。面倒な就活は早く終わらせて、残りの学生生活を楽しみたいですよね。
楽に就活するためには、早めの対策が必要です。ほかの就活生より早めに取り掛かれば、楽に内定を貰える可能性があります。
また、効率的に就活を進めるためには、自分にとっての「楽な仕事」を明確にしておくことも重要。このコラムでは、就活を楽に終わらせる7つのコツと、楽な仕事を選ぶ方法を解説します。
 

 

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楽に就活するには早めの対策が必要

楽に就活するには、就活解禁よりも早めに対策することが重要です。
下記で、例年の就活のスケジュールを確認しておきましょう。

・大学3年の3月以降…企業説明会、エントリー開始
・大学4年の6月以降…筆記試験、面接
・大学4年の10月以降…内定式
(2018年10月時点の情報)

正式な内定が出るのは10月以降が一般的ですが、早い企業は6月から内々定を出します。
しかし、3月の就活解禁と同時に取り組んだ場合、準備が遅くなかなか内定を貰えない可能性が高いです。
学生の中には、3年の6月からサマーインターンに参加し、水面下で就活に取り組んでいる人もいます。優秀なライバルに勝たなければ内定を貰えないので、早めに対策して就活を終わらせましょう。

参照元:就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議「2020年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方」
 

 

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就活を楽に終わらせるために取り組みたい8つのこと

早めに対策するためには、効果的な方法を知っておくことが重要です。就活を楽に終わらせるために、今から取り組みたい8つのことを解説します。

1.本やネットで情報収集する

就活を楽に終わらせるためには、本やネットで知識を増やす必要があります。
早い段階で就活のマナーを学んでおけば、就活解禁時から企業の採用担当者にスマートな印象を与えられます。
現在では、就活に役立つ「就活本」が多く販売されているので、気になる本は目を通しておきましょう。就活をテーマにした漫画もあるので、活字が苦手な人は漫画から始めるのもおすすめです。
また、「就活は情報戦」という言葉があるとおり、情報の有無が内定を左右する可能性も。
就職情報サイトで選考情報や体験談を日々チェックし、最新の情報を見落とさないようにしましょう。

2.自己分析して自分の好きなことを見極める

楽に就活するためには、早い段階で自己分析をして、自分の好きなことを見極める必要があります。
自己分析が不十分だと、自分に合わない企業ばかり受け、不採用が続きかねません。
自己分析とは、自分の過去を振り返り、「なぜ?」を繰り返して自分を見つめなおす作業のこと。
たとえば、「自分が過去に熱中したこと」を振り返る場合、「なぜ熱中できたのか?」「どんな課題があったか?」「結果として学んだことは?」と自問自答を繰り返します。
答えから浮かび上がるのは、「モチベーションの源泉=自分の好きなこと」です。
好きなことを軸に現実的に仕事を選べば、企業とのマッチング率が高まるでしょう。

3.業界研究をして企業選びの視野を広げる

業界研究をして企業選びの視野を広げるのが、就活を楽に進めるカギ。
業界研究の主なやり方は下記のとおりです。

・『業界地図』など業界について解説した本を読む
・合同企業説明会や業界研究セミナーに参加する
・日常的に新聞やニュースをチェックする
・業界団体のWebサイトを読む
・社会人の家族や知人に話を聞き、業界について教えてもらう

業界研究を通して、自分の知らない業界や、興味がなかった業界の魅力に気づく可能性も。
興味のアンテナを伸ばして業界を調べ、未来の選択肢を増やしましょう。

4.過去問題集を解いて筆記試験の勉強をする

楽に就活するためには、過去問題集を解いて筆記試験の勉強をするのがポイント。
多くの企業は選考にSPIや玉手箱といった筆記試験を取り入れており、テストの結果が選考を左右します。勉強せずに就活を始めた場合、筆記試験で落ち続け、面接に進めない恐れがあります。
就活中はESの作成などで忙しくなるので、早めに勉強して貴重な時間を確保しましょう。

5.さまざまな業種の社会人に会う

就活を楽に進めるためには、さまざまな業種の社会人と会うのが効果的。実際に就活を経験した人の話を聴くことで、就活の取り組み方や方向性が分かる可能性があるからです。
下記で、社会人と出会う主な方法を確認しておきましょう。

・学生と社会人の就活向けマッチングサイトを利用する
・社会人のメンバーがいる趣味のイベントに参加する
・両親や兄弟、友人のツテで紹介してもらう

社会人に会ったら、「どんな風に就活に取り組みましたか?」「〇〇さんの働く業界について詳しく教えてください」など、気になることを積極的に質問しましょう。
ただし、普段接する学生とは違うので、礼儀正しい言葉遣いや態度を意識することが重要です。

6.OB・OG訪問をして本音を聞き出す

OB・OG訪問も、就活を楽に進めるカギになります。
OB・OG訪問とは、大学のOB・OGに会い、勤務先の企業について質問すること。
実際に働く社員に会えるので、企業の公式サイトや説明会では分からない生の意見を聴けるのがメリットです。
企業について理解が深まるので、アピール力の高い自己PRや志望動機が作れるでしょう。
なお、OB・OGは大学のキャリアセンター(就職課)で紹介してもらうのが一般的なので、気になる方は早めに相談してみるのがおすすめです。

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OB訪問で高い評価を受けるには?進め方とポイント
 

7.インターンシップに参加する

就活を楽に進めるためには、インターンシップに参加するのがおすすめ。インターンシップで就業体験をすることで、業界や仕事についての理解を深められます。
第一志望はもちろんですが、興味のない業界のインターンシップにも参加するのが効果的。業務を通して興味の対象が広がったり、意外な適性が見つかったりする可能性があるからです。
複数の業界を体験できるのは学生の特権なので、早めにインターンシップに参加して見識を深めましょう。

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就活するなら参加しよう!サマーインターンのすすめ
 

8.就職エージェントを利用する

楽に就活を終わらせるには、就職エージェントを利用するのがおすすめです。
就職エージェントとは、プロの就活アドバイザーが、学生の就活から内定までを支援するサービスのこと。自己分析や履歴書の添削、面接対策などのサポートを受けられるので、効率的に就活を進められます。
また、自分の特性に合った企業を紹介してもらえるので、マッチング率が高いというメリットも。
1人で就活する自信がない方は、プロのアドバイザーに相談して内定を目指しましょう。
 

 

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楽な仕事は「負担が少ない仕事」か「楽しい仕事」の2択

就活を楽に終わらせたい方の中には、「楽な仕事がしたい」と思う人がいるかもしれません。
「楽な仕事」は「負担が少ない仕事」と「楽しい仕事」の2つに大別されます。
負担が少ない仕事とは、ノルマやプレッシャーがなく、労働条件が楽な仕事のこと。楽しい仕事とは、業務内容にやりがいがあり、自分が前向きに取り組める仕事のことです。
労働条件が楽なほうが居心地が良さそうですが、業務に興味が持てない場合、働くのが辛くなる恐れがあります。
一方、楽しい仕事の場合、いわゆる「ゾーンに入る」状態になるため、集中して高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。
漠然と「楽な仕事がしたい」と思っている方は、自分にとっての楽を突き詰めて考えることをおすすめします。

10年後の自分をイメージして就活しよう

就活するときは、「10年後の自分はどんな人間でいたいか」「どんな生活をしていたいか」をイメージするのが大切です。
近年は終身雇用制度が揺らぎ、一度就職したからといって定年まで働き続けるとは限りません。仕事は高度化し、デジタル化やグローバル競争が進んでいます。
理想の自己像を実現するためにも、自分の好きなことを軸に、意欲を持って取り組める仕事を選びましょう。

 

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