事業内容～就職希望企業を理解する～

キーエンスは、世界中の「モノづくり」に貢献するファクトリー・オートメーションの総合メーカーです。半導体、電子・電気機器、通信、機械、自動車、化学薬品、食品など、製造業の多種多様な分野で、生産現場に必要な製品の開発、製造、販売を行っています。

キーエンスが手がける製品は、センサーや測定器、画像処理機器、制御や計測機器、研究開発用解析機、ビジネス情報機器など多岐に渡ります。新製品の70%以上が「世界初」「業界初」として世に送り出されていて、その「商品開発力」がキーエンスの強みの一つです。また、もう一つの強みとして、課題解決型の「コンサルティングセールス」を行っていることが挙げられます。生産性の向上、工程の改善、オートメーション化、品質の向上、安全性の向上など、それぞれの業界で抱える課題を明確にし、お客さまに密着して問題の解決や更なる発展をサポート。このようなコンサルティングを大切にした営業力が、取引先が世界中で20万社以上という実績につながっています。

1985年にアメリカで現地法人を設立して以降その範囲を広げ続け、現在は44カ国200拠点にも展開するグローバルなネットワークを構築しています。現地でも日本と同様の即日出荷を実現させ、お客さまのニーズに応えています。キーエンスの海外事業平均成長率は5年間で30%アップするほど、事業の柱の一つ。効率化・ハイテク化が必要となるモノづくりの現場において、キーエンスは今後も経営の優先課題として、海外における販売比率の拡大を目ざしています。

組織・風土～新卒入社後をイメージする～

キーエンスは、「付加価値の創造」を大切にしている企業です。社員1人1人がキーエンスの商品に付加価値を生み出す存在であるという認識のもと、社歴や年齢などにとらわれず、良いアイデアや意見はどんどん採用していく「オープンマインド」な社風が根付いています。先輩や後輩に関係なく、社員同士が良い刺激を与え合い成長していく風通しの良さも魅力。会社設立が1974年と比較的新しい企業なため、平均年齢35.6歳の個性豊かな社員が、主体的に活躍されています。

キーエンスの人材育成には、3つの特徴があります。1つめは、若手の社員であっても大きな仕事を任せていること。試行錯誤の中から、仕事の進め方や結果の出し方など、実践にもとづいた能力やスキルを得ることができます。2つめは、徹底した現場主義であること。OJTで先輩に指導をしてもらいながら仕事に取組み、確実に仕事の仕方を学んでいくことができます。3つめは、キーエンス独自の研修を、社員にとって最適なタイミングで実施し、スキルアップを後押ししていること。多彩な研修内容で、階層別に手厚いカリキュラムが用意されています。キーエンスの人事評価は、成果だけではないのも特色です。成果とプロセスの両方を明確にし、良い結果をもたらした良いプロセスも評価されます。そのようなプロセスは、社内で共有される仕組みになっているほか、プロセスでは社員同士が協力しあうというキーエンスの風土にもつながっています。

また、「21時30分以降の残業禁止」を掲げているほか、年間休日130日の実績もあり、社員がプライベートも充実させられるよう、オンとオフの切り替えをしっかりつけたライフスタイルを推奨しています。そのような考え方は、社員寮・社宅を持たない「借上社宅制度」といった形にも現れています。地域間の格差を是正する地域住宅補助など、福利厚生も充実しています。

会社概要～就活の基礎情報を把握する～

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