【19卒 就活体験談 #13】最後の最後にやりたい仕事ができる会社と出会えた

「内定取れたよ!」という周りの声に思わず焦ってしまうことはありませんか? 自分1人で就活をすることに不安を感じたら、先輩の声を参考にしてみてください。この「就活体験談」では2019年に入社された方にご自身の就活についてインタビューしています。

今回ご登場いただいたのは、今年4月からITシステム開発企業のSEとして働くSさん。どんな就活をしていたのか、そして現在のお仕事内容についてお話を伺いました。
 

 

25卒の就活について相談したい

 

就活の軸にピッタリの会社と出会えた

――最初に就活を始めた時期はいつですか?

大学3年生の冬ですね。とはいえ、その頃は大学主催の就活イベントに参加したり、「就活に向けて今やるべきこと」といった講座を受けていたくらいで。本格的にエントリーしたりESを出して面接に行き始めたりしたのは4年生の4月になってからです。

4月までの間は、どういう業界や職種があるのかを調べていて。中でも大学で学んでいたのが情報系だったので、初めから仕事にするならSEかなと思っていました。

――キャリアチケットにご登録されたのはいつ頃ですか?

登録したのは大学4年生の6月ですね。その時期は周りの友人たちはもう内定をもらっていたんですが、僕はまだ終わっていなくて。10社くらい企業を受けていて、そのうちの何社かは面接に臨めたんですが、結局上手く話すことができずに落ちてしまっていたんです。

焦っていたときに就活エージェントというサービスがあることを友人から聞き、すぐに調べてキャリアチケットに登録しました。

――カウンセリングではどんな話をしましたか?

まずは現在の状況や自分の希望職種・給与などの条件についてお伝えしました。職種はSEに絞っていて、どの業界が良いというこだわりはそこまでなかったので、プログラムを書く仕事ができれば良いです、というお話をしたと思います。あとは会社の雰囲気が良く、風通しの良い会社だったらいいなとは考えていました。

紹介していただいた7社のうち4社の面接を受けることになって、最後に受けたところが今勤めている会社ですね。他に受けていた3社は落ちてしまっていたので、最後の最後でご縁があって本当に良かったです(笑)。

――選考を受けるときはアドバイザーとは何か対策は立てていましたか?

ES添削をしていただいて、どう書いたら受かりやすいのかポイントをお聞きして書いていました。あとは面接の練習もやっていただきましたね。

僕は初対面の人と話すことがあまり得意ではないのですが、面接練習では姿勢や目線はもちろん、話の内容や話し方など細かい部分までアドバイザーの方にチェックしていただきました。例えば自己PRを話すときは、最初に自分の強みを話し、その強みを発揮したエピソードを挙げ、結果どうだったかを伝える……というように順を追って話すと伝わりやすく、話を掘り下げてもらいやすい、ということを教えていただいて。

自分の何が悪いのか客観的な意見をもらえて改善できるので、すごく助かりました。

――そうしてきちんと対策をした結果、就活を終えることができたんですね。

内定をいただいたときはすごく嬉しかったです。自分が希望していたSEの仕事ですし、何よりも夏休みに入る前に内定をいただけたのでホッとした気持ちもありましたね。

アドバイザーの方が不安に思っていることを丁寧に聞いてくださったり、一緒に悩んでくださったりして、支えていただいたおかげですね。そのまま1人で就活を進めていたらスムーズにいかなかったと思います。

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風通しの良い環境に心から感謝したい

――入社してみていかがでしたか?

最初の研修では電卓作りの課題をやったんですがそれは結構大変でした。「電卓ってどういう機能でどんなプログラムを組めばいいんだろう?」と考えたときに、大学で学んでいたプログラミング言語とは違う言語を使うことがわかって。頭が混乱しつつもプログラムの書き方を調べて頑張って作りました。

――今はどんなお仕事をされているんですか?

今はスキルに長けた先輩について、その先輩の仕事を手伝っています。具体的には、車内に搭載するカメラのシステム開発に関わっています。運転手の表情を読み取って居眠り運転を防止したり、車内の忘れ物を検知したり……実用化に向けて開発している段階です。

――仕事のやりがいや大変な点を教えてください。

自分が想定する処理通りに動かず何度もプログラムを書き直すことがあるんですが、それがやっと上手くいったときは達成感がありますね。

大変なのは、ものすごく長い既存のプログラムを読むことです。もともとあるプログラムに、クライアントから依頼された機能を追加することがあるんですが、既存のプログラムをきちんと理解していないと作業を進めることができないんです。最初にプログラムを読み込んで理解するのに時間がかかってしまうので、もっと早く作業に取り書かれるように慣れていきたいなと思います。

――入社して感じた良いところは?

技術力の高い先輩がいることと、先輩や上司が親しみやすくて質問しやすい環境なのが魅力的ですね。

先輩からは「こうしたら効率良くできるよ」と、注目すべきポイントを教えていただくこともあって。わからない部分があったら先輩にすぐに聞ける風通しの良さがあるので、この会社に入社できて良かったなと思います。
 

 

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「仕事を任される人になる」ために、まずは基本の資格取得を目指す

――仕事の目標を教えてください。

やはり1人で案件を任されるようになりたいですね。基本的に1つの案件に対して何人かで相談し合って、各々の担当部分を決めていくんです。僕は今はテストやマニュアル作成といった簡単な作業を任されているので、ゆくゆくはもう少し難しい工程も任せてもらえるように成長したいと考えています。あとは資格もいくつか取りたいですね。

――どんな資格ですか?

今目指してるのは、プログラマー向けの基本情報技術者の資格です。基本情報でも難易度が高いんですが、もう一段階上の応用情報は特に難しいんですよ。なので、まずは基本情報技術者の資格を取ってから応用情報にチャレンジしたいなと。次の試験は2020年の4月にあるので、そこに向けて頑張りたいなと思っています。

――就活生に向けてアドバイスがあればぜひお願いします。

まずは焦らないことと、あとは積極的に行動するということですね。大学でも就職のイベントとかあったりしますし、まずはそこに参加してみると良いと思います。もしどんな仕事が良いかまだ決まっていなかったらいろんな業界の説明会に参加しても良いですね。

僕は行っていませんでしたが、周りの友人たちはインターンに参加していました。実際に仕事してみないとわからないこともあると思いますが、インターンは社会人の方の仕事の話を聞くいい機会だと思うので参加してみると良いと思います。
 

 

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