Uターン就活は大変?メリット・デメリットと就活の進め方

このページのまとめ

  • Uターン就活は地元の生活が好きな人、通勤にストレスをかけたくない人に向いている
  • Uターン就活を円滑に進めるには、綿密な日程計画や交通費の節約が必要
  • Uターン就活をすると、内定獲得が有利になる可能性はある
  • Uターン就活をした理由を、志望動機に含められると理想的

就活生の中には、「進学するために地元を離れてしまったけれど、就職先は地元で探したい」と考えている人もいるでしょう。
このコラムでは、Uターン就活のメリット・デメリットや、就活をするうえでの注意点、スムーズに就活を進める方法などを解説しています。
Uターン就活を視野に入れている人は、ぜひ参考にしてください!



 

Uターン就活とは

Uターン就活とは、生まれ育った地域から離れた場所にある都会の学校に進学した人が、地元に帰って就職活動をすることを指します。特に大学の場合、東京、愛知、大阪、福岡といった都市圏にはたくさんの学校がある一方、地域によっては学校数が少なく、地元で進学先を探すのが難しいこともあります。やむを得ない事情で地元を離れた人や、進学先の生活環境が合わなかった人など、理由はさまざまですが、Uターン就活を考える学生は多く見受けられます。

Iターン・Jターンとは?

Uターン就活以外にも、「Iターン就活」「Jターン就活」という言葉があります。
Iターン就活は、生まれ育った地元から離れた場所で就職活動をすることを指し、特に都心部出身の人が地方で就活をするときによく使われる用語です。
Jターン就活は、Uターン就活と同じく地方から都会の学校に進学した人が、生まれ育った地域とは別の都心部から離れた場所で就職活動をすることを指します。
このようにUターン就活・Iターン就活・Jターン就活はそれぞれ意味が異なりますが、生活エリアから遠い場所で就活をする点は共通しています。



 

就活生がUターンする理由

Uターン就活をする理由としては、「家族が地元での就職を希望しているから」「地元が好きだから」「やりたい仕事が地元にあるから」といったものが挙げられます。
採用面接では、面接官からUターン就活をしている理由を問われる可能性があるので、自分の中で考えをまとめ、しっかりと答えられるように準備しておきましょう。地元で盛んな産業に携わりたい人や、県庁や市役所で地方公務員として働きたい人などは、Uターン就活をする理由と志望動機が一貫したものになるため、説明がしやすいはずです。一方で、家庭の事情など、自分の意思とは違う理由でUターンを決めた人は、「なぜ地元に帰り、なぜこの企業を志望したのか」の理由づけを明確にして、面接官を納得させる筋道の通った答えを用意しておく必要があるでしょう。



 

Uターン就活のメリット

Uターン就活には、以下のようなメリットがあります。

家族や友達が近くにいる

自分と同じように就活をしている同級生に囲まれた環境にいると、就活のストレスを解消するのが難しくなりがちです。そんなとき、地元にいる家族や友人と一緒に息抜きをしたり、気軽に相談を持ちかけたりできるのは、心理的に大きな助けとなるでしょう。

地元に貢献できる

Uターン就活を考えている人の中には、愛着のある地元に帰りたい、という思いを持っている人も多いことでしょう。直接的に地域に貢献する仕事ではなくても、地元で働くことは、納税や消費などさまざまな面で街の活性化につながります。生まれ育った街のために力になりたい、という気持ちを実現できるため、就活のみならず、就職後の仕事にもやりがいが持てるはずです。長期的に働くことを考えるなら、自分の好きな環境で生活できることは大きなメリットになります。

通勤の負担が少ない

就職先の立地や勤務時間によりますが、都心部では通勤時に満員電車に乗らなくてはいけないことがあります。地方で就職すれば、都心部ほどの通勤ラッシュには巻き込まれずに済みますし、駐車場代が安い地域なら、車通勤もしやすくなります。通勤のストレスを抱えたくない方は、地元へのUターンを考えてみると良いでしょう。



 

Uターン就活のデメリット

さまざまなメリットがある一方で、「Uターン就活は大変」と言われることもあります。Uターン就活の主なデメリットには、以下の点が挙げられます。

交通費がかさむ

学校から離れた場所でUターン就活をすると、どうしても多額の交通費がかかります。中には地元へ帰るために、新幹線や飛行機を利用しなくてはいけない人もいるでしょう。また、実家を拠点にしてUターン就活をすることが難しい場合は、交通費以外にもホテルの宿泊費、飲食費などがかかることを考慮しなくてはいけません。本格的に就活を始める前に、必要な費用を計算しておきましょう。

都会より求人数が少ない

さまざまな企業が集まっている都心部と比較すると、地方の求人数は少なくなります。就職先の選択肢が狭くなるため、人気企業に就活生の応募が集中することも考えられます。Uターン就活を考えている人は、地元にある企業や求人の状況を調べたうえで、しっかりとプランを練ってから就活に臨みましょう。

面接やイベントの日程調整が大変

生活エリアの近くで就活をする場合、面接や説明会、イベントなどがあれば、基本的には日程が重ならない限り自由に参加することができます。しかし、Uターン就活の場合は、地元に帰れるタイミングを見計らって日程調整をしなくてはいけません。特に面接は一次面接、二次面接、最終面接と数回に分けて実施されることが多いので、そのたびに家と地元を行ったり来たりするのは、スケジュール調整に大変な労力がかかります。



 

Uターン就活の方法

Uターン就活の方法は、基本的には一般的な就活と同様です。就活サイトや就職支援サービスを活用しながら求人を調べ、志望する企業の選考を受ける、という方法は変わりません。
ただし、Uターン就活では遠距離の移動が必要になるため、事前にしっかりとスケジュールを組んでおくことが大切です。地元に戻る期間をあらかじめ決めておき、その期間に面接や説明会、イベントをまとめてこなせるように調整しておくと、金銭的にも身体的にも負担が少なくて済みます。
Uターン就活をスムーズに進める方法を考え、早めに準備を始めることを心がけましょう。

交通費の節約法

Uターン就活の交通費を節約するためには、綿密にスケジュールを組んで長距離移動の回数をなるべく減らす、という方法のほか、移動にかかる費用そのものを抑えるという手段もあります。新幹線や飛行機の代わりに高速バスを利用したり、電車の割引切符を利用したりすれば、交通費を安く済ませることが可能です。多くの交通機関で学生割引の制度が導入されているので、事前に調べておくと良いでしょう。
しかし、交通費を節約しようと意識しすぎると、移動のストレスが大きくなってしまいます。「疲れたな」と感じたときには一旦節約を忘れて、無理せずゆっくりと移動できる方法を選びましょう。



 

Uターン就活は有利?

Uターン就活をしているからといって、必ずしも内定獲得が有利になる訳ではありませんが、有利に働くポイントもあります。
地元の学生が多く志望する企業なら、Uターン就活をしている人は面接官にとって新鮮に映ります。自分の経歴や意欲をしっかりとアピールできれば、ポジティブな印象を残せるでしょう。
また、企業によっては通常の採用枠とは別に、Uターン採用枠が用意されていることもあります。近年では地域活性化のため、Uターン採用に力を入れている企業が増えているので、Uターン就活が有利に働く可能性は十分にあります。



 

Uターン就活の志望動機の書き方

Uターン就活の場合、志望動機の中に、自分が地元にUターンした理由を含められると良いでしょう。
以下に良い例と悪い例の2つの例文を掲載します。

良い例

「私は幼少期からこの地域で育ち、御社の工場を見ながら『いつかは自動車を作る仕事がしたい』と思い、大学で機械工学を先攻しました。御社の強みであるエコロジーに配慮した自動車づくりに携わりたいと思ったことと、『自動車を通じた地域貢献』という企業理念に共感したことが、御社を志望した理由です。自動車開発を通じて、愛着のある地域をさらに盛り上げていきたいと思っています。」

このように、志望動機の中で「自分がなぜ地元で就活をしているのか」を説明すると、Uターン就活をアピールポイントのひとつにすることができます。

悪い例

「私は大学に進学した後も、『この地域のために働きたい』という思いを持ち続けてきました。御社を志望した理由は、この地域で有数の規模を持つ企業であり、地元に貢献するというやりがいを持って働けると感じたからです。御社に入社した暁には、積極的に地域貢献プロジェクトに携わり、街全体を活性化させたいと思っています。」

この例文では、地元で働くこと自体が志望動機になっていて、「なぜこの企業で働きたいのか」がしっかりと説明できていません。Uターン就活の場合も、一般的な就活の志望動機と同様、どのような事業に取り組みたいのか、その事業で自分はどのように企業に貢献できるのかをしっかりと明示しましょう。



 

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