キャリアチケットのサポートを受けて就活を成功させた、2020年卒の学生に聞く「就活体験談」。就活のやり方や就職先の決め手など、リアルな就活事情をインタビューします。
今回お話を伺ったのは、ハワイに留学し、日本での就活を選択したIさん。どのように就活を進めたのか、そして入社の決め手は何だったのかを聞いてみました。
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ハワイ留学を経て臨んだ日本での就活
――就活を意識しはじめたのはいつ頃でしたか？僕は高校を卒業してから、3年間ハワイに留学していたんです。そこを卒業したあと、日本のテンプル大学に編入し、昨年の3月始めくらいに「そろそろ就活しないとな」と思って動き始めました。
実はハワイで1年留年しているので、僕と同い年の人たちは社会人2年目なんです。友達の仕事の話などを聞くたびに早く就活をしなくてはと思ってはいたんですが、最初は何をすればいいのかよくわかっていませんでしたね。
――興味があったのはどんな分野でしたか？
大学ではマーケティングを専攻していて興味があったので、Webマーケティングの会社で、ベンチャー企業を中心に探していました。大企業は堅苦しいイメージがあり、自分の性格的に合わなそうだなと思っていて。
ベンチャー企業でどんな仕事をするかといったイメージはあまりできていなかったんですが、マーケティングやプログラミングに関わる仕事がいいなと漠然と考えていました。
――1人で就活していたときは、どのように進めていたのでしょうか。
たくさんの企業を受けていたわけではなくて、気になった企業を2社くらい受けました。当時は「英語も話せるし、TOEICの点数も良いし、話すのも苦手ではないので大丈夫なのでは」と根拠のない自信があったんです（笑）。でも、受けてみたらそんなに甘くなかった。面接対策を怠ったために、見事に失敗してしまいました。
その頃、人材紹介会社のインターンシップに行っていたんですが、そこで「自分もこういったエージェントサービスを使ったほうが良いかもな」と考えて。ベンチャー企業も紹介してもらえるほうが自分に合う企業が見つかりそうだし、エージェントを利用したほうが効率的だなと思って、キャリアチケットを利用することにしたんです。
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アドバイザーとの予行練習が実を結んだ
――初回のカウンセリングはいかがでしたか？
行く前は結構緊張していたんですが、アドバイザーの方がやるべきことをリストアップして教えてくれたので分かりやすかったですね。そもそも僕は日本の履歴書をちゃんと書いたことがなくて、履歴書の書き方からしっかり教えていただきました。
あとは、もともと興味があったWebマーケティングの企業や映像系のベンチャー企業を6社ほど紹介してもらいましたね。興味をそそられる企業を紹介してもらえたので良かったです。
――アドバイザーと自己分析や面接前の対策はしっかり行えましたか？
自己分析がきちんとできていなかったので、アドバイザーさんが過去の経験をどんどん深堀りしてくださって。お話しするなかで、アピール内容を整理していくことができました。
内定先のWebマーケティングの企業は二次選考が社長面接だったんですが、2～3時間と言われてすごく焦ったんです。面接で失敗した経験もありますし、そんなに長い時間話すならしっかり準備しておかないといけないなと（笑）。企業の基本情報はもちろん、ホームページに載っていたインタビューやブログもチェックして……ビジネスのよくわからなかったところはアドバイザーの方に解説していただきました。あとは模擬面接をして基本的な質問に対する答え方も練習して本番に臨みましたね。
――今の会社に入りたいと思った理由を教えてください。
一番は二次面接で社長と直接お話しできたことで、「この会社に行きたいな」と気持ちが固まったのが大きいですね。
面接の最初の30分くらいは社長から「固いね」と言われるくらい緊張していたんですが、話していくうちに緊張が解けて、そこからは大丈夫でしたね。とにかくまずは社長に入社意思を伝え、会話が途切れないことを意識していました。社長も気さくに話してくださいましたし、仕事も働く環境も自分の希望通りだったので、内定が出たらこの会社に入ろうと考えていました。
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3年後、5年後と目標に向かって頑張り続けたい
――入社後はどんなお仕事をされるんですか？自社のマーケティングツールがあるのですが、入社1年目は営業とエンジニアの仕事をどちらも経験させてもらえます。どちらもやってみたいと考えていた仕事なので今から楽しみですね。
ベンチャー企業で良い企業を自分で探すとなると大変だと思いますが、自分の希望にかなう企業を紹介してもらえて本当に良かったです。
――社会人になるにあたっての抱負を聞かせてください。
1年目には、同期の中でも営業成績トップを目指したい思っています。1年目で仕事のできる限りのことを覚えて、3年目には海外事業に関わり英語力を発揮したいなと。5年目は何人か部下を持つマネージャーになることが目標です。そして、10年目には自分で事業のアイディアを出せるまでになっていたいと思っています。そのためにはおそらくものすごい努力が必要になると思いますが、目標に向かって頑張り続けたいですね。
――就活を通して後輩にアドバイスがあればお願いします。
僕の周りの学生を見ていると、就活エージェントを利用している人はあまりいなかったんです。でも、誰かに話を聞いてもらったり、アドバイスをもらったりすることは大切ですし、就活を効率よく進めるためにもエージェントは利用したほうがいいなと思います。僕自身、利用してみて1人で就活をしていたときには気づかなかったこともありましたし、自己PRなどの内容も詰めることができました。1人で抱え込まずに、まずは気軽に相談しに行くことをおすすめします。
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