面接に印鑑を持っていくべきか迷う就活生が少なくないようです。面接時に書類に押印しなければいけないケースもあるため、指示がなくても印鑑は持参しておく必要があると言えます。忘れ物がないように、事前の準備をしっかり行いましょう。今回は、面接に適した印鑑のタイプや印鑑以外にあると便利な持ち物などをご紹介します。
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面接で印鑑が必要な理由
面接で印鑑を必要とするのは、以下のような理由があると考えられます。
・面接会場までの交通費を精算するため
その場で交通費を支給するために押印を求める場合があります。交通費は2次面接や3次面接へ進み、応募者の数が絞られてきた段階で支給するという企業も多いようです。
・情報漏洩を防ぐため
個人情報漏洩を防ぐために押印を求めるケースも少なくありません。また、応募者が面接時に知り得た企業の情報を口外しないと約束するために、書類への押印することもあります。
・健康状態を申告する書類に押印するため
選考が進むにつれ、健康状態を申告するよう求める企業もあるでしょう。入職後、長期にわたって休職したり、健康上の理由から早々と退職したりすることがないように、健康状態に問題がないことを証明するための書類に押印する必要があると考えられます。
・内定同意書に押印するため
最終面接の段階で印鑑を持参するよう指示されたのであれば、内定同意書への押印を求められる可能性があります。内定同意書に押印したからといって、必ず入社しなければいけないということではないため、求められれば押印して問題ないと言えるでしょう。
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どんなタイプの印鑑を持参すればいいの?
印鑑には実印をはじめ、認印、銀行印、シャチハタといったタイプがあります。その中で面接時に使用する印鑑としては、朱肉を付けて押印する「認印」が一般的です。認印を押すことには意思確認や承認といった意味があり、ビジネスシーンで使われることも少なくありません。
押印するときに朱肉を必要としないインク浸透型印鑑であるシャチハタも、認印の1つです。しかしながらシャチハタは大量生産されており、防犯上の観点から公的な書類には「シャチハタ不可」とされるものが多いようです。面接の書類は会社に提出するものであるため、シャチハタの使用は控えた方が良いでしょう。
企業から印鑑を持参するよう指示があり、「シャチハタ可」とされている場合にはシャチハタでも問題ありません。シャチハタを使用できるかどうかは企業によって異なるため、事前に確認しておきましょう。どちらか迷うのであれば、朱肉を付けて使用する認印を持参しておくと安心です。また、特に印鑑持参の指示がない場合でも、面接時に書類への押印を求められる可能性があるため持参しておくと良いと考えられます。
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印鑑以外の持ち物
印鑑以外の必需品や、あると便利なアイテムのリストご紹介します。忘れ物がないように、チェックしてみてください。
・携帯電話
・筆記用具
・会社案内
・エントリーシートと履歴書のコピー
・腕時計
・ハンカチ、ティッシュ
・印鑑、朱肉
・スケジュール帳
・手鏡、ヘアブラシ
・エチケットブラシ
・靴磨き
・薬
・メイク道具
・眼鏡
・替えのストッキング
就活用の鞄として、A4サイズの書類が入れられるものを用意しておきましょう。持参する物を想定して、マチがある鞄を選ぶと良いかもしれません。
履歴書を当日提出するよう求められている場合には、クリアファイルに入れるといった折れ曲がらない工夫をして持参します。事前に提出済みであっても、エントリーシートと履歴書のコピーを持っていくようにし、書いたことをしっかり頭に入れて面接に臨みましょう。
上記以外には、天気によって傘が必要になると考えられます。急な雨で濡れたまま面接に参加するということがないよう、事前に天気予報のチェックをしておくことが大切です。
面接での持ち物については「面接マナーを知りたい就活生必見!質問例や持ち物もご紹介」も参考にしてください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。