面接嫌いは直せる!苦手意識を持つ原因と克服方法を紹介

このページのまとめ

  • 面接が嫌いな人は、人前で話すことや合否に大きな不安や緊張を感じている
  • 面接嫌いを克服するためには、初対面の人と話す機会を増やすと良い
  • よくある質問の回答や答えの要点をまとめ、面接対策をしっかりしよう
  • 面接で嫌いなことを聞かれた場合、答えとともに対処法も話すと好印象

面接を嫌いだと感じる原因として、緊張してしまうことが挙げられます。面接への事前準備を徹底し、数をこなして慣れることで、緊張は徐々に和らいでいくでしょう。このコラムでは、面接嫌いの原因や、克服方法を解説します。さらに、準備方法についても触れているので、面接に苦手意識がある人はぜひ参考にしてみてください。

 

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面接が嫌いな4つの原因

面接が嫌いな人の多くは、面接中に緊張を感じています。緊張の元となっている原因を、以下で詳しくみていきましょう。

1.人前で話すことに緊張する

人と対話をすること自体が苦手で、緊張してしまう方は多いでしょう。まして面接は、面接官という「今まで関わったことのない年上の社会人」と話す場なので、普段より緊張してしまう可能性も。加えて、面接には厳粛な雰囲気があります。普段誰とでもリラックスして話せる方が緊張を感じてしまっても、不思議ではありません。

2. 面接で上手く答えられるかが不安

面接が嫌いな方の多くは、面接官からの質問に上手く答えられるか不安に感じています。面接が始まるまで、どんな質問をされるか分かりません。ある程度決まった形式はあっても、自分が想像もつかなかったようなことを聞かれる場合もあります。質問に対して十分な回答ができないことを恐れ、面接に行く前から億劫な気持ちになってしまう方が多いようです。

3. 面接官の態度が気になる

面接官の態度を必要以上に気にしてしまい、面接が嫌いになる方もいるでしょう。「なんのメモを取っているんだろう」「腕組みして聞いているけれど、機嫌が悪いのかもしれない」など、面接官の一挙一動を気にしていると、不安が募っていきます。面接に集中できないことで、質問にも上手く回答できず、ますます面接が嫌いになるという悪循環に陥ってしまうこともあるでしょう。

4. 面接に落ちることが怖い

面接で十分なアピールができずに落ちてしまったときのことを考え、ナーバスになってしまう人もいます。また、すでに何度も面接に落ち続け、トラウマになっている場合もあるでしょう。そのような人は、行く前から自信を無くし、緊張で身体が強張ってしまうこともあります。

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面接への苦手意識を克服する4つの方法

この項目では、面接嫌いを克服するためにできる4つの方法を順番に紹介していきます。面接への苦手意識を払拭したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.初対面の人と話す機会を増やす

初対面の人と話す機会を増やすことで、面接への苦手意識を克服できる可能性があります。数をこなして慣れることで、緊張は徐々に和らいでいくでしょう。OB・OG訪問やインターンシップ、就活エージェントなどを利用して、初対面の年上の方と積極的に交流することをおすすめします。これらは面接対策になるだけでなく、就活の情報も入手できるので、一石二鳥です。

2. 面接準備をしっかりする

面接での質問に答えられるか不安な方は、入念な質問対策をしておきましょう。面接での緊張は、自分自身の準備不足が原因である可能性があります。どんな質問をされるか分からないことが原因で緊張するのであれば、ある程度予測を立てて面接に挑むことで苦手意識を払拭できるでしょう。詳しくは事項でも解説します。

3. 「他人はさほど気にしていない」ことを知る

思っているほど、他人は自分のことを気にしていないことを心に留めておきましょう。面接は誰でも緊張するものなので、多少声が震えていたり汗をかいていたりしても、面接官はさほど気にしていません。また、反対に面接官の態度が気になって緊張してしまう方も多いようですが、できるだけ気にしないようにしましょう。態度の意味は、面接官本人にしかわかりません。また、特に意味はなく、無意識に行っている動作もあります。面接官の頷きが多い場合「自分の話をよく聞いてくれている」と捉えられますし、少なかったとしても「自分の話を一言も逃さず聞いてくれている」と解釈できます。答えは合否がでるまでわからないので、気にしても仕方がないことで悩むのはやめましょう。

4. 模擬面接をする

面接官との会話に緊張してしまう方は、友人や先輩に模擬面接をしてもらい、面接での会話に慣れましょう。面接でのやり取りは、友人や家族との日常会話と違い、ビジネスシーンを意識したものになります。それに加え、普段は関わらないような目上の社会人と会話をするので、緊張も倍増するでしょう。面接官との会話に緊張しないためには、何度も面接のシミュレーションをし、慣れていくしかありません。友人や先輩だと緊張感がなく練習にならないという方は、就活エージェントや大学のキャリアセンターで実施している模擬面接を受けると良いでしょう。

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不安を解消!面接準備の3つのやり方

面接の準備方法として、下記の3つのやり方を試してみてください。

1.回答はポイントを押さえて整理する

質問に対する回答は、要点を押さえて整理しておきましょう。質問の内容が多少変わっても、スムーズに対応できる可能性があります。たとえば、志望動機の回答として「チームワークを大切にする社風であること」「自分の◯◯という強みを仕事に活かせる」という2つのポイントを用意していたとします。この場合、「志望動機」に対する質問にも答えられますし、「社風で魅力を感じる部分」「長所」などの質問にも対応できるでしょう。反対に、文章を作成して暗記してしまうと、応用が利きにくくなってしまいます。箇条書きでポイントを押さえておくと良いでしょう。

2.よくある質問の回答を用意する

よくある質問に対する回答を事前に用意しておくことで、準備不足からくる不安は解消できます。「志望動機」や「自己PR」、「学生時代に頑張ったこと」など、頻出質問に対する回答の要点はしっかりまとめておきましょう。

3.自分の回答を深掘りする

エントリーシートを元に、自分の回答をとことん深堀りしておきましょう。自分が面接官になったつもりで自分の答えに「なぜ?」を繰り返し、回答を用意しておけば、どんな質問をされても慌てずに答えられます。

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こんなことを聞かれたら?3つの対処法を紹介

面接で、答えに戸惑う質問を投げかけられることがあります。その場合の対処法をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

1.嫌いなことを聞かれた

嫌いな教科や嫌いな人のタイプなど、嫌いなことについて聞かれた場合は、答えとともに「それとどう向き合ったか」もあわせて話しましょう。「ネガティブなことに対処する努力をしている」という前向きな印象を与えられます。

2.他社で内定をもらったかを聞かれた

選考状況は、素直に答えて問題ありません。もし内定をもらっていれば優秀な人材だと評価されますし、もらっていなければ、他社に流れてしまわないよう早めに内定が出る可能性もあります。いずれにせよ、受けている会社の志望度が高いことはアピールしましょう。企業は内定辞退を危惧するため、入社意欲の高い学生を重視する傾向にあります。

3.想定外の質問をされた

想定外の質問をされた場合は、「すぐにお答えできません」「勉強不足で申し訳ありません」などと答えることをおすすめします。答えられず沈黙してしまったり、無理に回答を取り繕ったりしてうろたえるよりも、潔さに好感を持ってもらえることもあるでしょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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