このページのまとめ
- 就活で内定が決まらないのは、自分に合う企業と出会えていないだけ
- 内定が決まらない理由として、準備不足や視野の狭さなどが挙げられる
- 内定が出ないときはリフレッシュしたりエージェントに相談したりするのがおすすめ
「複数の選考を受けたのに、全然内定が決まらない」「どうすれば選考を突破できるだろう」と悩んでいる大学生へ。就活で内定がもらえないからといって「自分は無能だ」と落ち込む必要はありません。
この記事では、就活で内定がもらえない理由と選考通過につながる対処法を解説します。なかなか結果が出ず「もう就職活動したくない」と落ち込んでいる就活生は、参考にしてください。
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- 就活で内定が決まらないのは無能だからではない
- 就活で内定が決まらない理由
- 1.就活への意欲が低い
- 2.就職先選びの視野が偏っている
- 3.応募書類に問題がある
- 4.自己分析が不足している
- 5.職種研究が不足している
- 6.志望動機に説得力がない
- 7.面接での受け答えに原因がある
- 8.ビジネスマナーが身についていない
- 9.マニュアルにとらわれ過ぎている
- 10.選考の振り返りをしていない
- 11.就職活動への不安が強過ぎる
- 12.就活に掛ける時間が短い
- 就活で内定先が決まらず不安になる理由
- ほかの就活生が内定を決めている
- 内定を獲得するために何をすればよいか分からない
- 不安に思う原因が分からない
- いつまでに就職先が決まらないとやばい?時期を解説
- 内定獲得時期の目安
- 時期別に意識したい就活のポイント
- 就活で内定が決まらない場合はどうする?対処法7選
- 1.不採用を気にし過ぎない
- 2.選考後はすぐに振り返りをする
- 3.自己分析を徹底的に行う
- 4.就活を行う時間を増やす
- 5.企業研究のやり方を見直す
- 6.面接対策を徹底する
- 7.第三者からアドバイスを受ける
- 就職が決まらないまま卒業した場合の4つの選択肢
- 1.大学院に進学する
- 2.就職留年・浪人する
- 3.起業する
- 4.フリーランスになる
- 就活で内定が決まらないと焦るときの考え方
- 就活は内定獲得の早さを競うものではない
- 焦って就職先を選んでも後悔する
- 焦ると実力を発揮できなくなる
- 秋採用や冬採用もある
- 就活で内定が決まらないときのリフレッシュ方法4選
- 1.適度に休暇日をつくる
- 2.思い切って就活から離れる
- 3.友人や家族に話を聞いてもらう
- 4.趣味や遊びなどで気分転換する
- 就活で内定が決まらない不安を解消したいあなたへ
就活で内定が決まらないのは無能だからではない
就活で内定が決まらないからといって、極端に落ち込んだり、自分を低く見積ったりする必要はありません。
就活の本質は、自分と相性の良い就職先を探すマッチング作業です。就活が思ったように進まないときは「自分が持っているスキルや性格とマッチする就職先と出会えていないだけ」と考えましょう。
ネガティブな思考から抜け出せず消極的になってしまえば、内定がさらに遠ざかってしまう可能性もあります。すぐに結果が出なくても諦めず、あなたの理想に近い就職先と出会うための就職活動を継続することが大切です。
内定を手に入れるためのポイントは「内定が欲しいのにもらえない理由は?やるべき対策とおすすめの就活方法を徹底解説」の記事で紹介しているので、あわせてご確認ください。
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就活で内定が決まらない理由
就活で内定が決まらない場合、自分の適性を正しく認識できていないためにミスマッチが起きていたり、大手ばかり受けていたりするケースが考えられます。
ただし、内定が出ない理由は人によって異なるため、自分にあてはまる原因を探すべきです。内定が決まらない主な理由を紹介するので、自分の心境や就活状況と照らし合わせてみてください。
1.就活への意欲が低い
就活への意欲が低いと、なかなか内定が決まりづらい傾向にあります。
新卒採用において、企業は学生の能力やスキルではなく、ポテンシャル・熱意を重視するケースが一般的です。そのため、労働意欲や入社への熱意が感じられない学生は、評価が下がる可能性が高いでしょう。
たとえ、今は卒業後のイメージが沸かなかったり、労働に対するモチベーションがなかったりしても、就活に臨む限りは企業に対して意欲の低さを見せるべきではありません。
まずは、就活に積極的になれない原因を自問自答し、就職以外の選択肢も考慮したうえで、自分が望む理想的な進路への一歩を踏み出しましょう。
2.就職先選びの視野が偏っている
就職先選びの視野が狭い、または偏っている場合、内定をもらえる可能性は下がる傾向にあります。特に、自分の特徴に合わない就職先や仕事を選んでしまうと、アピールしても企業に評価されにくいでしょう。
就職活動では、自分のやりたい仕事と、向いている仕事が一致するとは限りません。自分のやりたい仕事や知っている企業だけを考えて就職先を探していると、アピールポイントと企業から求められている強みの違いに気づかない可能性もあります。
業界は1つに絞るのではなく、2つ・3つ候補を選んでおくのがポイントです。「なかなか内定が獲得できない」と感じたら、自分に合わない業界や仕事を選んでいる可能性も考え、別業界の企業にもエントリーしてみましょう。
大手・有名企業ばかり受けている
大手企業や有名企業ばかり受けているのも、視野が偏っているといえます。大手企業や有名企業は人気が高く志望者が多いため、内定が獲得しにくくなります。また、志望者が多ければ自然と選考レベルも上がるため、ほかの学生よりも優れた能力やアピールが求められるでしょう。
なお、キャリアチケットの調査「25卒学生が就職したい企業の規模」によると、大手企業を希望する就活生は66%でした。中小企業やベンチャー企業を合わせても倍以上の人気があります。
引用元:キャリアチケット「【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査」
企業によっては学歴を重視して選考を行う場合もあります。大手企業や有名企業にこだわっていると、面接までたどりつかない可能性も出てくるでしょう。
倍率の高い企業に偏り過ぎると持ち駒ゼロのリスクも増えます。内定がなかなか決まらないのであれば、中小企業やベンチャーなど幅広い企業へのエントリーも検討してみてください。
参照元
キャリアチケット
【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査
3.応募書類に問題がある
エントリーシートや履歴書などの応募書類に何らかの問題がある場合、書類選考をなかなか突破できないでしょう。
たとえば、趣味・特技の欄にギャンブルや犯罪を匂わせる行為など、不適切な内容を記載している場合、採用担当者からのイメージは悪くなります。また、質問の意図にそぐわない内容を記載している場合も「理解力不足」といったマイナス評価につながりかねません。
ほかにも、基本情報が間違っていたり、書類に誤字・脱字があったりすると、低評価の原因になります。「入社後、ケアレスミスで何か重大なトラブルを起こすのでは」といった印象をもたれる可能性もあるため、提出前のチェックを徹底しましょう。
4.自己分析が不足している
就活において自己分析が不十分な場合、内定がなかなか決まらなくなる傾向にあります。なぜなら、自分の強みや仕事への適性などが分からず、企業とのミスマッチが増えてしまうからです。
自己分析が十分にできれば適性の合う仕事が見つかり、説得力のある志望動機も作れるようになるでしょう。アピールがうまくできていないと感じる場合は、自己分析に力を入れるのがおすすめです。
自己分析の具体的なやり方や重要性は「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。
5.職種研究が不足している
就活を効率良く進めるには、自分に合った職業を理解する必要があります。そのために、職種研究を十分行いましょう。
世の中には営業職や事務職、研究職など多くの職種があります。また、ひと言で事務職といっても経理やコールセンター、受付など仕事の種類はさまざまです。
新卒採用ではエントリーを「営業職」「一般事務」などおおまかに分けている企業も多く、志望先企業の部署や業務内容をチェックしておくと、就職後の風景もイメージしやすくなります。その結果、より説得力のある志望動機や企業が求める人物像を踏まえた自己PRを作成しやすくなるでしょう。
6.志望動機に説得力がない
エントリーシートや面接で伝える「志望動機」に説得力がないと、内定が決まらない原因になります。
志望動機は自分が企業を選んだ理由なので、明確に説明できないとマイナス評価につながりやすいです。特に、ほかの企業にも当てはまるようなぼんやりした内容や熱意や意欲が伝わらない内容だと、採用の優先度は低くなるでしょう。
企業側も採用コストを掛けて新卒の学生を採用するため、できれば自社で長く貢献してほしいと考えています。そのため、志望動機に説得力が感じられない学生は「早期退職の可能性あり」と判断され、選考対象から外れてしまうケースも少なくありません。
採用担当者から高評価を得るためにも、あなたの熱意や志望度の高さが伝わるような志望動機を作成しましょう。
7.面接での受け答えに原因がある
書類選考は通るのに内定まで辿り着けない場合は、面接での受け答えに原因があるかもしれません。
面接では、緊張から頭が真っ白になってしまいうまく話せなかったり、あらかじめ用意していた回答が飛んでしまったりといった不測の事態が起こります。
そのような状況でもしっかりと受け答えできるように、面接といった特殊な環境に慣れておくべき。具体的な対策として、模擬面接を繰り返し実施しましょう。
家族や友人などに頼んで模擬面接を行うのもよいですが、できるだけ本番に近い緊張感のある環境が最適です。エージェントや面接対策セミナーを活用し、面接の雰囲気に飲まれないような練習を重ねましょう。
8.ビジネスマナーが身についていない
一般的なビジネスマナーが身についていない場合、内定を得るための障害になる可能性が考えられます。
就活中は身だしなみや話し方、立ち振る舞いなどを厳しくチェックされます。「挨拶ができない」「相手の目を見て話せない」「正しい敬語が使えていない」などは、一般常識に欠けるマイナスイメージを与えてしまう恐れもあるため、面接中の言葉遣いには細心の注意を払いましょう。
また、基本的なマナーに関しては面接中だけでなく、電話の受け答えやメールの文章などでも判断されています。マナーに不安がある場合は、大学のキャリアセンターやエージェントに相談するのもおすすめ。「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事でもよくある失敗をまとめているので、事前に確認しておきましょう。
9.マニュアルにとらわれ過ぎている
内定をなかなかもらえない場合、就活本やインターネットの情報などに振り回されている可能性があります。
就活に関する書籍やセミナーで得たノウハウは、選考の流れやマナーを知るのに役立ちますが、就活の進め方やペースは人それぞれです。マニュアルどおりに就活を進めたとしてもうまくいくとは限らないため、鵜呑みにし過ぎるのは避けましょう。
また、マニュアルばかりを参考にしてしまうと、面接での受け答えもありきたりな内容になってしまい、自分らしさが出せません。就活の情報を収集するのは大切ですが、自分にとって本当に必要なものなのかを慎重に見極めてから参考にしましょう。
10.選考の振り返りをしていない
就活に苦戦する学生は、不採用の原因を振り返らない傾向があります。
落ちた書類選考や筆記試験、面接で何が評価されなかったのかを反省しなければ、自身の問題点にも気づけません。その結果、今回の反省点を次の選考に活かせず、同じ失敗を繰り返すリスクが高まります。
負のサイクルから抜け出すためにも「どうして不採用になったのか」「もっとこうするべきだったのでは」など、原因を振り返ったうえで次の選考に活かしましょう。
11.就職活動への不安が強過ぎる
就活を必要以上に不安視している学生の場合、内定をもらいにくい傾向があります。
もちろん、楽観視し過ぎも良くありませんが、不安な気持ちからくる自信のなさが採用担当者に伝わってしまうと、低評価につながりやすくなるでしょう。
特に、面接で声が小さかったり、表情が暗かったりすると本来のあなたのポテンシャルや魅力が伝わりません。その結果、選考を通過できないケースも考えられます。
少しでも不安を解消するためにも、万全の準備を整えて就活に臨みましょう。また、中小企業やベンチャーなど比較的内定をもらいやすい企業にエントリーし、就活の成功体験を積むのも効果的な対策です。
12.就活に掛ける時間が短い
当たり前ですが、就活に掛ける時間が短いと自己分析や企業研究が不十分になりやすく、内定を得られる可能性は下がります。
新卒の場合、ゼミや研究といった学業をはじめ、アルバイトや部活動などで多忙になりがちです。なかには、学生生活が忙しいあまり、会社説明会やセミナーへ参加する機会が少ない人もいるでしょう。
その結果、必然的にエントリー数は少なくなるため、内定も決まりにくくなってしまいます。「あのとき、就活をもっと頑張っておけば…」と後悔しないためにも、スケジュールを調整し、就活に割く時間を捻出しましょう。
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就活で内定先が決まらず不安になる理由
就活で不安になってしまう理由には、「周囲が内定を決めて焦っている」「内定に向けて何をすればよいか分からない」などの原因が考えられるでしょう。
ここでは、就活で不安になってしまう理由を3つ紹介します。自分が悩んでいる理由を考え、解消するための参考にしてください。
ほかの就活生が内定を決めている
ほかの学生が内定を獲得している状況で自分の就活がうまくいっていないと、置いていかれている感覚や劣等感から不安になってしまうでしょう。
就活でうまくいかないと、ついつい周囲と比べてしまい、周りの良い部分や成功している部分ばかりを見て、落ち込んでしまいます。
就活で不安を感じないためには、周囲と比較しない意識が大切です。自分のペースで、今の時点で進められる対策から着実に取り組みましょう。
内定を獲得するために何をすればよいか分からない
「選考で評価される内容が企業によって違う」「どの企業にエントリーすれば内定をもらえるか分からない」など、就活には正解がないことも不安になってしまう原因の一つです。
自分のなかで正しいと思った対策を進めたうえで選考に落ちると、気分は落ち込んでしまいます。改善しようにも正解がなく、どのように対処するべきか分からなくなると、さらに不安な気持ちが高まってしまうでしょう。
就活の具体的な進め方や必要な準備について詳しく知りたい人は、「就活の進め方がわからない就活生必見!内定に向けて必要な準備や行動を解説」もあわせて参考にしてください。
不安に思う原因が分からない
就活に対する悩みや不安が多く、自分が苦しんでいる具体的な原因が分からない大学生も少なくありません。
たとえば、「内定がもらえない」「アピールの仕方が分からない」「いつまで就活を続ければよいか分からずしんどい」のように、複数の理由で不安を抱えている就活生もいます。不安の原因を聞かれても、複数の理由が絡まり、自分でうまく認識できないケースもあるでしょう。
就活に対して不安を感じている就活生は、「こころを壊さない就職活動~「不安」といかに向き合うべきか」の記事を読んでみてください。不安をそのままにしていると、さらに苦しむ場合もあるので、ときには自分の気持ちと向き合う時間も大切です。
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いつまでに就職先が決まらないとやばい?時期を解説
就活生のなかには、就職活動のタイムリミットを気にしている人も多いのではないでしょうか。就活はいつまでに終わらせなければならないといった明確な決まりはありませんが、多くの就活生が内定を獲得する時期があるのも事実です。
ここからは、新卒の就活における内定獲得時期の目安を解説します。時期別に意識したい就活・選考対策のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
内定獲得時期の目安
内閣府が発表した「令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書」によると、2024年度において最初に内々定(内定)を獲得した学生の累計割合は、大学4年生6月時点で約9割を超えています。
引用元:内閣府「令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(74p)」
また、月別解答割合では、大学4年生の4月が最も多く、下記のグラフからも大学3年の2月から大学4年の6月にかけて山なりに高くなっています。
引用元:内閣府「令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(74p)」
上記のデータから、大学4年生の6月までが内定獲得時期の目安といえるでしょう。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
時期別に意識したい就活のポイント
ここからは、内定が決まらない学生向けに時期別の就活・選考対策のポイントを紹介します。内定獲得に向けて効率的な動き方をするために、ぜひ参考にしてください。
大学4年生の8月までに内定が決まらない場合
大学4年生の8月時点で内定が決まっていなくても、焦って行動するのはおすすめしません。
確かに周りの学生の多くが1社以上の内定を獲得している状況ではありますが、まだ会社説明会や大学4年生から参加できるインターンシップを開催している企業もあるため、行動量を落とさず、継続的に就活を続けましょう。
また、周りの学生と比較して劣等感を感じやすい時期ですが、視点を変えれば、ライバルが少ないからこそ就活をスムーズに進めやすい状況とも考えられます。
これまでの選考から反省点・改善点を分析するのはもちろん、就職先が決まった友人のアドバイスを聞いたり、対策に協力してもらったりなど、周りを頼りながら効率的に就活を進めましょう。
大学4年生の8月から就活を成功させたい人は、「8月で内定なし…就活成功のために今すぐやるべき5つのこと」もあわせてご確認ください。
大学4年生の10月までに内定が決まらない場合
大学4年生の10月ごろは、秋採用が本格化するシーズンです。
大手企業とスケジュールをずらして選考をしている中小企業や、辞退者が多く採用枠が埋まらなかった企業などからの募集が増えるため、積極的にエントリーしましょう。
ただし、「もう秋だから早めに就職を決めたい」と、企業選びを妥協するのはあまりおすすめしません。入社後のミスマッチや早期退職を防ぐためにも、就活の軸をもう一度確認したうえで自分に合った企業を見つけましょう。
大学4年生の10月から内定を獲得したい人は、「就活は大学4年生の10月から始めても間に合う?秋採用で内定を獲得する方法を解説」もあわせて参考にしてください。
大学4年生の12月までに内定が決まらない場合
大学4年生の12月までに内定が決まらなくても、就活を諦める必要はありません。通年採用や冬採用の企業へ積極的にエントリーすれば、内定を獲得できるチャンスは十分あります。
また、多くの学生が就活を終えている状況だからこそ、諦めずに選考を受ければ、すんなり内定を獲得できるケースも少なくありません。
この時期に就活を諦めてしまうと貴重な新卒カードを失ってしまうため、企業への就職を望むなら、最後まで行動し続けましょう。
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就活で内定が決まらない場合はどうする?対処法7選
志望先の企業から内定を得るには、正しい方法で就活を進める必要があります。なかなか内定がもらえず困っている学生の場合、もしかすると就活の進め方が間違っているかもしれません。
そのような学生に向けて就活をスムーズに進め、志望先企業から内定をもらうための対処法を紹介します。
1.不採用を気にし過ぎない
就活では、メンタルが非常に重要です。不採用通知が届いても「相性が悪かった」と前向きに考え、引きずらないようにしましょう。
もちろん、不採用の原因や改善点の研究は必要ですが、ただ落ち込んでいても就職先は決まりません。どれほど不採用通知が届いても、諦めず前向きに就活を続けていけば、いつかは必ずあなたにマッチする就職先が見つかります。
不採用を気にし過ぎず、冷静に改善点を模索しながら、前向きな気持ちで就活に取り組みましょう。
2.選考後はすぐに振り返りをする
内定が決まらない場合の対処法として、選考後の振り返りを徹底してください。
選考を受けてから時間が経過すると具体的な内容を忘れてしまう可能性があるため、できれば当日に反省点や課題を洗い出すのが効果的です。たとえば、面接を受けた場合は、担当者の表情・受け答えの内容から反応が良かった点やいまいちだった点を思い出しましょう。
振り返りが習慣化すると、複数の選考から共通の課題やアピールポイントが見つかる可能性もあります。内定獲得につながるヒントを得るためにも、選考を受けたらすぐに振り返る癖を付けましょう。
3.自己分析を徹底的に行う
内定がなかなか決まらない場合、ミスマッチの企業を受けていたり十分なアピールができていなかったりする可能性があるため、自己分析をもう一度行い、自分を見つめ直す方法がおすすめです。自己分析はあなたの就活の基礎となる非常に重要な作業。就職先探しの軸となる仕事の適性や将来のビジョンを再認識するためにも、時間をかけて徹底的に行いましょう。
また、自己分析の結果は、エントリーシートや面接の頻出項目「志望動機」「長所・短所」「自己PR」を作成するための材料にもなります。あなたの志望動機や自己PRを魅力的に仕上げるために、もう一度、自身の性質と向き合ってみましょう。
優先条件を明確にする
興味がある仕事やなりたい職業が具体的にイメージできない人は、自己分析をとおして最低限押さえておきたい優先条件を考えてみてください。価値観に合った優先条件をもとに就職先を選べば、ミスマッチを防ぎやすくなります。
「キャリアアップできる職場か」「やりたい仕事ができるか」など、いくつかの重視したい条件を絞り出し、その中で最も優先度の高いものを選びます。自分で決めた軸をもとに、業界研究や企業研究、職業研究を進め、応募先の候補となる企業をリストアップしていきましょう。
4.就活を行う時間を増やす
就活に費やしている時間が少なければ、意識的に就活を行う時間を増やす必要があります。具体的には、以下のような方法を検討してみてください。
・アルバイトのシフトを調整する
・就活期間だけはいつもより早めに起きる
・遊びや趣味の時間を削る
就活は今後の人生を左右する重要な作業です。「多忙過ぎてしんどい」「もっと遊びたい」と考える学生も多いかもしれませんが、将来後悔しないよう真剣に向き合いましょう。
多忙な就活期間でスケジュールを管理するには、就活ノートの作成が効果的です。就活ノートの作り方や活用方法については、「就活ノートの作り方は?まとめたい内容やポイント・サイズも解説」の記事で紹介しているので参考にしてください。
余裕を持って応募書類を作成する
書類選考をスムーズに突破したい場合は、余裕を持って応募書類を作成する意識が重要です。
履歴書やエントリーシートに記入漏れや誤字・脱字などが発生する主な原因として、チェック不足が考えられます。特に、エントリーの期限が迫っている場合、空欄がある状態や大雑把に確認しただけで応募書類を提出してしまう学生も少なくありません。
だからこそ、応募書類を作成する際は、提出期限を確認したうえで時間に余裕を持って書き始める必要があります。時間をかけて記載する内容を推敲し、繰り返し確認したうえで応募書類を提出すれば、低評価につながる記入漏れやケアレスミスは防げるでしょう。
なお、エントリーシートの書き方については、「エントリーシートとは?履歴書の違いや基本を押さえて選考を突破しよう」の記事で紹介しています。
5.企業研究のやり方を見直す
自己分析を改めて行ったら、企業研究についても見直しましょう。
具体的には、「企業の情報を調べられているか」「仕事への理解を深められているか」「自分の強みにマッチしているか」を考えます。企業のWebサイトや事業計画などに目を通し、自身の志望動機を掘り下げてみてください。そこから競合他社と比較し、志望する企業の強みについても理解を深めましょう。
また、企業が手がけている商品やサービスがあれば、手に取ったり店舗に行ったりするなど、肌で体感するのも重要なポイントです。志望企業の新たな魅力を発見するためにも、幅広い視点から企業研究を進めましょう。
企業研究のやり方と効率的な進め方を知りたい人は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」もあわせてご確認ください。
6.面接対策を徹底する
面接をなかなか通過できない人は、以下のような対策を実施しましょう。
・面接対策本を読んで基本的なマナーや流れを学ぶ
・面接対策アプリで受け答えの練習をする
・大学のキャリアセンターが実施する面接セミナーに参加する
・家族や友人、就職エージェントに依頼して模擬面接を行う
なお、面接対策を進める際は、面接官の気持ちになって客観的に評価する必要があります。
対策本やアプリなどを使えば1人でも面接対策は可能ですが、受け答えや入退室時のマナーの間違いなどに気づきにくいため、第三者からのフィードバックを得られるセミナーの参加や模擬面接を重点的に行いましょう。
また、本番の緊張感や雰囲気に慣れるために、志望度の低い企業にエントリーして面接の経験値を積むのも効果的な対策です。
面接対策の具体的な進め方を知りたい人は、「就活の面接対策はどうする?よく聞かれる質問40選や選考突破のコツを解説」もあわせて参考にしてください。
日頃からマナーを意識して生活する
日常的に基本的なマナーを意識できていないと、就活の場でも素の姿が出てしまう可能性があります。特に、普段から以下のような特徴がある人は、日常的に意識して改善を試みましょう。
・姿勢が悪い
・ボソボソとした声で話す
・正しい言葉遣いが身についていない
日頃から背筋を伸ばして明るくハキハキと話すなど、日常で実践できる対策を意識して生活してください。就活だけでなく、社会に出てからも評価につながるポイントなので、この機会に習慣付けておきましょう。
7.第三者からアドバイスを受ける
家族や友人、キャリセンターなど他者から取り入れられる情報は積極的に吸収しましょう。
就活を効率的に進めるには「自分はどのような人間なのか」「自分の認識と他人の認識にズレがないか」を客観視する必要があります。また、他者からのアドバイスによって、自分では気づけなかった強みが見つかるケースも珍しくありません。
あなたの強みを最大限アピールするためにも、周りの意見を積極的に取り入れましょう。
就職エージェントを利用する
内定を獲得するために、就職エージェントを利用するのもおすすめです。
就活のプロの意見を参考にすれば、内定も獲得しやすくなります。また、自分の現状や悩みに合わせてリアルタイムでアドバイスをもらえる就職エージェントであれば、固定的なマニュアルや間違った情報に振り回されるリスクも少ないでしょう。
就職エージェントでは、自己分析などの進め方はもちろん、面接対策やグループディスカッションの対策なども教えてもらえます。就活では1人では難しい対策も多いので、プロの視点からアドバイスをもらうとよいでしょう。
キャリアチケットでも、就活生向けのアドバイスを実施しています。「就職先を早く決めたい」「内定が獲得できなくて不安」などの悩みを抱える就活生は、ぜひご相談ください。
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就職が決まらないまま卒業した場合の4つの選択肢
就活で内定が決まらないときは、大学院に進学したり、就職浪人したりする選択肢もあります。就職以外の選択肢を知るだけでも、内定が決まらない不安が軽くなる可能性もあるでしょう。
ここからは、内定が決まらないまま卒業した場合の就職以外の進路を4つ紹介します。
1.大学院に進学する
就活が決まらないときは、大学院に進学するのも選択肢の一つです。
専門的な知識が身につく大学院に進学すれば、就活の選択肢が広がったり、自ら学びを追い求める姿勢を評価してくれる企業からの内定がもらいやすくなったりします。また、大学院卒の場合、就職先や職種によっては、学部卒よりも高額な給与が期待できるでしょう。
ただし、新卒の学部生より社会人になるのが遅れる点は、無視できないデメリットです。また、進学するためには学費も掛かるため、経済状況も考慮したうえで進路を決める必要があるでしょう。
2.就職留年・浪人する
就活留年や浪人も就職以外の進路の一つです。就職留年とは、意図的に卒業単位を落として留年すること。就職浪人とは、大学を卒業したあとも就職活動を続けることを意味します。
就職留年は卒業していないため次年度も新卒として就活ができる点、就職浪人は大学を卒業しているので学業との両立は必要なく、就活に専念できる点がメリットです。
ただし、就職留年は追加で学費がかかります。就職浪人は大学を卒業しているので新卒枠の採用には基本的に参加できません。既卒として中途採用枠に応募しなければならないため、社会人経験者と比べられる恐れがあります。
就職浪人については、「就活浪人とは?不利といわれる理由や就職留年との違い、デメリットを解説」の記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
3.起業する
やりたい仕事や事業が明確にある場合は、起業する方法もあります。大学在学中からビジネスを始めたり起業したりする学生も珍しくはありません。
起業すれば就活を行わなくても、自分で会社をもって仕事ができます。ただし、起業そのもののハードルは低くても、企業を運営するためには資金や仕事が必要です。自分で仕事を獲得するのに苦労するケースも多く、就活よりも難易度は高い傾向にあるので、入念な準備と慎重な判断が必要でしょう。
4.フリーランスになる
就職先が決まらない場合の進路として、企業に属さず仕事をするフリーランスになる選択肢もあります。最近ではフリーランスとして働く人も増えてきており、卒業後の選択肢になるでしょう。
ただし、フリーランスを目指すのであれば、継続的に仕事を獲得できるスキルが必要です。また、起業と同じく人脈や実績のない状態からスタートするため、軌道に乗るまで苦労する可能性も考えられるでしょう。
就職以外の選択肢については、「就活に失敗したその後はどうなる?選択肢や成功に向けた具体的な対策を解説」の記事で紹介しているので、参考にしてください。
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就活で内定が決まらないと焦るときの考え方
内定が決まらないと焦りを感じるときは、就活に対する意識や考え方を見直しましょう。ここからは、就活がうまくいかないときに思い出したい4つの考え方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
就活は内定獲得の早さを競うものではない
就活は内定獲得の早さを競うものではありません。周囲が内定を獲得すると焦ってしまう学生も多いですが、自分も早く就活を終わらせようとミスマッチな企業に入社してしまうと、早期退職のリスクが高まります。
早期退職をしてしまうと、「十分なスキルが身に付いていないためアピールに苦労する」「早期退職を繰り返すと懸念される」など転職活動が難航する恐れも。焦って就職先を決めるのは避けるべきです。
内定獲得が早いからといって、社会人生活が有利になるわけではありません。卒業後の後悔を避けるためにも、自分のペースで長期的に働ける見込みのある企業を探しましょう。
焦って就職先を選んでも後悔する
焦って就職先を選んでも、後悔するケースのほうが多いでしょう。焦って就活を行うと、冷静な判断ができなくなります。
「あのとき△△していれば…」と後悔しても退職の手続きや転職先を探す手間などを考えて、踏み切れない可能性も。だからこそ新卒のうちに焦らず、じっくりと就職先を選ぶ意識が必要です。
焦ると実力を発揮できなくなる
焦ってしまうと実力を発揮できなくなる可能性もあります。特に、面接のパフォーマンスが下がってしまうと、内定は遠のいてしまうでしょう。
たとえば、焦りのせいで面接で空回り、アピールに失敗するのはよくあるケースです。また、焦り過ぎて追い込まれ、スケジュール管理などのミスを起こす場合も考えられます。
就活で内定を獲得するには、焦らずに実力を発揮する意識が重要です。うまくいかないときこそ落ち着いて、最大限のパフォーマンスを発揮できる準備をしましょう。
秋採用や冬採用もある
就活には秋採用や冬採用もあるので、春に内定を獲得できなかったからといって必要以上に焦る必要はありません。
厚生労働省の資料「令和6年3月大学等卒業予定者の就職内定状況(10月1日現在)を公表します」によると、令和5年10月1日時点での大学生の就職内定率は74.8%でした。
一方で、「令和6年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します」では、令和6年4月1日時点における大学生の就職率は98.1%と発表しています。
大学卒業年度の10月〜4月の間に約23%の学生が就職を決めており、秋・冬からでも内定獲得のチャンスはあるといえます。もちろん、通年採用や秋・冬採用を行う企業にも優良企業はあるため、内定獲得を諦めず、着実に選考対策を進めましょう。
秋採用の概要や成功するコツについては、「就活で9月以降も行っている秋採用の特徴と内定獲得のための対策を解説」の記事で紹介しているので、参考にしてください。
参照元
厚生労働省
大学等卒業予定者の就職内定状況調査
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就活で内定が決まらないときのリフレッシュ方法4選
就職活動での不安や悩みを解消するためには、しっかりと休む時間を作る意識も大切です。無理に就職活動を続けてしまうと、限界が来て、積極的にチャレンジできなくなる可能性もあります。
ここでは、就職活動で内定が決まらないときに実施したいリフレッシュ方法を4つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.適度に休暇日をつくる
就活で良い結果を残すには、適度な休みも必要です。
なかなか内定がもらえないと、焦りから休みに罪悪感を抱いてしまう人もいますが、余裕のない状態では自分の本当の魅力が採用担当者に伝わりません。かえって自信や余裕のなさが伝わってしまい、悪い印象を抱かれてしまう可能性もあります。
真面目な人ほど負のスパイラルから抜け出せなくなってしまう傾向があるので、気持ちに余裕を持たせるためにも十分な休息を意識しましょう。
2.思い切って就活から離れる
少し休んでも気分が晴れない場合は、思い切って就職活動から距離をおくのも効果的です。心身ともに疲れた状態で就職活動を続けても、モチベーションは上がらず、実力も発揮できません。
1日、2日休むのではなく、1週間程度の長期的な休養をおすすめします。1日では気分が晴れず、休んでも疲れが残ってしまう可能性もあるでしょう。
思い切って休む場合は、就活について考えないようにするのも大切です。スマートフォンの電源を切り、情報を遮断するなどして、意識的に就職活動から離れる時間を作りましょう。
3.友人や家族に話を聞いてもらう
就活でネガティブな気持ちになった場合、友人や家族など信頼できる人に話を聞いてもらうのがおすすめです。一人で抱え込んでいた悩みを打ち明けるのもよいですが、たわいもない話をするだけでも前向きな気持ちになれます。
また、就職先が決まっている就活仲間がいれば、成功体験を聞くのもよいでしょう。その際、自分の状況と比較してしまうと逆効果になってしまうため、軽い情報交換のような気持ちで話を聞くのがおすすめです。
4.趣味や遊びなどで気分転換する
就活中、もやもやした気分が晴れない人は趣味に時間を使ったり、旅行をしたりするなどのストレス発散を行いましょう。
毎日のように面接や説明会に参加する就活中は、どうしてもハードスケジュールになりやすい傾向があります。そのうえ、なかなか内定がもらえなければ、さらに気持ちが落ち込んでしまうものです。
そのような暗い気持ちを一旦リセットし、もう一度前向きな気持ちで就活を頑張るためにも、思いっきり羽を伸ばす日を作りましょう。
「次の週末は趣味を楽しむ」「この日はゆっくり家で過ごす」など、リフレッシュする日を決めて、オン・オフを明確にすると、就活のモチベーション低下を改善できます。
就職活動でのストレスを解消するコツは、「就活ストレスがやばいときはどうする?限界になる理由や対処法を解説」の記事でも紹介しているので参考にしてください。ストレスを抱えたままにしておくと、パフォーマンスを発揮できず、体調不良にもつながりやすいので気をつけましょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。