就活の履歴書はどう書けば良い?履歴書の選び方から書き方まで解説

このページのまとめ

  • 就活の履歴書では、「学歴」や「志望動機」「趣味特技」などを記載する
  • 就活の履歴書選びに悩んだら、大学指定のものがおすすめ
  • 就活の履歴書は、書き間違えたら一から書き直すのがマナー

就活の履歴書はどう書けば良い?履歴書の選び方から書き方まで解説のイメージ

就活で履歴書を提出する際に、「何を書けば良いのだろう」「どの履歴書を選べば良い?」と悩む就活生も多いです。基本的な書き方を知れば、どの企業にも対応できるので覚えておきましょう。

この記事では、就活の履歴書に書く内容や評価される書き方を解説します。記入例も紹介しているので、参考にしてアピールにつなげましょう。

アドバイスをもらいながら履歴書を書きたい

   
目 次

就活の履歴書に書く基本的な項目と記入例

就活の履歴書では、「基本情報」「学歴・職歴」「趣味・特技」などを記載します。どのような内容を記入するかと、書き方のポイントを知っておきましょう。
ここでは、履歴書の基本的な項目と記入例をご紹介します。

基本情報

基本情報欄には、「日付」「氏名」「現住所」「連絡先」の項目が設けられています。それぞれの記入ポイントを紹介するので、チェックしておきましょう。

日付の書き方

日付欄には、郵送の場合は投函日、手渡しの場合は履歴書を持参する日を記載します。日付は、西暦・和暦のどちらでも問題ありません。
ただし、履歴書全体ではどちらかに統一しましょう。

西暦か和暦かどちらで書くか迷う場合は、「履歴書は西暦と和暦どちらで書く?基本マナーと注意点をご紹介」も参考にしてください。

氏名の書き方

氏名欄には、戸籍に登録されている名前を書きます。姓と名の間にスペースを空けると、読みやすくなります。

【記入例】

ふりがな:やまだ はなこ
フリガナ:ヤマダ ハナコ
氏名:山田 花子

漢字の読みは履歴書に「ふりがな」とある場合は平仮名で、「フリガナ」とある場合は片仮名で書いてください。

現住所の書き方

現住所は、都道府県名から略さず記載します。市区町村以下は「1丁目1番地1号」のように書きましょう。「1-1-1」のように、‐(ハイフン)を使うのは避けてください。

丁目や番地の書き方については、「丁目、番地、号の正しい書き方は?正しい住所の確認方法も解説」の記事も参考にしてください。

マンションやアパートなどの建物名も正式名称で記入し、部屋番号も忘れずに書きます。

【記入例】

〒123-4567
東京都新宿区△△町1丁目2番地3号ABCマンション103号室

また、住所欄は「現住所」と「休暇時の住所」の2つ記入欄があるので間違えないようにしましょう。「休暇時の住所」には、1人暮らしの場合は実家の住所を記入し、実家住まいの場合は「同上」と記入してください。

連絡先の書き方

連絡先には、「電話番号」と「メールアドレス」を記載します。

電話番号には、普段使用している番号を記入しましょう。就活中は、書類選考や面接の結果を電話で伝えられる場合があるため、携帯電話の番号がおすすめです。

メールアドレスの欄には、パソコン用のアドレスを書きましょう。携帯電話用のメールアドレスは、企業からのメールを受け取れなかったり、添付ファイルを開けなかったりする場合があるからです。

就活用のメールアドレスがない場合、早めに作っておきましょう。詳しくは、「就活のメールアドレスはどう決める?基本マナーを解説」の記事で紹介しています。

学歴

学歴は、中学校卒業から書きましょう。行の中央に「学歴」と記入し、次の行から学歴を書き始めます。

学歴を書く際は、正式名称で記載しましょう。「学校名」や「学部」「学科名」などを省略してはいけません。たとえば、高校は「高等学校」になります。
また、海外留学などをして途中で海外大学などに入学した場合も、記載漏れがないようにしましょう。学歴が枠内に入らないときは、卒業の項目だけ書いてください。

【記入例】

学歴

平成27年3月 △△市立△△中学校 卒業
平成27年4月 私立△△高等学校普通科 入学
平成30年3月 私立△△高等学校普通科 卒業
平成30年4月 △△大学△△学部△△学科 入学
令和4年3月 △△大学デジタルコミュニケーション学部
デジタルコミュニケーション学科 卒業見込み

「学歴」の文字は、行の真ん中に書くのがマナーです。学歴の書き方については、「履歴書の学歴はどこから書ける?正しい書き方や注意点も解説」でも紹介しています。

職歴

新卒には職歴がありませんが、空白は避けてください。何も書くことがない場合は、「なし」と書きましょう。
また、職歴欄にアルバイト経験やインターンシップの経験を書いてはいけません。履歴書の職歴は、あくまでも正社員での経験です。

【記入例】

職歴

なし

以上

職歴は行の中央に「職歴」と記載し、次の行に左寄せで「なし」と書きます。さらに行を変えて、右寄せで「以上」と書きましょう。

職歴欄の書き方は、「新卒の履歴書の『職歴』はどう書くのが正解?」で紹介しているので、あわせて読んでください。

趣味・特技

趣味や特技の欄は、具体的に書きましょう。「映画鑑賞」や「読書」などのように単語だけでは、せっかくのアピールチャンスを逃してしまいます。

たとえば、以下のように具体的なエピソードを添えてアピールしましょう。

「△△という本で学んだ△△という言葉を日常生活で活かしている」
「△△というジャンルの映画を月に△△本鑑賞して、感想をブログで公開している」
「自分で一から旅行場所や日程などを考えるようになってから、計画することが得意になった」

【記入例】

私の趣味は、映画鑑賞です。月に15本の映画を鑑賞し、鑑賞後は話の要点や自分の感想をまとめてブログに公開しています。この経験を通して、文章構成力や発信力が身につきました。

趣味や特技を書く方法は、「趣味特技を履歴書に書くポイントは?おすすめの内容一覧や例文も紹介!」でも詳しく紹介しています。

資格・免許

資格・免許欄には、応募企業の業務に活かせるものを書きましょう。たとえば、外資系の企業なら英検やTOEIC、財務や事務職などであれば簿記などがおすすめです。

ただし、英検は2級以上、TOEICは600点以上が評価基準とされています。もし、持っている資格が基準に満たない場合は書かないほうが無難です。自分の持つ資格が、アピールにつながるかを考えて書きましょう。

資格や免許は取得年月を書き、正式名称で記入してください。英検は「実用英語技能検定」、運転免許は「普通自動車第一種運転免許」のように記載します。

【記入例】

2019年3月 普通自動車第一種運転免許取得
2021年11月 TOEIC公開テスト700点取得

資格や免許を書く方法は、「どう書く?履歴書の資格欄!効果的に資格をアピールする方法」も参考にしてください。

ゼミでの研究・得意科目

ゼミでの研究内容を書く場合、「研究テーマ」や「テーマを選んだ理由」「得た成果」などについて述べましょう。得意科目欄には、「科目名」「得意な理由やきっかけ」などを書いてください。

ポイントは、要点を明確にして簡潔に書くことです。ただ単に学んだことを書くのではなく、「仕事にどう活かすか」を述べると効果的にアピールできます。

【記入例】

私は、大学で英文学を専攻しています。大学1年のときに、シェイクスピアの作品について学ぶ授業で取り扱ったことがきっかけで、英文学に興味を持ち始めました。

ゼミでは、実際にシェイクスピアの作品を英文で読み、当時の時代背景や表現方法などを学んでいます。

また、現在は実践的な英語を身につけるために外国人観光客が多いゲストハウスでアルバイトをしており、日常的にネイティブスピーカーと話しながら英語力を鍛えています。

学業以外の取り組み

学業以外の取り組みとは、「アルバイト」や「部活動」「サークル活動」「ボランティア」などのことです。どの活動を選んでも問題ありません。

学業以外の取り組みを書くときは、活動で生じた問題や課題に対してどのように行動したか、対策によって得た結果などを盛り込みましょう。

【記入例】

私が学業以外で取り組んだことは、ボランティアサークルでの被災地支援活動です。大学2年のときに、被災地の△△地区を大学のプロジェクトで訪問し、支援物資の配達などを行いました。初めは被災した方へどのように声を掛けたら良いのか分からず、無言になってしまうことが多くありました。

しかし、ボランティアで来た以上、少しでも被災した方の心を癒やして帰りたいと感じた私は、挨拶や声掛けを自分から積極的に行いました。

少しずつ現地の人とコミュニケーションが取れるようになると、私に話しかけてくださる方も増え、相手からの感謝の言葉がやりがいとなっていました。この経験から、自分から積極的にコミュニケーションを取ることが信頼関係の構築につながることを学びました。

自己PR

自己PRには、「自分の強み」「強みを発揮した経験」「仕事で強みをどう活かすか」を盛り込むのがポイントです。採用担当者は、自己PRから「入社後に活躍してくれそうか」「社風に合った人材か」などをチェックしています。そのため、過去を振り返って自身の特性を見極め、企業が求めているものとの共通点を探すことが大切です。

自己PRに書くエピソードは、何かの大会で優勝した、賞をもらったなど、人よりも優れた出来事である必要はありません。些細なことでも、具体的に書けば自分の強みをアピールできます。

【記入例】

私の強みは、目標達成に向けて粘り強く努力できるところです。

大学時代に所属していた陸上部では、県大会の選手に選ばれることを目標にして、日々の練習に取り組んでいました。

入部時は、ほかのメンバーとのレベルの差が大きく、練習についていくことすらできませんでした。コーチから「県大会出場は難しい」と断言されるほど悲惨な状況でした。しかし、このまま諦めるのが嫌だった私は、現状を変えるために、人一倍練習することを決意しました。

毎日朝5時から2時間のジョギングと体幹トレーニングを行い、部活動がある日は誰よりも早く練習に参加しました。その結果、練習についていけるようになったのはもちろんのこと、メンバー内3位の記録で県大会の出場メンバーに選ばれました。

仕事においても、課題を分析してすぐに行動に移し、業績向上に貢献したいです。

自己PRの書き方については、「受かる自己PRの書き方とは?基本的な構成や評価されるポイントを解説」でも紹介しています。あなたの強みをアピールする欄なので、伝え方を学んでおきましょう。

志望動機

志望動機欄では、「応募先企業のどこに惹かれたか」「他社ではなく応募先に入社したい理由」を明確にしましょう。志望動機からは、企業への熱意や入社意欲が見られています。

説得力のある志望動機を作るには、企業研究が必要です。企業のWebサイトを調べたり、OB・OG訪問をしたりして、その会社ならではの特徴を理解しておきましょう。
また、企業が提供するサービスや商品を実際に利用するのも一つの手といえます。

ただし、上記のみでは「企業の良いところを羅列しただけ」の志望理由になりがちです。より通過率を上げるために、企業と自分の共通点や入社後に貢献したい内容などを具体的に書きましょう。

【記入例】

私は、「おもてなし」の精神で人の生活をより豊かにしたいと思い、貴社を志望いたしました。

私は旅行が趣味で、休日はいろいろな土地を訪れています。観光地や旅館のさまざまなサービスを受けるなかで、自分自身も非日常の空間を提供する仕事がしたいと思うようになりました。

私が大学時代にアルバイトとして働いていた和風料理店では、私の提案のもと、お通しを10種類のなかから選べるようにしたり、外国人観光客に向けて英語版のメニューを用意したりする制度が実施されていました。

貴社に惹かれた大きな理由は、お客さまに対して、文化や産業を体験できるプランの提案をしている点が挙げられます。旅館内だけでなく、旅館外でも楽しんでいただく工夫をしているところに大変感銘を受けました。

貴社に入社後は、あらゆる観光地で学んだおもてなしの精神を発揮し、お客さまがどこにいても楽しんでいただけるようなサービスの提供に貢献します。

志望動機の書き方は、「履歴書の志望動機を書くコツとは?魅力的に仕上げるポイントを解説!」でも紹介しているので参考にしてください。

本人希望欄

新卒の場合、本人希望欄には「貴社規定に従います」と書くのが一般的です。希望欄は、どうしても譲れない条件を記入する項目にあたります。

そのため、家庭の都合や持病のような、やむを得ない事情による希望以外は書かないようにしましょう。もし、応募企業が複数の職種を募集している場合は、「◯◯職を希望いたします」というように記入しても問題ありません。

【記入例】

・営業職を希望いたします。
・祖母の介護のため、△△支社での勤務を希望いたします。
・業務に支障はありませんが、持病による通院のため、月に1度午前休暇を希望いたします。

本人希望欄に記入する文章は、簡潔に書くのがポイントです。希望欄が要望で埋め尽くされていると、わがままなイメージを持たれる可能性があるので注意してください。

アドバイスをもらいながら履歴書を書きたい

 

就活で使う履歴書の選び方

履歴書には、「JIS規格の履歴書」や「一般用の履歴書」「転職用の履歴書」「アルバイト用の履歴書」「大学指定の履歴書」など、用途に分けて販売されています。新卒が就活で使う履歴書は、一般用か大学指定の履歴書がおすすめです。

新卒の就活では大学指定の履歴書がおすすめ

新卒が就活を行うのであれば、大学指定の履歴書がおすすめです。新卒就活に適するように、「自己PR」や「志望動機」「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」など、アピールに必要な項目が設けられています。
また、履歴書自体に大学名が印字されているため、どこの学生かひと目で分かるのがメリットです。

企業から指定がある場合は従う

企業から履歴書の指定がある場合は、それに従いましょう。企業が履歴書のテンプレートを配布していたり、必要項目を提示していたりするからです。

募集要項などに記載されているので、事前に確認しておきましょう。特に記載がない場合は、市販の履歴書で問題ありません。

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就活の履歴書を作る前に用意するもの

履歴書を作る前に、印鑑やボールペンなど、必要なアイテムを準備しておきましょう。事前に用意しておけば、慌てることなく履歴書作成に集中できます。

ここでは、履歴書作成に準備しておきたいアイテムをまとめました。

1.履歴書

まずは履歴書を準備しましょう。書き直す場合や複数の企業に提出する場合も考えて、20枚ほど用意しておくと安心です。

2.印鑑

履歴書には押印が必要なため、印鑑も用意しておきましょう。朱肉と印鑑マットもセットで用意してください。

印鑑は、実印や銀行印ではなく認印がおすすめです。ゴム印は、ビジネスシーンにふさわしくないのでやめておきましょう。サイズは、一般的な直径1.5cmのもので問題ありません。

詳しくは、「履歴書にハンコは必要?押印するときはきれいに押そう!」の記事でも紹介しています。

3.証明写真

履歴書には証明写真を貼るので、あらかじめ撮影しておきましょう。サイズは3cm×4cmで、基本的には3ヶ月以内に撮ったものを使ってください。

証明写真は、あなたの第一印象を決める大事な要素になります。そのため、スピード写真機ではなく、写真館やスタジオで撮るのがおすすめです。

証明写真については「履歴書の証明写真マナーを紹介!サイズや撮影時の服装・髪型についても解説」で詳しく紹介しています。

4.ボールペン

履歴書に記入する際は、ボールペンを使います。鉛筆やシャープペンシルは避けてください。

ゲルインクは、スムーズに書けるのでおすすめです。途中で文字が薄くならないように、数本用意しておきましょう。なお、消せるボールペンは使用しないでください。摩擦や雨で消えてしまったり、誰かに書き換えられたりする可能性があるためです。

太さは、見出し1.0mm、本文0.5〜0.7mm、小さい文字0.3mmを目安にし、使い分けると読みやすくなります。

5.メールアドレス

履歴書をメールで送付する場合もあるので、メールアドレスを用意しておきましょう。アドレスは、日常使いのラフなものではなく、自分の名前や誕生日を合わせたシンプルなものが適しています。

6.A4のクリアファイル

履歴書を郵送する場合、クリアファイルに入れて郵送しましょう。途中で折れたり、雨で濡れたりしないようにするためです。

クリアファイルは、必ず新品を用意しましょう。また、履歴書を折らなくても送れるように、A4サイズにしてください。

7.封筒

郵送時に使う封筒も用意しておきましょう。封筒の色は白がおすすめです。茶色や水色でもマナー違反ではありませんが、企業の書類と混じってしまうかもしれません。白であればほかの書類と混ざりにくく、好印象も与えやすいです。

封筒の選び方については、「履歴書を送付する封筒の選び方は?書き方や郵送方法も解説」の記事でも紹介しているので、参考にしてください。

アドバイスをもらいながら履歴書を書きたい

 

就活の履歴書を書く際の注意点

新卒採用で履歴書を書く際は、誤字脱字や正式名称での記載などに気をつけるのが大切です。ここでは、履歴書を記入する際の注意点を紹介します。

印鑑を最初に押す

履歴書を書き始める前に、印鑑を押しておきましょう。押印に失敗した際に、最初から書き始める必要があるからです。

はじめに押印しておけば、失敗しても用紙を変えるだけで済みます。インクが擦れてにじまないように、印鑑が完全に乾いているか確認してから書き始めてください。

誤字脱字に気をつける

誤字脱字がないように注意しましょう。ミスがあると、いい加減な印象を与えてしまいます。

履歴書を書く前に鉛筆で下書きをしたり、書く内容を決めておいたりするのが大切です。記入後にも確認し、ミスがないようにしましょう。

間違えた場合は新しく書き直す

書き間違いをした場合は、一から新しく書き直すのがマナーです。修正液や修正テープはマナー違反なので、使用しないでください。

どうしても書き直す時間がない場合、二重線と訂正印で修正を行います。具体的には、「間違えた箇所を二重線で消し、線の上から訂正印を押して、空白に正しい文字を書き直す」という手順です。

ただし、修正が多過ぎるとマイナスな印象を与えてしまいます。訂正は、多くても1箇所までにしたほうが無難でしょう。

履歴書を書き間違えてしまった場合の対処法は、「履歴書修正に修正テープやごまかしはNG!ミスをしたときの対処法を紹介」も参考にしてください。

空欄は作らない

履歴書には空欄を作らず、すべての欄を埋めましょう。空白がある場合、記入漏れだと思われてしまうからです。記入する内容がない場合は、「なし」もしくは「特になし」と記入します。

略語を使用せず正式名称で書く

履歴書に記入する言葉は略語を使わず、すべて正式名称で記入しましょう。
たとえば、新卒採用では次のような略語があるので気をつけてください。

・就活→就職活動
・インターン→インターンシップ
・バイト→アルバイト
・部活→部活動

履歴書はもちろん、エントリーシートや面接でも正式名称で答えられるようにしておきましょう。

資格名も正式名称で書く

資格や免許についても、正式名称で記載します。たとえば、「英検2級」と記載するのではなく、「実用英語技能検定2級」と正式名称を記入してください。

以下に、間違えやすい資格名をまとめました。

・自動車免許→普通自動車第一種免許
・漢検→日本漢字能力検定
・英検→実用英語技能検定
・簿記→日本商工会議所簿記検定、もしくは全国商業高等学校協会主催 簿記実務検定試験
・TOEIC→TOEIC公開テスト
・MOS→マイクロソフト オフィス スペシャリスト 2023
・宅建→宅地建物取引主任者試験

取得予定の資格も、「資格取得予定」と書いておけば問題ありません。ただし、試験を受ける予定がない資格を書くのは避けてください。

新卒採用で有利になる資格については、「就職に有利な資格11選!取得するときの注意点も解説」の記事で紹介しています。どのような資格がアピールにつながるか知っておきましょう。

西暦か和暦かで統一する

履歴書に書く日付は、西暦か和暦かどちらかで統一してください。統一していれば、どちらでも問題ありません。
元号を「R」や「H」などと省略するのは避けてください。「令和」「平成」のように、正しく記載しましょう。

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就活で履歴書を提出する際のマナー

履歴書を提出する際は、マナーを守って提出するのが重要です。「郵送」「メール」「手渡し」の3つのパターンを紹介するので、参考にしてみてください。

郵送の場合

郵送の場合、提出期限に遅れないように気をつけましょう。提出期限に間に合うように、余裕をもって郵送してください。
また、追跡番号を確認できる手段を利用して、提出した履歴書が確実に届いたことを確認しましょう。

郵送時のマナーについては、「郵便で応募書類を送るときの封筒サイズ・料金は?送付マナーを確認しよう!」でも紹介しています。

メールで送る場合

メールで履歴書を送る場合は、PDF形式で送りましょう。WordやExcelで作成した履歴書であっても、PDFに変換して送ります。手書きの場合は、スキャナーを利用してPDF化が可能です。また、PDF変換できるスマホアプリもあります。

メールのサイズ制限にも注意しましょう。必要な場合は、複数のメールに分割して送信するか、クラウドストレージなどを利用することも必要です。

履歴書の提出メールであることを明確に伝えるため、件名に「履歴書提出」と記載し、本文には簡潔なメッセージや挨拶を添えてください。

履歴書をメールで送る際のマナーについては、「履歴書をデータで提出する方法は?正しい作り方や添付メールの書き方を解説」の記事でも紹介しています。

手渡しの場合

会社説明会や面接など、手渡しで渡す場合もあるので覚えておきましょう。手渡しの場合は、履歴書を封筒に入れてファイルにしまい、提出時に封筒から出して渡します。

かばんのなかに無造作に入れられた履歴書を取り出すのは、採用担当者からの印象が悪くなるのでやめましょう。

履歴書を直接持っていく場合は封筒が必要?渡し方は?正しいマナーを解説」も参考に、渡し方を確認してみてください。

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就活の履歴書の作成に悩むあなたへ

就活での履歴書は、あなたの評価が左右される大切な書類です。履歴書で十分なアピールができれば、書類選考はもちろん、面接でも高評価につながります。

しかし、新卒の履歴書をどのように書くのか悩む人も多いでしょう。履歴書やエントリーシートの書き方などに不安を抱える方は、ぜひキャリアチケットにご相談ください。

キャリアチケットでは、就活のスタートからゴールまで、ありとあらゆる悩みを解決します。履歴書の書き方はもちろん、面接対策や企業探しもお任せください。

就活を成功させるには、プロ目線の客観的なアドバイスを取り入れることも大切です。キャリアチケットに登録して、志望企業の内定獲得を実現しましょう。

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キャリアチケットについて

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