このページのまとめ
- 職歴のない新卒の就活生の場合、履歴書には「なし」と書くのが基本
- 履歴書の職歴欄にはアルバイト経験や学歴は書かないのがマナー
- 職歴がなくても、志望動機や自己PR欄で自分の魅力をアピールができる
「職歴なしの人は履歴書に何を書くべき?」とお悩みの就活生もいるでしょう。基本的に、就業経験がない新卒の就活生は、職歴欄に「なし」と記載します。アルバイトやインターン経験などは、ほかの項目に記載しましょう。
この記事では、職歴がない場合の履歴書の書き方を解説します。また、職歴なしで自分の魅力を伝えるための履歴書作成のポイントもご紹介。就活では履歴書マナーが重要なので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 職歴なしの場合は履歴書のほかの欄を充実させよう
- 新卒は履歴書の職歴欄に「なし」と書くのが基本
- 職歴がなくても空白はNG
- 「職歴」の見出しは中央に書く
- 職歴の最後は「以上」で締める
- インターンやアルバイトの経験は職歴に書かない
- 職歴なしでも魅力的な履歴書を作成するポイント6選
- 1.志望動機で熱意を伝える
- 2.自分の人柄をアピールする
- 3.自己PRやガクチカに経験を含める
- 4.志望先で活かせる免許や資格を記載する
- 5.就活のプロに添削を依頼する
- 6.履歴書を郵送する際は添え状を同封する
- 職歴なしの履歴書の書き方が不安なあなたへ
- 職歴なしの履歴書に関するよくある質問
- Q.新卒は履歴書の職歴欄は空白で良い?
- Q.職歴なしだから履歴書にアルバイト経験を書きたい…
- Q.「学歴」の最後の行と「職歴」の間は1行空けるべき?
- Q.履歴書の「職歴なし」と「以上」は同じ行に書く?
職歴なしの場合は履歴書のほかの欄を充実させよう
履歴書の職歴欄に書くことがないと、「これだけで不採用になってしまうのではないか」「熱意が伝わらないのではないか」と不安になるかもしれません。しかし、多くの学生が初めて社会に出る新卒採用において、職歴がないのは当然のこと。それが原因で選考に落ちることはないでしょう。
新卒の履歴書作成で大切なのは、職歴がない分、ほかの記入欄をしっかりと充実させることです。志望動機や自己PR、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)などの項目を作り込めば、企業の採用担当者に自分の強みや入社への意欲を十分に伝えられます。
ただし、職歴がなくても問題ないからといって、職歴欄の書き方に決まりが全くないわけではありません。まずは正しい書き方を知り、「社会人としての基本マナーが身についている」という良い第一印象を与えられるようにしましょう。
「そもそも履歴書を提出するエントリーって何?」と気になる方は、「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」の記事をご確認ください。
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新卒は履歴書の職歴欄に「なし」と書くのが基本
新卒の就活生の場合、これまでに正社員や契約社員として企業に雇用された経験がない場合は、履歴書の職歴欄にはひと言「なし」と記載するのが基本のルールです。「書くことがないから」といって学歴だけで終わらせたり、独自の判断で別の内容を書き込んだりしてはいけません。
履歴書はビジネス書類の一種であり、採用担当者は「正しい型どおりに書類が作成できているか」を通じて、社会人としての最低限のマナーが備わっているかどうかもチェックしています。職歴がない新卒だからこそ、基本の書き方をマスターし、減点されない書類を作ることが大切です。

ここからは、職歴欄の具体的な書き方の手順や注意したいマナーについて詳しく解説します。ぜひ履歴書作成にお役立てください。

職歴がなくても空白はNG
新卒の場合は職歴を記載する必要がないとはいえ、記載欄を空白にしておくのはNGです。「なし」と忘れずに記載しましょう。
職歴に限らず、履歴書の項目は空欄のないようできるだけ埋めるのがマナー。空欄のまま提出してしまうと、記入漏れなのか書くことがないのか、企業は判断に困ってしまうからです。「志望度や関心が低いのではないか」「注意力が足りないのではないか」「履歴を詐称しているのではないか」などとマイナスの印象をもたれてしまわないためにも、職歴欄には「なし」と明記する必要があります。
「職歴」の見出しは中央に書く
市販やダウンロード用の履歴書の多くは、「学歴・職歴」が一つの大きな記載欄にまとまっています。そのため、学歴をすべて書き終えたら、次はどこからが職歴の記載なのかを明確にする必要があります。
学歴の最終行から1行空けた次の行の中央に、新しく「職歴」と見出しを記載しましょう。左端に寄せて書いてしまうと、学歴の続きのように見えてしまいます。「ここから職歴のブロックです」とひと目で分かるように中央に書くのが、履歴書全体の美しさと見やすさを保つためのマナーです。
職歴の最後は「以上」で締める
職歴なしの場合も、職歴欄の最後は、「以上」で締めましょう。ビジネス書類において、文末の「以上」は「これ以降に記載はありません」という締めくくりを意味します。
実際に記載する際は、「なし」と記載した行の次の行の右端に、「以上」と書き添えてください。「なし」と同じ行に並べて書いてしまわないよう注意しましょう。
インターンやアルバイトの経験は職歴に書かない
職歴がないからといって、インターンやアルバイトの経験を職歴欄に書くことは基本的にできません。履歴書における「職歴」とは、一般的に正社員や契約社員、派遣社員としての就業経験を指すからです。
アルバイトやインターンの経験をアピールしたい場合は、自己PRや学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)の欄に詳しく記載できます。
誤解が生まれないよう、それぞれの項目に正しい内容を記載し、ルールやマナーをしっかり守れていることを印象付けましょう。
履歴書の正しい書き方やマナーは、「就活用履歴書の書き方は?迷わず作成するためのポイントを見本付きで紹介!」の記事でも解説しています。職歴欄以外の書き方を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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職歴なしでも魅力的な履歴書を作成するポイント6選
新卒の場合は、職歴欄でほかの就活生と差をつけにくい分、志望動機や自己PRなどの項目をどれだけ作り込めるかが合否を分ける鍵となります。採用担当者に「この学生と一緒に働いてみたい」と思わせる、魅力的な履歴書を目指しましょう。
ここでは、職歴なしでも自分を最大限にアピールするための6つのポイントをご紹介します。
1.志望動機で熱意を伝える
職歴なしの履歴書を魅力的に仕上げるポイントは、志望動機を通じて企業への強い熱意をアピールすることです。新卒採用では職歴が問われない代わりに、「なぜ志望先で働きたいのか」という明確な理由や意欲に注目されるからです。
そのため、志望動機を作成する際は、企業の事業内容や社風を徹底的に調べる企業研究が欠かせません。自分が企業のどこに魅力を感じ、入社後にどのようなビジョンをもって貢献したいかを具体的な言葉で伝えることで、採用担当者に誠意と熱意をしっかりと印象付けられます。
志望動機でより効果的に自分の思いを伝えたい方は、「志望動機の書き方のコツを例文付きで解説!企業に響くポイントを押さえよう」の記事も参考にしてみてください。
2.自分の人柄をアピールする
新卒採用では、「自社の社風に合うか」「一緒に働きたいと思えるか」という人柄が重視される傾向にあります。そのため、長所や自己PRの欄を通じて、自分の人柄を具体的に伝えることが大切です。
人柄をアピールする際は、単に「真面目な性格です」と伝えるだけでなく、その性格が表れた自分らしいエピソードを交えるのがポイントです。また、自分の強みが企業にどのように貢献できるかにつなげることで、採用担当者に働く姿をイメージしてもらいやすくなるでしょう。
自分の人柄を履歴書でアピールするには、自分自身についての深い理解が必要です。「自己分析とは?就活での目的や簡単なやり方9選を解説」の記事で自己分析の方法を解説しているので、こちらもぜひご覧ください。
3.自己PRやガクチカに経験を含める
職歴欄に書けなかったアルバイトやインターン、サークル活動、学業などの経験は、自己PRやガクチカの欄に記載しましょう。
これらの欄は、自分がどのように課題に取り組み、何を学び、どう成長したかを伝えるのに最適な場所です。特別な経験や華々しい実績でなくても構いません。日々の活動のなかで工夫したことや行動したプロセスを具体的に書いてみましょう。
志望先で評価されやすい経験を選ぶ
自己PRやガクチカに書くエピソードを選ぶ際は、志望企業の職種や求める人物像にマッチした経験を選ぶのが効果的です。
たとえば、チームワークが重視される職種であればサークルや部活動での協調性を、主体性が求められる職種であればインターンでの自主的な行動をアピールすると評価されやすくなります。まずは企業研究をしっかりと行い、志望先が求めている人物像に沿ったエピソードを選んでみてください。
履歴書での経験の書き方にお悩みの方は、「就活で自分のエピソードはどう伝える?伝え方のコツや注意点を解説」の記事もご参照ください。
4.志望先で活かせる免許や資格を記載する
職歴なしで履歴書を魅力的に仕上げるには、免許や資格でアピールするのも効果的です。特に、志望企業の職種や仕事内容に関連する資格などがあれば、高評価につながるでしょう。業務に直接関係しない資格であっても、合格に向かって努力したことのアピールにつながるので、積極的に記載することをおすすめします。
また、資格取得に向けて勉強中の場合でも、履歴書に記載できます。その際は、単に資格名だけを書くのではなく、「○○資格 取得に向けて勉強中」や「○○試験 受験予定(○月)」のように、現在の進捗状況が伝わるように書いてください。
5.就活のプロに添削を依頼する
履歴書が完成したら、自分ひとりで完結させず、就活のプロに添削を依頼するのがおすすめです。自分では完璧だと思っていても、第三者が読むと分かりにくい表現や、誤字脱字が見つかるケースは少なくありません。
特に、就職エージェントでは、数多くの就活生を支援してきた実績をもとに、企業の採用担当者の目線に立った実践的なアドバイスを受けられます。自分では気づけなかった強みを引き出してもらえるだけでなく、志望企業ごとに効果的な表現へとブラッシュアップしてもらえるため、書類選考の通過率を高めることができるでしょう。
このようなプロのサポートを有効活用するには、まず自分が就活の流れを把握している必要があります。「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事をチェックし、自分の状況を把握してみてください。
6.履歴書を郵送する際は添え状を同封する
履歴書に添え状を同封してアピールするのも効果的です。添え状とは、履歴書を郵送する場合に、「誰が」「何を」「どれだけ」送ったかを伝える書類のこと。「送付状」や「カバーレター」とも呼ばれます。
添え状には、日付や宛名、自分の名前、件名、本文、同封書類の説明を記載するのが一般的ですが、入社意欲もあわせて記載することで、熱意を伝えられる可能性もあります。
添え状がなくても合否に影響はありませんが、郵送物に添え状を同封するのは就職活動のマナーとされているので、作成するのが好ましいでしょう。ただし、「添え状は不要」といわれているケースや、手渡しするケースでは必要ありません。
添え状の送り方や内容については、「履歴書の郵送には添え状が必要!詳しい書き方やマナーを解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
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職歴なしの履歴書の書き方が不安なあなたへ
学生の間は職歴がないため、「本当に『なし』と書くだけで大丈夫なのかな」と不安になるのは当然のことです。しかし、履歴書の書き方には共通のマナーやコツがあります。職歴がなくても、ほかの記載欄の工夫次第で、採用担当者の目を引く魅力的な書類に仕上げられるでしょう。
とはいえ、一人で履歴書を作成するのを難しく感じることもあるかもしれません。そんな方は、キャリアチケット就職エージェントへご相談ください。
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すべてのサービスを無料で受けられるので、まずはお気軽にキャリアチケット就職エージェントへお問い合わせください。
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職歴なしの履歴書に関するよくある質問
履歴書に「職歴なし」と記載するにあたって、細かいマナーや書き方に疑問をもつ方は少なくありません。ここでは、新卒の就活生からよく寄せられる質問に、Q&A形式で回答します。
Q.新卒は履歴書の職歴欄は空白で良い?
A.新卒で職歴がない場合も、空白にして提出するのはNGです。空欄のままにしておくと、採用担当者は応募者の記入漏れなのか書くことがないのかの判断ができなくなってしまいます。
場合によっては、「注意力が足りない」「志望度が低い」といったマイナスの印象を与えてしまう可能性も。職歴がない場合でも必ず「なし」と記載し、記入漏れではないことを明確に示しましょう。
Q.職歴なしだから履歴書にアルバイト経験を書きたい…
A.履歴書の職歴欄にはアルバイト経験は書かないのが原則です。職歴とは一般的に、正社員や契約社員として企業と雇用契約を結んだ経歴を指します。
「職歴がないとアピール不足になるかも」と不安に感じるかもしれませんが、アルバイトの経験は自己PRやガクチカの欄に記載すれば問題ありません。詳しくは、「履歴書にアルバイト歴は書くべき?就活での判断基準やアピールできる書き方」の記事で解説しているので、こちらもあわせてご確認ください。
Q.「学歴」の最後の行と「職歴」の間は1行空けるべき?
A.学歴と職歴の欄が一つにまとまっている履歴書の場合、学歴の最後の行から1行空けて「職歴」と記載するのが一般的なマナーです。行を詰め過ぎてしまうと、学歴と職歴の境界線が分かりにくくなり、採用担当者がパッと見たときに読みづらくなってしまいます。
ただし、全体の行数が足りなくなってしまう場合に限り、1行空けずに次の行へ「職歴」と記載しても構いません。
Q.履歴書の「職歴なし」と「以上」は同じ行に書く?
A.「なし」と「以上」は同じ行ではなく、行を分けて記載します。「職歴」の見出しの下の行に「なし」と書き、その次の行の右端に「以上」と記載するのが基本の書き方です。
同じ行に書いてしまうと、履歴書の定型フォーマットとして不自然な印象を与えてしまうため注意しましょう。書き終えたら、文字の配置が正しくバランス良く収まっているか必ず確認してください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。