このページのまとめ
- 「満年齢」では、誕生日を迎える度に年齢が上がる
- 履歴書の年齢欄には、原則として満年齢を書く
- 「数え年」では、新年を迎える度に年齢を重ねる
- 履歴書を記入する際のマナーは、年号を統一する、間違えたら書き直すなど
- どうしても書き直すのが難しい場合は、訂正印で修正するのも1つの方法
履歴書の年齢欄には原則として「満年齢」を記入しますが、どのように数えたら良いのでしょうか。
ここでは、満年齢の確かめ方や「数え年」との違いのほか、履歴書を記入する際のマナーをご紹介します。これから履歴書を作成する就活生の方は、当コラムを読んで書き方のポイントを押さえましょう。
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「満年齢」ってなに?
履歴書に記入する満年齢とは、応募書類を提出する時点での自分の年齢のことです。
満年齢は、下記のように現在の西暦から自分の生まれた年の西暦を引いて確かめられます。ここでは、1997年生まれの人を想定して計算式を見ていきましょう。
2019年になってから応募書類の提出時までに誕生日を迎えた人
2019(現時点の西暦)ー1997(生まれた年の西暦)=満22歳
2019年になってから応募書類の提出時までに誕生日を迎えていない人
2019ー1997ー1=満21歳
たとえば1997年4月30日生まれの人は、履歴書を送る日が2019年5月10日なら、年が明けてからすでに誕生日を迎えているので満22歳となります。
一方、書類を送付するのが2019年4月5日なら、まだ誕生日を迎えていないため満21歳です。このとき「現時点の西暦ー自分が生まれた年の西暦」からさらに「1」を引いています。
なお、自分の満年齢を確かめたいときは、インターネットなどで年齢早見表を見るのも1つの手。
年齢早見表には生まれ年ごとに高校や大学の入学・卒業年が載っているものもあるので、学歴欄に記入する年月日を間違えていないか不安な人は活用すると良いでしょう。
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数え年と間違えないように注意
満年齢と混同しやすいものに、「数え年」があります。
前者では誕生日を迎える度に年をとりますが、後者の場合は新しい年を迎える度に年齢が上がります。
先述した1997年4月30日生まれのケースで、満年齢と数え年の違いを見てみましょう。
・満年齢:2019年4月30日に22歳
・数え年:2019年1月1日に22歳
満年齢は誕生日を境目にするため、同じ1999年生まれの人でも、誕生日によってそれぞれ年齢が上がるタイミングは異なります。
一方で数え年の場合は、誕生日に関係なく1月1日を境目にするので、1999年生まれの人は皆同じタイミングで年をとるということになります。
先述のとおり、履歴書の年齢欄には原則として満年齢を記入するため、数え年と間違えないように注意してください。
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そのほか履歴書記入時のマナー
ここでは、履歴書を記入する際のマナーを4つご紹介します。
西暦か和暦のどちらかに統一する
履歴書の年号は、西暦と和暦のどちらでも問題ありません。
ただし、生年月日を西暦で記入したら学歴欄の年月日も西暦で書くというように、表記は西暦か和暦のどちらか一方に統一しましょう。
和暦にする場合、「S」「H」などと略した形では書かずに「昭和」「平成」と記入してください。
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誤字・脱字がないか見直す
履歴書の記入が終わったら、記載内容に間違いがないか見直しましょう。
履歴書に誤字・脱字が多い場合、採用担当者に「確認不足」「仕事に対する姿勢も雑なのでは」と思われる可能性があるので注意してください。
書き間違えた場合は新しい履歴書に書き直す
履歴書を記入していて漢字を間違えたり脱字に気づいたりしたときは、修正液や修正テープは使わずに初めから書き直しましょう。
修正液などで訂正した履歴書を送ると、「丁寧さにかける」「マナーを把握していない」と悪印象を与えてしまうかもしれません。
また、修正液での訂正は第三者も行えることから、この方法で訂正した場合は「信憑性に欠ける書類」と見なされる可能性もあります。
黒の油性ボールペンやゲルインクボールペンで書く
「書き間違えても大丈夫なように、消せるボールペンで記入しよう」と考える人がいるかもしれませんが、履歴書の作成時に使用するのはやめましょう。消せるボールペンで書いた文字は、摩擦によって薄くなったり消えたりする可能性があります。
そのほか、水性ペンの場合は雨に濡れると文字がにじむ恐れがあるので、黒の油性ボールペンやゲルインクボールペンで書くようにしてください。
書き間違えて時間を無駄にすることがないよう、あらかじめ見本を作成し、それを見ながら書くのがおすすめです。効率よく応募書類を作成するために、ぜひこの方法を実践してみてください。
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履歴書の書き直しが難しいときは
先述のとおり、履歴書を書き間違えたときは、原則としてはじめから書き直すのがマナーです。しかし新しい履歴書に書き直すのがマナーだと分かっていても、履歴書の予備がなかったり、書き直す時間がなかったりして困ってしまうケースもあるでしょう。
どうしても書き直すのが難しい場合は、訂正印を使って修正するのも1つの方法。訂正印での修正の流れは、下記のとおりです。
・訂正したい文言に黒のペンで二重線を引く
・その文言の上下どちらかの余白に、黒のペンで正しい内容を書く
・二重線を引いた箇所に訂正印を押す
二重線を引く際は、線が曲がらないように定規を使いましょう。
そのほか訂正印として使う印鑑は、標準サイズよりも小さめのものが望ましいとされています。標準タイプよりも小さい印鑑を使うのは、訂正箇所以外の文字が見えづらくなるのを防ぐためです。
書き直しが難しい場合の修正方法として訂正印の使用を挙げましたが、修正液を使わず訂正印で修正したとしても、訂正箇所が多い場合は「注意が足りない」「仕事でもミスが多いのでは」と思われる可能性があります。訂正印での修正は、やむを得ない場合の最終手段と捉えてください。
当コラムでは、満年齢と数え年の違いや履歴書を作成する際の注意点をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
履歴書で自分の魅力・強みを最大限にアピールできるよう、記入時のポイントを押さえた上で作成しましょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。