このページのまとめ
- 自由形式の自己PRは表現に制約がなく、自分の強みを好きにアピールできる
- 自由形式を導入している企業の目的は、就活生の情報を伝えるセンスや表現力を見たいから
- 自己PR作成後は、必要な情報が揃っているかやデザインがTPOに合っているかなどを確認しよう

自己PRを自由形式で書くよう指定されて困っている就活生の方もいるのではないでしょうか。自由形式の自己PRを作成する場合、効果的なレイアウトで強みや長所を表現する必要があります。
この記事では、自由形式の自己PRの作り方や具体的な作成例をご紹介します。ほかの就活生と差をつけるコツや自由形式で自己PRを作るときのチェックポイントも解説するので、ぜひご一読ください。
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- 自由形式の自己PRでは自身の強みを好きに表現できる
- 通常の自己PR欄との違いは表現の制約の有無
- 自由形式の自己PRはほかの就活生と差別化しやすい
- 自由形式の自己PRを導入している企業の目的
- 情報を魅力的に伝えるセンスや表現力を見たい
- ほかの就活生と差別化するための工夫や思考力を見たい
- 文章だけでは伝わりにくい経歴や専門スキルを知りたい
- 自由形式の自己PRの作り方3ステップ
- 1.応募先企業へのアピール内容を決める
- 2.レイアウトの方針を決めてラフ案を作る
- 3.実物大の下書きを作成して見やすさを確認する
- 自由形式の自己PRの作成例10選
- 1.キャッチコピーでインパクトを残す
- 2.グラフやチャートで自己分析を図解する
- 3.ポートフォリオのダイジェストにする
- 4.写真を使用する
- 5.イラストを描く
- 6.漫画風にする
- 7.取扱説明書(トリセツ)風にする
- 8.新聞風(号外・スポーツ紙)にする
- 9.旅行のパンフレット・ガイドブック風にする
- 10.SNSのタイムライン風にする
- 自由形式の自己PRでほかの就活生と差をつけるコツ
- 1.配色は同系色2つとアクセントの3色に絞る
- 2.文字サイズのルールを決めてメリハリを出す
- 3.長文は箇条書きにして簡潔にまとめる
- 4.白黒の印刷でも映えるよう余白を設ける
- 自己PRを自由形式で作るときのチェックポイント7選
- 1.自己PRに不可欠な要素が揃っているか
- 2.画像やイラストの画質・クオリティは適切か
- 3.誰が見ても意図が伝わるデザインになっているか
- 4.デザインは企業の社風やTPOに合っているか
- 5.余白が極端に多過ぎないか
- 6.手抜きに見える出来になっていないか
- 7.最後に入社後の活躍イメージや熱意を示しているか
- 自由形式の自己PRの作り方に悩む就活生の方へ
- 自由形式の自己PRに関してよくある質問
- Q.自由形式の自己PRは手書きとパソコンどっちが良い?
- Q.自由形式ならイラストのみの自己PRにしても良い?
- Q.自由形式でも文章だけの自己PRにして良い?
自由形式の自己PRでは自身の強みを好きに表現できる
自己PRが自由形式の場合、「自由に自己PRしてください」という指示がある白紙のESや、フリースペースが設けられている選考書類を渡されます。自由形式の自己PRは、自身の強みを好きに表現できることが大きな特徴です。
応募先企業が自由形式の自己PRを採用している場合、文章だけでは伝わりにくい熱意や人柄、発想力をダイレクトに採用担当者へ伝えられます。企業に自分をプレゼンするためのツールとして、最大限に活用していきましょう。
通常の自己PR欄との違いは表現の制約の有無
自由形式の自己PRが通常の自己PR欄と大きく異なる点は、表現方法における制約がないことです。
通常の自己PRでは、指定の文字数や行数のなかでいかに分かりやすく情報をまとめるかという文章構成力が問われます。一方、自由形式ではレイアウトや配色のルール、フォントの選び方、視覚的要素の配置など、すべてを自分で決めなければなりません。
そのため、自己PRが自由形式の場合は論理的な説明力に加え、情報をどのように見せれば最も効果的に伝わるかという表現力や企画力が試される選考になるでしょう。
自由形式の自己PRはほかの就活生と差別化しやすい
自由形式の自己PRは通常の自己PRと比べ、ほかの就活生と差別化しやすいという特徴もあります。
採用担当者は膨大な数の書類に目を通しているため、文字がびっしりと並んだ画一的な履歴書のなかで強い印象を残すのは困難です。しかし自由形式であれば、書類を見た瞬間のインパクトで採用担当者の興味を引ける可能性があり、ほかの就活生と差別化を図りやすくなります。
自己PRで好印象を残すコツは「大学生必見!自己PRの書き方や好印象につながるポイントと例文を紹介」の記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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自由形式の自己PRを導入している企業の目的
自由形式の自己PRを導入している企業には、就活生の工夫や思考力を見たい、センスや表現力を見たいといった意図があります。ここでは、企業が自由形式の自己PRを通じてチェックしている主な目的について解説するので、自己PRを作成する前にぜひご一読ください。
情報を魅力的に伝えるセンスや表現力を見たい
企業が自由形式の自己PRを通じて見たいと考えているのは、情報を魅力的に伝えるセンスや表現力です。
どれだけ素晴らしい強みや実績をもっていても、それが相手に伝わらなければビジネスでは評価されません。そのため、複雑な情報を分かりやすく整理する力や相手に伝える表現力、プレゼンのセンスをもっているかを企業はチェックします。
自己満足のデザインではなく、読み手である採用担当者の視点で自己PRをデザインできているかが評価基準になるでしょう。
ほかの就活生と差別化するための工夫や思考力を見たい
企業は自由形式の自己PRを通じて、ほかの就活生と差別化するための工夫や思考力もチェックしています。ビジネスの場では、正解のない課題に対して自分なりの最適解を見つけ出し、新しい価値を創造する力が必要だからです。
自由形式の自己PRでは、「採用担当者の印象に残るためにはどうすれば良い?」「自分の強みをどう切り取れば伝わる?」と思考を巡らせた痕跡が表れます。そこから、独自性の高いアイデアがあるか、ほかの人とは異なる切り口でアプローチができるかどうかを見極めるのです。
文章だけでは伝わりにくい経歴や専門スキルを知りたい
企業は自己PRに自由形式を用いることで、就活生の経歴や専門性をより深く知りたいと考えています。一般的な履歴書やESの枠内では、これまでに身につけた経験や専門的なスキルの詳細を書ききれないケースがあるためです。
たとえば、プログラミングで作った制作物の画面キャプチャ、美大生が手掛けた作品群の写真など、実際のビジュアルを交えることで説得力は跳ね上がるでしょう。
なお、一般社団法人日本経済団体連合会の「採用と大学改革への期待に関するアンケート結果」によると、企業の採用担当者が大卒の就活生に期待する資質や能力、知識には、以下のようなものが挙げられています。
| 特に期待する資質 | 特に期待する能力 | 特に期待する知識 |
|---|---|---|
| 【1位】主体性(84%) | 【1位】課題設定・解決能力(80.1%) | 【1位】文系・理系の枠を超えた知識・教養(84.7%) |
| 【2位】チームワーク・リーダーシップ・協調性(76.9%) | 【2位】論理的思考力(72.1%) | 【2位】専攻分野における基礎知識(75.8%) |
| 【3位】実行力(48.1%) | 【3位】創造力(42.6%) | 【3位】専攻分野における専門知識(61.8%) |
引用:一般社団法人 日本経済団体連合会「採用と大学改革への期待に関するアンケート結果(4p)」
上記はあくまで企業全体の傾向ですが、アピールポイントに迷ったときは、企業研究の結果のほかにも一般的にどのような能力が求められているのかを参考に考えてみるのが良いでしょう。
「自己PRとは?書き方や強み・職種別の例文と合わせて回答のポイントを解説」の記事では、強み別や職種別の自己PRの例文をご紹介しているので、アピール内容の参考にしてみてください。
参照元
一般社団法人 日本経済団体連合会
採用と大学改革への期待に関するアンケート結果
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自由形式の自己PRの作り方3ステップ
自由形式の自己PRを作成する際に陥りがちな失敗は、いきなりパソコンを開いてデザインソフトを触り始めてしまうことです。真っ白な書類を前に目的なく作業を進めると、何を伝えたいのか分からない散漫な仕上がりになってしまいます。
魅力的な自己PR資料を完成させるためには、しっかりとした事前準備と段階的な手順を踏むことが不可欠です。ここでは、採用担当者の心を掴む自由形式の自己PRを作成するための具体的な手順を3つのステップに分けて解説します。
1.応募先企業へのアピール内容を決める
自由形式の自己PRを作成する際は、最初に応募先企業へのアピール内容を決めることから始めましょう。アピールしたいことを定めないまま自己PRを作成しようとすると、結局何が言いたいのか分からない内容になってしまう可能性が高いため注意が必要です。
まずは自己分析を通じて自分の長所や強みを把握し、企業研究も行って応募先がどのような人物を求めているのかを理解しましょう。そのうえで、自分の強みと企業の求める人物像が重なる部分をアピールポイントとして設定します。
アピールポイントが決まったら、その強みを裏付ける具体的なエピソードや成果を洗い出しましょう。ここまで完了したら、自己PRのレイアウトやデザインを考える段階に入ります。
自己分析のやり方が分からない方は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」の記事を参考にしてみてください。
企業にアピールできることが思いつかないときは?
企業にアピールできることが思いつかないときは、ゼミでコツコツ継続してきたことやアルバイトで工夫したことなど、身近な日常を振り返ってみましょう。
また、家族や友人に自分の長所や印象的なエピソードを尋ねてみるのも効果的です。客観的な視点を取り入れることで、自分では当たり前だと思っていた行動が立派な強みとして浮かび上がってくる可能性があります。
2.レイアウトの方針を決めてラフ案を作る
アピール内容が決まったら、次はレイアウトの方針を決めて手書きでラフ案を作成します。コピー用紙やノートなどを用意し、どこに大きな見出しを配置するのか、文章のボリュームはどの程度にするのかといった全体の骨組みを大まかに描いていきましょう。
この段階で、雑誌の表紙風にするのか、新聞風にするのかといった大枠のデザインテーマも決定します。複数のレイアウト案を書き出して比較検討し、集めた情報が最も魅力的かつ分かりやすく伝わるデザインを考えましょう。
3.実物大の下書きを作成して見やすさを確認する
ラフ案が固まったら、実物大の下書きを作成して見やすさを確認しましょう。手書きで作成する場合もパソコンの作成ソフトを使う場合も、このステップでは細かな装飾や色塗りより、全体のバランスと視認性の確認に重点を置いてください。
下書きが完成したら、手書きの場合は少し離れた位置から用紙を眺めてみて、パソコン作成の場合は一度テスト印刷を行ってみましょう。実際に文字を書いたり写真を配置したりしてみると、文章が多過ぎて圧迫感がある・見出しが小さくて目立たないといった修正点が明確になります。また、実物を客観的に確認すると、採用担当者が手にとった際のリアルな第一印象を正確にチェックできることもメリットです。
自己PRが自由形式であっても、通常の基本的な自己PRの書き方を知っておくことで構成を考える際に役立ちます。詳しくは「受かる自己PRの書き方とは?基本的な構成や評価されるポイントを解説」の記事で解説しているので、ざひ参考にしてください。
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自由形式の自己PRの作成例10選

ここでは、自己PRが自由形式の場合の作成例10選をご紹介します。自分に合った表現方法や、志望企業の社風に合わせて最適なスタイルを見つけてください。
1.キャッチコピーでインパクトを残す
用紙のスペースのなかで最も目立つ上部や中央に、自身の強みをひと言で表した秀逸なキャッチコピーを大きく配置する自己PRの方法があります。採用担当者が書類を手にしたとき、真っ先にその言葉が目に飛び込んでくるため、強烈な第一印象を残しやすくなるでしょう。
キャッチコピーは言葉を活かす表現であるため、コピーライターや広報などのクリエイティブ職はもちろん、営業職で言葉のセンスや要約力をアピールしたい場合にも有効です。キャッチコピーを軸にしつつ裏付けとなるエピソードや写真を配置していくと、全体に統一感が生まれて読み手の心に刺さりやすい自己PRになるでしょう。
キャッチコピーの作り方は「自己PRで使えるキャッチコピー70選!作り方のポイントと注意点を解説」の記事でご紹介しているので、ぜひご一読ください。
2.グラフやチャートで自己分析を図解する
自分のスキルや人生のモチベーションの推移などを、レーダーチャートや折れ線グラフ、円グラフを用いて視覚的に表現してみるのも一つの手です。たとえば、大学時代のモチベーションの浮き沈みをグラフ化し、どのタイミングで挫折を味わいどう乗り越えたのかを図解すると、自分の人柄や価値観がひと目で伝わります。
グラフやチャートを使用する場合、複雑な情報を論理的に整理して伝える能力が必要なため、コンサルティング業界やITエンジニアなどを志望する就活生におすすめです。客観的なデータや図解を用いることで、感情論だけではない説得力と高い分析力をもつことをアピールできます。
3.ポートフォリオのダイジェストにする
大学で制作した作品やアプリの画面などを複数配置し、簡易的なポートフォリオとしてまとめるのもおすすめです。ものづくりに対する情熱や実際のスキルレベルを視覚的に証明できるため、デザイナーやクリエイター、エンジニア職を志望する就活生に合った自己PRの方法といえます。
単に完成品の写真を並べるだけでなく、作品の意図や制作過程で直面した課題をどう解決したのかという説明文を添えることで、自分の思考プロセスを深く伝えられるでしょう。
4.写真を使用する
大学時代に最も打ち込んだ活動の様子を、写真を中心に構成して伝えるオーソドックスな自己PRの方法もあります。サークルでの合宿風景やアルバイト先での笑顔の写真、ボランティア活動中の真剣な表情など、文章だけでは分からないリアルな姿や雰囲気を採用担当者に伝えられるでしょう。
写真は自分の顔がはっきりと写っているものを選ぶと、自分の人柄や普段人前で見せる表情がダイレクトに伝わり、面接の場でも「この写真のときはどんな状況だったの?」と会話のきっかけを生み出せます。また、写真は視覚的な証拠となるため、行動力や協調性をアピールしたい方にとって効果的なアプローチになるでしょう。
5.イラストを描く
絵を描くことが得意な場合、自分の似顔絵や経験したエピソードをオリジナルのイラストで表現すると個性が際立ちます。手描きのイラストであれば温かみや親しみやすさを、ペンタブやデザインソフトを使ったデジタルイラストであればPCスキルやデザインスキルをアピールできるでしょう。
イラストはプロ並みの絵である必要はなく、自分の人柄や個性がにじみ出るようなオリジナルのタッチであることが重要です。全体のレイアウトを絵本のように仕立てたり、図解の一部にイラストを添えたりすることで、豊かな表現力やユニークな世界観を伝えられます。
6.漫画風にする
自分が経験した挫折や成功体験を、4コマ漫画や1ページのショート漫画仕立てにしてストーリー展開する自己PRの方法もあります。コマ割りや吹き出し、効果音など漫画ならではの表現技法を活用することで、文章だけでは重くなりがちな話も魅力的なエンターテインメントとして読んでもらえるでしょう。
起承転結を意識して構成を練る必要があるため、情景描写の能力や相手を楽しませようとするサービス精神が評価されます。遊び心を許容してくれる風通しの良い企業やエンタメ業界、広告業界などを志望する就活生にとって、自分を強く売り込みやすい自己PRになるでしょう。
7.取扱説明書(トリセツ)風にする
自分自身を一つの製品に見立て、その特徴や扱い方を取扱説明書(トリセツ)のようなフォーマットで解説する手もあります。基本スペックとしてプロフィールを記載し、「長所と短所」を「製品の特長と使用上の注意点」に言い換えるなど、ユーモアを交えつつ客観的に自己分析できていることをアピールできるでしょう。
さらに、モチベーションの源泉を「こんなときはこうすると動きます」といったように記載することで、採用担当者が入社後のマネジメントをイメージしやすくなるというメリットもあります。遊び心と自己客観視のバランスが絶妙なため、多くの業界で好意的に受け取られやすい人気の表現方法です。
8.新聞風(号外・スポーツ紙)にする
これまでの実績や今後の意気込みなどを、新聞の号外やスポーツ紙の一面を模したレイアウトで大々的に紹介する手法もおすすめです。「●●大学の××、△△への入社を決意!」といったインパクトのある大きな見出しを配置し、その下に本文となる詳細なエピソードを記事風に流し込みます。
新聞風にする場合は、優先順位をつけて情報を整理する編集力が総合的に試されるでしょう。マスコミや出版業界を志望する就活生にはもちろん、ユーモアのセンスや企画力をアピールしたい就活生にとっても、面接の場で採用担当者との会話を盛り上げるコミュニケーションツールになります。
9.旅行のパンフレット・ガイドブック風にする
自分の人生や経験を一つの旅行先に例え、「●●(自分の名前)の歩き方」といったガイドブック風の構成でまとめる見せ方も効果的です。ターニングポイントとなった出来事を「おすすめスポット」、強みや特技を「名物」として紹介するなど、読んでいる採用担当者がワクワクするような工夫を凝らすことができるでしょう。
旅行のパンフレット・ガイドブック風の自己PRは、全体をカラフルでポップなデザインにまとめやすく、明るい人柄やポジティブな性格を視覚的に伝えるのに適しています。旅行業界やホスピタリティが求められるサービス業をはじめ、ホスピタリティ精神をアピールしたい就活生の方に向いているアプローチといえるでしょう。
10.SNSのタイムライン風にする
SNSのタイムライン画面を模倣して、日々の活動や価値観を表現するのも自己PRの方法です。写真とともに短いテキストやハッシュタグを並べることで、現代的でスタイリッシュな印象を与えつつ、端的に多くの情報を伝えられます。
いいねの数やコメント欄を活用して、周囲からの客観的な評価や友人との良好な人間関係をアピールするのも効果的な工夫です。トレンドに敏感なWebマーケティング業界やアパレル業界などを志望する際に特におすすめで、日常的にデジタルツールを使いこなすリテラシーや情報発信力などをアピールできるでしょう。
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自由形式の自己PRでほかの就活生と差をつけるコツ
自由形式の自己PRではデザインの専門的なスキルがなくても、いくつかのルールを意識するだけで洗練された内容に仕上げることができます。ここでは、自由形式の自己PRでほかの就活生と差をつけるコツについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
1.配色は同系色2つとアクセントの3色に絞る
自己PR全体に統一感をもたせるために、使用する色は同系色2つとアクセント1つの合計3色に絞りましょう。複数の色を使い過ぎると目がチカチカしてしまい、一番伝えたい情報が伝わりにくくなってしまいます。
応募先企業のコーポレートカラーやロゴに使われている色をメインカラーに採用すると、企業に対する志望度の高さや熱意を視覚的かつ暗黙的にアピールできるのでおすすめです。
2.文字サイズのルールを決めてメリハリを出す
ほかの就活生より読みやすい自己PRを作るためには、文字の大きさに強弱をもたせメリハリを出すことも大切です。大見出し、中見出し、本文などの要素ごとに文字サイズのルールを決め、自己PR全体でルールを徹底しましょう。
たとえば、キャッチコピーは最も大きく太いフォントで配置し、詳細を説明する本文は標準的なサイズにするなど、明確なコントラストをつけます。メリハリがあることで最も伝えたいポイントや要点がどこか分かりやすくなり、自己PRの内容を理解してもらいやすくなるでしょう。
3.長文は箇条書きにして簡潔にまとめる
長い説明が必要なエピソードや複数の強みを伝える際は、文章を短く区切り、箇条書きを活用して簡潔にまとめましょう。
自由形式の自己PRにおいて、履歴書のように文字が詰まった長文は読解に時間がかかります。限られた時間で書類に目を通す必要がある採用担当者にとって、過度な長文は敬遠される要因になるので注意しましょう。
自由形式ではない通常の自己PRにおいても、文章の長さや文字数のバランスは重要です。詳しくは、「自己PRの文字数はどのくらいにすべき?適切な長さに調節するポイントを解説」の記事をご一読ください。
4.白黒の印刷でも映えるよう余白を設ける
自己PRが書かれた書類が白黒に印刷されても映えるよう、文章のまとまりごとにある程度余白を設けることも大切です。
企業側が採用担当者に書類を配布する際、白黒でコピーして渡すケースも少なくありません。そのため、カラー印刷を前提とした自己PRを作成すると、白黒になったときに文字が背景に溶け込んで真っ黒に潰れてしまう恐れがあります。
これを防ぐためには、文章のまとまりごとに余白の確保を意識して自己PRを作成することが大切です。文字の周りや写真の周囲に意図的に何もないスペースを作ることで、白黒コピーでも情報がごちゃつかず、スッキリと洗練されたデザインを維持できます。
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自己PRを自由形式で作るときのチェックポイント7選
自己PRが完成したらすぐに提出するのではなく、客観的な視点で最終確認を行うことが大切です。作成中はデザインやレイアウトに夢中になり、本来伝えるべきアピールポイントが抜け落ちてしまうケースもあります。
ここでは、自己PRを自由形式で作るときに確認したい7つのチェックポイントを解説。不備のない自己PRで自分をアピールするためにも、ぜひご一読ください。
1.自己PRに不可欠な要素が揃っているか
自由形式の自己PRで陥りやすい失敗は、見栄えにこだわるあまり、肝心の自己PRとしての機能が失われてしまうことです。氏名や大学名といった基本情報はもちろん、強みやそれを裏付けるエピソード、入社後の展望という自己PRに不可欠な要素が網羅されているか、作成後は必ず確認してください。
どれだけデザインが優れていても、自分の人柄や能力が採用担当者に正しく伝わらなければ本末転倒です。デザインはあくまで情報を魅力的に伝えるための手段であることを忘れず、内容の充実度を優先して自己PRを作成しましょう。
2.画像やイラストの画質・クオリティは適切か
使用した写真やイラストの画質やクオリティが十分であるかどうかも、採用担当者の印象を左右する重要なポイントです。パソコン上ではきれいに見えていても、印刷すると画質が粗くモザイク状にぼやけてしまうことはよくあります。
画質の低い素材を使用すると、自己PR全体が雑に見える印象を与えてしまい、せっかくの内容を正しく評価してもらえない恐れも。提出前には必ず実物大でテスト印刷を行い、写真の表情がはっきり見えるか、イラストの線がくっきりと出力されているかなどをチェックしましょう。
3.誰が見ても意図が伝わるデザインになっているか
自己PRを作った自分自身はすべての文脈を理解しているため、完成品に多少の不備があっても問題ないと判断してしまいがちです。
しかし、初めて自己PRを目にする採用担当者にとっては、情報の流れや配置を直感的に理解できないこともあります。専門用語を多用していないか、視線の誘導が自然に行われているかなどを客観的に見直してください。可能であれば、家族や友人、大学のキャリアセンターの職員などの第三者に一度読んでもらい、率直なフィードバックをもらうのがおすすめです。
4.デザインは企業の社風やTPOに合っているか
自由形式とはいえ、企業への提出書類である以上、最低限のビジネス的配慮は自己PRにも欠かせません。作成したデザインが、応募先企業の社風や業界の雰囲気に適しているかを冷静に見極めましょう。
たとえば、堅実さを重んじる企業に対して派手過ぎる色使いや奇抜過ぎるレイアウトを用いると、「自社には合わない」と敬遠されるリスクがあります。しかし、社員に遊び心を求める企業であれば、少し型破りな表現が高評価につながることも。事前に行った企業研究をもとに、その企業の採用担当者が受け入れやすいトンマナに仕上がっているかを確認することが大切です。
就活において、応募先企業の志望動機が社風になることもあるでしょう。「志望動機で『社風』を伝えても良い?効果的なアピール方法や例文を紹介」の記事では、社風を志望動機にする場合のアピール方法を解説しているので、ぜひご一読ください。
5.余白が極端に多過ぎないか
前述のとおり、読みやすさを担保するための適度な余白は必須ですが、それが行き過ぎてスカスカな自己PRになっていないか注意が必要です。
余白が極端に多過ぎると、採用担当者に「アピールすることがないのか」「途中で作成をあきらめたのでは」といったネガティブな印象を与える可能性があります。スペースが余ってしまう場合は文字を大きくして誤魔化すのではなく、エピソードをより具体的に深掘りしたり、関連する写真や図解を追加したりして、内容の密度を高める工夫を凝らしてください。
6.手抜きに見える出来になっていないか
自由形式の自己PRは、かけた時間と熱意が見栄えに直結します。誤字脱字がないか、写真や図形の配置が不自然にズレていないか、フォントの種類が意図せずバラバラになっていないかなど、細部の仕上げを徹底的に確認しましょう。
小さなミスが放置されていると、「仕事でもケアレスミスをするのではないか」と実務能力に対する懸念を抱かせてしまいます。最後まで気を抜かず細部にこだわることで、几帳面さや誠実さなどのアピールにつながるでしょう。
7.最後に入社後の活躍イメージや熱意を示しているか
自己PRの締めくくりには、応募先企業に対する熱意や入社後のビジョンが記載されているかも確認しましょう。魅力的な過去の経験や強みをアピールしても、それが「入社後にどう活かされるのか」という未来への接続がなければ、採用の決定打にはなりません。
過去の実績の羅列で終わるのではなく、「この経験を活かし、御社の●●事業で××として貢献します」といった宣言をすることで、単なる自己紹介からプレゼンへと進化させられます。
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自由形式の自己PRの作り方に悩む就活生の方へ
自由形式の自己PRは難易度が高いと感じるかもしれませんが、基本は通常の自己PRと同じく「強みを分かりやすく伝えること」です。奇抜さよりも一貫性と具体性を重視し、自分らしさが自然に表れる構成を目指しましょう。
自己PRの作成で何をどうアピールすれば良いか分からないとお悩みの方は、就職エージェントの利用がおすすめです。キャリアチケット就職エージェントでは、専任のアドバイザーがあなたの過去の経験を丁寧に深掘りし、自己分析をお手伝い。書類添削や面接対策も行っているので、企業の採用目線で適切なレイアウトや表現方法の客観的なアドバイスも受けられます。プロの視点を取り入れ、自信をもって提出できる自己PRを完成させましょう。
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自由形式の自己PRに関してよくある質問
ここでは、自由形式の自己PRに関してよくある質問にお答えします。
Q.自由形式の自己PRは手書きとパソコンどっちが良い?
A.企業から指定がない場合、基本的にはパソコンでの作成をおすすめします。ビジネスの場ではWordやPowerPointなどを使った資料作成をする機会が増えるため、パソコンで作成することでPCスキルやレイアウトの構成力も同時にアピールできるからです。
ただし、温かみや情熱を伝えたい場合や、字の美しさに自信がある場合は、あえて手書きを選ぶのも有効です。志望する企業の社風やアピールしたい強みに合わせて選択してください。
Q.自由形式ならイラストのみの自己PRにしても良い?
A.イラストのみで自己PRを表現する方法もありますが、あまり好ましいとはいえません。絵のみの自己PRは抽象的になりがちで、伝えたいことが分かりづらくなってしまう可能性が高いからです。
どうしてもイラストのみで伝えたい場合は、作成した自己PRを家族や友人などの第三者にチェックしてもらいましょう。第三者の解釈と自分の解釈が一致していれば、採用担当者に伝わる可能性も高くなります。ただし、余程の絵に自信がない限り、イラストのみの自己PRは控えたほうが無難です。
Q.自由形式でも文章だけの自己PRにして良い?
A.自由形式の自己PRで文章のみの説明しかない場合、アピールしたい内容が伝わり切らない可能性があります。どうしても文章のみで挑む場合は、文字の大きさを変えたり強調したい箇所にマーカーを引いたりと、伝えたいことを際立たせる工夫をしましょう。
ただし、文章に余程の自信がない限り、文章のみの自己PRはおすすめできません。企業が自己PRを自由形式にした目的を考えると、通常の自己PR欄と変わらない文章のみのアピールは「こちらの意図を理解していない」と判断される恐れがあるでしょう。
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