このページのまとめ
- 7月まで内定なしで自己分析や企業研究ができていない就活生は「まずい」
- 7月まで内定なしの原因は面接やエントリーシート対策ができていないから
- 7月に内定なしの就活生は就活エージェントでプロに相談しよう
「7月になったのに内定なしでどうしよう」と慌てている就活生も多いことでしょう。
周りが内定を獲得しているのに、自分だけが内定なしだと精神的にもつらくなってしまいます。7月からでも内定獲得はできますが、焦りを持ち、対策をしなければなりません。
この記事では、7月に内定なしの就活生がすべき対策を解説します。内定をとれない原因も合わせて解説するため、対策に向けての参考にしてください。
就活には悩みがつきものです。就活の悩みの種類別の解消法について知りたい方は「就活がうまくいかないときはどうすればいい?就活中の悩みを乗り越える秘訣まとめ!」も参考にしてください。
- 7月に「内定なし」の就活生は急いで準備が必要
- 7月に内定なしの就活生が今すぐ実施すべき対策
- 自己分析をやり直す
- 企業研究・業界研究をやり直す
- 中小企業の選考を受ける
- 逆求人サイトに登録する
- 夏・秋採用を狙う
- 就活エージェントを使う
- 就活をしているのに7月まで内定なしのそもそもの原因
- 自己分析が甘い
- 企業研究や業界研究ができていない
- エントリーシートの内容が良くない
- 面接の対策をしていない
- 有名企業や人気企業だけを受けている
- 7月に内定がない方へのキャリアアドバイザーのアドバイス
- 7月に内定がなくても意識しておきたい心構え
- 周りよりも遅いと焦らない
- リフレッシュの時間を作る
- 諦めずに就活を続ける
- 7月からでも内定獲得をしたいあなたへ
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7月に「内定なし」の就活生は急いで準備が必要
例年、就活生の約8割程度が7月の時点で内定をもらっているといわれています。しかし、まだ1社からも採用通知がきていない就活生もいるでしょう。もし、7月までに内定が獲得できていない場合、「まずい状況」にあるかもしれません。
7月時点で「内定獲得に向けて何もしてこなかった人」は特にまずい状況にいることを自覚する必要があります。企業研究や自己分析を行わずに過ごしてしまった場合は注意しましょう。
内定が獲得できていないのは、卒業までのスケジュール管理をせず、必要な対策を行わなかった可能性が高いです。自分の希望する業種や業界を調べることを怠っていた人は、卒業までに取り返す必要があります。
もし7月までに内定がなくても、これからの行動次第で内定を獲得できます。現状をしっかりと受け止め、すぐに対策を行いましょう。
内定を獲得できていない原因は、就活生によってさまざまです。原因を理解し、次回以降の選考に向けて準備してください。
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7月まで内定なしの就活生が実施すべき対策
7月まで内定無しの就活生は、今すぐ対策を実施しなければなりません。ここではこれからやるべき対策について解説していきます。
自己分析をやり直す
内定獲得に向けて、自己分析をやり直しましょう。自己分析を行うことで、就活をスムーズに進められるようになります。
自分の考え方が整理できれば、志望動機や自己PRも考えやすくなります。企業に対し、自分の魅力を伝えやすくなるはずです。
また、自己分析を行うことで、自分の考え方や就活軸にマッチする企業を見つけやすくなります。社風との相性がいい企業の選考を受けることで、内定獲得につながりやすくなるでしょう。
企業研究や業界研究をやり直す
企業研究や業界研究をやり直し、志望する企業を見直すことも大切です。視野を広げ、より多くの企業に注目するようにしましょう。
内定獲得ができていない理由の1つに、志望する業界が狭過ぎることがあります。自分が知っている業界や興味のある業界のみを死亡していると、自分の特徴や考え方がマッチせず、選考に落ちてしまうこともあるでしょう。
志望業界を広げることで、自分にマッチする企業が見つかる可能性も高まります。企業研究や業界研究をやり直し、広い視点で企業を探しなおしてみてください。
中小企業の選考を受ける
有名企業ではなく、中小企業を狙うことも内定獲得に向けたポイントです。有名企業や大企業は倍率が高く、内定獲得は難しいでしょう。
知名度が低くてもいい環境の中小企業は数多くあります。就活では、中小企業だけが集まった合同説明会もあります。採用担当者と直接話せるチャンスになるため、活用してみてください。
逆求人サイトに登録する
逆求人サイトとは、企業からオファーが来る求人サイトです。オファーが来た時点で企業から興味を持ってもらえているため、スカウトさえくれば内定がとりやすい特徴があります。
プロフィールを作成するだけでスカウトがもらえることも多く、ほかの手段と並行して使用しやすいのもポイントです。スカウトを受けた企業の選考を全て受ける必要はないので、自分の軸に合っているもの、興味のある企業に絞って選考に進むことができます。
夏・秋採用を狙う
夏採用や秋採用のタイミングを狙い、内定獲得を目指す方法もあります。内定をまだ獲得できていない場合は、狙ってみましょう。
夏採用は6月から8月ごろまで、秋採用は9月から11月ごろまで行われる採用活動のことです。企業側は、「春採用で予定した人数が採用できていない」「通年採用で人材を獲得している」などの理由から、夏採用や秋採用を実施しています。
大手企業やベンチャー企業など、企業規模に関わらず実施しているため、チャンスがあれば応募してみましょう。ただし、「内定辞退者が多い場合のみ開催する」ケースが多く、どの企業も実施するわけではないため注意が必要です。
就活エージェントを使う
7月まで内定がない場合、就活エージェントを使いましょう。就活のプロであるエージェントのアドバイスを受けることで、内定獲得につながります。
就活エージェントのメリットは、自分に合わせて内定獲得に向けたサポートを行ってくれる点です。面接対策やエントリーシートの添削もでき、マンツーマンで対応してくれるケースもあります。
また、就活エージェントは求人の紹介も行っています。自分に合った企業紹介と、内定獲得に向けたアドバイスがもらえるため、内定獲得ができていない人こそ積極的に活用しましょう。
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就活をしているのに7月まで内定がないそもそもの原因
内定獲得をするため、内定がない原因を知っておきましょう。ここでは、よくある内定なしの原因を紹介します。自分があてはまっていないか確認してみましょう。
自己分析が甘い
自己分析が甘いと、内定獲得が難しくなります。自分を理解していないと、志望動機や自己PRの納得度が低くなり、面接官に「入社したら活躍できそう」と思ってもらえないからです。
また、面接だけではなく、そもそも完成度の高いエントリーシートも作成できません。どのような人物なのかが採用担当者に伝わらず、書類段階で落とされてしまうこともあるでしょう。
自己PRをして内定獲得するためには、自己分析が欠かせません。自分がこれまでの経験で何を学び、どのようなことができるのか、これから何がしたいのかを明確にしておきましょう。
企業研究や業界研究ができていない
企業や業界の研究が甘いと、志望度が低いと思われてしまうため、内定獲得は難しくなります。企業研究や業界研究をしっかりと行い、自分なりの志望動機を持つようにしましょう。
また、企業研究をする場合は、同業他社と比較を行うことが大切です。「なぜ志望する企業を選んだのか」「同業他社ではできないことなのか」まで明確にできると、内定が獲得しやすくなるはずです。
エントリーシートの内容が良くない
エントリーシートの内容が良くないと、内定が獲得しにくくなります。採用担当者に与える印象が悪くなるからです。時間をかけずにエントリーシートを作成している人は注意してください。
選考の倍率が高い場合、エントリーシートの内容で面接までたどり着けるかが決まります。エントリーシートが良くないと、面接にすら参加できません。
また、文字の読みやすさや誤字脱字などにも気を付けなけてください。エントリーシートの作成に力を入れ、書類選考を突破できるように頑張りましょう。
面接の対策をしていない
内定獲得には、面接への対策も必要です。面接対策をしていないと、想定外の質問が来た際に、戸惑いやすくなるでしょう。採用担当者とうまく話せないと、印象に残らないため面接に受かりません。
面接対策では、話す内容を声に出して練習するのがおすすめ。丸暗記だけしていても、面接で話す際不自然になってしまいます。覚えている内容をそのまま話しているように見えるため、いい印象になりません。
可能であれば、模擬面接を受けたり、多くの選考に参加して面接慣れをしておきましょう。自然に話す練習をしておくと、面接に通りやすくなります。
有名企業や人気企業だけを受けている
有名企業や人気企業のように、倍率の高い企業だけを受けないようにしましょう。倍率が高い企業だけを受けていると結局どの企業の内定もとれない場合があるからです。
有名企業や人気企業だけではなく、中小企業まで幅を広げて選考に参加しましょう。中小企業であっても、環境のいい企業は多く存在します。
また、エントリー数が少なくても、内定が取りにくくなります。内定がとれない就活生は、大手企業を少ない数しか受けていないことも多いため、より多くの企業にチャレンジするようにしてください。
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7月に内定がない方へのキャリアアドバイザーのアドバイス
Q.7月まで就活を続けているのに内定がないと挽回は難しいですか?まだ募集している企業はどのように探せばいいですか?
選考に参加できる企業の選択肢は少なくなりますが、挽回することは可能です。
7月から新しく選考に参加する場合は、「1日でも早く」「複数の職種業界のラインナップで」参加することを意識しましょう。なぜなら、この時期はいつ企業が採用を終了するか、採用が充足して選考難易度が上がるか予想することが難しいからです。
1日でも早く選考に参加することが、おのずと選考通過率を上げることにつながりますし、複数受けておくことで、もし不合格や採用取りやめになったときでもすぐに方向転換できます。
募集している企業を探す際は、企業の採用スケジュールをリアルタイムで把握している就活エージェントを利用することをお勧めします。
自分で探す場合は、7月以降も採用を続けている「業界・職種」の傾向を事前に調べて、それらの「業界・職種」を可能な限り志望企業に含めて選びましょう。キャリチケットも、就活に迷ったときの相談先としてぜひご活用ください。
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7月に内定がなくても意識しておきたい心構え
7月に内定がなくても、焦ってはいけません。内定獲得に向けて、気持ちをリセットしましょう。ここでは、7月に内定がないところから内定獲得するための心構えを解説します。
周りよりも遅いと焦らない
内定を獲得できていなくても、周りより遅いと焦らないようにしましょう。周りと比較してしまうと、焦りが出てきます。焦って内定をもらっても、後悔する可能性が高いため注意が必要です。
内定獲得に向けては、自分のペースで進めるのが大事になります。内定獲得が遅くても、将来を良くできる企業に就職するのが大切でしょう。内定獲得をゴールにせず、自分のペースで、納得いく就活を行うようにしてください。
リフレッシュの時間を作る
気分転換も重要なため、リフレッシュの時間を作りましょう。休む時はしっかりと休むことが大切です。メンタルが落ち込んでしまうと、表情や声にも出てきます。表情や声が暗いと、面接での印象が悪くなってしまうでしょう。
ときには就活から離れ、リフレッシュを行うことが大切です。趣味の時間を作ったり、友人と会話したりするなど、就活以外の時間も大事にしてください。
諦めずに就活を続ける
就職活動では、諦めないことが大事です。「内定があればどこでもいい」と考えないようにしましょう。途中で諦めてしまった結果、企業選びに失敗してしまうことがあります。
たとえば、条件や業務に納得できないまま入社し、数ヶ月で離職し、転職活動をしなければならないこともあります。ブラック企業に入社し、疲弊してしまうこともあるでしょう。
途中で就活をあきらめてしまうと、就職後に後悔してしまいます。諦めずに、納得できる企業から内定をもらえるまでチャレンジしましょう。
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7月からでも内定獲得をしたいあなたへ
7月でも内定が獲得できていない場合、焦りは必要です。自己分析や企業研究ができていない場合は、急いで実施しましょう。自分の軸を決め、志望する企業を広げることで、内定獲得につながりやすくなります。
もし、7月に内定を獲得できていなくても、諦める必要はありません。夏採用や秋採用など、7月以降も募集を続けている企業は多くあります。自分が納得できるまで、諦めずに就職活動を続けましょう。
内定獲得に向けて、自分の力だけで頑張らなくても大丈夫です。就職エージェントを活用し、就活のプロにアドバイスを受けましょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。