就活は4年生の秋から始めても間に合う?秋採用で内定を獲得する方法を解説

このページのまとめ

  • 就活は大学4年生の秋からでも間に合う
  • 就活を秋から始める場合、春や夏と比べて採用枠は少ない
  • 就活を秋からでも成功させるためには、準備や対策を万全にすることが大切

就活は4年生の秋から始めても間に合う?秋採用で内定を獲得する方法を解説のイメージ

「就活を大学4年生の秋から始めても間に合う?」と不安に思う就活生もいるでしょう。秋から就活を始めた場合でも、秋採用を行う企業があるので安心してください。ただし、秋採用は春や夏に比べて採用枠が限られます。内定を獲得するためには応募企業の視野を広げ、就活の課題を解決していくことが必要です。

この記事では、秋からの就活でも内定を獲得する方法や注意点を解説します。内定獲得に向けて、ぜひ読んでみてください。

秋からの就活について相談したい

   
目 次

就活は大学4年生の秋から始めても大丈夫

就職活動のスタートに遅れてしまっても、諦めてはいけません。秋採用を行っている企業もあるからです。夏までの採用で枠を埋めきれなかった企業や、内定辞退が発生した企業などが募集を続けています。

ただし、秋からの就職活動では選択肢が少なく、企業の枠も少ないのが実情です。ほかの就活生よりも入念に準備を行い、就職活動を行いましょう。

秋採用については、「秋採用で内定を獲得する5つのポイントとは?企業の探し方や注意点も解説」も参考にしてください。

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秋からの就職活動で内定を獲得する方法

大学4年生の秋から内定を獲得するには、ほかの就活生よりも準備を万全にしなければなりません。また、卒業まで時間がないので、効率良く就職活動を進める必要もあります。

応募企業の幅を広げる

秋からの就職活動では、応募企業の視野を広げましょう。春や夏と比べて、秋採用を行う企業は少ないからです。業界や業種を絞ってしまうと、選択肢が少なくなります。自分に合う企業を見つけるためにも、これまでに見たことない企業や業種も調べてみてください。

通年採用の企業も確認する

通年採用を行う企業にエントリーするのもおすすめです。時期に関係なく、採用してもらえる可能性があります。

ただし、通年採用だからといって採用されやすいわけではありません。企業が通年採用を行うのは、時間をかけて応募者を選び、ミスマッチをできるだけ減らすためです。

企業は時間をかけて選定するため、選考通過は決して簡単ではないでしょう。入念に準備を行い、自分の魅力をアピールできるように準備してください。

これまでの課題を改善する

すでに就職活動を行ってきた場合は、今までに気づいた課題を改善しましょう。同じように就活を続けていても、内定は獲得できません。
たとえば、本命企業と同業他社を受けて、業界内の質問傾向や雰囲気を知るのもおすすめです。面接の雰囲気に慣れれば、選考で実力を発揮しやすくなります。

秋採用では、留学から帰ってきた学生や公務員試験に落ちた学生など、知識や経験を積んだライバルも多くいます。そのような就活生たちのなかから選ばれるには、これまでの就活を改善し、スキルアップすることが必須です。

面接対策に力を入れる

選考対策のなかでも、特に面接対策に力を入れましょう。面接はどの企業でも行われる選考であり、自分を最もアピールできる場面でもあります。面接では、話し方や内容はもちろん、身だしなみやマナーも大切です。優れた能力を持っていても、第一印象が悪ければ評価を下げてしまいます。

面接対策を行うのであれば、模擬面接がおすすめです。客観的な視点から、改善点を教えてもらいましょう。面接対策を行う際は、「面接準備を完璧にしよう!必要な対策とマナーや持ち物などを紹介」も参考にしてください。

就活エージェントのサポートを受ける

効率良く就活を進めるためには、就活エージェントも活用してみましょう。就活のプロに相談すれば、疑問や不安をすぐに解消できます。

就活は初めての経験なので、何から始めるか、どのように進めるかは悩みやすいポイントです。自分一人で進めていても、なかなか正解は見つからないでしょう。

就活エージェントであれば、自己分析や面接対策など具体的な対策はもちろん、メンタル面のサポートも受けられます。不安や悩みを解消し、自信を持って就活を行うためにも、就活エージェントへの相談が重要です。

キャリアチケットでも、就活生の悩みの解消や具体的な就活対策を実施しています。マンツーマンであなたに合わせたサポートを行いますので、早期の内定獲得を目指す方はぜひご相談ください。

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秋からでも就活で応募できる企業の特徴

秋からでも内定を獲得するために、応募できる企業の特徴を知っておきましょう。多くの人材を採用している企業や地方の企業では、秋でも採用を続けている傾向にあります。

秋からでも応募できる企業を知り、エントリーに役立ててみてください。

多くの人材を募集している企業

大手企業やグループ会社など、多くの人材を募集している企業は、秋からでも採用を行っています。募集人数が多く、秋になっても採用枠が埋まらない場合があるからです。秋からでも有名企業に就職できるチャンスなので、積極的に狙っていきましょう。
ただし、ライバルも多くなることは注意しなければなりません。

まだ人材が集まっていない企業

春や夏から募集を続けていても、まだ人材が集まっていない企業もあります。特に、ベンチャー企業や中小企業、BtoB企業などは知名度が低く、人が集まりにくい傾向があるようです。

ただし、募集を続けている企業のなかにも優良企業は多くあります。一般の消費者が知らないだけで、私たちの生活や企業を支える存在もあることを知っておきましょう。

大手企業だけではなく、中小企業やベンチャー企業にも目を向ければ選択肢は広がります。「ベンチャー企業とは?スタートアップや中小企業の特徴も解説!」も参考に、中小企業についても調べておきましょう。

地方を拠点とする企業

地方企業は、都市部に比べて人が集まりにくいため、秋以降でも採用を続けています。
近年ではテレワークが普及し、地方でも働きやすい環境が生まれています。都市部だけに目を向けるのではなく、地方企業も探してみると選択肢が広がるでしょう。

進学のために都会まで出てきた就活生には、「Uターン就活」の選択肢もあります。「Uターン就活は大変?後悔しない進め方5選とメリット・デメリットを解説」を参考に、地元での就職も考えてみると良いでしょう。

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秋からでも募集を行っている企業を探す方法

秋以降も募集を行う企業を探すには、「合同説明会に参加する」「就活エージェントに聞く」「逆求人サイトを使う」の3つがおすすめです。

それぞれの特徴をご紹介するので、企業探しにお役立てください。

合同説明会に参加する

合同説明会に参加し、より多くの企業と接点を持ちましょう。合同説明会には数多くの企業が参加しているので、効率的に企業研究が行えます。

合同説明会については、「合説ってどんなもの?参加するメリットと有益に過ごすコツ」の記事で解説しています。合同説明会に参加する企業は採用意欲が高いので、内定も目指しやすいでしょう。

就活エージェントに相談する

就活エージェントに相談し、企業を紹介してもらうのもおすすめです。あなたの能力や希望に応じて、適切な企業を紹介してもらえますよ。

就活エージェントの場合、企業の紹介だけではなく、面接日の設定や採用担当者とのやり取りも行ってくれる場合があります。就活エージェントの力を借りながら、空いた時間で選考対策を実施できます。
また、紹介してもらう企業に詳しいアドバイザーが、個別で選考対策を実施してくれるケースもあるようです。

逆求人サイトを使う

逆求人サイトとは、企業側から就活生に向けてアプローチを行うWebサイトのこと。自分のプロフィールさえ提出しておけば、興味を持った企業から選考参加のお誘いがもらえる形式です。

逆求人サイトのメリットは、調べていなかった業界や企業からもアプローチをもらえる点です。知らなかっただけで、自分に合う企業が見つかるかもしれません。
また、自分で企業を探す必要がなく、待っているだけで企業とマッチングできるのもポイントです。普段の就職活動をしながら、並行してアプローチをもらえます。

就職活動は効率的に進めたほうが良いので、受け身でも企業を探せる逆求人サイトを活用するのがおすすめです。

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秋から就活を始める際の注意点

秋から就活を始める場合、春採用や夏採用とは違うことを意識して動かなければなりません。ここでは、秋から就活を始める際の注意点を解説します。

秋採用は応募できる企業数が少ない

秋採用は、応募できる企業数が少なめです。春採用や夏採用と比べると少なく、秋採用は中途採用のみにしている企業もあります。

秋採用は、予定していた採用人数に足りなかったり、内定辞退者の枠を埋めるために採用したりする傾向です。希望する企業の募集人数が少なく、早期に定員に達する可能性もあります。また、そもそも秋採用を行っていない企業もあるので、志望企業に応募できない可能性も念頭に置きましょう。

夏採用よりも選考が短期間になる

秋採用は夏採用と比べて、選考が短くなる傾向にあります。夏採用よりも入社までの期間が短く、企業は早めに内定者を採用したいと考えるからです。

選考期間が短くなれば、対策できる期間も短くなります。十分に対策時間を確保できない場合もあるでしょう。選考期間が短くなっても、難易度は変わりません。短期間で十分な対策が求められるので、しっかりと準備をしてください。

倍率が高くて競争が厳しい

採用枠に対して、応募人数が多くなりやすいのが秋採用です。競争が厳しくなるので、油断しないようにしましょう。
また、枠を争うライバルの質も上がります。就活のやり直しをする学生や、留学から帰ってきた学生、公務員試験受験者、部活や研究を終えた学生なども参入してくるからです。

秋採用でも諦めずに挑戦すれば、内定を獲得するチャンスはあります。しかし、競争率が高いことも理解しておかなければなりません。

大企業よりも中小企業の採用が多い

秋以降の求人は、大企業よりも中小企業やベンチャー企業が多い傾向にあります。なかには、見聞きしたことがない企業もあるでしょう。

しかし、興味を持たず調べないのはもったいないことです。大手企業ではなくてもあなたに適した企業はあるので、企業研究は怠らないでください。

一般的には知られていない企業にも、優良企業は多くあります。「意外と知らない隠れ優良企業の探し方」も参考に企業探しを行うと、新しいエントリー先を見つけられるでしょう。

なぜ就活を続けているのか聞かれてしまう

秋以降も就活を続けていると、面接で「なぜこの時期に就活をしているのか」と聞かれる場合があります。回答次第で評価が変わるので、納得できる答えを用意しておきましょう。

たとえば、「就活を続けていたが、自己分析が甘くて内定がもらえませんでした。自己分析や企業研究をやり直し、新しく見つけ就活の軸に沿って就職活動を行っています。」のように答えれば、これまでの自分を反省しながらも、前向きに取り組んでいると評価されます。
一方で、「面接に受からなかったからです」「なぜか内定がもらえません」のような回答では、取り組みが甘いと思われるでしょう。

「なぜこの時期に就活をしているのか」は答えにくいですよね。しかし、これまでの反省を伝え、どのように就活を進めているのかを答えれば、アピールできるチャンスになります。

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秋からの就活を成功させたいあなたへ

「就活を秋から始めても遅くない?」「大学4年の9月になったけれど、内定が一つもない」とお悩みの方もいるでしょう。秋採用は選考が短縮されるため、スピーディな行動が重要です。

しかし、早く行動しなければと焦れば内定を遠ざける可能性もあります。無理なスケジュールを組もうとせず、一つひとつの準備の質を高められるよう丁寧にこなしてください。

「自分だけでは秋からの就活を成功させられるか不安」と感じる方は、就活エージェントの活用がおすすめです。キャリアチケットでは自己分析から内定を獲得するまで、アドバイザーがマンツーマンであなたの就活をサポートいたします。
秋からの就活に向けた対策や企業選びに関してもアドバイスをしますので、就活に不安を感じる方は、ぜひキャリアチケットを活用してみてください。

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