このページのまとめ
- 内定がないまま卒業しても就職はできる
- 内定がないまま卒業した場合「既卒で就活」「資格取得をする」などの選択肢がある
- 内定がないまま卒業しないために就活を見直したりアドバイスを受けたりするのが大切
「内定がないまま卒業したらどうなるのだろう」と不安を抱える就活生もいることでしょう。周りが内定を獲得しているのに、自分だけ内定がないと不安になります。内定がないまま卒業しても、既卒扱いで就活は継続可能です。資格を取得したり、休んでから再チャレンジする方法もあります。
この記事では、内定がないまま卒業したあとの選択肢を解説します。今からでもできる内定獲得に向けた対策も紹介するため参考にしてください。
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- 内定がないまま卒業した人の割合
- 内定がないまま卒業する時に取れる選択肢
- 留年して就活浪人する
- 卒業して既卒扱いで就活する
- 専門学校や大学院に通う
- 留学する
- フリーランスになる
- フリーターになる
- 資格を取得する
- 就活から離れて休息をとる
- 内定がないまま卒業した人が就職を成功させる7つのコツ
- 1.自己分析をやり直す
- 2.業界・企業研究をやり直す
- 3.エントリー数を増やす
- 4.入念に面接対策を行う
- 5.逆求人サイトを使う
- 6.就活コミュニティに入る
- 7.就活エージェントを活用する
- 内定がないまま卒業してしまう理由
- 頑張ったけど内定がもらえなかった
- 希望していた企業から内定がもらえなかった
- 就活を始めるやる気が出なかった
- 就活を始めるのが遅かった
- 研究やアルバイトで時間がなかった
- 内定をもらう前に諦めてしまった
- 内定無しで卒業するのが不安なあなたへキャリアアドバイザーからのアドバイス
- 内定が出ない人にありがちな9つの特徴
- 1.就活に注力できなかった
- 2.企業選びの視野が狭い
- 3.自分に合った企業を選べていない
- 4.自己分析ができていない
- 5.エントリーシートの質が低い
- 6.面接時の態度が悪い
- 7.書類選考・面接後の振り返りをしていない
- 内定が出る人が持つ3つの特徴
- 1.第一印象が良い
- 2.就活の軸が明確である
- 3.学生時代に力を入れていたことがある
- 内定がないまま卒業したくないあなたへ
内定がないまま卒業した人の割合
内定がないまま卒業する人は、どのくらいいるのでしょうか。文部科学省の「令和6年学校基本調査確報報道発表資料(p6)」によると、令和6年3月に卒業予定だった大学生の就職率は76.5%、進学率は12.6%でした。そのほかの臨時労働者や臨床研修医を除くと、7.7%が就職も進学もせず卒業しています。
同調査で、令和5年3月に卒業予定だった学生のうち、進学も就職もしなかった学生は8.2%でした。令和6年と令和5年には、約1割の学生が、内定がないまま卒業していることが分かります。
内定がないままの卒業が不安な方は、「「無い内定」で卒業後はどうなる?負のループに陥る原因と解決策」の記事もご覧ください。
参照元
文部科学省
学校基本調査-令和6年度 結果の概要-
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内定がないまま卒業する時に取れる選択肢
内定がないからといって、諦める必要はありません。内定がないまま卒業する時にとれる選択肢を知っておきましょう。
留年して就活浪人する
あえて留年し、就活浪人になる選択肢もあります。就活浪人であれば卒業していないことから、新卒扱いで就活ができるメリットがあるでしょう。
ただし、企業面接の場面で、留年理由を聞かれる場合もあるため注意が必要です。面接官が納得できる回答でなければ、評価が下がってしまうかもしれません。また、大学に追加で1年通うことから、学費も必要になる点に注意しましょう。
就活浪人のメリットやデメリットに関しては、「就活浪人とは?不利といわれる理由や就職留年との違い、デメリットを解説」も参考にしてください。
卒業して既卒扱いで就活する
内定がないまま卒業しても、既卒として就活する選択肢があります。卒業3年以内は既卒として扱われるため覚えておきましょう。企業の募集要項次第では、新卒採用と中途採用の両方の枠で応募可能です。既卒専用の採用枠を設けている企業もあるため、確認しましょう。
専門学校や大学院に通う
就職ではなく、専門学校や大学院に通う選択肢もあります。先述の文部科学省の調査では、令和6年度に卒業した学生の進学率は12.6%でした。1割の学生が進学を選択しており、珍しい選択肢ではありません。
進学先次第では、自分が希望する業種や業界のスキルを身に着けられるメリットがあります。ただし、学費や交通費などの費用はかかるため、よく考えて進路を選びましょう。
留学する
内定がないまま卒業を迎えた場合、留学も選択肢の一つです。海外での生活を通じて語学力を鍛えられるだけでなく、多様な文化や価値観に触れることで、柔軟な思考力や行動力も養われます。さらに、言葉や習慣の違いを乗り越えながら過ごす経験は、問題解決能力やコミュニケーション能力を高めるきっかけにもなるでしょう。
また、現地で出会った人々や出来事を通じて、自分自身の興味や将来の方向性に気づけることも。日本にいるだけでは見えなかった「自分の可能性」に気づくチャンスとなるケースもあります。
ただし、何の目標も持たずに留学してしまうと、何も学びを得られずに終わってしまいかねません。遊びや観光が中心になってしまえば、帰国後の就職活動で説得力のあるエピソードを語ることは難しくなるでしょう。そのため、留学をするのであれば目的や得たいスキルを明確にし、自分自身の成長につなげる姿勢が必要です。
フリーランスになる
フリーランスやフリーターとして働く選択肢もあります。フリーランスとは、会社に所属せず、個人で仕事を受ける人のことです。近年では、プログラマーやデザイナーなどのフリーランスも増えています。
ただし、フリーランスで仕事をするためには、スキルや仕事を獲得する営業力が重要です。就職ができないからフリーランスになることは、厳しい道のりでしょう。
フリーターになる
フリーターは、定職に就かず、アルバイトやパートの仕事に就く人のことです。フリーターから正社員を目指し、働く選択肢もあります。フリーターは職が安定しないケースも多いため、早めに内定がもらえるように、就活との両立を目指しましょう。
資格を取得する
志望業界や業種に活かせる資格を取得する選択肢もあります。資格取得がプラスになる業界も多いため、チャレンジしても良いでしょう。
ただし、資格があるからといって、就職できるとは限りません。あくまで仕事のためのスキルアップや就職を有利にするためのものであることには要注意です。
就職に有利な資格は「就職に有利な資格11選!取得するときの注意点も解説」で紹介しているため、参考にしてください。
就活から離れて休息をとる
就活に疲れてしまった場合、一度離れて休むことも選択肢の1つです。疲れているとパフォーマンスが十分に出せないため、リフレッシュも大切になります。趣味の時間を作ったり、友達と遊んだりすれば、心身ともに回復するでしょう。
注意点は、休む期間が長過ぎると、企業からの印象が悪くなってしまう点です。空白期間がなぜ空いたのか、何をしていたのかなどを聞かれる可能性もあります。また、就活再開のタイミングを逃してしまう場合にも注意しましょう。あらかじめ休む期間を決めておき、就活を再開させることも大切です。
就活のリフレッシュ方法は、「就活に疲れたときの対処法8選!疲れないための就活への向き合い方も解説」も参考にしてください。
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内定がないまま卒業した人が就職を成功させる7つのコツ
内定がないまま卒業しても、就職を成功させることはできます。これまでの就活を見直し、再チャレンジしましょう。ここでは、就職成功のために意識したい7つのポイントを解説します。
1.自己分析をやり直す
自己分析をやり直して、就活の軸を明確にしたり、自分のことを理解したりするようにしましょう。就活の軸が決まれば、どのような企業を目指すのか、どのような対策が必要か分かるようになります。
また、志望動機や自己PRを考えるためにも、自己分析が欠かせません。自分の考えや思いを整理しておけば、相手にも伝えやすくなります。
自己分析の方法が分からなかったり、不安だったりする場合には、就活エージェントのようなプロに依頼するとよいでしょう。自分で取り組む際は、「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」も参考にしてください。
2.業界・企業研究をやり直す
卒業後の就活では、もう一度「業界・企業研究」を丁寧にやり直すことが重要です。ただ求人票に目を通して応募を繰り返すだけでは、企業側の求める人物像とミスマッチが起きやすく、選考でつまずく可能性が高まります。
業界研究を深めることで、「その分野がどのような社会的役割を担っているのか」「将来性はあるのか」「どのような課題があるのか」といった、広い視野での理解が得られるでしょう。さらに、その業界の中で自分がどのように活躍できるのか、将来的にどのようなキャリアを築けそうかといった、働き方のイメージも具体的に描けるようになります。
企業研究においては、事業内容や沿革、ビジョンといった基本情報に加えて、社風や職場環境、評価制度などにも目を向けましょう。たとえば、自分の価値観やライフスタイルに合った企業を見つけられれば、長期的に安心して働ける職場に出会える可能性が高まります。
過去の就活では気づけなかった「本当に自分に合う業界・企業」が見えてくることも。視点を変え、視野を広げて情報を収集し直すことで、納得のいく就職先を見つける第一歩となるでしょう。
3.エントリー数を増やす
内定獲得に向けて、エントリー数を増やしましょう。エントリー数が少ないことで、面接数が減り、内定が獲得できないケースがあるからです。
興味のある企業には、積極的にエントリーしましょう。ただし、どのような企業でも、とりあえずエントリーするのはNGです。就活の軸を作り、業界や業種を絞った状態でエントリーすることが重要。エントリーの方法を確かめる際には、「就活の「エントリー」とは?就活のプロが失敗しない4つのポイントを解説」も参考にしてください。
4.入念に面接対策を行う
内定を獲得するために、面接対策に力を入れましょう。面接官からの質問に対応できるように、準備が必要です。たとえば、「志望動機」「自己PR」「長所と短所」などが面接ではよく聞かれます。
また、面接でのマナーに関しても見直しておきましょう。面接でのマナーや態度が悪いと、評価が下がります。服装や受け答え方など、印象がよくなるように気を付けましょう。友人や先輩などに意見をもらったり、模擬面接を行ってもらうのもおすすめです。
面接対策の方法は、「事前準備はOK?面接当日の流れ&訪問マナー」で解説しています。
5.逆求人サイトを使う
逆求人サイトを使い、オファーを待つのも大事です。選考参加中の企業がなくなってしまうと、内定獲得が難しくなるでしょう。
逆求人サイトであれば、登録しているだけでスカウトがもらえます。エントリーする企業を探す必要がなく、初めて見る企業に出会えるのもメリットです。
就活が始まると忙しく、新しくエントリーする企業を探せない場合もあります。逆求人サイトを活用し、新しい企業に出会えるチャンスを増やしましょう。
6.就活コミュニティに入る
就活コミュニティに入り、就活のサポートを受けることも効果的です。自分と同じく、内定がない状態で頑張る仲間にも出会えるでしょう。
自力での内定獲得が難しい場合、第三者から有益なアドバイスをもらうのが重要です。就活のサポートを受けられるコミュニティもあるため、活用してください。
7.就活エージェントを活用する
1人での就活に不安がある場合、就活エージェントを活用しましょう。就活エージェントを利用すれば、不安や悩みを相談できます。また、自分に合った企業を紹介してもらえる点もメリットです。
就活エージェントでは、自己分析のサポートから、履歴書やエントリーシートのサポート、模擬面接なども行っています。あらためて就活を見直すきっかけにもなるでしょう。無料で利用できる就活エージェントもあるため、まずは相談してみてください。
また、早期の内定獲得を目指したい人に向けて、「6月で内定なしはまずい?長引く就活を終わらせる方法」や「8月で内定なし!就活成功のために今すぐやるべきこととは」でも、就職を成功させるポイントを解説しています。
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内定がないまま卒業してしまう理由
内定がないまま卒業してしまう人には、それぞれ理由があります。なぜ内定が獲得できなかったのかを知ることで、内定がないまま卒業する事態を防ぐことにつながるでしょう。ここでは、内定がないまま卒業してしまう理由を紹介するため、参考にしてください。
頑張ったけど内定がもらえなかった
頑張って就活を行っても、内定がもらえないこともあります。その場合、就職への意欲はあっても、取り組み方が間違っているかもしれません。
たとえば、自己分析をやり直し、就活の軸を見直してみましょう。自分の強みが活かせない業種にチャレンジしていたり、アピールの方法が間違っていたりする場合もあります。
また、選考対策が十分にできているかの確認も大切です。履歴書やエントリーシートの書き方、面接の受け答えなども見直す必要があります。
「就活失敗したかもしれない…」と悩んでいる方は、「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事もご覧ください。就活での失敗あるあるや、対処法を解説しています。
希望していた企業から内定がもらえなかった
就職活動において、第一志望の企業から内定をもらえなかったことに対するショックは大きいものです。しかし、それだけで就活が失敗だったと決めつける必要はありません。一社にこだわり過ぎて視野が狭くなってしまうと、自分に合ったほかの選択肢を見落とす恐れがあります。
自分が想定していなかった企業や業界の中にも、やりがいや成長のチャンスが広がっていることがあるかもしれません。「なぜその企業に入りたかったのか」「どのような働き方を望んでいたのか」を振り返ることで、自分の本当の価値観や目指すキャリアが明確になる場合もあります。
一度うまくいかなかったからといって、あきらめる必要はありません。柔軟な発想で選択肢を広げ、自分自身にとって納得のいく就職先を見つけることが大切です。
就活を始めるやる気が出なかった
やる気が出ずに、就活を始めないケースもあります。就活をしないまま時間が進み、そのまま卒業してしまいます。
就活は将来を決めるイベントでもあり、まずは取り組むことが大事です。就活本を読む、就職サイトに登録するなど、できることから始めましょう。
就活で何をすべきか悩んでいる方には、「就活とは?いつから何をすればよい?基本の流れと8つのやるべきことを解説」の記事を参考にしてみてください。
就活を始めるのが遅かった
就活を始めるのが遅くなると、内定獲得が難しくなります。近年は就活の早期化もあり、3月1日には情報解禁が始まっているからです。
遅くなればなるほど、周囲は内定を獲得し、採用枠がなくなっていきます。募集を行う企業も減り、志望企業にエントリーできなくなるかもしれません。頑張り始めるのが遅いと、内定がないまま卒業を迎えてしまうでしょう。
研究やアルバイトで時間がなかった
研究やアルバイトに時間を使い、就活ができないケースもあります。研究やアルバイトを頑張ることも大事ですが、就活を行うことも大事です。
時間が十分に確保できないのであれば、就活エージェントを活用しましょう。就活エージェントの活用により、効率的に就活を実施できます。研究やアルバイトだけに集中せず、就活との両立を意識しましょう。
内定をもらう前に諦めてしまった
内定をもらう前に諦めてしまうケースもあります。就活に疲れてしまい、就職せずにアルバイトでも良いと考えてしまう人もいるでしょう。
最初は就活を頑張っていても、内定がもらえないと就活が嫌になってしまうこともあるかもしれません。途中で心が折れてしまい、内定がないまま卒業してしまうケースもあります。
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内定無しで卒業するのが不安なあなたへキャリアアドバイザーからのアドバイス
内定無しで卒業することに不安を感じたら、まずは自己分析をしっかり行いましょう。
すでに自己分析を行っている場合も、改めて時間をかけてやり直すことで「これまでの自己分析と違う結果が出た」「これまで志望してた企業と自分の考えは違った」など、気づきがあることも。
合わせて、情報収集も積極的に行います。就活はピークを過ぎても続いているため、まだ採用活動を行っている企業を探して積極的にチャレンジすることが、内定を得るための第一歩となるでしょう。
ただし、やみくもに応募しても良い結果にはつながりません。自己分析の結果をもとに、適正のある職種・業界を受けることがポイント。
また、自分だけで就活を進めるのではなく周りに相談しながら就活を進めることも大切です。一人で就活を続けてしまうと、「直すべきところ」「注意するポイント」に気付けないまま…ということも。
周囲からの客観的な意見や評価をしっかり受け止め、改善することで内定に近づけますよ。
就活には悩みがつきものです。就活の悩みの種類別の解消法について知りたい方は「就活がうまくいかないときはどうすればいい?就活中の悩みを乗り越える秘訣まとめ!」も参考にしてください。
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内定が出ない人にありがちな9つの特徴
就活に取り組んでも内定が出ないのには理由があります。内定を獲得できない理由を分析し、自分の就活を見直すことが大切です。
1.就活に注力できなかった
学歴や経歴に頼り過ぎて、就活に注力できていないケースがあります。学歴があれば内定がもらえると勘違いしていると、内定獲得が遠ざかっていくでしょう。自己分析を行い、履歴書や面接で自分をアピールしなければなりません。
また、学業やサークル活動、アルバイトなどに力を入れ、企業にアピールできる自分を目指していくことも大切です。
なお、内定を貰ってもすぐに入社できるわけではありません。「就活における内定とは?獲得から入社までの流れや採用との違いを解説」を参考に、内定後も気を抜かずに過ごしましょう。
2.企業選びの視野が狭い
企業選びの視野が狭いことが原因で、内定が獲得できない場合もあります。たとえば、有名企業や大手企業だけにエントリーしていると、倍率が高過ぎて落ちてしまうでしょう。
また、企業選びの条件が多過ぎる場合も、エントリーする企業が減ってしまいます。エントリーする企業が少ないと、内定獲得は大変です。業種業界を広げたり、条件を変えてみたりするなど、企業選びの視野を広げてみましょう。
企業選びの方法は「会社選びの軸を定めて納得のいく就活をしよう!面接での回答例文も紹介」も参考にしてください。
3.自分に合った企業を選べていない
内定がなかなか貰えずに悩んでいる方は、自分に合った企業を選べていない可能性があります。自分に合わない企業ばかりに応募してしまうと、説得力のある志望動機や自己PRを伝えられず、「本当にうちで働きたいのか?」と不信感を持たれる恐れがあるでしょう。
企業選びで大切なポイントは、自分の価値観や希望する働き方とマッチしているかどうかです。企業理念や風土、働き方、将来のキャリアステップなどを照らし合わせながら、自分にとって「長く活躍できる環境かどうか」を見極めましょう。
4.自己分析ができていない
自己分析ができていない人は、内定を獲得しにくいです。自分の強みを把握していない状態では、業界や業種に適したアピールができません。
自分の強みや過去の経験をきちんと言語化できていないと、説得力に欠ける自己PRになってしまいます。面接でも話に一貫性をもたせられず、「自社について理解していない」「入社意欲が薄い」など、企業側にマイナスな印象を与えてしまうでしょう。
自己分析を通じて、これまでの経験から得たスキルや価値観、得意不得意などを整理することで、自分に合った仕事や企業を選ぶ判断基準が明確になります。さらに自分の強みをを適切に伝えられるようになれば、企業側も「一緒に働く姿」をイメージしやすくなるでしょう。
5.エントリーシートの質が低い
エントリーシートの質が低いと、面接までたどり着けないため注意が必要です。選考が進まず、内定獲得も難しくなってしまいます。
エントリーシートでは、質問に明確に答えるようにしてください。難しい言葉を使ったり、遠回しな回答にするのは避けましょう。伝えたいことが分かるように、結論から書くこともおすすめです。
また、書き終わった後は誤字や脱字などがないか、必ず見直しを行いましょう。
6.面接時の態度が悪い
面接時の態度が悪いと、面接官からの印象が悪くなります。第一印象も含めた、面接対策を実施しましょう。
たとえば、「話し方が暗い」「話を聞く姿勢が悪い」「表情が変わらない」などの振る舞いは、悪い印象を与えます。自分の姿が周りからどのようにみられているか考えましょう。
選考に落ちてしまう場合は、面接時の態度を見直すことが重要です。面接時のマナーが不安な場合は、「就職活動の面接マナーはこれ!好印象を与える話し方」を参考に見直してみましょう。
7.書類選考・面接後の振り返りをしていない
書類選考や面接の結果が芳しくない場合、振り返りをせずに落ち込むだけでは内定を獲得することは難しくなります。結果に一喜一憂せず、選考のたびに「なぜ内定を獲得できなかったか」の振り返りを重ねることで、自分自身の成長につながり、内定に近づけるでしょう。
自分だけでは原因を見つけにくい場合は、キャリアセンターや就活エージェントなど第三者にアドバイスを求めるのも有効です。客観的な視点が入ることで、自分では気づかなかった改善点が明らかになることもあります。
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内定が出る人が持つ3つの特徴
一方内定が出る人は、第一印象が良かったり、就活の軸が明確だったりと、内定が出る理由があります。どのような人が内定を獲得しやすいかを知り、就活に活かしましょう。
1.第一印象が良い
第一印象が良いと、内定獲得につながりやすくなります。面接での対応を練習することが重要です。
たとえば、表情や姿勢が分かるだけで、面接官に与える印象はよくなります。笑顔で挨拶できているか、ハッキリと話せているかなども確認すると良いでしょう。
また、服装や髪型などの部分も注目されているため、意識してみてください。
2.就活の軸が明確である
就活の軸が定まっている人は、内定を獲得しやすくなります。適格な自己分析や企業研究ができるようになるからです。
就活の軸が決まっていると、企業に対してアピール内容や伝え方も明確になります。自分に合う業界も見つかるため、内定獲得につながるでしょう。
3.学生時代に力を入れていたことがある
学生時代に力を入れていたことがあると、アピールする内容が決まります。自分で力を入れていた、頑張ったと認められる分野があれば、自然とアピールできるでしょう。
アピールポイントが思いつかない場合には、学業でもサークル活動でもアルバイトでも良いので、何か一つ力を入れて取り組んでみるのも一つの手段です。
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内定がないまま卒業したくないあなたへ
卒業が近づいて内定がなくても、諦めてはいけません。今から就活を見直し、チャレンジしなおしましょう。自己分析をやり直したり、選考対策を見直すことで、内定は獲得できます。
また、1人での就活が難しければ、就活エージェントに相談しましょう。就活のプロに相談すれば、今の自分に必要な、適格なアドバイスがもらえます。
就活エージェントに相談する際は、キャリアチケットがおすすめです。キャリアチケットは、自己分析から内定獲得まで、マンツーマンでサポートを実施しています。卒業までに内定を獲得したい場合も安心して相談してください。
卒業が近づいているからと諦めず、再度チャレンジしてみましょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。