プロと一緒にかなえた、大学受験時からの目標「情報通信系の会社へ就職」

キャリアチケットのサポートを受け、就活を成功させた2020年卒の学生に聞く「就活体験談」。どのように就活を行ったのか、苦労した点や就活を進めるうえでのポイントなどを聞いてみました。

今回お話を伺ったOさんは理系の大学で情報通信を学び、4月からは自身の希望どおりITエンジニア職として働きます。

OさんがIT業界を志したのは、なんと大学選びを行う高校生のときだったそうです。志望業界が固まっていたOさんは、キャリアチケットでどんなサポートを受けたのか。その全貌をお伝えします。

 

24卒の就活について相談したい

 

情報通信学科のある大学へ入学、入学当初からITエンジニアを志す

――就活を始めたときのことを聞かせてください。

大学3年生の年明けくらいから就活をスタートして、大学に来ている求人をチェックしたり、大学で開催された説明会に参加したりしていました。そのほかにも、大学のキャリアセンターに行って、興味のある会社の資料を見に行っていましたね。

キャリアセンターには、先輩たちの就職先について、どういう会社で、どんな仕事内容を行っているのかなどをまとめた資料がありました。

資料を読めばある程度企業や業界について理解を深めることができたので、就活初期はよく利用していましたね。

――就活開始した頃は、どういう業界や職種に興味があったのですか?

業界でいうと、IT系の企業に興味を持っていました。

中高ずっと数学が得意だったので、理系の大学に行きたいと漠然と思っていました。数学は高校3年生までずっと好きだったのですが、僕は研究者ではなく理系の知識を活かして働く方がイメージできたので、情報通信学科がある大学を受験し、進学したんです。

父親が機械系のエンジニアだったということもあり、日頃から感化されていた部分もありますが、大学選びの段階から「就職先も情報・通信系の仕事だろうな、行きたいな」と、漠然とですが思っていました。

――働きたい企業について、具体的にイメージはありましたか?

就活を始めたころは、安定しているというイメージで大手企業をメインで見ていました。大手であれば、研修制度もしっかり整っていると思っていたんです。ただ、絶対ここに入りたい!という企業とは出会えませんでした……。

そこからは会社の規模にこだわらずに、社内の雰囲気や、ITエンジニアとしてどんなサービスに携われるのかを確認しながら、会社を探していました。一番大事にしていたのは、スキルを身につけられる環境かどうか。いろいろなところで通用する人材になるためにも、早くスキルを身につけたいと思っていましたね。

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キャリアチケットに登録してからは、就活がスムーズに進んだ

――キャリアチケットに登録したきっかけを教えてください。

実は、もともとほかのエージェントにも登録していたんです。でも、就活が本格化していく中で、1つのエージェントだけだと紹介してもらえる企業に限りがあるなと感じ、他のエージェントにも話を聞いてみようと思いました。

他のエージェントを探している中でキャリアチケットと出合ったのですが、利用者からの評判が良かったのが決め手でしたね。自分に合う企業の紹介してもらい、内定の獲得までできればと思い、2月下旬に登録しました。

実際に利用してみると、ほかのエージェントにはなかったLINEでのESの添削や面接の対策など、就活に関するサポートを受けられたのも魅力でしたね。


――キャリアチケットに登録後、カウンセリングではどのような話をしましたか?

まず最初に自分がIT業界を志望しているという話や、就職活動の状況などを話しました。
それからキャリアチケットで受けられるサポートについてお話を聞き、以降は月に1回ほど、6月以降はほぼ毎日のように訪れて、選考対策と受ける企業の紹介をしていただきました。

選考対策は、自己分析からES・履歴書の添削、企業ごとの面接対策、SPI対策など、就職活動のほぼすべてのプロセスについて対策をしていただきましたね。

IT企業に関しては、大企業から中小企業、ベンチャー企業までさまざまな規模感の種類の企業をたくさん紹介していただいたうえで、自分に合う会社をキャリアアドバイザーの方と一緒に考えていきました。実際に受けたのは3~4社だったと思います。その中で2社内定をいただき、自分の条件にマッチする今の企業の内定を承諾させていただきました。

――内定を承諾した企業の選考はどのようなフローだったのでしょうか?

選考は、適性検査、1次面接と2次面接の2回の面接でした。1次では役員の方、2次では取締役の方に面接していただきました。

面接では、定番の学生時代に頑張ったこと、自己PR、あとは趣味の話も聞かれましたね。1次も2次もだいたい20~30分程度の面接時間だったと思います。

そして、2日後くらいにアドバイザーの方を通して内定の連絡をいただきました。

――ちなみに、面接ではどのような内容を伝えたんですか?

学生の本分である学業を一生懸命やるということを目標に掲げて勉強に取り組んでいましたので、勉強の話をメインで伝えていました。履歴書と合わせて成績証明書を提出していたのですが、GPAの4段階評定で3.5以上だったので、「頑張っただけでなく、結果もともなっているね」と評価してもらえました。

あと、理系の大学なので自分の研究分野のことなどついても話しましたね。学業の部分が面接で評価されるポイントになったので、あのとき頑張っていて良かったなと思いましたね。

そのほかでは、趣味の話も聞かれたので、鉄道が好きだと話しました。自分は電車に乗ることが好きで、大学生のときに12時間くらいかけて在来線で東京から大阪まで行ったりしていたので、その話をしました。

――印象に残っているアドバイザーとのエピソードを教えてください。

企業に応じた面接対策をしてもらいました。企業を紹介されてから4~5日後には面接の日程を組んでくれて…。すごくスピーディに対応してくれました。あと、アドバイザーさんから「必ず内定させますから」と言ってもらったことが印象に残ってます。その一言がとても心強くて頼もしく感じました。

あと、自分は最初から志望業界がはっきりしていたので、受ける業界・企業を絞っていたのですが、カウンセリングを通じてアドバイザーさんから「ほかの業界も見てみると、志望している業界が客観的に見えるよ。他業界の説明会も行ってみたら?」と提案してもらって。

IT業界ではない会社を1社紹介していただき説明会に参加してみましたが、やはり自分はIT系に行きたいんだとそこで強く感じましたね。気持ちを再確認でき、より熱意が高まったので行ってみて良かったです。

 

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ITエンジニアとしてスキルや知識をどんどん吸収したい


――もうすぐ入社の時期ですが、入社してからはどんなことをするのですか?

入社後しばらくは研修があります。この会社でのITエンジニアは、取引先に常駐しながら働くことが多いので、技術やスキルを身につけたあとは、早速取引先企業に入って働く予定です。

取引先によって求められる技術や仕事内容は変わってくるのですが、研修ではプログラミングやCADを用いた図面の作成など、基礎的な技術を重点的に学べるようですね。

プログラミングは、大学1年のときに大学で少し学んでいました。アプリを用いて、アルゴリズムについて学ぶという内容だったんですけど、その内容が結構面白くて。

それ以来、頭の片隅ではずっとプログラミングに興味があったので、仕事でさらに知識を深められるのを楽しみにしています。

――職種として仕事は、ソフトウェアエンジニアになるのでしょうか?

ソフトウェアエンジニアだけでなく、ハードウェアエンジニアの配属もあります。

自分の希望としてはソフトウェアエンジニアですが、配属先はまだ決まっていないので業務内容の詳細は分かりません。

ただ、ハードウェアエンジニアになったとしても、今行っている研究内容と近いものがあるので。全部が全部結びつくわけではありませんが、似た部分も多いのではないかなと思っています。

――残りの学生生活、どのように過ごす予定ですか?

卒業研究がメインですね。2月に発表があるのでそれに向けて研究を詰めていきます。情報通信科なので、ソフトウェアのプログラミングも行いますし、ハードウェアである基盤も使います。これらを駆使して回路をつくって研究・発表を行うというまさに集大成の研究なので、最後まで頑張りきりたいですね。
 

 

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