このページのまとめ
- 特技がないと考える人は多いが、日頃やっていることや継続していることなど日常的なもので構わない
- 特技を書く際には、一文+コメントの形が基本
- ギャンブルや犯罪を連想させる特技は避けよう
- 企業側は特技を通して、応募者の人柄や強み、価値観、適性などを見ている
履歴書を作成する際、意外に悩む人が多いのが「特技欄」のようです。
「特技と言えるほどのことがない」「趣味はあるけど得意ではない」「そもそも何を書けば良いのか分からない」と思って悩んでしまう人が多いのでしょう。
これといった特技がない人は、この「特技欄」をどのように書けば良いのでしょうか?
こちらのコラムでは、特技の書き方について解説します。
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特技がない時の「特技欄」はどう書く?
趣味はあるけれど、特技といえるほど得意なことは特にない、仕事に関連するような特技はない…という人は多くいます。
その場合、履歴書の特技欄には何と書けば良いのでしょうか?
特技がない場合は、日頃から続けていることや特に頑張った経験、趣味の延長、比べてみると「人より多少できるかもしれない」と思うようなことをまずは書き出してみましょう。
例えば、学生によくあるものだとバイトでの経験が挙げられます。顧客のニーズにいち早く気付ける、新人教育を任されているなど、少しでも努力したことなら特技として書いて構いません。
また、毎日ジョギングを続けている、料理が美味しいと褒められる、整理整頓が得意、など日常的なことでも良いでしょう。
書き出したものの中から、志望する企業の社風や求める人材像に近いものを選んで履歴書に記入します。
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特技を書く時のポイント
特技を記載する際には、いくつかポイントがあります。
まず、特技欄は「一文+コメント」という形が基本です。以下に例を挙げました。
(例)
ジョギング…中学の頃から毎朝5キロ走っています。次の○○マラソンに出場予定です
サッカー…小学生の頃クラブチームに入ってから15年間続けています
弓道…高校から始め、精神力や集中力が鍛えられました
料理…毎日家族全員分のお弁当を作っています
早起き…毎朝6時に起きています。アラームが鳴ると同時に目覚められます
写真…高校で写真部に入りました。今でも休みには写真を撮りに出掛けます
掃除…部屋を綺麗に保つため、隙間時間で少しずつ掃除をしています
特技に関してなにか実績がある、経験年数が長い、といった場合は、具体的な数字を添えるとイメージしやすくなるでしょう。特に貴重な実績や経験年数の長さは、入社後も成果を挙げてくれそう、忍耐力がある、と高く評価される可能性があります。
また、面接で聞かれた時のために、なぜ始めたのか、どう頑張ってきたのかも伝えられるようにしておきましょう。
逆に、履歴書に書くにはあまり向かない特技もあります。
競馬やパチンコなどのギャンブルやハッキングなど犯罪を連想させる内容は、人事にあまり良い印象を与えない可能性があるので、就活の場面では控えたほうが良いでしょう。
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そもそもなぜ就活で特技を聞くの?
仕事に関連するものや人に誇れるほどのレベルでなければ、特技はあまり就活には関係ないのではないか、と考える人もいるかもしれません。
では、そもそもなぜ就活で特技を聞くのでしょうか?
それは、企業が特技から連想される応募者の人柄を知りたいと考えているからです。
面接官は特技をきっかけに応募者と会話をすることで、その人の人柄や性格、適性などをはかっているのです。
特技を知ることで、業務や業界に強みとなる能力を持っているかを確認することができます。
例えば、スポーツやキャンプなどが趣味のアウトドア派の人なら、フットワークの軽さが重視される営業職や体育会系の社風の企業に向いている、と考えられるでしょう。
また、価値観や興味のある分野を知り、物事に対する関わり方や意欲を知りたい目的もあります。
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