【実際のESをプロが添削!ES書き方講座#6】~Iさんガクチカ:アルバイト編~

こんにちは。キャリアチケットのキャリアアドバイザー・樋口です。
先輩就活生が実際に書いたESを添削し、書くうえでのポイントをお伝えするES書き方講座、今回で6回目です。

3月1日の採用情報公開が近づいてきましたね。解禁まで1ヶ月を切ったこの時期は、自己分析や、ESのガクチカ・自己PRを作成し、備えておくことをおすすめします。「自己分析の仕方がわからない」、「ESの添削をしてほしい」など就活に関する困りごとがある方は、サポートをさせていただきますのでキャリアチケットをご利用ください。

さて、今回は「学生時代に力を入れたこと」を添削していきます。アルバイトのエピソードをガクチカで書く予定の方、あるいはすでに作成した方も多いのではないでしょうか。これから作成する方は記事で紹介するポイントを押さえて、読み手にしっかり伝わるESを目指しましょう。すでに作成した方は、本番の前にもう一度ポイントが押さえられているか確認してみてください。

 

キャリアアドバイザー

樋口 美和子(ひぐち・みわこ)

大学在学中にインターンシップの斡旋団体に所属。卒業後にレバレジーズ株式会社へ入社。入社後はキャリアチケットの立ち上げメンバーとしてキャリアカウンセリングを担当。一人ひとりの気持ちに寄り添い本人の価値観に合った学生のキャリア支援をしています。

大学入学後、表参道にあるカフェで接客のアルバイトを3年間続けています。外国人のお客様と関わる仕事なので、自分の伝えたいことを伝える難しさや、自分の接客が伝わったときの達成感を得ることができました。アルバイトを通じて、さまざまな人と関わることの楽しさと、仕事への責任感をもつことの大切さを学ぶことができました。
 

ESは「必要な要素を入れることを優先して書く」→「削って文字数調整」というフローで作成しよう

まず1点目のポイントです。
ESは、最初から指定の文字数に合わせて書くのではなく、文字数にとらわれずに、構成上必要な要素を漏れなく入れて書いてみて、それを削って指定の文字数に収める、というフローで作成しましょう。

IさんのESを見てみると、①やってきたこと②経験から得たことの2つの要素しか盛り込めておらず、印象の薄いESになっています。本来であれば他にも自身の状況や背景、自身の具体的な行動、そして行動による結果も盛り込むべきなのですが、それらには触れられていません。
 


このようなESになってしまう原因として、最初から指定された文字数内で収めるようにESを作成していることが挙げられます。この方法で作成すると、自身の背景などエピソードの詳細が書けていない、具体性のないESになってしまいがちなので注意しましょう。

私のおすすめは、最初から指定の文字数で書こうとせず、ESに必要な4つの構成要素にそって作成する方法。
具体的には、
①結論→②自身の背景などの状況→③具体のエピソード→④結果

この流れに沿って、長めの文章で書いたものを削っていき指定の文字数に収めると中身に不足がなく、構成もしっかりしたESに仕上がります。この方法で作成すると必然的に文字量も増えるため、「書くことがなくて浅いものになってしまう。」と思っている方でも構成がしっかりした、中身の濃いESが作成可能です。

最初から少ない文字数に合わせて要点を外さずに書くのはビジネスパーソンでも難しい技術とされています。400字や800字で一度書いてみて、最低限入れたい部分を残しながら削っていくと具体的な要素を残しながら作成することができますので、ぜひ参考にしてみてください。
 

読み手と前提条件を揃えるために、自分の役割と、その役割で何をしたのかは必ず入れよう

2つ目のポイントですが、エピソードを書く際に、自分の役割とその役割で何をしたのかは必ず盛り込みましょう。IさんのESには具体的なエピソードが入っていないので、まず具体的なエピソードを入れることが必要です。その際に、自分の役割と、その役割で何をしたのかについて具体的に書くことを意識しましょう。ESを読む採用担当もどんな環境で、どんな役割を担ってきた学生なのかがイメージが湧きやすくなります。

限られた文字数の中で、どこを具体的に書けば良いかわからないという方もいるのではないでしょうか。こちらの悩みも、ポイント①で紹介したおすすめのES作成方法をとると、解決できるかと思います。

削る際のポイントは、「自分の状況や背景を読み手に伝えるうえで、必要になる具体的な部分だけ残し、それ以外の不要な形容詞や修飾語などは削る」というのを意識しましょう。限られた文字数でも、必要な要素は具体的に書かれているESが作成できますので、ぜひトライしてみてください。
 

プロが教えるポイントを意識して、ガクチカを修正してみると……?

 
3年間続けている接客のアルバイトで、外国人のお客様とコミュニケーションをとるために、語学力の向上に力を入れました。私が働いているアルバイト先は、外国人のお客様が多かったので、始めた頃は全くお客様と話すことができませんでした。そこで私は、稼いだアルバイト代で、週2回オンライン英会話を行い語学力向上に努め、またメニューの提案を英語で伝えられるよう何度も先輩に聞いてもらいました。その結果、今では日常会話を交えて接客ができるようになり、お客様から感謝されることが多くなりました。この経験から、何事も苦手意識を持たずに、日々努力していくことの大切さを学びました。
 

〈解説〉

構成としては、自分は何を頑張ったか、そのときの現状、現状を踏まえた行動、起こった変化、学んだこと、それぞれ1文ずつ入れています。
もう1つのポイントで紹介した、自分の役割も具体的に明記され、最初のESと比べてIさんの状況や行動特性が読み手に伝わる内容になったのではないでしょうか。

文章構成を意識し、構成に沿って必要な要素以外は削っていくことで、指定の文字数が少なくても読み手に伝わるESは作成可能です。「やってみたけど、どこを削って良いのかわからない……。」という場合は直接ポイントをレクチャーいたしますので、就活でお困りの際はいつでもご連絡ください。


 

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