【就活お悩み相談室 #3】面接対策、何をすればいいのかわかりません

こんにちは。キャリアチケットのキャリアアドバイザー・樋口です。私は就活のプロとして日々学生の就活の相談に乗っていますが、みんなそれぞれ違う悩みを抱えています。今回取り上げるのはその中でも多い「面接対策は何をすればいいのかわからない」という悩みについて。面接に落ちてしまうことが多いという方向けに、その対策方法について答えていきたいと思います。
 

キャリアアドバイザー

樋口 美和子(ひぐち・みわこ)

大学在学中にインターンシップの斡旋団体に所属。卒業後にレバレジーズ株式会社へ入社。入社後はキャリアチケットの立ち上げメンバーとしてキャリアカウンセリングを担当。一人ひとりの気持ちに寄り添い本人の価値観に合った学生のキャリア支援をしています。

 

「話し方」を磨く前に「話す内容」を磨こう

前回のコラム(面接が苦手で落ち続けています。面接官って何を見ているの?)でもお話しましたが、面接において企業は様々な観点から学生を評価しています。面接対策というと、面接に通過したいあまりに面接のテクニックばかりを磨きがちですが、何よりも先に「話す内容」をしっかりと磨くことが必要です。

この時期キャリアチケットには「面接に落ちてしまうので面接対策をしてほしいです」と相談に来る学生が多いのですが、話を聞いてみると、面接で伝えるべき内容と伝え方、その2つが上手く結びついていないなと感じることが多いです。

特に就活の軸が企業に合っていなかったり、就活の軸と話の内容がズレてしまっている場合が多いため、私はカウンセリングではまず学生の就活の軸を改めて見直すところから始めるようにしています。

今回はそんな就活の軸や話の内容をどう見直せばいいかについて解説していきます。
 

「就活の軸」はすべての基本

そもそも就活の軸とは何でしょうか?

就活の軸とは「仕事を通して実現したいことを叶えるために必要な要素」のことです。まずは「仕事を通して実現したいこと」を考えてみましょう。これは「何のために仕事をしたいのか」「仕事を通してどんな人になりたいのか」「仕事を通してどんな生活を送りたいのか」ということです。

そのために必要になってくる要素が就活の軸であり、これは業界や職種、企業選びの基準にもなりますし、軸がしっかり定まっていると一貫性を持って話ができます。
 

逆に働く目的や就活の軸がはっきりしていないと、志望動機を上手く伝えることができません。この就活の軸を決めるために必要なのは自己分析です。自分の価値観や強みを明確にするために、学生時代に頑張った経験を振り返り、「なぜそれを頑張ることができたのか?」「何をやりがいに感じたのか?」を整理して考えてみてください。


そうやって自己分析を行うことで自分が何のために働きたいのかが見えてくるはずです。自己分析を通して見つけた「働く目的」は次のようなものが挙げられます。
 
<働く目的の例>
・新しいものを生み出してたくさんの人に影響を与えるため
・関わった人に感動を与えるため
・自分と同じ失敗経験をする人を減らすため
・関わった人たちの人生を、楽しく豊かなものにするため

そして働く目的を実現するための目標、「就活の軸」の例も見てみましょう。
 
<就活の軸の例>
・実力が評価される制度が整っている
・専門的な知識やスキルが得られる
・様々な人に会って刺激をもらえる環境
・お金を稼げる
・若いうちにマネジメント経験が積める

この就活の軸が決まると、ようやく自分に合った業界や職種、企業選びができるようになります。また、就活の軸は「どんな環境で働きたいか?」「どんなスキルを身につけたいか?」「どんなやりがいを持って働きたいか?」の3つの観点で考えてみるといいでしょう。

「働く目的」と「就活の軸」が固まったら、次は面接で伝える内容について考えていきます。

話の内容は就活の軸に紐付くように

まず、面接で伝えたい内容を紙に書き出してみましょう。「面接はすでに何度か受けているし、話す内容は完璧だ」と思う方も、下の図の空白部分について書いてみてください。
 

書き出した内容を眺めてみて、これまで自分が面接で話してきた内容はすべて就活の軸に紐付けられるでしょうか? もしつながらないと感じる項目があれば、軸がブレていたり話に一貫性がないせいで落ちてしまっている可能性があります。それではどのような点に注意すべきか解説していきます。
 

・過去のエピソードは就活の軸に対して信頼性を生む

まずは過去のエピソードと就活の軸が紐付いているか確認してみてください。この2つが紐付いていると、軸に対して過去のエピソードの説得力があるということです。

また、面接官は過去のエピソードからその学生の行動特性や価値観・性格もチェックしています。これは職種の適性があるかどうかや社風に合っているかを判断するためです。例えば、営業職を志望している学生が「目標に向かって粘り強く頑張った経験」について話していたら、「営業として目標を達成してくれそう」と入社後の活躍がイメージできます。
 

・就活の軸と志望動機は一貫性をもたせる

では、志望動機はどうでしょうか? 志望動機を書くときは、業界・職種・企業という3つの観点で内容をまとめていくのがポイントです。

「なぜこの業界なのか?」は、働く目的がその業界で成し遂げられるものであれば説得力があります。そして「なぜこの職種なのか?」は、就活の軸の「どんなスキルを身につけたいのか?」に紐付くように。そして「なぜこの企業なのか?」は、就活の軸の「どんな環境で働きたいか?」に紐付けて考えてみるといいでしょう。
 


以前私がカウンセリングを担当した学生で、メーカーのエンジニアを中心に受けている学生がいました。そのときに作成した面接対策シートが以下になります。過去のエピソード、就活の軸、志望動機を組み立てる際に、ぜひ参考にしてみてください。
 

もちろん面接では話の内容だけでなく、話し方を通して学生の印象やコミュニケーション能力もチェックされています。ただ、まずは面接で話したいことをしっかり整理することから始めてみてください。そのうえで模擬面接のような練習を行うと、面接の通過率はぐっと上がるはずです。

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