内定が出ない人の特徴8選と10個の対策を解説!焦らず適切に行動しよう

このページのまとめ

  • 内定が出ない就活生は就活の軸ややりたいことが定まっていないことが多い
  • 大企業やひとつの業界に絞ったエントリーも、内定が出ない原因
  • 内定が出ないときいは自己分析や企業研究をやり直すのがおすすめ

内定が出ない人の特徴8選と10個の対策を解説!焦らず適切に行動しようのイメージ

内定が出ないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。同級生が続々と内定をもらっているなかでなかなか結果が出ないと、焦ってしまうでしょう。

しかし、内定が出ないからと無闇に焦るのは逆効果。冷静に結果が出ない理由を分析し、適切な対応をすることが大切です。

この記事では、内定が出ない人の特徴やその理由、解決策を紹介します。内定が出ないからといって、手当たり次第に応募することは避けましょう。

就活には悩みがつきものです。就活の悩みの種類別の解消法について知りたい方は「就活がうまくいかないときはどうすればいい?就活中の悩みを乗り越える秘訣まとめ!」も参考にしてください。

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目 次

内定が出ない理由

内定がでない理由は一概にいえませんが、企業や採用担当者との相性、運の部分も大きいです。ただし、就活へ挑む姿勢やあなた自身の行動が原因で内定がもらえない可能性もゼロとは言い切れないでしょう。

まずは自分の行動を振り返り、「内定がでない」原因を作っていないか確認し、解決策を講じることが大切です。

大企業に絞り過ぎた

大手企業やよく目にする有名企業から志望先を選ぶ就活生もいるでしょう。しかし、大手企業は応募が集中するため、どうしても優秀な人材も集まりやすくなるのが特徴。多数の応募者のなかで、採用担当者に強い印象を与えるアピールが求められます。

大手企業を中心にエントリーすると、倍率や採用ハードルの高さから選考落ちしてしまい、結果として内定をもらえていない状況になってしまう恐れもあります。

また、大手という理由だけで企業選びを進めるのも危険です。企業選びの際に自分の資質や適性とミスマッチした方向で進んでしまうと、情報収集や自己分析など、就活の次のステップも間違った土台の上で進んでしまいます。

「内定獲得のための情報収集」と、「入社後に後悔しないための情報収集」は別物だということを念頭に置いておきましょう。

大企業へエントリーするデメリットについては、「就職するなら大手企業?メリットとデメリットについて解説」も参考にしてください。

無闇にエントリーし過ぎた

「やりたいことを見つけるには多くの説明会に参加しないといけない」「まずは一旦応募したら受かるかもしれない」と考え、手当たり次第に説明会へ参加し、多くの企業に応募することは避けましょう。

多くの企業を受けている方は、企業理解が追いつかず、結局自分が何をしたいのか分かっていない場合が多い印象です。

就活では1社ごとに企業研究を行い、志望動機を考え、企業に合わせたアピールポイントを探さなければなりません。手あたり次第応募すると、応募企業の管理が難しくなるでしょう。

一つの業界に憧れを持ち過ぎた

「業界に強い憧れがあるから」「自分の経験を活かすにはこの業界や職種しかないはず」と、一つの業界や職種に絞って選考を進める方も、就活に失敗することが多いようです。

特定の業界への憧れが強過ぎると、仕事内容や理想と違う部分に対する情報収集が弱くなってしまう傾向があるからです。

現実と理想のギャップを知ったうえで選考を受けているのであれば問題ありません。しかし、企業の業務内容・理念の把握に自信がないようであれば要注意です。

仕事内容への理解が浅く、理想の環境との相違がある場合、「やる気を継続できるか」といった企業側の懸念点に繋がりかねません。

内定が出ない人は、まずエントリーや企業(業界)研究の段階でミスをしていないか振り返りましょう。

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内定が出ない人の8つの特徴

内定が出ない人には、8つの特徴があります。就活の軸がなく、自分がやりたいことが分かっていない場合が多いです。

人事の目線に立って、「自分ならどのような人を採りたいか」を想像してみることも大切です。まずは、内定が出ない人の特徴を知って、自分に該当しないかを確認しましょう。

1.就活の軸がない

内定がでない人は、「就活の軸」が定まっていないことが多いです。まずは、「将来なりたい自分」を定めて、就職後に実現する目標を立てるといいでしょう。

就活の軸とは、自分がどういった目的意識のもと就活に取り組んでいるかを示す指標をいいます。
就活の軸が明確に定まっている人は、理想とする将来の自分像を実現するため、迷いなく行動できます。しかし、就活の軸が定まっていない人は、自信がないまま闇雲に就活へ臨むことになってしまうのです。

自分がどうして就活をしているのかという目的を見失ってしまう前に、就活の軸を明確に定めましょう。主体性やキャリアビジョンを満足に伝えられなければ、内定獲得には近づけません。

2.自分のやりたいことが分かっていない

内定がでない人のなかには、なんとなく就活をしている場合も多いです。例えば、「親に勧められたから」「周囲の友達が皆受けているから」など、自分の意見を持っていない人も。

主体性がない姿勢は面接官にも伝わり、悪印象に繋がります。就活で勝ち残るには、「入社意欲」「熱意」のアピールが必要不可欠。初めから「受かるつもりがない」就活を続けても、内定を得ることはできないと考えましょう。

3.企業研究が不十分

内定を得るには企業の事業内容や風土を理解することが大切です。競合他社にはないその企業ならではの特長を挙げ、自分が企業の採用ニーズに合致していることを伝える必要があります。

企業研究が不十分だと、企業の採用ニーズに合ったアピールは難しいでしょう。志望動機を聞かれた際に、どの企業にもいえるありきたりな内容になってしまえば、採用担当者の印象に残りません。

4.その企業で働くイメージができていない

面接では、「自分がその企業に入社した場合発揮できる能力」を伝え、採用担当者に入社後の活躍をイメージしてもらわなくてはいけません。

自分がその企業で働いているイメージができない場合、採用ニーズに合った自分の資質や能力をアピールすることも難しいでしょう。自分自身が将来を想像できていないのであれば、採用担当者にイメージしてもらうこともできません。

内定が出ない人は、志望企業で働くイメージが掴めているか、もう一度確認しておきましょう。

5.履歴書、エントリーシートで損している

書類選考の段階で落ちてしまう人は、履歴書やエントリーシートで手を抜いている可能性があります。

文字が汚かったり、熟考せず自己PR文を書いていたりする人は要注意です。また、使いまわしの文章や、就活本の例文をそのままコピーすることもおすすめしません。

採用担当者は、非常に多くの書類に目を通します。ありきたりな文章ではほかの学生と差別化を図れず、印象に残らないため、落選してしまうでしょう。

応募書類に力を入れなければ面接まで進めません。「内定をもらう」という強い気持ちを持って、自分にしか書けない内容の応募書類を仕上げましょう。

6.面接での印象が悪い

面接での印象が影響し、選考を通過できない場合も考えられます。最低限の面接マナーや質問に対する受け答え、清潔感などの対策を行い、面接に挑みましょう。

面接で印象を悪くしてしまう具体例を確認し、自分に当てはまっていないか振り返ってみてください。

マナーが守れていない

面接でのマナーが守れていないと、社会人としての資質を疑われてしまいます。面接官はノックの回数やお辞儀の角度、挨拶の有無などを細かくチェックしていることを忘れないようにしましょう。

社会人になると、クライアントや取引先を訪問する機会が多くあります。訪問時にマナーが守れていないと、会社の看板を汚すことになりかねません。

面接マナーは、自身の社会人としての資質をアピールする要素でもあるので、事前にしっかり確認しましょう。

質問の意図が分かっていない

面接官から質問された際、意図が分かっていない返答をしてしまうと、悪印象を与える恐れがあります。

面接の質問で的を射た受け答えができないと、「実際に働いたとき、指示したことが伝わらないのでは」と不安に思われかねません。もちろん、予期せぬ質問に緊張してうまく返せないことはあるでしょう。

どんな質問が来ても落ち着いて返せるよう、あらかじめ質問を予想して答えを準備しておくことをおすすめします。

身だしなみに清潔感がない

清潔な身だしなみは、社会人にとって重要なポイントです。面接においても、第一印象が肝心です。
シワだらけのスーツや汚れのついた靴、目にかかった前髪などは、マイナス評価につながるので注意しましょう。就活では「自分に似合う髪型」「おしゃれな服装」よりも、面接官からの印象を重視してください。

話し方に自信がなく声が小さい

身だしなみと同じくらい、話し方で人の印象は左右されます。声がぼそぼそと小さい方は、それだけで自信のない印象を与えてしまうでしょう。

「自信のなさ」が全面に出てしまうのは、選考において不利になる可能性が高いようです。多くの企業では、主体性があり、自信を持って自分の意見を述べられる人材を求めています。

普段からうつむき加減の人や声量に自信がない方は、「背筋を伸ばす」「面接官の目を見る」「ハキハキ話す」といったポイントに注意しながら、面接のときに堂々と立ち振る舞えるよう練習しておくといいでしょう。

7.就活への熱意が足りない

就活自体やその企業への熱意が足りず、内定がもらえない人もいるでしょう。

自分がなぜ今就活をしているのか、どうしてその企業を志望したのかなど、今後のキャリアプランや将来の目標を考え、モチベーションを高めて就活に臨みましょう。

将来のイメージが具体的にできない場合、「5年後どんな自分になっていたいか」といったように近い将来について想像してみると、目標を描きやすいです。

また、自己分析や企業研究を通し、「自分は何に興味を持っているのか」「どんな働き方が理想なのか」などを今一度よく考えてみるのもいいでしょう。

自分が望んでいるものを理解することで、就活への熱意が生まれる可能性も高いです。

8.自己嫌悪に陥っている

選考に落ち続けると、そのストレスが原因となり就活へのモチベーションが大幅に低下し、さらに内定をもらいづらくなるという悪循環はよく見受けられます。

そうならないためにも、ときには「就活は相性だから、落ちても仕方ない」と考え気持ちを切り替えることが大切。

あまりにも思いつめてしまった場合、一度趣味や好きなことに没頭し、気分転換を図るのも手でしょう。

「就活がうまくいかなくてつらい」と感じている場合は、「就活がうまくいかなくてつらい…そんなときはどうする?」も参考にしてください。

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内定が出ないと悩むあなたへキャリアアドバイザーのアドバイス

なかなか内定が出ないときは、下記を改めてチェックしてみてください。

・きちんと自己分析が出来ているか
・企業研究が出来ているか
・受けている職種、業界のミスマッチがないか
・緊張して印象が悪くなっていないか
・マナーが守れているか
・面接対策が出来ているか

内定は、企業と就活生がマッチングしたときにもらえます。そのため、自己分析や企業研究が不十分では「自分に合う企業」が分からずアピール不足になってしまいます。また、面接に慣れておらず緊張してうまく話せない、基本的なマナーができていない、よく聞かれる質問を想定して対策できてないなども、選考通過できない要因です。面接は場数を踏むことで慣れていくもの。面接対策や模擬面接で悩んでいるなら、キャリアチケットもご活用ください。

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内定が出ないときにやるべき8個の対策

内定がでないときにやるべき対策を9個紹介します。まずは自己分析や面接対策をしっかりと行いましょう。また、自分を客観視することも大切です。

やるべきことの中から、「できていない」と感じたところは積極的に取り入れてみてください。

1.就活の軸を再度考えなおす

就活に対する目的意識が曖昧な方は、先ほど触れた「就活の軸」を再度考え直してみましょう。「将来どんな自分になっていたいか」「どのようなライフスタイルを実現していたいか」とイメージし、理想の未来を叶えるために今できることを打ち出すとスムーズです。

未来の自分を想像するのが難しい方は自己分析を行い、「自分が大切にしている価値観」「過去の成功体験から培った経験」をもとに、これからの目標を考えてみるのも効果的です。

2.自己分析をやり直す

内定が出ないときは自己分析をやり直しましょう。自己分析では、過去から現在の自分の経験を棚卸しできるため自己理解が進み、自分が仕事において重視することや目指すものが明らかになります。

自己分析が不十分だと、書類や面接で相手が納得できる志望動機・自己PRが作成できません。自分の意見や考えをまとめるためにも、より深掘りした自己分析を行いましょう。

3.企業研究を徹底する

企業研究を徹底し、明確な志望動機を伝えられるようになりましょう。内定を得るために必要なのは、企業をよく知ることです。

企業について十分に理解しないまま選考に参加しても、就活で重要な「その企業を志望する理由」「数ある企業のなかで、その企業を選んだ理由」が述べられません。

また、企業研究が浅いと本当に自分に合った企業か分からないため、内定が出てもミスマッチを起こす可能性が高まります。志望度が低いと捉えられる可能性もあるため、企業研究は徹底して行いましょう。

ニュースをチェックする

内定を獲得するためには、志望企業や業界に関するニュースをチェックすることも有効な手段です。また、面接で「最近気になるニュース」を聞かれることもあるため、志望企業や業界を問わず、毎日のニュースはチェックしておきましょう。

面接における気になるニュースの質問については、「就活で「最近気になるニュースは?」と聞かれたら?」も参考にしてください。

OB・OG訪問をする

志望企業のOB・OG訪問をすると、その企業で働くイメージができ、就活で効果的なアピールがしやすくなります。

実際にその企業で働く人の生の声を聞くことで、社風や具体的な業務内容を知ることができ、本当に自分とその企業の相性がいいのか判断できるからです。

先輩や知人に志望企業のOB・OGがいないという場合、キャリアセンターで、OB・OG訪問の相手を紹介してもらえることもあるので、一度相談してみましょう。

4.履歴書、エントリーシートを見直す

書類選考で落ちてしまう人は、履歴書やエントリーシートを見直し、志望動機や自己PR欄を練りましょう。内容は使い回しせず、その企業の採用ニーズに合った内容を意識してください。

また、端的で分かりやすい内容を記載することも重要。応募書類に自信がない方は、友人や先輩に添削してもらうといいでしょう。

5.模擬面接を繰り返す

内定がなかなか出ないときは模擬面接を受けてみましょう。模擬面接は、大学のキャリアセンターや就活支援セミナーなどで受けられます。

面接は、何度も練習を繰り返すことで自信を持って本番に臨めるようになります。場数を踏むことで、独特の雰囲気や質疑応答に慣れ、本番でも緊張せず臨めるようになるでしょう。

面接練習をビデオで撮る

面接中は自分では気付かなかった癖が無意識に出ることがあるため、練習の様子をビデオで撮影し、振り返るのがおすすめ。

「質問に対し答えられているか」という基本的な点から、「質問を聞く姿勢」や「気になる癖」という細かな点まで客観視できます。

身だしなみを確認する

自分では身だしなみにしっかりと気を配ったつもりでも、第三者から見ると整っていないケースも見受けられます。模擬面接では本番と同様の身だしなみ・服装にし、面接官役の人にチェックしてもらいましょう。

面接では、「清潔感」「フレッシュさ」が特に重視されるので、シンプルで爽やかな印象を心がけます。

6.就職エージェントを活用する

就活に不安がある方は、就職エージェントの利用をおすすめします。

就職エージェントを利用すると、専任アドバイザーのカウンセリングにより、希望する働き方を確認できます。また、自分のできることや強みをすり合わせ、マッチしている求人をプロの目線で紹介してくれるでしょう。

エージェントは業界や企業の情報や、書類作成、面接対策のノウハウを持っています。これまでの就活について正直に話すことで、内定を得るための適格なアドバイスがもらえるでしょう。

7.大学のキャリアセンターを活用する

キャリアセンターを活用する大きな利点は、「この大学の学生に応募してもらいたい」と求人を出している企業を見つけられること。大学自体に求人を出しているため、在学している生徒は比較的選考に有利になるでしょう。

また、就職エージェントのようにカウンセリングや模擬面接が受けられるキャリアセンターは多いため、実践的なサポートにも期待できます。

8.少しの間就活から離れる

「内定が出ない」と悩む就活生の中には、焦りすぎて面接で空回りしてしまう人もいるようです。多少の焦りは逆に活力になったり、やる気に繋がったりしますが、過度な焦りは禁物です。

自分の状況を客観視し、「負の連鎖に陥っているな」と感じたら、少しの間就活から離れることも有効な手段です。

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再度確認!応募書類と面接での注意点

内定を獲得するために、気をつけているようで忘れてしまいがちな注意点を再確認しましょう。応募書類や面接は、就活の基本です。基盤がしっかりとできていないことには、内定も難しいでしょう。

エントリーシートや履歴書の書き方や面接でのマナーの基本を紹介します。

就活の基本的な対策については、「就活のやり方を一から解説!スケジュールや対策を徹底紹介」も参考にしてください。

エントリーシート

エントリーシート上で、自分がその企業で活躍できる・したいという意欲をアピールすることが大切です。

質問の意図を汲み取り、具体的なエピソードと成果、何を学んだかなどの自分の人柄と応募企業の採用ニーズとの共通点を記入してください。

また、各設問への回答は、「冒頭で簡潔に結論を述べてから補足説明」という構成がいいでしょう。

履歴書

手書きの履歴書の場合、丁寧に記入しているかが重要です。誤字脱字に注意し、採用担当者が読みやすい文字の大きさを心がけることで、次の選考へ突破する確率が上がります。

趣味や特技の欄も空白にせず、すべての質問に答えるのが基本。履歴書の内容から面接時に話が膨らみ、面接官の印象に残るケースもあります。

面接

面接は第一印象が大切です。清潔感のある身だしなみと、姿勢良くハキハキと答える姿は好印象になるでしょう。

面接時には採用担当者に「この人材と一緒に働いてみたい」と思ってもらえるよう心がけることが、内定獲得のカギです。しっかり質問を聞いて、偽りなく自分の言葉で回答しましょう。

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内定が出ない状況で悩んだときこそ注意すべきこと

なかなか内定がもらえない就活生は、人事目線を理解することを意識してみてください。また、焦りすぎず、一人で抱え込まないことが大切です。

人事目線を理解した就活を意識する

内定を獲得したい方は、人事目線を理解しましょう。人事がどんな視点や観点で就活生を評価しているのかを知れば、おのずと内定に向けてやるべきことが分かるはずです。

自分が人事だったらどんな就活生を採用したいか、どんな点に注目するかを考えましょう。

うまくイメージできないときは、大学のキャリアセンターや就職エージェントに相談するのもおすすめです。

焦りすぎない

内定がなくても、焦りすぎは禁物です。就活がうまくいかないと、視野が狭くなり、独りよがりな思考に陥りやすいです。

選考ごとに思考を切り替え、また、前回の面接の反省会を行いましょう。

前回の面接では何を聞かれてどう答えたか、立ち居振る舞いや身だしなみに気を配れていたか、マナーや言葉遣いはできていたかを振り返ります。

内定がでない原因として考えられるものに、「失敗を振り返らない」が挙げられます。うまくいかなかったことを思い出すのは辛いでしょうが、なにがダメだったのかが分からなければより良い対策はできないでしょう。

内定が出なくても焦らず、振り返りを行って選考対策をブラッシュアップさせてください。

1人で抱え込みすぎない

内定が出ないことを他人に言いづらく、1人で抱え込んでしまう就活生も多いようです。就活の悩みは家族や友人、教授などに相談しましょう。また、知り合いに言えない場合は、SNSに書き込むか、就職エージェントに相談することも有効な手段です。

不安な気持ちと向き合う方法については、「こころを壊さない就職活動~「不安」といかに向き合うべきか」も参考にしてください。

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内定が出ないときにやってはいけないこと

内定が出ないときにやってはいけないことを紹介します。普段では冷静に考えられることも、焦っている状態では正しい判断ができない場合も。

内定が出ないと悩んでいるときにやってはいけないことを確認して、就活を成功させましょう。

手あたり次第応募する

内定が出ないからと、手あたり次第応募することは避けてください。1社ごとの企業研究やアピールポイントの絞り込みが疎かになる可能性が高いためです。

応募するときは、自分が管理できる企業数と、1社の選考に費やせる時間を考えてみてください。常に手持ちがある状態で選考を進めて、着実に内定を掴み取っていくことが大切です。

高額すぎる就活セミナーや就活塾に頼る

高額すぎる就活セミナーや就活塾へ頼ることは避けましょう。志望する企業からの内定がもらえず悩んでいる就活生をターゲットに、詐欺まがいの費用を徴収するセミナーや就活塾があります。

お金を払って頼るのではなく、まずは無料で開催されるセミナーも検討してみてください。また、有料であっても自分の決めた予算内で参加することをおすすめします。

怪しい就活セミナーについては、「就活セミナーは怪しい?安心できるセミナー探しのポイントをご紹介!」も参考にしてください。

「内定をもらえた」だけで入社を決める

「内定がもらえた企業だから」という理由だけで入社を決めることは避けましょう。やっと内定がもらえて安心し、すぐに就活をやめてしまう学生も多いです。

しかし、一度入社することで、今後の未来を左右する可能性があります。働き方や社風、業務内容が自分に合っていなければ短期離職になる可能性も。

内定を獲得した後は、改めてその企業について確認し、本当に入社すべき企業かを考えてみましょう。

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内定が出ないと悩んでいるあなたへ

しっかり就活に取り組んでいるのに内定がなかなか出ない、と悩む方は多いでしょう。

内定が出ないときは、焦らずに改めて自己分析を行い、視野を広げて企業を探すことが大切。企業研究もしっかり行い、自分に合った応募先を見つけ出せば内定獲得率は高まるはずです。

「これ以上自己分析はどうやったらいい?」「自分に合う企業って?」と悩んでいるなら、キャリアチケットにご相談ください。

キャリアチケットでは、内定が出ないと悩んでいる方に向け、ES(エントリーシート)や面接、業界研究や自己分析など、選考対策のサポートを行います。一人では難しい模擬面接やグループディスカッションがテーマの就活セミナーを開催することも。

また、ご自身の適性に合う企業の求人のご提案も可能です。選考を通過し、内定がほしい就活生は、ぜひ一度ご相談ください!

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内定が出ないことについてのよくある質問

内定が出ないことについてのよくある質問を紹介します。

Q.志望する業界で内定が出ないが、業界を変えるべき?

A.志望する業界でいい結果が出ない場合は、他の業界にも視野を広げることも有効な手段です。業界研究で2番目に興味のある業界から探してみましょう。

内定に繋がる業界の選び方については、「就活で志望業界はどれくらい絞るべき?内定に繋がる選び方のコツも解説」も参考にしてください。

Q.内定が出ずに焦りすぎて、面接でうまく話せない。どうしたらいい?

A.焦りすぎてしまう就活生は多いです。面接での受け答えをこなすには、自己分析が大切です。自分を理解し、考えをまとめましょう。また、面接や就活自体に影響が出てしまっている場合は、少しの間就活と距離を置くこともおすすめです。

心を落ち着かせる対処法については、「就活で焦る原因や対策を解説!心を落ち着かせる対処法も紹介」も参考にしてください。

Q.内定獲得のために就活塾に入るのはあり?

A.就活塾の中には、怪しい料金を設定している団体も存在するので、注意しましょう。まずは、無料で開催されるセミナーに参加し、面接対策を行うことが大切です。

無料の就活セミナーについては、「無料の就活セミナーは参加すべき?選び方のポイントや注意点を解説」も参考にしてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。