就活のWebテストとは?受検形式や出題科目、効果的な対策法を解説

このページのまとめ

  • Webテストとは、自宅などからオンラインで受検できる適性検査のこと
  • Webテストの対策は、受検2ヶ月前ごろから始めよう
  • 受検用URLのドメインから事前に種類を把握し、Webテストごとの対策を進めよう

「Webテストとは?」と気になっている就活生もいるでしょう。Webテストは多くの企業が採用選考の初期段階で導入しており、避けてとおれない重要な選考ステップとなっています。
本記事では、Webテストの概要や代表的なテストの種類について解説。また、Webテスト対策を始める時期や対策方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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目 次

Webテストとはオンラインで受検する適性検査のこと

Webテストとは、インターネットを通じてパソコンやタブレットで受検する適性検査のことです。従来の紙とペンで行う筆記試験とは異なり、オンライン上で能力検査や性格検査を実施します。

多くの企業が採用選考の初期段階でWebテストを導入しており、就活生にとって避けてとおれない重要な選考ステップといえるでしょう。ここでは、WebテストとSPI・玉手箱の違いや合格ライン、対策を始める時期について解説します。

WebテストとSPI・玉手箱の違い

SPIや玉手箱はWebテストの一種であり、Webテストという大きなカテゴリーの中に含まれています。Webテストは適性検査全般の受検方法を指す言葉であり、SPIや玉手箱はWebテストの代表的な種類です。

つまり、「WebテストでSPIを受検する」「Webテストで玉手箱を受検する」という表現が正しい使い方になります。Webテストには、SPIや玉手箱以外にもさまざまな種類があります。

後ほど、Webテストの種類について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

Webテストの合格ラインは6~7割

Webテストの合格ラインは、一般的に6〜7割程度とされています。ただし、企業や職種によって合格基準は異なるため、あくまで目安として考えることが大切です。

人気企業や競争率の高い職種では、合格ラインがより高く設定される場合があります。一方で、専門性を重視する企業では、Webテストの結果よりも面接や実技を重視することもあるでしょう。

確実に合格するためには、7割以上の正答率を目指して対策を進めることをおすすめします。また、性格検査についても一貫性のある回答を心がけ、企業の求める人物像を把握した上で、受検に挑むことが大切です。

受検2ヶ月前にはWebテストの対策を始めよう

Webテストの対策は、受検予定日の2ヶ月前には開始することをおすすめします。2ヶ月という期間があれば、参考書を使った基礎学習から応用問題まで段階的に取り組めるでしょう。

また、複数回の模擬テストをとおして、実戦感覚を養うことも可能。数学や国語の基礎力に不安がある場合は、さらに早めの対策開始が必要です。就活のスケジュールを考慮して、計画的に学習を進めることが成功の鍵となります。

就活の流れを確認して、Webテスト対策のスケジュールを立てたい方は、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」をご覧ください。

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企業が就活でWebテストを実施する理由

企業がWebテストを導入する背景には、選考の効率化や自社に合った人材を絞り込むといった目的があります。従来の選考方法では対応しきれない課題を解決するため、Webテストを活用するのです。

ここでは、企業が就活でWebテストを実施する理由について解説します。

選考を効率的に進めるため

企業がWebテストを実施する主な理由の一つは、選考を効率的に進めるためです。従来の筆記試験では、会場の確保や試験監督の手配、採点作業などに多大な時間とコストがかかっていました。

しかし、Webテストなら自動採点により即座に結果が分かり、人事担当者の負担を大幅に軽減できます。また、応募者も自分の都合に合わせて受検できるため、企業と応募者の双方にとってメリットがあるのです。

このような効率性の向上により、企業はより多くの時間を面接や最終選考に充てることが可能になるでしょう。

自社に合った人材を絞り込むため

企業がWebテストを実施するもう一つの理由は、自社に適した人材を効果的に絞り込むことです。Webテストでは、基礎学力だけでなく論理的思考力や性格特性も測定できるため、総合的な人材評価が可能になります。

能力検査では、言語理解力や数的処理能力、論理的思考力などを客観的に測定できます。これらの能力は、業務遂行に直結する重要な要素であり、企業が求める人材像と照らし合わせて判断材料とすることができるでしょう。

性格検査では、チームワークや積極性、ストレス耐性などの特性を把握できます。企業文化や職場環境に適応できる人材を見極めるために、これらの情報は重要な判断材料となります。

適性検査を受ける際のポイントについては、「就活の適性検査とは?検査の種類や特徴、受ける際のポイントをご紹介!」をご覧ください。

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Webテストの受検方法

Webテストの受検方法には、テストセンター型や自宅受検型、企業受検型の3つがあります。これらはすべてパソコンやスマートフォン等の端末を用いてオンライン上で受検する形式です。

それぞれに環境や条件が異なるため、特性を理解して対策を立てることが成功への近道となります。ここでは、Webテストの具体的な受検方法について解説します。

テストセンター型:指定された会場のパソコンで受検

テストセンター型とは、指定された会場に出向き、会場のパソコンで受けるWebテストのことです。自宅のパソコンで性格検査を済ませ、テストセンターで能力検査のみ受検します。

テストセンターのメリットとして、点数を使い回せることが挙げられるでしょう。何度もテストを受ける必要がないため、時間短縮につながるでしょう。ただし、テストの点数は受検者に通知されず、自己採点や手ごたえで判断するしかないので注意が必要です。

テストセンターで受検する際の注意点

テストセンターでは、顔写真つきの身分証明書を求められるので、忘れずに持っていきましょう。

受検者の顔を確認し、替え玉受検を防ぐためです。なお、筆記用具は会場で貸し出されるため、私物を持ち込むことはできません。

自宅受検型:自宅や大学などのパソコンで受検

自宅受検型は、自宅や大学などのパソコンで受検するWebテストのことです。会場に行く必要がなく、自分の都合の良い時間に好きな場所で受検できます。テストセンターと異なり、電卓や辞書を使えるのもメリットといえるでしょう。

ただし、テストセンターのように点数を使い回せないため、企業ごとにテストを受ける必要があります。

自宅受検の場合の注意点

自宅受検型は手軽に受けられる反面、自分自身でトラブルを防ぐ事前の準備が欠かせません。まず、受検中に通信が途切れないよう、ネット環境をしっかり整えておく必要があります。

Wi-Fiの接続状況を確認し、必要であれば有線LANを利用するなど、安定した通信環境を用意しておくと安心です。また、締め切り直前や夕方から夜間にかけての受検は避けるのが賢明でしょう。

この時間帯はサーバーが混雑しやすく、万が一不具合が起きても企業のサポート窓口が閉まっているケースがあります。トラブルなく実力を発揮するためにも、日中の時間帯を狙って余裕を持って臨みましょう。

企業受検型:企業が準備したパソコンで受検

企業受検型とは、企業の会議室や選考会場に出向き、用意されたパソコンや筆記用具を使って受検する方式です。面接と同日に実施されるケースが多く、選考プロセスに密接に組み込まれている点が特徴と言えます。

この方式は企業側が受検環境を管理できるため、不正を防ぎ公平性を保てるのが大きなメリットでしょう。また、受検者の様子や態度を直接観察できることから、テストの点数だけでは見えない人柄などの情報を得られる利点もあります。

ただし、受検者にとっては会場までの移動時間や交通費が発生する点に注意が必要です。

適性検査で落ちる原因については、「適性検査で落ちる原因と対策を紹介!自信をもって選考に臨もう」をご一読ください。

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Webテストの種類を見分ける方法

Webテストは種類によって出題傾向や制限時間が異なるため、事前にどのタイプか把握しておき、それぞれの種類にあった対策を行いましょう。志望企業のWebテストの種類を見分ける方法は、以下のとおりです。

・企業からの事前説明…案内メールやマイページの案内文に書かれた情報を確認する
・口コミサイト…就活体験談から過去のデータを検索する
・OB・OG訪問…実際に内定・入社した先輩に直接質問する
・受検用URL…テストサイトのURLに含まれる特定の文字列(ドメイン)をチェックする
・ログイン画面…画面のデザインやロゴ、入力欄の構成などを確認する

これらの方法を用いて、Webテストの種類を見分ける事で、受検するテストの対策がしやすくなります。受検用URLでWebテストの種類を確認する際は、以下を参考にしてみてください。

種類 URL
SPI arorua.net
玉手箱 webcas2.net
nsvw.jp
TG-WEB assessment.tg-web.jp
nsvw.tg-web.jp
assessment.e-gitest.com
e-exams.jp
CAB shl.ne.jp
e-exams.jp
GAB shl.ne.jp

Webテストの案内メールが届いた際はブラウザのアドレスバーを確認し、どの形式に該当するかをチェックしましょう。もし判別が難しいドメインだった場合でも、前述した口コミサイトや先輩へのヒアリングを組み合わせることで補完が可能です。

事前にWebテストの種類を把握し、それぞれの出題傾向に合わせた万全の準備で本番へ臨んでみてください。

SPIと玉手箱の違いについて知りたい方は、「SPIと玉手箱の違いとは?適性検査の種類や特徴をチェック」をご参照ください。

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代表的なWebテスト・適性検査の種類9選

就活で使用されるWebテストには、先述したSPIや玉手箱などがあります。それぞれに特徴や出題傾向があるため、主要なテストについて理解を深めることが重要です。

ここでは、特に多くの企業で採用されている代表的なWebテストと、あわせて知っておきたい適性検査について詳しく解説するので確認しておきましょう。

代表的な5つのWebテストの種類

就活で使用される代表的なWebテストには、SPIや玉手箱以外にもTG-WEBやCAB、GABなどがあります。以下で、代表的な5つのWebテストの種類の概要をまとめました。

テスト名 主な受検方式 出題問題の主な傾向
SPI ・テストセンター
・自宅受検
・インハウスCBT
・ペーパーテスティング
・言語(国語)
・非言語(数学・算数)
・性格検査
玉手箱 ・テストセンター
・自宅受検(Web方式)
・計数
・言語能力(英語)
・性格検査
TG-WEB ・自宅受検(従来型・新型)
・テストセンター
・AI監視型(TG-WEBeye)
・企業受検型(インハウス)
・言語
・非言語
・言語能力(英語)
・性格検査
CAB ・自宅受検(Web-CAB)
・テストセンター
・ペーパーテスト
・暗算
・法則性
・命令表
・暗号
GAB ・自宅受検(WebGAB)
・テストセンター(C-GAB)
・ペーパーテスト
・言語
・計数
・性格検査
・英語(C-GABのみ)

このように、各テストの受検方式や出題傾向をあらかじめ整理しておくことで、直前になって焦るリスクを大幅に減らせるでしょう。もし苦手な分野のテストだと判明しても、早めに分かっていれば専用の問題集を用いて集中的に対策することが可能です

それぞれのテストの特徴に応じた正しい準備を重ね、自信を持って本番の受検へ臨みましょう。

Webテストの中でも代表的なSPIの受検方法について詳しく知りたい方は、「SPIの受検方法はどうする?申し込みの流れや当日の受け方を解説」を参考にしてください。

あわせて押さえたい適性検査4選

代表的な5つのWebテスト以外にも、特定の業界や企業で使用される適性検査があります。志望する業界に応じて、これらのテストについても理解を深めておくことが重要です。

以下に、押さえておきたい4つのWebテストが可能な適性検査をまとめました。

テスト名 主な受検方式 出題問題の主な傾向
CUBIC ・自宅受検
・ペーパーテスト
・言語
・数理
・図形
・論理
・英語
・性格
TAL 自宅受検 ・文章形式
・図形配置
デザイン思考テスト 自宅受検 ・創造セッション
・評価セッション
SCOA ・自宅受検
・企業受検
・言語
・数理
・論理
・英語
・常識

これらの適性検査は、基礎学力だけでなく学生のポテンシャルや思考の癖を見極める目的で導入されているテストもあります。特にデザイン思考テストやTALなどは、一般的な問題集の知識だけでは高得点を狙いにくい形式です。

まずは各テストの概要を把握し、心の準備を整えてから本番の案内を待ちましょう。

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Webテストを突破するための5つの対策

Webテストを突破するには、参考書を繰り返し解く、不得意な問題を重点的に対策する、対策用アプリを使うなどの対策を行うのがおすすめです。

ここでは、Webテストを突破するための5つの対策を紹介するので、多忙になりがちな就活の中で、効率的にWebテストの対策を行うために役立ててみてください。

Webテストを突破するための5つの対策のイメージ

1.参考書を繰り返し解く

Webテスト対策の基本は、参考書を使った反復学習です。一度解いただけでは定着しないため、同じ問題を何度も繰り返し解くことが重要になります。まず、自分が受検予定のWebテストに対応した参考書を選びましょう。

参考書選びでは、解説が詳しく、最新の出題傾向に対応したものを選ぶことが大切です。また、模擬テストが付属している参考書なら、実戦形式での練習も可能になります。

2.不得意な問題を重点的に対策する

効率的にWebテストの得点を向上させるためには、自分の弱点を把握し、不得意な分野を重点的に対策することが重要です。すべての分野を均等に学習するよりも、苦手分野を克服する方が得点アップにつながります

まず、模擬テストや過去問を解いて、自分の得意・不得意分野を明確にしましょう。言語分野では語彙力や読解力、非言語分野では数的処理や論理的思考など、細かく分析することが大切です。

不得意分野が特定できたら、その分野に特化した問題集や参考書を活用して集中的に学習します。たとえば、数学が苦手なら基礎的な計算問題から始めて、段階的に応用問題に取り組むことがおすすめです。

また、不得意分野の学習時間を多めに確保し、得意分野は維持程度の学習に留めることで、全体的なバランスをとることができるでしょう。

3.Webテスト対策用アプリを使う

Webテストの対策用アプリを活用することで、隙間時間を有効活用して対策を進めることができます。通学時間や休憩時間など、短時間でも継続的に学習することが可能です。

Webテストの対策用アプリでは、実際の出題形式に近い問題を解くことができ、即座に解答と解説を確認できます。アプリ学習のメリットは、ゲーム感覚で楽しく学習できることです。

正答率や学習時間が記録されるため、自分の成長を実感しながら継続的に取り組めるでしょう。ただし、アプリだけでは十分な対策にならない場合もあります。参考書での基礎学習と組み合わせて、補完的に活用するのがおすすめです。

4.模擬テストを受ける

本番と同じ環境・条件で模擬テストを受けることは、Webテスト対策において重要です。実際の制限時間や出題形式に慣れることで、本番での緊張を軽減し、実力を発揮しやすくなります

模擬テストでは、時間配分の練習が特に重要です。各問題へ掛けられるペースを把握し、効率の良い解答順序を見つけましょう。また、見直しの時間を考慮して、全体的な管理スキルの向上にも役立ちます。

模擬テスト後は、必ず振り返りを行いましょう。間違えた問題の原因を分析し、同じミスを繰り返さないよう対策を立てることが重要です。

5.性格検査では嘘をつかない

Webテストの性格検査では、正直に回答することが重要です。企業に好印象を与えようとして嘘をついても、一貫性のない回答により見抜かれる可能性が高く、かえって悪い印象を与えてしまいます。

性格検査では、同じような質問が形を変えて複数回出題されることも。これは回答の一貫性をチェックするためであり、嘘をついていると矛盾が生じやすくなるでしょう。

また、仮に性格検査で良い結果が出ても、実際の性格と大きく異なる場合、入社後のミスマッチにつながる可能性があります。長期的な視点で考えると、正直に回答することが最も良い結果をもたらします。

ただし、極端にネガティブな回答は避け、自分の特性を適切に表現することが大切です。自己分析を十分に行い、自分の強みや価値観を明確にしてから回答することをおすすめします。

性格検査の問題例や対策方法については、「性格検査とは?問題例や対策・受検する際のポイントを解説」をご覧ください。

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Webテストについてのよくある質問

Webテストについてのよくある質問をまとめました。

WebテストとSPIの違いは?

Webテストはオンラインで受検する適性検査全般を指す総称であり、SPIはその中の一つの種類です。つまり、SPIはWebテストの一種であり、「WebテストでSPIを受検する」という表現が正しい使い方になります。

他にも玉手箱、TG-WEB、CABなど、さまざまな種類のWebテストが存在します。SPIは、言語分野と非言語分野、性格検査から構成されており、基礎的な学力と性格特性から総合的に評価されます。

企業によって使用するWebテストの種類は異なるため、事前に確認して適切な対策を行うことが重要です。

非監視型のWebテストではカンニングが可能?

自宅受検型の非監視型Webテストでは、理論的にはカンニングが可能な環境にあります。しかし、カンニングを行うことは絶対におすすめできません。

まず、多くのWebテストでは不正行為を検知するシステムが導入されています。異常に高い得点や回答パターンの分析により、カンニングが疑われる場合も。また、面接で深掘りされた際に、テスト結果と実際の能力に大きな乖離があることが判明する可能性もあるでしょう

さらに、カンニングに頼った場合、本来の実力が身に付かないため、入社後に困難に直面する可能性があります。企業とのミスマッチを避けるためにも、正々堂々と自分の実力で挑戦することが重要です。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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