就活で「どこでもいい」はやめよう!やみくもな就活を抜け出すコツを解説

このページのまとめ

  • 就活でどこでもいいと考えてしまうと、熱意が伝わらず採用されない
  • 就活でどこでもいいと思うことで、就職活動全般に手を抜いてしまうリスクがある
  • 就活のどこでもいいから抜け出すには、時間を作ってゆっくりと考えるのが大事

就活で「どこでもいい」はやめよう!やみくもな就活を抜け出すコツを解説のイメージ

「就活が面倒だから就職先はどこでもいい」「内定がもらえればなんでもいい」と考えてしまう就活生もいるでしょう。就活を大変に感じたり焦りや不安を抱えたりすると、どこでもいいと考えてしまいがちです。しかし、適当に就職先を選んでしまうと後悔するので注意してください。

この記事では、就活の「どこでもいい」が危険な理由を解説します。「どこでもいい」と考えてしまったときの対処法も紹介するため、参考にしてください。

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目 次

就活で「どこでもいい」と考えると選考に受からない理由

就活で「就職できればどこでもいい」と考えていると熱意が伝わらず、そもそも選考に通過できないリスクもあります。ここでは、どこでもいいと考えてしまうことで、なぜ選考を突破できないかを解説するため、参考にしてください。

熱意が伝わらず採用されない

就職先がどこでもいいと考えていると、採用担当者に熱意が伝わらず、採用してもらえません。採用担当者は同じくらいのスキルや能力を持つ就活生であれば、入社に対して熱意のある就活生を採用するからです。

また、能力やスキルがあっても、熱意のない学生はやる気がないとみなされます。採用しても活躍するビジョンが見えず、採用を見送られる可能性は高いでしょう。

志望動機に説得力が生まれない

就職先はどこでもいいと思っていると、志望動機の内容も薄くなります。「第一志望ではなさそう」「内定さえもらえれば、どの企業でもいいのでは?」などの印象を与え、採用されにくくなるでしょう。

志望動機は、どの会社でも質問される重要な内容です。どこでもいいと考えてしまえば、やる気のなさが採用担当者にも伝わるため気を付けてください。

志望動機で意欲を伝える方法は、「志望動機の構成はどうやって作る?作成時の手順と5つの構成要素を解説」の記事で解説しています。内容はもちろん、伝え方も大事なため、表現を工夫してください。

自分の強みや長所が評価されない企業を受けてしまう

就職先を真剣に選ばなければ、自分の強みや長所が評価されない会社を受けてしまう場合も出てきます。ミスマッチの会社を志望すると、「この強みは自社には合わない」と考えられ、不採用になってしまうでしょう。

面接では、自己PRや長所・短所の質問が行われます。その際、採用担当者は、「強みや長所が業務でどのように活かせるか」「活躍できるイメージがあるか」を考えていると知っておきましょう。

就職先なんてどこでもいいと選考を受けてしまえば、ミスマッチと判断され、内定を獲得できなくなってしまいます。

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就活でどこでもいいと考える学生に向けてキャリアアドバイザーのアドバイス

内定は、自分の強みが企業の求める人物像と一致し、自分の志向性が企業のビジョンや環境と一致したときにもらえるものです。そのため、あてずっぽうでエントリーしてしまうとマッチする確率が大きく下がってしまいます。結局、丁寧に自己分析をしてマッチする企業を選ぶよりも、時間がかかってしまう可能性があります。

多くの就活生が、「納得のいく企業に就職をすること」よりも「内定をもらうこと」に目が行きがちですが、入社後も見据えて自己分析・企業研究を行えた人が最終的には内定を獲得できます。選考初期の段階から、「この企業に入社するとしたらどうする?」という視点で企業のことを知っていきましょう。

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就活で「どこでもいい」と考えてしまう原因

就活で頑張るためには、「なぜ就職先をどこでもいいと考えてしまうのか」を知っておくのも重要になります。就活で投げやりになってしまう原因を紹介するので、参考にしてください。

就活が面倒くさくて疲れた

就活を面倒に感じ、「就職できるならどこでもいい」と考えてしまうケースはよくあります。就活では、自己分析や業界研究、エントリーシートに履歴書作成など、やるべきことが多くて大変だからです。

就活準備だけではなく、本選考が始まってからも必要なことはたくさんあります。説明会に参加したり、面接に参加したりと、体力面でも疲れてくるでしょう。

忙しいと余裕がなくなり、「就活を早く終えたい」「内定さえもらえれば就職先なんてどこでもいい」と考えてしまいがちです。忙しくて疲れてしまったときには、活動量を減らしたり、やるべきことを整理したりして対処してください。

選考に落ちてしまい気分が下がっている

選考に通らず気分が落ち込んでいるときも、就職先なんてどこでもいいと考えてしまいがちです。ネガティブになっていると感じたら、気分転換を行いましょう。

就活は内定よりも、不採用の方が多くなります。志望度が高い企業に落ちたり、採用が続かなかったりすれば、気分が下がってしまうのは当然です。

しかし、落ち込んだ場合にでも、どこでもいいと投げやりになるのは避けましょう。気持ちを切り替えて、次の選考に向けて対策を進めてください。

就活で疲れたときのリフレッシュ方法を「就活に疲れたときの対処法8選!疲れないための就活への向き合い方も解説」の記事で紹介しています。リフレッシュは大事なので、疲れたときはゆっくりと休みましょう。

早く内定がほしくて焦っている

内定欲しさに焦ってしまうときも、就職先を深く考えられなくなりがちです。周りが内定を獲得しているのに、自分だけ内定を1個も獲得できない状態では、気持ちが焦ってしまうでしょう。

しかし、焦っても内定が獲得できるわけではありません。反対に、焦ってしまうことでミスが増え、内定が遠ざかる場合もあります。周りが内定を獲得し始めても焦らずに、自分のペースで取り組むのが大切です。

給料や勤務地など特定の条件だけで決めている

「希望は給料は△△以上のみ」「勤務地は東京であればなんでもいい!」などのように、特定の条件だけを見ている就活生も注意しなければなりません。特定の条件さえ満たせば、就職先はどこでもいいと考えてしまうからです。

キャリアチケットの「【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査」によると、 企業を選ぶイントで「給与」が16%の2位、「勤務地」が13%の3位と、条件面を重視する就活生の割合が上位に来ています。

キャリアチケット「【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査」のイメージ

引用:キャリアチケット「【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査

給与や勤務地などの条件面は、もちろん大切です。しかし、条件面だけ見てしまうと、業務内容や社風などのミスマッチを起こしてしまいやすい点には気を付けてください。

企業選びの条件が偏っている場合には、就活の軸を見直し、ほかにも優先する条件がないか考えてみましょう。複数の条件が浮かぶようになれば、企業選びも行いやすくなります。

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就活で「どこでもいい」と考える場合のメリット

「就職先はどこでもいい」と考えることには、実はメリットもあります。ここでは、どのようなメリットがあるかを解説するので参考にしてください。

就職先の視野を広げられる

就職先をどこでもいいと考える場合、視野を広げられるメリットがあります。特定の条件に縛られることなく、幅広い業界や職種の会社に興味を持てるからです。

たとえば、「業界は気にせず、営業ならどこでもいい」と考える就活生は、就職先の幅が広くなります。一方で、「商社業界のみで、営業職で、東京勤務のみ」などのように条件が多いと、選択肢は狭くなるでしょう。

どこでもいいと考えるからこそ、選択肢を広げられ、自分に合う企業に出会いやすくなるメリットがあります。

選考に落ちても気持ちの切り替えができる

選考に落ちてしまった場合でも、「次の企業で頑張ればいい」と切り替えやすい点もメリットです。就職先にこだわりがないので、内定がもらえなくても落ち込むことが少なくなります。

もし、志望度の高い会社がある場合、落ちてしまうとしんどくなる場合がほとんど。「ほかに行きたい会社がない」と、この先どうすればいいか悩む就活生も出てきます。

就職先はどこでもいいと考えている就活生は、結果を気にせず、すぐに切り替えて次の会社に動きやすいのがメリット。必要以上に落ち込まないことは、就活を続けるうえで大切です。

企業や条件にこだわりがなく柔軟な就活ができる

こだわりがなく方針を柔軟に変更できる点も、どこでもいいと考えるメリットになります。自分に合わないと思えば、すぐに違う業界や会社を目指せるからです。

たとえば、「説明会に参加したけど、自分には合わなそう」と思うこともあるでしょう。就職先にこだわりがなければ、選考にも参加せず、別の会社を目指せます。

一方で、こだわりが強かったり、選択肢が狭かったりすると、「この会社以外に受けられる場所がない」と追い込まれてしまう場合も。自分に合わないと感じたら、方針転換が容易な点もどこでもいいと考えることのメリットになります。

どこでもいいと考える人は、とりあえず応募するケースも多いでしょう。積極的に応募を行う就活生は、「とりあえず応募はOK?就活生の平均エントリー数と企業の選び方について」の記事もぜひ参考にしてください。

受ける企業を増やし続けると、スケジュール面で大変になります。無理せずに就職活動をできるペースを把握しておくのをおすすめします。

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就活で「どこでもいい」と考える場合のデメリット

就活でどこでもいいと考えていると、就活に手を抜いてしまったり、入社できてもミスマッチが起きたりなどデメリットがあります。

将来的に後悔しないためにも、どのようなデメリットがあるか確認してみましょう。

就活全般で手を抜いてしまう

「会社なんてどこでもいいや」と考えていれば、業界研究や企業研究をしなくなります。また、「面接も適当に受ければ内定をもらえるだろう」とも考えてしまうようにもなるでしょう。

就職先を適当に決める就活生が、書類選考や面接対策に対して真剣に取り組むとは考えにくいものです。就職先をどこでもいいと考えただけで、就活全体が適当になってしまうリスクがあります。

ブラック企業に入社してしまう

就活でどこでもいいと考えていると、ブラック企業に入社してしまう可能性が高まります。会社の雰囲気や条件を見ずに、内定がもらえたところに入社しようと行動してしまうからです。

ブラック企業は離職率が高いために採用枠が多く、内定が獲得しやすい傾向にあります。「内定が出たから」とよく考えずに入社を決めてしまうと、入社してから後悔することにつながりかねません。

ブラック企業を避けるために、「ブラック企業の見分け方とは?その特徴と対応策」の記事も確認しておきましょう。

入社できても短期間で離職してしまう

とりあえずで入社してしまうと、自分に合わず短期間で離職する恐れもあります。「自分に合う仕事ではなかった」「想像していた雰囲気と違う」などのように、入社してからわかることもあるでしょう。

入社した会社で長期的に働くためには、業界研究や企業研究を行い、自分に合う仕事を見つけるのが大切です。どこでもいいと投げやりになってしまうと、自分に合わない仕事を選んでしまうため、気を付けてください。

モチベーションが上がらずキャリアアップできない

ミスマッチの会社に入社してしまうと、仕事へのモチベーションが上がらず、キャリアアップも難しくなります。「成長しよう」「勉強しよう」と思えず、仕事の成果もなかなかでないからです。

自分の将来のためには、キャリアアップができそうかどうかを考えて選ぶのも大切になります。モチベーションを上げて仕事ができるように、自分にマッチする仕事を探してください。

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就活での「どこでもいい」から抜け出す方法

「どこでもいい」と考える就活から抜け出すには、ゆっくり就活と向き合う時間を作るのが大切です。自己分析を行ったり、これまでの就活を振り返ったりしてみましょう。

ここでは、どこでもいいから抜け出すための、6つの方法を解説します。

落ち着いて考える時間を作る

まずは一旦落ち着き、ゆっくりとする時間を作りましょう。「入社できればどこでもいい」と考える就活生のなかには、内定がなくて焦っているケースもよくあります。

焦ると気持ちが空回り、何をしてもうまくいかないことも。うまくいかないとさらに焦り、失敗が続いてしまいます。まずは一旦落ち着いて、今後の就活について考えてみましょう。動き続けるだけではなく、ときには立ち止まることも大切です。

これまでの就活を振り返る

これまでの就活を見直し、改善するのも大切です。よくない行動があれば、今のうちに改善しておきましょう。

たとえば、「業界研究や企業研究はできていたのか」「面接対策は行っていたか」などを振り返ります。また、「なぜどこでもいいと考えていたのか」と自分の気持ちと向き合うことも大切です。

反省して改善を行わないと、「入社できればどこでもいい」と考える就活からは抜け出せません。一度就活を見直す時間も作ってみましょう。

就活を見直す場合、あらためて就活の軸を決めてみるのがおすすめ。「就活の軸とは?見つけ方や伝える際のポイントを解説」の記事を参考に、今後どのように就活を進めていくか考えてみましょう。軸さえ明確になれば、迷うことも減り、自信をもって就活できます。

自己分析を行う

就活でどこでもいいと考えてしまったら、自己分析もおすすめ。就活を続けていると、多くの企業に出会い選択肢も増えるため、自分の将来に迷ったり、何をしたらいいかわからなくなったりすることもあるからです。

悩んだときに改めて自己分析を行い、自分の考えや適性を明確にしておけば、就職したい企業や業界も見つけられるようになります。また、書類選考や面接対策にも欠かせないので、あらためて実施しておきましょう。

自己分析の方法は、「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」で解説しています。キャリアチケットでも自己分析のサポートを行っているので、うまく自己分析ができないと悩んでいる方は、ぜひ相談してください。

業界研究や企業研究をする

自己分析と合わせて、業界研究や企業研究も行いましょう。自分に合う仕事や企業を見つけるために、業界や企業について理解を深めることは欠かせません。

また、そもそも業界や企業についての知識が足りず、どこでもいいと考えている場合もあります。選択肢を増やすためにも、入念に業界研究や企業研究を行ってください。

就活の軸を決める

入社できればどこでもいいと思ってしまうときには、就活の軸を決めるのも大切です。志望する条件や働きたい職種が決まれば、就職先を探しやすくなります。

たとえば、次のような条件を軸に探してみてもいいでしょう。

・転勤がない
・給与が高い
・企業理念に共感できる
・福利厚生が充実している
・若くても実力があれば評価される
・ワークライフバランスを実現できる
・キャリアアップできる環境がある

注意点は、希望する条件が多すぎると該当する企業が見つかりにくい点です。妥協できる条件と妥協できない条件に分け、優先順位を決めるのも大切になります。

家族や友人に相談する

就活に悩んでしまったら、家族や友人に相談してみましょう。就活に対する不安や働くことへの考え方などを聞いたり話したりすることで、新たな視点に気付けることも。どこでもいいと思う気持ちを切り替えて、就活に向けて前向きな気持ちになれます。

就活を成功させるためには、メンタルも重要です。1人で抱えずに、悩みは相談するようにしましょう。

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就活で「どこでもいい」をやめて内定を獲得する方法

「どこでもいい」就活から卒業するには、就活のやり方を変えるのも大切です。企業の探し方やエントリー方法を変えてみましょう。

ここでは、就活で「どこでもいい」と考えるのをやめて、内定を獲得するための方法を解説します。

中小企業に注目する

大手企業や有名企業だけに注目せず、中小企業にも目を向けてみましょう。中小企業のなかにも優良企業や、業界トップシェアを誇る企業があります。

大手企業などは応募する就活生も多く、倍率が高くなり内定を獲得するのが大変です。一方で、中小企業であれば、優良企業であっても知名度が低く、倍率が低いケースがあります。

誰もが知っている企業だけにエントリーするのではなく、知らなかった企業にも目を向けてみると、内定獲得に近づきます。

大学独自の求人を探す

大学のキャリアセンターに相談し、大学独自の求人を探してみましょう。大学に求人を出している企業は、その大学から採用したいと考えており、内定につながりやすくなります。

もし、大学独自の求人で見つけた企業に、大学のOB・OGがいる場合には話を聞いてみるのもおすすめします。Webサイトにはない情報を入手し、志望動機や自己PRに活かせれば、さらに評価されるでしょう。

内定直結のイベントに参加する

まずは一つ内定をとって安心したいと感じる就活生は、内定直結型のイベントに参加するのがおすすめです。イベントによっては、その場で内定が獲得できるものもあります。

内定直結型のイベントは、企業の採用意欲が高い点もメリット。内定直結型のイベントについては、「即日内定もあり得る?選考会とはどのような仕組みなのか」の記事も参考にしてみてください。

採用人数が多い企業の選考に応募する

内定獲得の確率を上げるために、採用人数が多い企業にエントリーする方法もあります。採用人数が多ければ通過率も高く、内定しやすくなるからです。

自己分析ができており、選考対策を十分に行っていても、採用枠が難しければ内定獲得は大変です。内定獲得には、どれだけの人数が募集されているのかを確認し、応募するのが大切になります。

エントリー数を増やして選考に慣れる

選考で実力を発揮できるように、選考に慣れておくことも大切です。エントリー数を増やして選考回数を増やし、場の雰囲気や面接でのよくある質問に慣れておきましょう。

面接などの選考では、想像以上に緊張します。事前に回答する内容を準備していても、頭が真っ白になって何も言えなくなる場合も。リラックスして選考に臨めるように、多くの企業にエントリーをして、選考への参加回数も増やしておきましょう。

就活エージェントに登録する

内定までたどり着かないと悩むあなたにおすすめなのが、就活エージェント。就活エージェントであれば、あなたの悩みや状況に応じたサポートが受けられます。グループディスカッションや面接などの選考対策はもちろん、履歴書などの書類対策も相談可能です。

また、うまくいかない就活を最初からやり直したいという方にもおすすめ。自己分析や業界研究など、就活序盤の悩みも伝えてみましょう。

就活エージェントのキャリアチケットでも、就活全般のサポートを行っています。あなたに合う企業の紹介も行っているので、就職できればどこでもいいと悩んでいる方は、投げやりにならず、ぜひ一度相談してください。

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就活がうまくいかないときに実施したい選考対策

志望企業の内定が獲得できない場合、選考対策を見直してみましょう。やみくもに選考に参加しているだけでは、思うように評価はされません。

ここでは、選考別に対策を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

履歴書

履歴書で評価されるポイントは、志望動機です。履歴書は「名前などの基本情報」「学歴」「資格」の記入スペースが多く、アピールする箇所が少ないのがポイント。志望動機のように、限られた部分でほかの就活生と差別化をしなければなりません。

志望動機では、企業に対する熱意や入社意欲が伝わるよう意識し、「なぜその会社を志望するのか」を明確にしましょう。どの会社にもあてはまるような内容では、アピールにつながりません。

履歴書の書き方については、「就活の履歴書はどう書けば良い?履歴書の選び方から書き方まで解説」の記事で解説しています。内容はもちろん、読みやすさにも気を配れると、さらに評価されるようになるでしょう。

エントリーシート

エントリーシートでは、企業の意図を考えて回答するようにしましょう。会社独自の質問項目が出されることもあり、企業の求める人物像に合わせて回答できるかが見られています。

エントリーシート作成前に、応募企業ではどのような強みやスキルが評価されているか確認しておきましょう。評価される内容に応じて、アピールする強みを選ぶようにしてください。

エントリーシートの書き方については、「エントリーシートとは?選考を突破する書き方のコツを例文付きで解説」の記事で紹介しています。書き方のポイントを理解しておくと、どの企業でも評価アップにつなげられるのでおすすめです。

適性検査

SPIや玉手箱など、適性検査の対策も行いましょう。基準となる点数を取得できないと、選考に落ちてしまう場合もあるからです。

適性検査の対策には、問題集を繰り返し解くのがおすすめ。問題には傾向があるので、自分の苦手な問題を把握し、解き方に慣れておけば本番で慌てることも少なくなります。

また、時間配分についても、事前に考えておきましょう。たとえば、SPIは1問ごとに制限時間が設けられており、玉手箱も問題数が多いため、思っているよりも1問にかけられる時間は少なめ。テンポよく回答していくのが重要です。

適性検査の対策については、「就活の適性検査の評価実態やコツを解説!何気なく回答はもうおしまい!」の記事を参考に進めるのがおすすめ。適性検査の種類によって問題の傾向は変わるので、どの適性検査が出題されるのか確認して対策してみてください。

グループディスカッション

グループディスカッションやグループワークに対する選考も行っておきましょう。特に、グループディスカッションで注視されることや場の雰囲気に慣れておくことが大切です。

グループディスカッションでは、「周囲と協力できているか」「適切なコミュニケーションがとれているか」などが見られています。自分だけで対策するのは難しいので、就活セミナーなどのグループディスカッション対策に参加しておくのをおすすめします。

面接

面接はどの企業でも実施されるので、対策は必須です。面接では、「印象のよい受け答えができているか」「自分の言葉で話せているか」がポイント。内容はもちろん、話し方や身だしなみの点もチェックしておきましょう。

面接が不安な場合は、模擬面接を受けておくのもおすすめ。場数が増えるほど緊張もしにくくなり、パフォーマンスが出せるようになります。自信をもって伝えられるように、練習をしておきましょう。

面接対策については、「就活の面接対策で必要なことは?よく聞かれる質問と対策法も解説」の記事も参考にしてください。

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就職さえできればどこでもいいと考えるあなたへ

「就職さえできれば、企業なんてどこでもいい」と考える人もいるでしょう。どこでもいいと考えてしまう気持ちもわかりますが、将来の後悔につながってしまいます。投げやりにならず、自分に合う企業について考えてみましょう。

就活は将来を決める重要な機会であり、時間をかけて企業を探すのが大切です。就活でどこでもいいと考えてしまった場合は、再度自分がやりたいことや興味のある分野を考え、それにあった企業を見つけましょう。

方向性を見失ってしまった場合には、就活エージェントへの相談もおすすめ。キャリアチケットでは、あなたの希望や志向に合わせた求人情報を提供し、選考対策や面接対策などのサポートも行っています。

「大変だから早く終えたい」「早く内定がほしい」と思う場合もあるでしょう。どこでもいいと投げやりにならずに、まずはキャリアチケットに相談してください。

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キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。