履歴書が書けないのはなぜ?失敗する原因やうまく書くための書き方を解説!

このページのまとめ

  • 履歴書が書けないのはどのように書けばいいのかがわからないから
  • 履歴書が書けない場合は自己分析を行い書く内容を整理しておく
  • 履歴書が書けない場合は基本的な書き方から学んでみよう

履歴書が書けないのはなぜ?失敗する原因やうまく書くための書き方を解説!のイメージ

就活生に多いのが、「履歴書がうまく書けない…」といった悩みです。どうやって書けばいいのか、どのような内容を書けばいいのか、悩んでしまうこともあるでしょう。

履歴書が書けない場合、まずは書き方を知るのが大切です。書く際のポイントを知り、アピールにつなげましょう。

この記事では、履歴書がうまく書けない原因やよくある失敗を解説。履歴書の項目ごとに書き方も紹介しているので、参考にしてください。

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目 次

履歴書がうまくかけない3つの原因

履歴書が書けないと思う背景には、「書き方がわからない」「書く内容が思いつかない」などの理由が考えられます。まずはうまく書けない理由を整理して、履歴書の作成に挑戦しましょう。

履歴書の書き方がわからない

履歴書をどのように書くかがわからないと、当然ですが履歴書は書けません。書き方のコツや、文章の構成などを知っておきましょう。

1つの項目で行き詰ってしまうと、別の項目も難しく考えてしまい、手が進まなくなる場合もあります。項目ごとのポイントを押さえ、うまくアピールできるように準備しましょう。

履歴書の基本的な書き方については、「就活の履歴書は何を書けば良い?履歴書の選び方から書き方まで解説します」で解説しています。どの企業も書き方の基本は同じなので、基礎からしっかりと固めるようにしましょう。

自己分析ができていない

自己分析ができていない場合、書く内容が思いつきません。「自己PRでは何を書けばいい?」「志望動機が思いつかない」などの状況に陥ってしまうでしょう。

履歴書の内容を充実させるためには、自分の個性や考え方を理解し、アピールにつなげるのが大切です。履歴書を書くよりも前に自己分析を行い、どのような内容を書くか考えるようにしましょう。

自己分析の方法については、「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」の記事で解説しているので参考にしてください。

アピールする内容がわかっていない

自分の個性や考え方を理解していても、アピールの方法を知らなければ履歴書は書けません。どの特徴をアピールすればいいか、悩む人もいるでしょう。

たとえば、自己PRでは企業が求める人物像にあう個性や、仕事で活かせる特徴をアピールするのが大切です。志望動機では、志望企業でなければならない理由や、入社後にどのように活躍できるかなどをアピールします。

履歴書を書くためには、アピールするコツを知っておくのが大切です。企業の意図を考え、どのような答えが求められているか想像してみるのもいいでしょう。

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履歴書が書けないときに確認したい各項目の書き方

履歴書を書くために、基本的な書き方を確認しておくのが大切です。ここでは、項目ごとの記載方法を解説するので、参考にしてください。

基本情報欄

基本情報欄とは、「氏名」「住所」「連絡先」などの情報を記載する項目です。間違いがあると連絡が来なかったり、郵送物が届かなかったりするため気を付けましょう。

基本情報欄で気を付けるポイントは、「書き忘れをしない」「正式名称で書く」の2つです。ふりがなを忘れたり、連絡先の記入を忘れたりする人も多いので気を付けましょう。

また、住所を省略し、正式名称で書かない人もいます。都道府県から記載し、マンションやアパート名なども忘れずに書くようにしてください。

学歴・職歴欄

学歴については、中学校卒業から記載しましょう。学校名は省略せずに書いてください。たとえば、「高校」ではなく、「高等学校」と記載します。次のように記載すれば、基本的には問題ありません。

平成△△年3月 東京都立△△中学校 卒業
平成△△年4月 東京都立△△高等学校 普通科 入学
令和△△年3月 東京都立△△高等学校 普通科 卒業
令和△△年4月 △△大学△△学部△△学科 入学
令和△△年3月 △△大学△△学部△△学科 卒業見込み

職歴については、「なし」または「特になし」と記載しましょう。職歴は社会人としての勤務経験を記載する場所です。アルバイトは職歴に含まれないので気をつけてください。

学歴や職歴の書き方については、「就活で役立つ!履歴書やESの「学歴」欄の正しい書き方は?」の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

資格・免許欄

資格や免許欄には、これまでに取得したものをすべて記載しましょう。ただし、志望企業にまったく関係ない場合は、記載しなくても大丈夫です。所持している資格が多すぎると記入できなくなる場合もあるので、その場合は厳選しましょう。

資格や免許を書く際のポイントは、正式名称で書く点です。たとえば、「英検」ではなく、「実用英語技能検定」が正式名称になります。運転免許証についても、普通自動車の場合は「普通自動車第一種運転免許」と記載しなければなりません。記入する前に、正式名称を確認しておきましょう。

本人希望記入欄

本人希望記入欄とは、企業に対しての要望を記載する欄です。ただし、どのような内容でも書いていいわけではありません。

基本的に新卒は、「貴社規定に準じます」と記載しましょう。「給料は△△万円を希望します」「残業はなしがいいです」のような、希望を書く場所ではありません。

「家族の介護が必要で転勤は難しい」「持病がある」などの場合に、使用する項目です。

志望動機

志望動機の欄には、企業を志望する理由を詳しく書きましょう。次のような内容を記載するのがおすすめです。

・なぜ志望企業を選んだか
・志望企業を選んだきっかけになるエピソード
・他社ではなく企業に入社したい理由
・入社後にはどのようなことに取り組みたいか
・自分の特徴をどのように活かせるか

志望動機の書き方については、「履歴書の志望動機を書くコツとは?魅力的に仕上げるポイントを解説!」の記事で解説しています。企業に対してアピールできる重要な項目なので、力を入れて記載しましょう。

自己PR

自己PRでは、自分の強みや長所を記載します。ポイントは、企業の業務で活かせる強みを記載する点です。

企業は採用する人材を決める際に、「自社で活躍できるか」を考えています。業務で活かせそうな強みをアピールできれば、入社後に活躍するイメージが湧くでしょう。

企業によっては「求める人物像」を明確にしている場合もあります。企業が求める能力にあわせて、アピールする内容を変えるようにしましょう。

自己PRのポイントについては、「受かる自己PRの書き方はどうすればいい?基本的な構成や例文を紹介!」の記事で詳しく紹介しています。

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履歴書をうまく書けない人がやりがちなミス

履歴書がうまく書けないと思う場合、「文章が読みにくい」「文字数が足りない」などの状況に陥っているかもしれません。よくある失敗を知って、自分は大丈夫かチェックしてみましょう。

ここでは、履歴書がうまく書けない場合によくあるミスを5つ紹介します。

読みにくい文章になっている

履歴書がうまく書けない場合、まずは文章の読みやすさを確認してみましょう。読みやすい文章を書くには、結論から書くことを意識するのがポイントです。

また、「専門用語や難しい言葉を使いすぎていないか」「数字を使って具体的に書けているか」なども確認しておきましょう。

さらに、文字の丁寧さも読みやすさにつながります。汚い文字や小さい文字は読みにくい文章になってしまうので、きれいで丁寧な文字を書くように心がけてください。

空欄を作っている

履歴書に空欄の項目ができていないか確認しましょう。記入する内容がない項目でも、空欄はNGです。

たとえば、大学生に職歴はありませんが、「なし」と記載します。また、資格を所持していない場合でも、「なし」と書くのを忘れてはいけません。

空欄があると手抜きの印象を与えたり、記載忘れと思われたりしてしまいます。印象が悪くなってしまうので、空欄は作らないようにしてください。

自己PRや志望動機の文字数が少ない

記載する枠に対して文字数が少なくなっていないかも、気を付けたいポイントです。できるかぎり、枠いっぱいを使うようにしましょう。

文字数が指定されている場合は、指定の8割以上書くのが目安です。ただし、文字数稼ぎのためにj不要な情報を増やしてしまうと、評価が下がるので気を付けましょう。

文字数制限のある自己PRの例文は、「自己PRを400字以内で書くには?気をつけるべきポイント」の記事で紹介しています。どのくらいのボリュームになるか、チェックしておきましょう。

企業にあわせて内容を変えていない

履歴書の内容は、提出する企業によって変えるようにしてください。「自己PRや志望動機を考えるのがめんどくさい」と、使いまわすのはNGです。

どのような企業にでもあてはまる内容を書いていると、入社への意欲を感じられず選考に落ちてしまいます。また、志望企業にあてはまらない内容を書いてしまい、おかしいと思われる場合も出てくるでしょう。

履歴書内容はエントリーする企業ごとに考えるのがポイントです。使いまわしはバレてしまうケースも多いので気をつけてください。

書籍やネットの例をそのまま使っている

書籍やインターネットで見つけた例文をそのまま使うのはNGです。オリジナルの内容を考えてください。

自己PRや志望動機などは、調べれば例文がでてきます。しかし、採用担当者によっては、丸写しではないか確認している場合もあるので気をつけましょう。

また、丸写しをしても自分のエピソードではないため、面接で深掘りされた場合にバレてしまいます。例文は参考程度にとどめ、オリジナルのエピソードで挑みましょう。

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履歴書がうまく書けないと悩んでいるあなたへ

選考に参加するため、履歴書を書くのは大変です。なかには履歴書を書いたことがなく、どのように書けばいいのか、何を書けばいいのか迷う就活生もいるでしょう。

履歴書は記載する内容も多く、慣れるまでは大変な作業です。もし、自分だけでは難しいと思ったら、就活のプロに相談してみましょう。

就活エージェントのキャリアチケットでは、履歴書作成に悩む就活生のサポートを実施しています。書き方のポイントやアピールするコツをマンツーマンでサポート。内容に迷う就活生に対しては、自己分析の進め方からアドバイスを行います。

履歴書は書類選考だけではなく、面接でのアピールポイントにもつながります。キャリアチケットで書き方を学び、より自分をアピールできるようにしておきましょう。

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