就活に向いてないと思う原因と対処法とは?就職以外の選択肢も解説

このページのまとめ

  • 就活に向いてないと思う原因は、「働くのが嫌だから」「面接が苦手だから」など
  • 就職以外の選択肢には、フリーランスや夢の実現に向けたアルバイトなどがある
  • 就活に向いてないと感じたら、自己分析や会社説明会を通じてやりたいことを見つけよう

就活がうまくいっておらず、「自分は就活に向いてない…」と悩む大学生の方も多いでしょう。
就活に向いてないと感じるのは、やりたいことが明確ではないからかもしれません。まずは自分の気持ちと向き合い、適切な対処法を実践することで道は開けます。
この記事では、大学生が就活に向いてないと悩む原因や対処法を解説。どうしても就活に向いてないと感じたときに考え得る就職以外の選択肢もご紹介するので、ぜひご一読ください。

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目 次

大学生が「就活に向いてない」と思う5つの原因

大学生が「自分は就活に向いていない…」と思うのは、働くのが嫌・やりたい仕事がないといったことが主な原因と考えられます。以下でそれぞれの原因について詳しく解説するので、自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。

1.働くのが嫌だから

「働くのが嫌だ」と思っていると就活のやる気が出ず、「就活に向いてない」と感じやすくなります。学生時代よりも多くの責任が増える社会人になるのが嫌だと感じている場合も、就活に意味を見出せなくなってしまうでしょう。

働くのが嫌だ・社会人になりたくないと感じているのに求人に応募しても、選考へのモチベ-ションは上がりません。働きたくない気持ちを抱えたまま就活を始めた結果、応募先の企業や就職のためにやるべきことと向き合いきれずに「就活に向いていない」と感じるのです。

2.周囲と同じことをする就活のシステムが苦手だから

就活の時期になると学生が一斉に同じことし始める状況に違和感を覚え、「日本の就活に向いていない」と感じる人もいるでしょう。

就活では多くの人がリクルートスーツを着て、同じような髪色・髪型やメイクをし、同じように選考を受けるという状況になります。周囲と同じような行動をするなかで、「この行動に意味があるのか?」「個性がない状態が嫌だ」と感じる人もいるでしょう。自分らしく振る舞えない状況に対して、「就活に向いていない」と悩んでしまうようです。

3.面接が苦手だから

面接が苦手な場合も、就活に向いていないと感じる原因の一つです。就活では基本的に面接を受けるのが必須ですが、コミュニケーション能力に自信がない人にとっては「自分には就活が向いていない」と感じてしまうのも無理はありません。

就活では面接官の前で話す場合が多く、緊張してうまく伝えられないこともあるでしょう。不安や緊張で100%の実力が出せないと、なかなか内定につながりません。

面接がうまくいかないと、「自分に就活は無理だ」と感じやすくなります。ネガティブな考えが蓄積した結果、「面接でうまく話せないし、どうせ無理だ」と就活を諦めたくなってしまう人もいるでしょう。

4.選考に何度も落ちているから

一生懸命対策して臨んだ選考で不採用が続くと、自分の人間性を否定されたような気持ちになり、就活に向いてないと感じやすくなります。不採用通知を受け取るたびに自己肯定感が削られ、次の企業に応募する気力すら失われてしまうためです。

周りの友人が次々と内定を獲得していくなかで自分だけが取り残されると、劣等感や焦りがさらに増幅し、精神的な余裕が奪われていきます。不採用という結果が積み重なると「自分はどの企業にも必要とされない」という思考に支配されやすくなり、身動きが取れなくなってしまう人もいるでしょう。

5.やりたいことがなかったり迷っていたりするから

やりたいことがなかったり、何の仕事をしたいか迷ったりしている場合も、就活に向いていないと感じやすいでしょう。やりたいことが不明瞭な状態だと、何をして良いか分からず動き出すこともできません。その状態のまま会社を見つけて選考を受けても、入社したいと思えない可能性があります。

就活は自分に合った会社や仕事を見つけるために行うものなので、やりたいことがないままだと自分の道を選ぶのが難しくなってしまうでしょう。

就活をしていると、「△△業界は自分に向いていないのでは?」「自分は内定をもらえるのだろうか」と思ってしまうこともあるかもしれません。「就活でよくある悩み20選!不安を溜め込まないための心構えや解消法を紹介」の記事では、就活によくある悩みやその対処法について紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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「就活に向いてない」と悩んでいる人がやりがちな失敗

「就活向いてないかも」と考え始めるとモチベーションが下がり、就活に失敗しやすい行動を無意識に取ってしまうことがあります。就活で後悔しないためにも、よくある失敗パターンを知っておきましょう。

企業研究や業界研究をせず手当たり次第に応募する

持ち駒がなくなることや無い内定への焦りから、企業研究や業界研究をせずやみくもにエントリーを繰り返すのは避けるべき行動です。「とりあえずたくさん応募すれば通るかもしれない」と考える人もいますが、数打てば当たる精神はむしろ逆効果といえます。

準備不足のまま面接に挑むと、面接官の質問にうまく答えられず「うちの会社について調べもせず応募してきたのか」と自分の印象を下げてしまう可能性が高いでしょう。面接官は、学生の志望度や熱意をしっかりと見ています。

就活で失敗しないポイントは、数よりも質を重視することです。企業研究や業界研究はしっかり行い、興味のある企業と業界に絞ってエントリーしましょう。志望度の高い応募先にエントリーを絞り込むことで時間の浪費を避け、本当に気になっている企業の対策だけに集中できます。

個性のアピールで悪目立ちしてしまう

「周りと差をつけるために個性を出したい」という気持ちは大事ですが、個性の出し方を間違えると悪目立ちしてしまいます。面接で奇抜な発言をしたり、非常識な行動をとったりすることは避けましょう。

面接では社会人としての礼節を備えつつ、自分の言葉で「あなたらしさ」を伝えることが評価の分かれ目となります。奇抜な言動ではなく、自分の考え方や行動の軸で個性を表現するほうが、好印象につながるでしょう。

企業や業界をイメージだけで決めつける

「この業界は体育会系で厳しそう」「仕事がキツいに決まっている」といったイメージだけで選択肢を狭めてしまうと、本来相性の良かったはずの優良企業と出会うチャンスを逃してしまいます。実際に働いた経験がない段階で決めつけるのはもったいありません。

同じ業界で特定の職種を目指す場合であっても、企業ごとに働き方や社風は異なります。視野を広げるためにも、OB・OG訪問や企業説明会を活用しながら情報収集を行いましょう。初めから候補を絞り過ぎず、まずは選択肢を広げてから「自分に合う企業かどうか」を考えることが失敗を防ぐポイントです。

面接で正直過ぎる受け答えをする

自分を偽りたくないという思いが強過ぎるあまり、企業側が懸念を抱くようなネガティブな本音まで面接で伝えてしまうのも、就活でありがちな失敗です。

素直さや正直さは大切ですが、就活の場では言う必要がないこともあります。たとえば、短所を聞かれた際に「朝起きるのが苦手で、いつも講義に遅刻してしまいます」と答えると、「仕事では大丈夫だろうか」「常識がない人なのでは」とマイナスな印象を与えてしまうでしょう。

面接に臨む際は、「伝えるべきこと」「伝えなくても良いこと」を整理しておくことが重要です。短所を伝える場合でも「短所をどう改善しているか」「短所が活きた場面があったか」など、ポジティブに伝える工夫をしましょう。

面接の受け答えで好印象を与えるコツをさらに詳しく知りたい方は、「面接の受け答えで好印象を与えるコツは?回答の長さや答え方の例文も紹介」の記事をご参照ください。

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就活に向いてないと感じたら?就職以外の5つの選択肢

就職みらい研究所の「就職白書2026」によると、26卒の就活生のうち12.2%が就職以外の進路を選択していました。また、直近3年間の調査結果を見てみると、毎年1割前後は就職以外の道に進んだ学生がいることが分かるでしょう。

就職白書2026の引用画像

引用:就職みらい研究所「就職白書2026

新卒で企業に雇用される道だけが、社会人として生きていくための唯一の正解ではありません。最初から就活を投げ出してしまうのは良くありませんが、心身に不調をきたすほど悩んでいるのであれば、別のルートを模索するのも選択肢の一つです。

世の中には多様な働き方が存在しているため、自分の適性に合わせて柔軟にキャリアを築いていくことは十分に可能といえます。ここでは就活に向いてないとお悩みの方に向け、就職以外の選択肢をいくつかご紹介するので、視野を広げるための参考にしてみてください。

参照元
就職みらい研究所
就職白書2026

1.フリーランスで働く

就活が向いてないと感じる場合には、フリーランスで働く選択肢が挙げられます。フリーランスとは、特定の企業や団体に所属せずに仕事をする働き方です。会社員のように毎月決まった給与をもらうのではなく、「この仕事をいくらでやります」とクライアントと直接契約し、その成果に対して収入を得ます。

フリーランスで働きやすい仕事の一例には、プログラマーやWebデザイナー、イラストレーター、ライターなどがあります。需要の高いスキルをもっていれば、パソコン一つで時間や場所を選ばず働けるでしょう。

一方で、スキルや実力がなければ収入が安定しにくいのがフリーランスの注意点です。仕事にできるほどのスキルがある場合は、就活せずフリーランスとして働くことを検討するのも良いでしょう。

2.起業する

起業してビジネスを始めれば、就活をしなくても仕事ができます。やりたいことが明確に決まっている場合、会社に属さず自分で事業を始めるのも選択肢の一つといえるでしょう。

起業して働くメリットは、自分のアイデアやビジョンを形にできることです。成功すれば大きな収益を得られる可能性があるだけでなく、経営者としての経験は将来就職することになった場合にも評価されるでしょう。

ただし、社会人経験がない状態での起業はハードルが高く、経営者になるためには責任や覚悟も必要です。起業も就活と同様に向き不向きがあるので、自分に向いているかをよく考えて判断してください。

起業をしたいと考えている就活生には、「起業したい大学生が押さえるべきポイントは?」の記事がおすすめです。こちらも併せてご参照ください。

3.アルバイトをしながら夢を実現する

将来の夢や目標が明確にある場合、一時的にアルバイトとして働くのも一つの手です。アルバイトは正社員よりも時間の融通がききやすいため、夢を追いかける時間を確保できるでしょう。

その際のポイントは、いつまで夢を追いかけ続けるのか期間を明確にしておくことです。期限を決めておかないとアルバイトの期間が長くなり、正社員として働くチャンスを逃してしまう可能性があります。年齢を重ねるにつれて就職の難易度も上がっていくため、時期を逃さないよう注意しましょう。

4.ボランティアやホームステイで新しい価値観に触れる

就活に向いていないと感じたら、ボランティア活動に参加したり、ホームステイで海外の生活に触れたりするなど、これまでの環境では得られなかった価値観に触れる機会を増やしてみるのもおすすめです。新しい人や文化に出会うことで視野が広がり、自分が大事にしたいことや興味のある分野が見えてくることがあります。

ただし、ホームステイをする場合は高額な費用がかかることもあるため、事前の資金準備が必要です。また、活動期間を明確にし、その後のキャリアプランも併せて考えておくことも重要。大学のキャリアセンターや保護者などにも相談しつつ、慎重に検討しましょう。

5.就活サービスに頼らず就職先を見つける

従来の就活サービスを利用せず、独自のルートで就職先を見つける方法もあります。この方法は、一般的な就活に馴染めない人にとって、より自然な形で企業との接点を作れる可能性があるでしょう。

独自のルートで就活をする場合には、以下のような方法があります。

・アルバイト先での正社員採用を目指す
・家族や知人から正社員の仕事を紹介してもらう
・ナビサイトを経由せず企業へ直接応募する
・業界イベントやセミナーで人脈作りをする

上記のように、一般的な就活のルートから外れた方法であっても、自分の強みを活かせる場所を切り拓くことは可能です。決まった枠組みに縛られず、個人のつながりからキャリアを切り拓くことも、現代の就活方法の一つといえます。

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就活に向いてないと感じたときに実践したい対処法6選

就活に向いてないと感じたときに実践したい対処法6選のイメージ

「自分は就活に向いてない」と一度は挫折を感じたとしても、新卒として企業に就職する道を諦めたくないと考えるなら、アプローチの仕方を変えて再スタートを切ることが大切です。行き詰まった時と同じ方法を繰り返しても、また同じ壁にぶつかってしまいます。視点を変えて就活をやり直すことで、これまで気づかなかった選択肢が見えてくる可能性があるでしょう。

ここでは、就活に向いてないと落ち込む現状から抜け出すために実践してほしい6つの対処法について解説していきます。

1.自己分析でやりたいことを見つける

就活に向いていないと感じたら、再度自己分析を行ってやりたいことを見つけましょう。やりたいことが曖昧なままだと業界も企業も探せず、選考に進んでも具体的な志望動機を説明できません。

自己分析の深掘りを行えば、自分の価値観や夢についてより深く把握でき、どのような仕事を目指したいかが見えてくるはずです。明確ではなくても、「人と直接話す仕事がしたい」「チームで協力する仕事がしたい」といったように、興味関心の方向性を見つけられるでしょう。

やりたいことを明確にすることで、就活との向き合い方が見えてきます。自己分析をどのように行うかについては、「自己分析とは?就活での目的や簡単なやり方9選を解説」の記事で解説しているので参考にしてください。

2.理想のキャリアについて考える

「入社後どのように活躍したいか」「将来どのようなポジションになりたいか」など、理想のキャリアについても考えてみましょう。実現したいキャリアが見つかれば、就活のモチベーションアップにつながるきっかけになります。

理想のキャリアを実現するには、仕事内容だけでなく休みや給与などの条件を考えることも重要です。叶えたい条件と自身の価値観・強みを照らし合わせることで、最初は「自分には向いてない」と思っていた仕事であっても、適性があると再認識できるケースがあります。条件面も含め、広い視野で目指すべき企業の方向性を探ってみるのがおすすめです。

3.世の中にある職種や業界について知る

「自分は就活に向いてない」と感じている人のなかには、世の中にどのような仕事があるのか知らないために苦手意識をもっている場合があります。職種や業界について幅広く学ぶことで、自分に合った選択肢を見つけられる可能性が高まるでしょう。

たとえば、普段の生活のなかで馴染みは薄いものの、世の中には社会の基盤を支える重要なBtoB企業やニッチな専門職が数多く存在しています。就職四季報や業界地図などの書籍を読んだり、経済ニュースをチェックしたりして、意図的に情報収集の幅を広げてみてください。

世の中の仕事について知ってエントリーの選択肢を広げるためにも、業界研究を実施してみてください。業界研究の実施方法については、「業界研究のやり方3ステップ!コツや志望動機への活かし方も解説」の記事で解説しています。こちらも参考にしてみてください。

4.会社説明会で企業について知る

インターネット上の情報だけで企業や業界を判断するのではなく、会社説明会や合同説明会などに足を運んで、企業で働く社員の生の声を聞く機会を増やしましょう。文字だけでは伝わらない実際の企業の社風や、社員が仕事に対して抱いている熱量に直接触れることで、就活へのネガティブなイメージが払拭されることがあります。

たとえば、名前だけ知っている企業の説明会に参加すれば、具体的にどのような仕事をしているのかまで詳しく知れるでしょう。また、全く知らない企業のなかにも、自分が希望する働き方ができる会社があるかもしれません。

企業について詳しく知ることで、自分に合う・合わないの判断を明確にできます。自分に合う企業が見つかれば、就活へのモチベーションも上がっていくでしょう。

5.気になる企業のインターンシップに参加する

インターンシップに参加し、気になる企業の仕事について詳しく知ることも大切です。先述したとおり、「正社員には大変そうだからフリーターになろう」「△△の仕事をしたいけど、激務で大変そう」のようにイメージだけで考え、就活を避けてしまう人もいるでしょう。インターンシップに参加することにより、企業や仕事内容についてイメージではなく実体験で考えられるようになります。

「この仕事は合いそう」「この仕事は難しそう」と気づくだけでも、就活の方針が決まってくるはずです。インターンシップには積極的に参加して、企業や仕事に対する理解を深めてみましょう。

6.就職エージェントに相談する

「自分が就活に向いてないのがつらい」と一人で悩みを抱え込み、どう動いていいか分からなくなってしまったときは、就職エージェントのようなプロの支援サービスを頼るのがおすすめです。

数多くの学生を見てきたキャリアアドバイザーは、学生の些細なエピソードから強みを引き出し、適性のある優良企業を紹介してくれます。また、エントリーシートの添削から面接対策までマンツーマンでサポートしてくれるため、効率良く選考に臨めるようになるのが大きなメリットです。

就職エージェントは基本的に無料で相談できるので、「自分は就活に向いてない」「一人じゃ就活は無理だ」とお悩みの方はぜひ利用してみてください。

「就活が上手くいかないから、向いていないのかもしれない」と悩んでいる就活生は、「就活失敗=人生終了ではない!陥りやすい人の特徴やすぐできる対処法を紹介」の記事もおすすめです。こちらも参考にしてみてください。

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【企業規模・職種別】各仕事に向いている人の特徴

「自分は就活に向いてない」と感じるのは性格や能力の問題ではなく、応募先企業や希望職種があなたの適性とミスマッチを起こしているだけという可能性があります。

仕事にはそれぞれ求められる役割や適性があるため、万人に合う完璧な職場というものは存在しません。自分が活躍できる場所を見つけるには、どのような企業や職種でどういった資質が求められるのかを客観的に把握することが重要です。

ここでは企業規模や代表的な職種ごとに、どのような人が適していて、どのような人が苦労しやすいかを詳しく解説していきます。多様なパターンについてご紹介しているので、ご自身が少しでも興味のあるカテゴリーから適宜ご確認ください。

大企業に向いてる人・向いてない人

大企業は従業員数が多く、分業体制がしっかりと敷かれているのが特徴です。組織を支える重要な人員として、安定的に機能することが求められる環境といえます。大企業に向いている人・向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

大企業に向いている人の例として、組織のルールや制度を重視する人が挙げられます。大企業は中小企業やベンチャー企業よりも、規則や仕事の手順が明確な傾向があるのが特徴です。そのため、ルールに従って仕事をすることが苦にならない人に向いているでしょう。

また、中小企業やベンチャー企業では社員一人ひとりが幅広い業務をこなす一方、大企業は担当業務が細分化され、一つのことに専念しやすい傾向にあります。一つの専門性を高めたい人も、大企業向きといえるでしょう。

向いてない人

自由度の高い働き方を求める人は大企業にあまり向いていない可能性があります。大企業では決められた手順や承認プロセスがあるため、個人の裁量で迅速に判断することが難しいためです。

また、変化の激しい環境を好む人や、新しいことに挑戦したい人にとって、大企業の安定した環境は物足りなく感じられるかもしれません。大企業では慎重な意思決定が重視されるため、スピード感を求める人には不向きな場合があります。

ただし、入社後に配属される部署やプロジェクトによっては大きな裁量をもてるケースも。就活の段階で最初から選択肢を狭め過ぎず、企業研究を深めて若手の裁量権について調べておくことが大切です。

中小企業に向いてる人・向いてない人

中小企業は一人ひとりの役割が多岐にわたることが多く、経営層との距離も近いため、柔軟な対応力や主体性が求められる職場となっています。中小企業に向いてる人・あまり向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

中小企業では、自分の担当業務の枠を超えても困っている人に手を差し伸べられるような、柔軟性やフットワークの軽さをもつ人が重宝されます。また、経営陣に近い距離で提案を行い、企業全体の成長に直接貢献しているという手応えを感じたい人にも適しているでしょう。

また、決まった仕事だけでなく幅広い業務に携わり、あらゆる経験とマルチタスク能力が身につけたいという方にも向いているといえます。働くなかで企業の成長だけでなく、自分自身の成長も同時に感じながら働けるでしょう。

向いてない人

中小企業は大手企業に比べて、福利厚生や制度面で物足りなさを感じる場合があります。給与水準や安定性、研修制度の充実度を特に重視する人には向いていない可能性があるでしょう。また、大企業のように分業化されている環境で専門性を高めたい人にとっては、幅広い業務を任される中小企業の働き方がミスマッチであることが推測できます。

ただし、現時点であまり向いてないと感じても、働くなかで考え方が変化したり、スペシャリストからゼネラリストになりたいと思ったりする余地も十分にあるでしょう。

ベンチャー企業に向いてる人・向いてない人

ベンチャー企業は新しいビジネスモデルを展開して急成長を目指しているため、常に変化が伴う実力主義の環境といえます。ベンチャー企業に向いてる人・あまり向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

ベンチャー企業は、成長意欲がありチャレンジ精神が高い人に向いているでしょう。経営層との距離が近く決裁フローも短いため、自分のアイデアをスピーディに形にできます。

また、新規事業の立ち上げなど変化の多い環境で、多様な経験を積みたい人や責任あるポジションで裁量権をもって働きたい人にも合っているでしょう。失敗を恐れず挑戦し続ける姿勢をもてる人は、ベンチャー企業で大きく成長できる素質を秘めています。

向いてない人

仕事に安定性を求め、ワークライフバランスをきっちり確保して働きたいと考える人にとっては、ベンチャー企業の不安定さや業務量を負担に感じやすく、向いていない場合があります。また、大手企業に比べると、高水準の給与や研修制度が確立されていない場合があるのも懸念点の一つです。

もっとも、自分のペースを守りながらベンチャー企業特有の熱量に感化されていく人も存在します。リスクを恐れ過ぎず、成長できる環境としてベンチャー企業を検討するのも一つの手です。

営業職に向いてる人・向いてない人

自社の製品やサービスを顧客に提案し、売上という目に見える数字で会社の利益に直接貢献するのが営業職の役割となっています。営業職に向いてる人・あまり向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

人とのコミュニケーションが好きな人や、たくさんの人と出会いたい人は営業の仕事に向いているといえます。外回りの営業は自由度が高いため、スケジュール管理能力が高い人も力を発揮しやすいでしょう。

また、営業職では目標数字に対する達成意欲や、それを実現するための計画性も重要になります。提案を断られてもいつまでも引きずらず、気持ちを切り替えられる精神的なタフさがある人も、営業職には向いているでしょう。

向いてない人

営業は顧客とのやり取りが業務の大半を占めるため、コミュニケーションが苦手な人や、人と話すのが苦手な人にはあまり向いていない可能性があります。断られることも多い仕事なので、うまくいかないときに気持ちを切り替えられない人、ストレス耐性が低い人も注意が必要です。

しかし、営業職にあまり向いてないと感じても、最初から避けるべき職種と思い込む必要はありません。「話すことが苦手でも聞くことは得意」という方もおり、自分の特性に合った営業スタイルで好成績を出す人もなかにはいます。

営業職がどのような仕事かは、「営業職とはどんな仕事?具体的な業務内容や向いている人の特徴を解説」の記事を参考にしてください。

事務職に向いてる人・向いてない人

データの入力や書類の作成、電話対応などを通じて、社内の他のメンバーがスムーズに働けるよう裏から支えるのが事務職の仕事となります。事務職に向いてる人・あまり向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

事務職は、プライベートとの両立を重視している人に向いています。勤務時間が比較的安定しており残業が少ないことが多いため、家庭や趣味の時間を大切にしながら働きたい人には合いやすい職種です。

また、コツコツと正確に作業を進めることが得意な人や、決められたルールやフローに沿って仕事を進めることに安心感をもてる人にも向いているでしょう。

向いてない人

事務職は基本的にルーティンワークのため、変化を求める人にはあまり向いていないでしょう。自分で業務を進化させたり、新しいアイデアを形にして成果を出したりしたいと考える人は物足りなさを感じることがあります。

また、成果が給与に大きく反映される職種ではないため、収入アップを目指してキャリアを築きたい人にも不向きといえるでしょう。

とはいえ、サポート業務の中で見つけた非効率な部分に対し、自ら業務改善の提案を行うなど、工夫次第で幅広く活躍できる可能性もあります。「あまり向いてない=絶対に避けるべき」というわけではないため、少しでも気になる気持ちがあるなら、選択肢の一つとして残しておきましょう。

専門職に向いてる人・向いてない人

研究開発、エンジニア、デザイナーなど、特定の分野における高度な知識とスキルを武器にして価値を提供するのが専門職の役割と言えます。専門職に向いてる人・向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

専門職は、スペシャリストを目指したい人に向いています。法律や会計、医療、ITエンジニアなど、特定の分野で専門的な知識・スキルを深めたい人に適した選択肢です。

また、将来的にフリーランスとして独立したい人や起業を視野に入れている人にとっても、専門職で培ったスキルは大きな武器になります。自分の専門性を活かして価値を提供していきたいという気持ちがある人は、専門職で力を発揮しやすいでしょう。

向いてない人

広く浅くさまざまな業務に携わり、最終的に組織全体をまとめるゼネラリストを目指したいと考える人には、専門職の仕事は方向性が合わない可能性があります。また、プライベートを削ってまで新しい勉強をしたくないという学習意欲の低い人にとっても、周囲の高い専門性についていくことが困難になりやすいでしょう。

ただし、基礎知識を学ぶうちにのめり込み、適性が開花するケースもあります。専門職を選ぶ際は、「どの分野で専門性を高めるのか」「その分野で働き続けたいか」を事前に検討しておくことが大切です。

総合職に向いてる人・向いてない人

将来の幹部候補として採用され、さまざまな部署や拠点を異動しながら会社の中核となる幅広い業務を経験していくのが総合職の働き方となっています。総合職に向いてる人・あまり向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

全国転勤や部署異動といった環境の大きな変化に対しても、ストレスを感じずに適応できる柔軟性のある人は、総合職に向いているでしょう。新しい人間関係を構築し、未知の業務にも積極的にキャッチアップしていくバイタリティをもつ人に適性があります。

総合職へ配属される場合、ゆくゆくは管理職として組織を牽引していく役割が期待されるため、将来的に管理職やマネジメント層を目指す人にとって成長の機会が豊富です。

向いてない人

総合職はほかの職種と比較すると、転居を伴う転勤が発生しやすい傾向があります。そのため、地元で暮らし続けたい人や、プライベートの充実を優先したい人にはあまり向いてないかもしれません。また、特定の職種で専門性を深めたい人にとっては、ジョブローテーションで部署が変わる総合職の特性は負担に感じることもあるでしょう。

それでも、最初から総合職を避けるべきというわけではありません。さまざまな職場や仕事を経験するなかでマネジメントの面白さに目覚めたり、就活時の適性を覆して大成したりする人もいるでしょう。「転勤は嫌だけど総合職に興味はある」という方は、地域限定のエリア総合職を狙うという手もあるので、幅広く情報収集をしてみましょう。

一般職に向いてる人・向いてない人

一般職は総合職のサポート業務を中心に担当し、定型業務を継続して行うのが基本的な働き方といえます。一般職に向いてる人・あまり向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

一般職は、プライベートとの両立を大切にしたい人に向いています。総合職に比べて転勤や残業が少ないことが多く、勤務時間が安定しているため、趣味や家庭の時間を確保しながら働きたい人にはマッチしやすい職種です。

また、ルーティンワークを着実に進めることが得意な人や、サポート業務を通じて人の役に立つことにやりがいを感じる人にも向いています。

向いてない人

若いうちから大きなプロジェクトを任されたり、早い段階でキャリアアップしていきたいという成長意欲の強い人には、業務の幅が限定的である一般職は退屈だと感じてしまう可能性があります。実力で正当に評価されて大きく稼ぎたいという野心をもつ人にとっても、あまり向いていない環境といえるでしょう。

ただし、向いてない傾向にあるからといって避けるべきとは限らず、ライフステージの変化に合わせて働き方の価値観が変わることも多いため、柔軟に検討することが推奨されます。

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就活に向いていないと思う方へのキャリアアドバイザーのアドバイス

自分に向いている仕事を探すポイントは、「就活軸」と「内定軸」を分けて、「就活軸→内定軸」の順で考えることです。

就活軸とは、自分に合った企業を見つけるための軸、内定軸とは自分の希望を叶える軸(条件)のこと。「就活軸→内定軸」で考えないと、休みや勤務地などの条件ばかりが先行してしまい、自分の強みや将来叶えたい姿を考慮しない就活になってしまいます。その結果、「勤務地は叶うけど自分に向いている?」となる可能性があります。

自分に合った企業を見つけるための軸である「就活軸」の基本的な考え方は、「将来像(将来どんな人になりたいか/どんなキャリアを歩みたいか)」「強み(どんな力を活かして働きたいか)」「環境(一番居心地が良いor強みを発揮できるのはどんな雰囲気/どんな人と働くときか)」の3点。「就活軸」の考え方のヒントは下記のとおりです。

・将来像:何歳でどんな生活していたい?そのために何歳でいくらお金が必要?(女性は特に)育産休の可能性もあるけどどんな母親でありたい?
・強み:自分で思う「人と自分が違うと思うポイント」は?周りの人からなんて言われる?
・環境:チームと個人どっちが得意/好き?ノルマって聞いたらモチベ/プレッシャーどっちに感じる?どんな人と働きたい?

就活においては、基本的に「就活軸」に沿ってエントリーし、志望度の整理をしていきます。「就活軸」に沿った内定を複数もらった際に、「内定軸」で比較して承諾先を決めていきましょう。

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就活に向いてないと悩んでいるあなたへ

就活に向いていないと感じ、就活をやりたくないと思う方もいるでしょう。就活が向いていないと感じる場合には、自己分析や業界研究など準備をしっかりと進めることが大切です。

また、就活が向いていないと感じるときは、悩みや不安を相談することも大事。就職エージェントに相談して、就活とどのように向き合えばよいかを考えてみましょう。

キャリアチケット就職エージェントは、新卒者におすすめの就職支援サービスです。初回の面談から内定獲得までマンツーマンでサポートを行うので、就活への悩みや不安を相談しやすい環境が整っています。

悩みや不安のサポートはもちろん、自己分析や業界研究など、就活を具体的に進めるサポートもお任せください。プロのキャリアアドバイザーと一緒に就活を行い、理想の企業への内定獲得を目指しましょう。

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「就活向いてない」と感じる人によくあるお悩み

ここでは、「就活向いてない」と感じる人によくあるお悩みへの回答をご紹介します。

Q.「就活で人生狂ったらどうしよう」と不安で動けない…

A.卒業後のファーストキャリアは確かに重要ですが、新卒で入社した会社で人生のすべてが決まるわけではありません。現代は転職が当たり前の時代となっており、一度社会に出たあとでキャリアの軌道修正を行うことは可能です。

万が一自分に合わない企業に入ってしまったとしても、そこで得た社会人経験は次のステップに活かせます。過度に結果を恐れて立ち止まるよりも、まずは「数年間だけ経験を積む場所」という程度の認識にハードルを下げて行動を起こしてみることが、不安を払拭するきっかけになるでしょう。

Q.面接で「うちの会社に向いてないよ」と言われた…

A.面接官が厳しい言葉を投げかけてくる意図には、ストレス耐性を測る「圧迫面接」の一環である可能性と、本当に適性がないと判断して本音のアドバイスをしている可能性の2つが考えられます。言われたその場では感情的にならず、「ご指摘ありがとうございます。もし可能でしたら、どのような点でそう感じられたか教えていただけますか?」と冷静に理由を深掘りして返すのが効果的です。

面接官の厳しい言葉にただ落ち込むのではなく、自分を客観視し、次へ向けた改善材料として活かす姿勢をもつことが大切です。そのうえで、不採用になってしまったときは「今回は縁がなかった」と割り切りましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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