このページのまとめ
- 就活がめんどくさいと思う理由は、選考に向けてやるべきことが多いから
- 就活がめんどくさいと感じたら、効率的に終わらせる方法を考えるのがおすすめ
- 就活がめんどくさいときでも、まずは行動することが大切
「就活がめんどくさい」と感じる理由は、やるべきことが多過ぎて何から始めて良いか分からないからでしょう。就活をめんどくさいと感じても、正しく対処すれば効率的に終わらせられます。
この記事では、就活をめんどくさいと感じる理由や効率的に終わらせる方法、対処法、諦めたときの道を紹介します。就活がめんどくさいと感じている就活生は、自分のキャリアのためにもぜひ参考にしてください。
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- 就活をめんどくさいと感じてもやっておくべき理由
- 新卒はポテンシャルで採用してもらえる機会だから
- 新卒での就職が今後のキャリアに影響するから
- 就活がめんどくさいと感じる5つの理由
- 1.何から始めるかが分からない
- 2.履歴書・エントリーシートを何枚も書く必要がある
- 3.自己分析を行うのがめんどくさい
- 4.説明会に行くのがめんどくさい
- 5.選考や面接を受けても落ちる可能性がある
- 就活がめんどくさいときにおすすめ!効率的に進める方法
- 内定者のエントリーシートを参考にする
- ツールを使って自己分析する
- 合同説明会に参加する
- 就活エージェントを利用する
- 志望業界を絞り込む
- 隠れ優良企業を狙う
- 苦手な選考がない企業を受ける
- 「就活がめんどくさいから」と諦めたときの道
- フリーター・ニートになる
- 起業して経営者になる
- フリーランスとして働く
- 就活留年をして新卒に再チャレンジする
- 就活浪人になり既卒として就職を目指す
- 就活に対してめんどくさい気持ちから抜け出せないときの対処法
- まずは行動してみる
- 就活から離れてリフレッシュする
- 自分の将来への前向きな目標を立てる
- どうしても就活がめんどくさいあなたへ
就活をめんどくさいと感じてもやっておくべき理由
就活をめんどくさいと感じても、体調面などに支障をきたしていなければ頑張って乗り越えることが大切です。新卒の時期を逃すと、後々の就活が大変になる可能性があるからです。
ここでは、就活をめんどくさいと感じてもやっておくべき理由を解説します。
新卒はポテンシャルで採用してもらえる機会だから
就活をめんどくさいと感じてもやっておくべき理由は、新卒はポテンシャルで選んでもらえる機会だからです。新卒の時期が終わると、実績や経験が重視される採用基準に変わります。
新卒採用はポテンシャルが見られているので、大手企業や有名企業もアピール次第で内定を獲得できます。
しかし、社会人になるとポテンシャルは見られず、即戦力となりうるスキルや実績をもっている人が採用されやすくなります。新卒のように、強みや熱意を評価される機会が少なくなるのが一般的です。
新卒採用はポテンシャルでどの企業にも採用される可能性があるからこそ、就活をやっておくことが大切なのです。新卒で入社したい企業が見つからない方は、「就活でやりたいことがないのは普通?考え方や面接での伝え方を解説」の記事を参考にしてください。
新卒での就職が今後のキャリアに影響するから
就活をやっておくべき理由は、新卒での就職が今後のキャリアに大きな影響を与えるからです。最初に就職した会社が自分に合っていれば、この先のキャリアにも好影響を与えます。
たとえば、ほかの企業からも評価されるような会社に就職できれば、転職をする際に「この企業で働いているなら優秀だ」と評価されます。また、年収も今働いている会社が基準となり、転職を経てさらなる年収アップも目指せるでしょう。
新卒の会社で仕事の経験を多く積めれば、社内でのキャリアアップも目指せるはずです。就活生のうちにしっかりと就活と向き合うかどうかで、これからのキャリアが決まるともいえます。
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就活がめんどくさいと感じる5つの理由
就活がめんどくさいと感じてしまう理由には、何をして良いか分からない大変さややるべきことの多さがあります。就活をめんどくさいと感じてしまう理由を詳しく解説します。
1.何から始めるかが分からない
就活をめんどくさいと感じる理由の1つに、やるべき準備が多過ぎて何から始めれば良いかが分からない、といったことが挙げられます。自己分析や業界研究、エントリーシート対策に面接対策などやるべきことが多くあります。
また、就活を始める時期も順番も決まっておらず、自分で決めなければなりません。何をすべきか調べるところから始めることをめんどくさいと感じる就活生も多いでしょう。
就活と向き合うためには、やるべきことを整理し、1つずつこなしていくことが大切です。就活で何をすべきか分からない就活生に向けて、「就活は何から始める?時期別の対策・効率アップのコツを解説」の記事でやるべきことを紹介しているので参考にしてください。
2.履歴書・エントリーシートを何枚も書く必要がある
履歴書やエントリーシートを何枚も書く必要があることも、就活をめんどくさいと感じる理由です。志望する企業の数だけ履歴書やエントリーシートが必要であり、応募前に嫌になってしまう就活生も多いでしょう。
エントリーシートなどは作成に時間がかかり、書き間違えると書き直しも必要です。また、企業ごとに内容を変える必要もあり、めんどくさいと感じるでしょう。
履歴書やエントリーシートがめんどくさいと感じる場合は、就職エージェントに相談するのがおすすめです。エントリーシートなどの書き方を一対一で教えてもらえるため、効率的に準備ができるようになります。
3.自己分析を行うのがめんどくさい
就活では自己分析が必要であり、めんどくさいと感じる就活生も多いでしょう。自己分析を行わないと履歴書もエントリーシートも書けず、志望企業を選ぶのも大変になります。
また、自己分析には正解がないことも、大変に感じてしまう理由です。自己分析を行っても、「本当にこれで良いのか?」と悩むケースはよくあります。
自己分析をめんどくさいと感じる就活生は、ツールを使ったり、就職エージェントに相談したりしてみましょう。自分の力だけでやろうとせず、ときにはサポートを受けるのも大事です。
自己分析の具体的な方法については、「自己分析とは?おすすめのやり方8選や実施時の注意点を紹介」の記事で紹介しているので参考にしてください。
4.説明会に行くのがめんどくさい
企業説明会に参加するのがめんどくさいと感じる就活生も多いでしょう。企業によっては、説明会に参加しないと面接などの選考を受けられない企業もあります。
説明会は企業内で開催される場合が多く、企業や会場まで出向かなければなりません。学業やアルバイトがあるなかで、時間を使うのは大変です。
説明会がめんどくさいと感じる場合は、オンライン説明会を活用してみましょう。スマートフォンからも参加できるため、自宅や学校などでも説明を聞くことができます。説明会は実際に働いている方の話を聞くチャンスであり、自分に合う企業を選ぶためには欠かせません。オンライン説明会のように、めんどくさく感じても参加しやすい方法を選ぶのも一つです。
5.選考や面接を受けても落ちる可能性がある
選考や面接で落ちる場合が多いのも、就活をめんどくさいと感じる理由でしょう。どれだけエントリーシートや面接などの準備に時間をかけても、内定を獲得できるわけではありません。
企業によっては、最終面接までたどり着いたのに落ちてしまうケースもあります。「ここまで頑張ってきたのに」とがっかりし、就活がめんどくさいと感じることもあるでしょう。
就活は内定数よりも落ちる企業数のほうが多い傾向にあり、選考への参加をめんどくさいと感じやすくなります。10社20社の選考を受けてようやく内定までたどり着く点も、就活をめんどくさいと思う理由です。
就活では、やることが多かったり思うような結果が出なかったりと、不安になってしまう要素が多くあります。「就活をしたくない」と後ろ向きな気持ちになっている方には、「就活したくない時はどうする?就職以外の選択肢とモヤモヤの解決策を解説」の記事がおすすめです。
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就活がめんどくさいときにおすすめ!効率的に進める方法
就活がめんどくさいときには、以下の対処法があります。
内定者のエントリーシートを参考にする
志望動機やエントリーシートを何枚も書くのにめんどくささを感じている人は、内定者のエントリーシートを参考にしてみてください。書類選考を通過した例文を読めば、採用担当者の心をつかむコツが分かるでしょう。
文章の構成や表現を真似すると、質の高いエントリーシートが書けるでしょう。スムーズにエントリーシートが書けると、書類作成によるめんどくさい気持ちは軽減されるといえます。
ツールを使って自己分析する
自己分析がめんどくさい人は、ツールを使って自己分析するのも1つの方法です。自己分析は就活において重要なものですが、どのように進めるか分からない就活生も多いようです。
ツールを利用していくつかの質問に答えるだけで、「強み」や「向いている仕事」が分かる仕組みになっています。自己分析ツールは、アプリや就活支援サービスの公式サイトなどの媒体で利用するのが一般的です。
合同説明会に参加する
就活がめんどくさい人は、思い切って合同説明会に参加してみましょう。合同説明会は、複数の企業の説明会に1日で参加できます。複数の企業の説明会に参加する時間が取れない人に向いています。
また、オンライン開催もされているため、手軽に複数企業の説明を受けられるのがメリットです。合同説明会に参加して複数の企業を比べると、自分の志望企業が定まり、就活に集中しやすくなるでしょう。
就活エージェントを利用する
就活がめんどくさい場合の対処法として、就活エージェントの利用もおすすめです。就活エージェントは自己分析から面接対策までサポートするため、「何から始めて良いか分からない」といった悩みを解消できるでしょう。
たとえば、エントリーシートや履歴書を添削することで、質の高い書類を提出できます。また、面接対策を行うことで、面接本番の緊張が緩和され、堂々と受け答えができるようになるでしょう。就活がめんどくさいと感じる方は、就活に対する悩み相談もできるため、相談してみると良いでしょう。
志望業界を絞り込む
エントリー前に志望する業界を絞り込み、1社ごとの選考対策に注力することで、就活に欠ける時間と労力を減らせるでしょう。選考に参加する企業が多いと、説明会に行ったり応募書類を書いたりする負担が増え、めんどくさいと感じやすくなります。
確実に内定を得るには、複数企業へのエントリーが大切です。複数の企業へやみくもに応募するのは、得策とはいえません。
業界を選ぶ際は、まずは世の中に「どのような業界があるのか」を広く理解し、興味が持てる業界を深く調べることをおすすめします。書籍や就職情報サイト、新聞・ニュース、OB訪問などを使い、業界を調べましょう。
隠れ優良企業を狙う
就活に対してめんどくさいと感じる方は、隠れ優良企業を狙うのもおすすめできます。隠れ優良企業は、経営が安定し、他企業に負けない主力商品がある点などが特徴です。
知名度が低く倍率の低い隠れ優良企業は、BtoB企業に多い傾向があります。有名企業は倍率が高く、内定獲得のハードルが高い傾向に。離職率や福利厚生、主力商品を確認し、隠れ優良企業を見つけましょう。応募者が少ない企業を受けると、短期で内定獲得できる可能性が高くなります。
隠れ優良企業の見つけ方については、「隠れ優良企業を見つけるにはどうする?探し方や注目ポイントを解説!」を参考にしてください。
苦手な選考がない企業を受ける
苦手な選考形式の企業を避けることも、就活を効率的に終わらせる一つの手です。企業によって選考形式はさまざまで、SPIやグループディスカッションなどが実施されることもあります。特に、グループディスカッションは苦手意識を持つ就活生が多いようです。
面接には選考対策をしたうえで臨むことが基本です。しかし、「何度も練習しているけど苦手」「対策に時間が掛かりめんどくさい」と感じることもあるでしょう。どうしても苦手だと感じる場合は、苦手な選考のない企業に絞って受けるのもおすすめです。
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「就活がめんどくさいから」と諦めたときの道
「就活がめんどくさい」という理由で新卒採用を諦めた場合も、いくつかの道があります。後悔したり、収入が不安定になったりするデメリットがありますが、自由な時間が増える点はメリットといえるでしょう。
フリーター・ニートになる
就活がめんどくさいという理由で諦めた際は、アルバイトで働いてフリーターとして生活したり、ニートとして休息したりする方法もあります。アルバイトはシフト制が多く、時間を自由に使えるメリットがあります。ニートになると、お金の心配がありますが、就活で疲れた方の休息期間としておすすめです。
一方で、収入の不安定さやキャリアへの影響を考えると、いずれは正社員としての就職を目指すことも大切です。フリーターやニートになる場合は期間を決めて、今後の将来について考えてみましょう。
起業して経営者になる
就活を諦めた方には、起業して経営者になる道もあります。大学生のなかには、在学中にビジネスを始める学生もいるでしょう。
しかし、就活がめんどくさいからといって、逃げ道として起業をするのは避けてください。起業をしても必ず成功するとは限らず、苦労する場面が多いといえます。
フリーランスとして働く
就活がめんどくさいと感じて挫折してしまう就活生は、特定の企業に属さず、フリーランスとして働く選択肢もあります。「フリーランス(個人事業主)」とは、仕事を個人的に受けて働く方法のこと。たとえば、Webデザイナーやイラストレーター、動画編集者などです。
フリーランスの特徴は、会社に属さず、自分の考えや方針で働ける点です。ただし、スキルや実績がなければ仕事を受けられない点や、自力で経営や雑務を行う点は、正社員よりも困難な道といえるでしょう。自由に働きやすい反面、責任が重い働き方です。
就活留年をして新卒に再チャレンジする
就活がめんどくさいと感じた方は、就職留年をして新卒に再チャレンジする道もあります。就職留年とは、希望の企業からの内定が出なかった学生が、計画的に留年して就職活動にリトライすることです。
日本には新卒一括採用の文化があり、就職活動においては新卒が有利になりやすい傾向にあります。
そのため、1年分の学費を払い、新卒枠に再チャレンジする就活生も少なくありません。一方で、新卒といっても、ストレートで卒業する通常の新卒よりは不利な面があるでしょう。
就活留年中の面接では、「インターンで自分のやりたいことを探した」「前年の反省を活かして資格の勉強をしている」などのように、時間を有効に活用している点をアピールすることが大切です。
留年が就活に与える影響については、「就活は留年すると厳しい?成功させるためのコツや内定後の対応も解説」の記事で紹介しているので参考にしてください。
就活浪人になり既卒として就職を目指す
就活がめんどくさいと感じる方のなかには、就活浪人として就活を続ける方もいるでしょう。就職浪人とは、大学を卒業したあとに就職活動をする人のことです。
厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」では、新卒採用にあたって、卒業後3年以内は応募できるように定められています。しかし、すべての企業に当てはまるわけではありません。
既卒者の新卒採用は、「海外留学をした人のみ新卒扱いにする」といった制限を設けるケースがあります。就活浪人になると、新卒枠で応募できる企業が減り、既卒扱いされるようになるのが一般的です。
参照元
厚生労働省
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就活に対してめんどくさい気持ちから抜け出せないときの対処法
就活に対して、めんどくさい気持ちから抜け出せないときは、まずは行動に移すのが大切です。ほかに、適度な休息や前向きな目標設定もおすすめ。行き詰っている就活生は、これから紹介する対処方法を実践してみましょう。
まずは行動してみる
就活はやることが多く、めんどくさくて行動できずにいる学生も多いでしょう。しかし、自分が行動していない時間にも、ほかの就活生はエントリーしたり面接対策を行ったりしています。就活を始める時期が遅くなることで、採用枠が減り、就活時期が増えてしまうでしょう。
めんどくさいと感じているのであれば、まずはエントリーをして、一歩ずつ就活を進めることが大切です。
就活から離れてリフレッシュする
就活で息詰まったら、一度就活から離れてリフレッシュしてください。
「早く内定をもらわないと」「同じゼミの○○さんはもう就活が終わっている」と焦ったり、「自分は何をやってもダメだ」と自己嫌悪に陥ったりしていると、ストレスが溜まってしまいます。ストレスを感じたまま就活を続けても、負の連鎖に陥るでしょう。
一度就活から離れてリフレッシュすれば、前向きな気持ちで就活ができます。リフレッシュする方法としては、就活の合間に趣味の時間を作ったり、友人に会ったりするのがおすすめです。
自分の将来への前向きな目標を立てる
前向きに就活を進められるように、前向きな目標を立てることが大切です。「就活がめんどくさい」と感じる就活生のなかには、自分の将来が不安になったり、やりたいことが分からなくなったりする方もいるでしょう。「働いても幸せな未来は訪れないのではないか」「自分のやりたいことが定まらない」などと悩みを抱える就活生は少なくありません。
就活の軸を決めていない方は、将来の姿が想像しにくいかもしれません。自己分析や業界研究を行い、就活の軸を定めることもおすすめです。
就活の軸を見つける方法については、「就活の軸とは?探し方のコツや具体的な方法を例文付きで解説」を参考にしてください。
「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事では、就活で浮かびやすい悩みを紹介しています。興味のある方は併せてご覧ください。
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どうしても就活がめんどくさいあなたへ
就活をめんどくさいと感じる学生には、短期完結の就活がおすすめです。就活はめんどくさいものですが、だからこそ短期完結できれば、めんどくさい感情から解放されます。
就活を短期完結させるためには、自分の状況に合わせて効率的に対策を進め、就活のプロであるエージェントに頼ることも一つの手段です。
就職エージェントの「キャリアチケット」はあなたの価値観を明らかにし、相性の合う企業を厳選して紹介します。また、就活のプロであるキャリアアドバイザーが自己分析のサポートやES添削、面接対策を行うので、どうしても就活がめんどくさいと思う方もお気軽にご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。